勝敗グラフ中日ドラゴンズ選手名簿(おたんじょうび帖)中日ドラゴンズ年俸ランキング全日本年俸ランキング・全国版高額年俸ランキング・球団別表彰選手セ・リーグ個人成績パ・リーグ個人成績
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birth of オレ 2003/10/07→12/31

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2003/10/07落合博満、監督就任

来年は180度野球が変わると思います。

▼中日の新監督に落合博満氏(49)=野球評論家=が就任することが7日、決定した。中日からの監督就任要請をこの日、正式に受諾。落合氏は静岡・富士川町のゴルフ場で取材に応じ、早くも現役時代と同じ“オレ流”で臨むことを強調し、同時に日本人の四番打者を育成する方針を明らかにした。契約年数は3年で、8日に名古屋市内で就任会見が行われる。

▼「球界も、オレにも来るような時代になったのかと。一生ないと思っていた。やりたい人がいっぱいいて、そういう人がやるものだと思っていた。どうしてもやりたい仕事ではなかったが、やりなさいということなんだろうと思った」。球団側から電話で監督要請を受けたのは6日夜。「初めに名前が出たときは本命は他にいてオレはダミーじゃないかと思った。女房(信子夫人)が“やってもいいよ”と言ってくれたので前向きになった。いいと言わなければ無理だった」「誰かを手本にしようという気はない。独自のものをつくり上げる。単純な野球。それが一番難しい」。監督どころかコーチ経験もない落合氏だが、「若くて潜在能力の高い選手はたくさんいる。今の選手に10%ずつ力をつけてもらって、若い四番打者を育てられれば十分戦える」「7年間お世話になった。1億円を最初にくれたのも中日。名古屋は住みやすいし、熱狂的なファンも多い。やりたくてもできない人にうらやましがられるような野球をしたい」(スポニチアネックス)
▼「補強はしない。現有戦力の10%の底上げで優勝できる。どうしても入りたいという選手だけはテストする」

▼プロ野球の中日が8日、名古屋市内で落合博満氏(49)の新監督就任を正式に発表した。濃いグレーのスーツ姿で現れた新監督は「どういうタイプの監督になるかは(過去の)だれにもあてはまらないでしょう。選手は自分の子どものようなもの。最後にみんなで笑いたい」と、終始穏やかな表情で話した。コーチ経験はないが「不安は一切ない」と言い切り、「負けたら責任は自分が取る。こういう野球をやるんだという信念だけはぶれてはいけない」と、強い決意を表明した。「中日は今の戦力の底上げをやれば十分戦える。選手を育てながら勝つ。最初から負けてもいいなんていう指揮官はいない」「野球は生で見て、肌で感じるもの。1人でも多くわれわれの勇姿を見にきてほしい」と、ファンへメッセージを送った。

▼「監督候補として落合が評価されたのは、言いにくいけど、ずばり星野仙一対策。毒をもって毒を制す」(増田中スポドラ番キャップ)▼谷沢健一:「落合監督が決まるまで、私の所にもよく電話が掛かってきた。あるアナウンサーから、谷沢さん監督就任有力だからコメント考えといた方がいいですよと言われて、その気になりましたよ。寝ずにコメント考えた」峰:「じゃあそのコメントは次回ということで・・・」(ドラHOT)▼落合監督の印象:井端「貫禄ありました。何しゃべられても『はい』としか言えない」荒木「テレビで見たまんまだった」▼白井文吾オーナー(75=中日新聞社会長):「落合監督には大きな期待とともに、『あの変わり者が…』と皮肉を持って眺める人がいる。しかし私は経験豊かで理論、洞察力もしっかりしている人だと思う。監督は燃えています。その期待に選手諸君も応えて欲しい」

▼落合監督:「選手はチームのためでなく自分のために野球をまっとうして欲しい」「三拍子そろった選手をつくろうとは思いません。自分はこれで生きていくというものを自分でつかんでください。お互いにないものをお互いでカバーしていく。来年は180度野球が変わると思います。今レギャラーでいるものもうかうかしていれられない。キャンプは泣いてもらいます」「一番しっかりしなくてはいけないのは私」(ローズについて)「ローズが来てレフトを守らせるのか?。じゃあ関川、大西、井上はどうするんだ」▼今秋キャンプからティー打撃廃止(報知)▼新コーチ7人が秋季練習開始前にナゴヤ球場内で会見。ヘッド格の鈴木投手コーチは「ボクは落合監督の補佐役。チームのしわのアイロンがけをします」と発言したが、落合新監督は新陣容のまま契約期間の3年間を過ごすことを明言した。「1人か2人は補充するかもしれないが、この陣容は3年間変わらない」。また一、二軍の振り分けに関しては「振り分けは2月の終わりくらいにします」と語った。(SANSUPO.COM)▼鈴木孝政新ヘッド兼投手コーチが31日、大塚晶則投手が残留した場合の、先発転向プランを披露。だが、伝え聞いた大塚はあっさり拒否した。(SANSUPO.COM)

