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▼これを「セ・リーグ」のページに置くのはオカシイんだけど、これ以上タブを増やすのもウザいので、ここに置きます。 ▼日本代表メンバー:イチロー(マリナーズ) | 大塚晶則(レンジャーズ) | 和田毅/杉内俊哉/松中信彦/川崎宗則(博多) | 渡辺俊介/清水直行/小林宏之/藤田宗一/薮田安彦/西岡剛/今江敏晃/里崎智也(千葉) | 福留孝介/谷繁元信(中日) | 多村仁/金城龍彦/相川亮二(横浜) | 小笠原道大(ハム) | 石井弘寿/宮本慎也/岩村明憲/青木宣親(ヤク) | 新井貴浩(広島) | 松坂大輔/和田一浩(西武) | 上原浩治(巨人) | 藤