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2003/10/17初顔合わせ

この1年間はトレードもしない。解雇もしない。

▼落合博満新監督(49)が17日、秋季練習がスタートしたナゴヤ球場でナインと初めて顔を合わせた。選手へのあいさつで「この1年間はトレードもしない。解雇もしない」と異例の公約。「このメンバーで戦います。脱落者は出しません。この1年間はトレードも出しません。解雇もしません。1年の猶予を与えます。腹を据えて11月のキャンプを迎えてください」。よさこいリーグ組、オーバーホール組を除いた30選手の前で言い切った。すでに「補強はしない」と明言していたとはいえ、他球団からトレードを持ちかけられる可能性はある。だが新監督は1年間の封印を宣言。極めて異例のあいさつだ。「1人としていらない選手はいない。その選手が何を見せてくれるかなんです。いまはクビ、トレードが不安な時期。それをなくしたかった」。スタート地点が現在の支配下60選手の底上げ。だからこそ当落線上の選手の不安を取り除きたかった。
▼つまり戦力外通告は10月7日までに球団が終えていた、ってことか。
▼あいさつでは「三拍子そろわなくていい。一拍子でいい」と長所の重点強化を指示。また、近鉄から退団する可能性が出てきたローズに関しても「レフトには関川、井上、大西がいる」と獲得を否定した。「シーズンには6連戦がある。体が慣れるだろう」と秋季キャンプから異例の6勤1休も明言。“地獄キャンプ”を乗り越えて戦力になれるか。“オレ流監督”は全選手の潜在能力にかけている。

2003/10/17日本シリーズ直前、星野仙一阪神監督突然の辞任。

▼『星野監督の勇退報道は中日ナインにも衝撃』:立浪「新聞を見て知った。驚きました。体が悪いというのは知っていましたが…。すべての面でボクがいまがあるのは星野監督のおかげ。とにかく最後の日本シリーズを頑張ってほしい」。川上憲伸「相当体が悪いと聞いていましたからね。ボク的にもユニホームを脱いだ方がいいんじゃないかと思っていた。ゆっくり休んでほしい」(SANSUPO.COM)

▼オレ:「星野監督、長い間本当にお疲れさまでした。だいぶ体が悪いと聞いています。ゆっくり養生してもらい、また球界(現場)に戻ってきてもらいたいと思います。岡田新監督、お互い頑張りましょう」おお、この当時は大人のコメントもできたのか。

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川相/英二/荒木川相の存在はチームにとっても大きくなると思うよ。

▼落合新監督が川相にラブコール(報知)▼落合発言に川相「うれしいですね」(日刊)▼中日は21日、川相昌広内野手(39)を秋季キャンプでテスト生として受け入れる方針を固めた。同日朝、川相自身から球団に受験希望の電話があり落合監督が承諾した。「川相の存在はチームにとっても大きくなると思うよ」▼落合英二 残留へ「日に日に残留の気持ちが固まってきた。正式な返事は日本シリーズの後」▼荒木雅博内野手(26)「秋季キャンプでは守備しかしませんよ。特にスローイングですね」今季は右ひじ故障が原因で失策を連発した時期、送球するのが怖くなる「イップス」という症状になった。それだけにスローイング改良にかける思いは強い。(日刊なにわ)

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2003/10/25車の運転以外は制約なし。

秋季キャンプに「家族、恋人同伴OK」

25日、大阪市内で披露したキャンプ方針は単純明快。車の運転以外は制約はなし。自由に、ただし目的意識をしっかり持って取り組むことだけを強調した。「例えば、家族や、彼女を連れて来ても、まったく構わないよ」。これまで休日などに限られていた面会もオールOK。選手個々の自覚を重んじる姿勢はグラウンドでも同じだ。「押し付けの練習はやらせない。どういう選手になればレギュラーを奪えるか。それを考えていけば、やるべき練習ははっきりしてくる。個人練習? どんどんやって欲しい」とそれぞれの“オレ流トレ”を期待した。自由を与える反面、厳しさもある。「フルイにかけていくのが監督の仕事。この世界で生きていける何かを見せてくれ、ということだよ」と落合監督。11月5日にスタートする沖縄秋季キャンプは徹底的に個性を磨く場となりそうだ。(日刊スポーツ)

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interview落合博満インタビュー by 関根潤三さん

汚く1点を取り、1点をやらない野球をやるしかないだろうと

関根:「うん。うん」
「打線で勝たなきゃいけないってんだったらテコ入れするの。ところがピッチャーで勝たなきゃいけないチームだけに、打線のテコ入れっていうのはそんなにする必要ないだろうと思ってるの。ただその代わり上(HR)行かれたら困りますよ。何本もね。もう手の打ちようなくなっちゃうから。だからそれ抑えるために、ピッチャーにはこういう攻め方してくれっていうのは、こっちはノウハウ教えるし、キャッチャーにも、こういうリードしてくれっていうことをやらせるし。で、1点取れないんだったら1点をやらない野球をやるしかないだろうと」
関根:「うん、まあピッチャーっていうか、バッテリーだよね」
「ええ」
関根:「で、守りはいいと」
「はい」
関根:「で、打つのもまあ適当には点取るだろうと」
「ええ」
関根:「ということになると・・・」
(落合、ニヤリと笑って頭のこめかみに人差し指)

関根:「守り主体になる?」「守り主体になります。守る野球になると思う。だから面白い野球にはならない」関根:「来年の落合野球は、クロスゲーム?」「んー、なると思います。うーん、だからって、じゃあ初回からバントするとかね、そういう野球にはならないとは思うしね。ただ相手のピッチャーと自分とこのピッチャーを見ながら、このゲームは何点勝負になるのかなっていうことを考えて、先々と仕掛けていかなきゃいけない、点数取りにいかなきゃいけない、まあでも、キレイな点数の取り方じゃなくて、まあ、きったねえなぁこの点数の取り方っていう(笑)、そういうあれでいいんだろうと思うの」
関根:「うん、相手がガクンとくるような点の取り方ね」
「うん。極端な話すれば、初回ノーアウト満塁、ゲッツーで1点で終わった、俺これでイイっていう、そういう野球。なにもそこで2点も3点も欲しがるんじゃなくて、ゲッツー打ってくれたら『なんでお前そこでゲッツー打つんだよ』って言うんじゃなくて、『よくゲッツー打って1点取ってくれたアリガト(拍手パチパチ)』って、こういう野球だと思います。それが点取りゲームだと思うの」
関根:「・・・ふーん。派手な野球じゃないと?」
「はい」

関根:「ペナントレース考えると、最後まで地味にこう、いやらしく、くっついて行く?」
「ええ。と思います。抜け出せることはないだろうと思う。最初からポーンと抜け出せることはね。だからまあ、足並みを揃えながら、最後は頭一つ、鼻差でいいんです。それでポンと行ってくれれば。まあ先行って逃げるんだったら逃げてもいいし」
関根:「あのねえ、あのねえ監督ねえ、1年目から贅沢言っちゃいけないよ」「ハハハハハ(笑)」関根:「最終的に、監督の、一番のこう何て言うの、こういう風なチームが作りたいというのに、何年先?」「いや来年出来るでしょう」関根:「まぁたー」「出来るって」関根:「簡単に言うなっていうの」「いやぁだってこんなもの親玉が簡単に言わなかったら選手ついてこない」関根:「あぁそっかぁ」「そりゃそうですよ。このチーム二位でいい三位でいいAクラスでいいなんて誰が野球やりますか。狙うはひとつ日本一って(照れ笑)。ここしかないの」関根:「本音で言ってるの?」「本音で言ってるのこれは」

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2003/10/28長嶋コーチ獲得へ

▼中日が、今季限りで阪神退団が濃厚となっている長嶋清幸守備走塁コーチ(41)の獲得を目指していることが明らかになった。中日は来季の組閣終了を宣言していたが、同氏の阪神退団で再考。91年から2年間、中日でともにプレーした落合監督も、その野球への情熱を十分理解している。

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2003/11/04秋季キャンプ直前

全体練習を極力減らす。

▼落合監督 秋季キャンプ過酷プラン明かした。バテても走れ 泣いても走れ とにかく走れ 脱落者は置いていく(中スポ)▼11月5日から沖縄・北谷球場で秋季キャンプを行うチームは落合博満新監督(49)と選手47人が4日午後、沖縄入り。恩納村内の宿舎で行なった落合中日として初の全体ミーティング:「練習して体を強くして野球が上手くならないといけない。必要な選手には練習時間は長くなる。一切の薬物使用は認めない」。選手によっては4、5時間バットを振り続ける者や2、3時間ノックを受け続ける者も出るという。公式戦のスケジュールに合わせた6勤1休スタイル。目標に掲げる「現有戦力の10%の底上げ」へ向けて、前代未聞のキャンプが始まる。

▼『落合博満の超野球学(1)』より:「野球を始めたばかりの子供たちには、ボールを打つことの楽しさを教えるのも大切だ。だが、高校生以上の選手、少しでもレベルの高いところでプレーしたいと思っている選手には、練習が楽しいかどうかは関係ない。身に付くことを繰り返しやるべきだ。私の経験から言うと、単純で面白みのない練習ほど、その重要度はアップしていく。バッティング練習の基本は、やはり素振りなのだ」「成長途上にある若い選手は、極端に言えば休ませてはいけない。吸収力の高い時期に休んでしまうと、成長が著しく止まってしまう可能性もある。また、仮に1ヶ月の休養をとると、3ヶ月やり直さなければ元の状態に戻らないとも言われている。こうしたことを避ける意味でも、若い選手には簡単に休みをとって欲しくないし、指導者にも鍛える手を緩めないでもらいたいと思う」

▼グラウンドには“フレックスタイム制”による時差出勤、ランチタイムなし、全員そろっての朝食なし。秋季キャンプの方針は徹底的に一芸を磨く個人練習の強化だ。桜井のように打撃の強化指定を受けている選手は、ひたすら振り込む。攻守走すべてのレベルアップを求められる荒木は、もしかしたらわずかな全体練習をしている余裕すらなくなりそうだ。 個人練習の強化のために、全員練習を極力、減らす。全員での朝食もいらない。“強化メニュー”に合わせて早く出掛ける選手もいれば、体調に合わせてゆっくり出掛けるベテラン選手もいる。帰りもそう。すべて選手の都合次第。ランチも時間を取る必要なし。朝の散歩はしない。野球の練習に関係ないからだ。 「すごく分かりやすいし、やりやすそう。自分の練習にとにかく専念できるし、やってやろうっていう気になる」(仲沢)と若手は前向きな姿勢。

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2003/11/05秋季キャンプ開始

質のいい練習量こなしたヤツが生き残っていく。右の四番候補は6人いる。

▼沖縄秋季キャンプ開始。守備練習ほとんどなし、ひたすら振るメニュー。前田新、森岡、仲沢、湊川のグループのメニューに書いてあるのは「マシン打撃」と、わずか5文字だけ。一日中打ったという印象。荒木とか森野は守備ノックもあったがその後は2時間の打ち込み。投手の量は変わらないが野手の量はすごい。11/25まで6勤1休、26日名古屋に帰る。打撃投手などが心配、最後までもつか。オレ竜、報道陣に「あなた方の中で投げられる人がいれば投げて欲しい」▼月ドラのカメラマン語る「雰囲気が違う。選手が全員で走る全体ランニングなし、円陣を組んでのスタートもなし。全体の写真が欲しいと言われるとツライ」▼「右の四番候補は6人いる」。桜井好実、田上秀則、高橋光信、幕田賢治、仲澤忠厚、前田章宏(推定)。

▼前田章「1つ1つの練習が長いのでじっくりやれるけど、疲れる。本当にへとへとになるのでその限界の時に理想のスイングが見つかるような気がします」▼関川「打撃が1時間ぶっ通しとかきついメニューが多い。ただ考えてやれば自分のためになる。監督が(4日の)ミーティングで言ったように自分のためにやるしかない」▼櫻井:一日打ってた。▼筒井:善村、幕田と同じ、ひたすら打つ組。屋内練習場で打ってた(普通は雨の時にしか使わないが1,2軍振り分けなしで打てる場所を求めて)「こんなにキャンプで打ったの初めて」▼川上、大塚:ずっと走ってた。▼川崎:ゆるいボールを覚える。これに取り組む。これを覚えなくては復活はない。▼田上:前田章と常に一緒に動いてた。まず打撃練習。そして投手の球を受ける役。あとはひたすら打ってた。▼荒木:守備練習中、落合監督からノックを打つよう命じられる。「ノックを打つことでトップの位置を修正できた。なるほどなと思いましたね」「普段なら練習後にも何かやろうと思うけど、足がガクガクで何もやろうと思わない。こんなの初めてですよ。本当にきつい」「ああーこれがキャンプなんだよなという実感。いつもなら練習終わったあと打ちにいきたいって気になるんだけど、本当にハードだったからそういう気にならない。そういうキャンプ。ひとつひとつ長いから集中しなければならない。中身がすごいってことだと思う」オレ:「ボールを片手でトスした後に、バットを両手で持つだろ? 自然に構えたバットの位置がトップだ。この位置を意識しろ」▼森コーチ「改めて中日の投手はいい選手そろってるな」

▼オレ:(どんなキャンプになるんでしょうか)「野球漬けだけですよ。それ一点だけだと思います。それしかうまくならない。最終的に質のいい練習量こなしたヤツがこの世界で生き残っていくわけだから」「秋は一番野球がうまくなる時間。細かいシステムの連携、サインプレーは秋にはやりません。今は個々の力のアップ」「本当に泣くのはクビになったとき、そこで泣くより練習の時に泣いとけ」「投手にも野手にも、想像以上に面白い素材がいっぱい、いる。このメンバーで戦えるという確信が深まった」「これだけの戦力がありながらなぜ優勝争いできなかったのかが、僕は不思議だな」 「こんなに自分のユニホーム姿がカッコ悪いとは思わなかった。もうちょっと現役ん時カッコよく着てたような気すると思ったけどね」「まず振る力をつくってもらわないと。体力ね。経験から言って、やっぱ振ったヤツは勝つの。そんで、このチームは振らしてないの」

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続・秋季キャンプ

人間はほったらかされるのが一番つらいから。

▼櫻井「これだけ振ってると寝るときも手にバットを握ってるような感覚」▼前田章「手の皮は離すと痛いくらい」▼森野「こんだけ打つキャンプはないです」▼櫻井「やるだけやらないと。とにかく振ります。こんだけ振ったことはないんだけどしっかりいい機会なんでアピールしたい。色々修正したいポイントがある」▼高橋光「2日目で手の皮がボロボロ。今までの秋のキャンプとは違う。すごくいいキャンプで内容がある」「言ってることが意味わからないくらい疲れてる。しゃべれないくらい疲れてる」▼(15:00)2日目終わって見てどうですか?「誰が終わったといった。誰が終わらせるか」(17:51まで続いた)。俺:「ブルペンは楽しくて仕方がない。不安なら行かない」川上、野口も投げてたがずっと平井を見る。「カムバックしたなー。オレ(日ハム時代)よくあんな球打ってたな感心するわ」▼オレ竜、投球練習の始まる前のブルペンで投げ「10分ぐらいなら打撃投手ができるかな?」守備練習では森野を相手にノックバットを振った。「人間はほったらかされるのが一番つらいから」と練習の合間を見て小まめに声を掛ける。「もっとへたると思っていたが、みんな若い」と、厳しいメニューをこなす選手に満足げ。▼前田章「監督は本当によく声をかけてくれる。間違ったことをしてもすぐ修正してくれる。大きなミスになる前に教えてくれる」▼ 痛いと言える環境作り:三木、塚本両トレーニングコーチによる練習後の徹底チェック、さらに選手は各トレーナーに必ず体の調子を報告するよう落合監督から指示が出されている。故障防止のための二重の防衛網。.右中指骨折筒井、蔵本の右肘、森野左肘、土谷の脇腹は重傷に至る前に対処できた。▼オレ:「若い選手見てると楽しい。無限の可能性がある。自分が野球やってるより楽しい。選手が日に日にたくましくなる過程が見られるのはやってて楽しい」「ここから四番出しますよ」「ローズがもし右だったら欲しかったと思う」

▼森コーチ、中里を絶賛「やっぱりすごい」ケガから1年8カ月因縁の地・沖縄でブルペン入り、立ち投げ20球 「まず焦らず」▼大塚メジャー挑戦表明、目には涙。「悔いだけは残すな」そのひと言が後押し。▼「見せかけの筋肉を大きくしても意味がない。打つ筋肉は打つ動き、投げる筋肉は投げる動き、守る筋肉は守る動きで身につける。そうして体の芯から強くするんだ」「毎日、夕方5時は余裕で回っちゃうね。だいぶ選手の目の色も変わってきた。オレも、毎日見るものがいっぱいあって面白いよ」

▼落合構想の「右の四番」候補は桜井の他に、田上(2年目 23本塁打王) 高橋光(6年目28歳 未完の長距離砲) 幕田(7年目25歳 抜群の身体能力)らと思われる。高橋光は連日精力的にバットを振っている。毎日3,000スイング以上。おそらくチームナンバーワンの量。「初日から3日目までは本当にきつかった。ちょっとずつ余裕が出てきた。今度こその気持ちが強いです」▼井端「練習スケジュールがきつい。今日は落合監督のノックでいじめられた。特守が終わったらすたすたやって来たので嫌な予感がしたが、また始まった......」▼荒木、走打守で重点強化選手に指定。落合監督の打撃指導で「目からうろこが落ちた」。テイクバック、トップの位置などを指導された。▼恒例となった全体練習後の落合監督によるノック。この日の標的は荒木。約30分間の愛の鞭を受けた荒木は「さすがにノックがうまいですね」・・・「イレギュラーじゃないからそんなにきつくなかったですよ」と言いながら息が上がりっぱなし。オレ竜:「荒木の守備がうまい。この秋季キャンプでうまくなったよ。仲沢も成長したけどまだグラブさばきに差がある。決して追いつけない差ではないけど」

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Draft2003ドラフト会議

1位:中川裕貴(内野手/中京高)「高校通算28本塁打」
3位:石川賢(投手/八戸大)「159km剛腕・日本一の抑えになる」
4位:佐藤充(投手/日本生命)「燃える投魂・ストレートで押す」
5位:中村公治(外野手/東北福祉大)「また1人増えた右の四番候補」
6位:堂上剛裕(内野手/愛工大名電高)「父超えたい」
7位:川岸強(投手/トヨタ自動車)「強気で内角を攻めたい」
8位:小川将俊(捕手/日本通運)「谷繁さんの控えではなく、超える」

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大塚晶則大塚晶則移籍経緯の記録

▼大塚晶則31歳、10月なかばのコメント:「残留かポスティングかは五分五分。よく検討する」。オレ:「必要な戦力だと伝えているけど、夢だったら挑戦すればいい」「1月31日までに結論を出してくれれば」と、あくまで寛容。

▼ナゴヤ球場での秋季練習、10月末時点のコメント:「ポスティングに関する情報が来ていないので自分としても動きようがない。沖縄キャンプにも参加します」。たぶん同じころのミーティングにてオレ:「FAとかポスティングで出ても引き止めない。一緒にやりたいが、自分の人生なんで自分で決めろ。どっちに決めても応援する」

▼11/10、メジャー挑戦決意、沖縄県恩納村のホテルで汗だくになりながら会見。近鉄時代の2002年オフ、ポスティングに臨んだがオファーはなかった。失意の中、近鉄に戻ることなく今季途中、中日に移籍。抑えとして1勝17セーブを挙げた。「移籍当初は100%米国に行きたいと思っていたけど、1年間このチームでプレーしてきて迷った時期もあったし、このチームメートと優勝したいとも思った」「落合監督にも『悔いだけは残すな』と言われ、その言葉に後押しされた」。パドレスの入札参加が有力視されている。「パドレスは好きな球団の一つ。98年日米野球の時に会ったクローザーのトレーバー・ホフマンは憧れの人」「自信は当然ある。思い切ってやるだけ」目には涙。中日球団は10日にもコミッショナーにポスティングを申請、早ければ今週中にも交渉球団が決まる運び。

▼11/19、30万ドル(約3270万円)の入札額を球団が受諾し、落札決定。

▼11/20、コミッショナー事務局から中日へ連絡が入り、落札したのはパドレスと明らかになった。大塚本人とパドレスの条件交渉はこれからだが、契約成立は確実。「どんな契約でも行く気。とにかくあの舞台に立ちたい」。ポスティングシステムによる日本人選手の移籍は2001年イチロー、2002年石井一久 に次いで3人目。

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2003/11/19中里篤史(21)、リハビリ中に再び脱臼。

▼中里篤史(21)、19日練習後の夜リハビリを兼ねてプールで泳いでいた時、右肩に違和感。「肩が抜けた感じがした。何の前触れもなく突然のことだった」「前回と違い手は動くが、肩を動かすと痛い」「前回ほどではないと思うけど、同じ個所をやったことが悔しい」。20日緊急帰名、21日に名古屋市内の病院で検査を受ける。右肩は2002年2月、沖縄の宿舎の階段で転倒し関節唇および関節包に全治3カ月の損傷を負った個所。13日の契約更改では野球協約いっぱいの25%ダウンをのみ、再起への決意を新たにした直後のアクシデントだった。藤田チーフトレーナー:「言い方によっては亜脱臼と言えなくもない。定期検診も兼ね名古屋に帰した」

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2003/11/21ドミンゴ、村松、右の四番候補中村公治

▼横浜解雇のドミンゴを、中日獲得へ。伊藤代表「落合監督は投手は何人いても構わんという考え方なので、「どうでしょう」と振ってみたところ「じゃあ獲ってください」となった。12月に入って話をすればすぐにまとまるだろう」。オレ「投手は補強しないと言っていない。70人枠はあと一つある。使わない手はない。ムーア?それはない」

▼フロントはダイエー・村松有人外野手(30)のFA宣言に大ショック。今年のFA選手の中で中日が最も興味を持っていたのが村松だからだ。だが、落合監督と「補強はしない」と約束している。「ああいう走ってコツコツというタイプはウチにはいないし、出身が準地元の石川(星陵高)だから観客動員も見込めたんだが…」と球団首脳は未練たっぷり。「あのマニフェストさえなければ獲りにいけたんだが…」

▼落合監督「また四番候補が一人増えて7人になっちゃったよ」とドラフト5巡目の中村公治(東北福祉)を評価。

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2003/11/24秋季キャンプ終了

手締めなんてものは意味がない。

▼打ち上げの手締めについてオレ竜:「あんなものは意味がない。手締めは個別練習やってる人間も集めてやらなくてはいけないので非合理的だ」ということで明日も淡々と5時半まで練習をやって終わった人からホテルへ戻る。

▼高橋二軍監督談:「選手、コーチ、評論家としていろんなキャンプを見たけど、こんなキャンプは初めてだ。普通キャンプというのは一軍半の選手のアップを考えるけど、このキャンプは全員のレベルアップを考えていた。選手、裏方さんも頑張ってくれた。周囲に聞くとチームが明るくなったと言ってくれる。選手は自分たちにとってチャンスだと捉えてくれてるんじゃないかと思っている」走塁練習もなく、守備練習もほとんどない、打撃重視の野手陣の練習。「1日3時間以上振ってるんだから。打球の速さが違う。誰も練習を止めないから、みんなずっと打ち続けてる」「10%以上底上げできた選手もいるでしょう」▼うーやん;「四番候補?いますよたくさん。仲澤もいいね。パンチ力がある。ありゃセンスの塊だよ」▼荒木:「守備ではスローイングに課題があったが直せそうな感覚をつかんだ」打撃では落合監督のアドバイスでオープンスタンスに。「感じがいい。なんとか自分のものにしたい」▼井端:「非常に雰囲気が変わったでしょう。明るくなったでしょう。うちは強くなりますよ。胴上げしたいですからね」

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2003/11/29オレ竜宣言

私さえ間違えなければ、100%日本一になれます。

▼11/29:オフ恒例の「ドラゴンズカーニバル ファン感謝デー」ナゴヤドームにて。オレ:「来季はリーグ制覇ではなく日本一になります」「ここ(ナゴヤドーム)だけでなく、全国のドラゴンズファンの皆さまの熱い声援が必要です。応援をよろしくお願いいたします」 「オレはこれまでの野球を変えたいんだ。勝つための野球だ。秋季キャンプはそのための下地作りだった。全員を同じ土俵に上げた。これだけの潜在能力をもつチームは12球団見渡してもない。オレは負ける勝負はしない」「ちょっとした勇気と自信。この2つを選手たちにもってほしい。これまでしてきた野球を変えるためには、勇気と自分の能力に対する自信が必要なんだ。もっと自信を持っていい」

▼11/30:中日ドラゴンズOB会で挨拶。「監督に就任して以来、この戦力で大丈夫か、外国人を獲らなくていいのかと、いろんな心配をしていただきましたが、自信を持って言えます。この戦力で戦えます。今は日本一になることしか頭にありません。100%の確信を持って言えます。わたしさえ間違わなければ、来季、チームは昭和29年以来の日本一になれます」

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12月初旬秋季キャンプが終わって2週間

▼川相昌弘(39)正式契約。年俸は6000万円減の推定3000万円。「この4、5年、自分はレギュラーではなかった。中日では試合に出て、これまでで最高の成績を残したい。100試合以上の出場、打率も三割を打ってみたい」「川相といえば巨人というイメージを早く忘れていただいて、ドラゴンズの川相を応援していただきたい」

▼落合監督、史上初のスコアラー1人1球団指名、担当球団に完全密着制を導入。

▼今季限りで日本ハムを退団した勝崎耕世氏(39)をトレーニングコーチとして招聘。落合新監督の要望で選手の体調管理体制の強化を目指していた球団が白羽の矢を立てたもの。球団は同部門のコーチをさらにもう1人補強する方針で、来季は異例のトレーニングコーチ4人体制を敷き、故障者撲滅へ万全を期す。

▼落合監督の改革(中スポまとめ)
第一弾 トレード・解雇の凍結
第二弾 1、2軍合同キャンプ
第三弾 キャンプでは6勤1休練習
第四弾 2月1日(キャンプ初日)紅白戦実施
第五弾 春季キャンプでは選手全員参加のミーティング実施
第六弾 合宿所では完全は禁酒、禁煙、禁マージャン
第七弾 背番号の大幅入れ替え
第八弾 スコアラーの完全球団担当制

▼秋季キャンプが終わって2週間、新屋内練習場では打球音が鳴り止まない。「自前で四番を作る」落合監督、現在プロ野球が本気になって選手を鍛錬しているかと疑問を投げかける。四番といえばすぐ外国人に頼る。そうでなければアマで育てられた選手逆指名。素質のある若い選手を育成することなく数年でクビにしてきた。そんな球界に対する挑戦だ。「振ってない選手に教えたって無駄だよ」「年が明けてガラリと変わる選手が見られなくなったのは、ポストシーズンが選手会の要望で確立してから」(ポストシーズン豆知識:1988年日本プロ野球機構と選手会《当時中畑清会長》が話し合い、オフの12月1日から1月31日まで試合、合同練習、指導もできなくなった。この2カ月間のことをポストシーズンと呼ぶ)。木俣達彦談:「マメができたら痛くて振れない。私の場合も最初はそうだった。だからオフにも振りに振って、以来マメなんかできなくなった。むしろタコをナイフで削って感覚を鈍らせないようにしたよ」「タコは風呂上りに削るといいんだよ」。特に西本監督はオフの徹底指導で2軍選手を何人もレギュラーに作りあげた。万年最下位といわれた阪急、近鉄を強いチームに作りあげたのも指導の賜物。(ドラゴンズタイムス)

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2003/12/30鈴木孝政氏を囲む会

中スポ企画。木俣達彦、小松辰雄両氏が、新ヘッドコーチ鈴木孝政氏を囲む「年末恒例!」座談会。

▼木俣:今年は阪神に早々と独走を許して随分、寂しいシーズンだった。来季こそしっかりやってもらわないと。いきなり優勝とは言わないが、優勝争いは繰り広げてもらいたい。
▼小松:今季の中日の失敗は、ベンチと選手の信頼関係が完全に崩れてしまったことだと思う。選手やコーチたちからいろいろ話を聞いたけど。孝政さんには、選手とベンチの信頼関係を復活させるような接着剤になってほしいですね。
▼孝政:ヘッドコーチ就任以来、接着剤とか、空気洗浄機とか、しわを伸ばすアイロンとか、オレも随分いろんなものに例えられたもんだ。でも、ヘッドコーチとしてすごくラッキーなのは、本物の危機感を持った選手多いこと。
▼木俣:確かにな。投手でいえば宮越、小山、正津あたり、もう後がない。みんな爆発してくれそうな予感はある。来季、頑張らないと次はないからな。川崎にしても絶対に頑張るだろうし。
▼孝政:川上だって朝倉だって、今季はまるで駄目だったんだ。来季こそって思ってる選手はもっといますよ。山井、小笠原、野口ね。その中でも小山と野口はいい感じです。小山はプロ入り以来、最も充実した秋季キャンプを送ったんじゃないのかな。野口の復活も本物。去年の秋とは比べものにならない。本当にいい球を投げてた。
秋季キャンプを見たけど、小山はやってくれそうだ。あれだけの球威のある投手なんだから。ひと皮むけたらすごい投手になるんだ。
▼木俣:投手陣に関しては心配ない。横浜からドミンゴも入って、セ・リーグでナンバーワン。落合監督が言うように、防御率を今季の3.8から2.8にできたら間違いなく優勝だ。ただ、口で言うほど簡単なことじゃない。オレは無理だと思ってる。3点台前半で大成功。それなら現実的。問題は打線だな。
▼小松:やっぱり右の四番ですか。落合監督は本気なんだろうけど、誰を持ってきてもピンとこない。現実的には福留が一番と思う。
▼木俣:右の四番計画はオレも無理と思う。福留でいい。今季の右打者で一番ホームランを打ってるのは誰だと思う? 谷繁だ。その次に大西。候補の7人を全部合わせても大西に届かない。一塁は森野でいいんだ。井上もいる。この2人を常時使えば、必ず結果を出す。森野は特に伸びた。今季の終盤にずっと使ってもらって、結果を出した。あれは自信になった。いいスイングしてたよ。あとは仲沢。パンチ力がついた。来季の注目選手だ。4番は無理だけど。
▼孝政:仲沢はいいね。広島の緒方とイメージがだぶる。あのバッティングフォームがね。性格もプロ向き。来季は大化けするかもしれない。それくらい期待してる。
▼小松:仲沢だけじゃなく、森岡、前田章とか、期待している選手はたくさんいる。あと荒木。ピッチャーから見て、荒木は全然怖くない。いやらしさもなければ、しつこさもない。西武にいた辻さんのような打者になって欲しい。
▼孝政:それができれば優勝だ、そう言いたいんだな、辰雄。
▼小松:えっ、優勝? 可能性は20%ぐらいかな。巨人が60%。その他4球団で20%。やっぱり巨人は強いよ。
▼木俣:右の4番にこだわってたら可能性はないよ。ただ、孝政が防御率を3点以内にしたらある。戦力的に見たら、優勝の可能性は巨人と中日しかないよ。
▼孝政:来季の目玉は巨人打線対中日投手陣。絶対にワクワクするような対決にしてみせます。巨人を抑えに抑えて、勝つ。ファンのみなさんも、落合監督率いる中日に期待してください。よろしくお願いいたします。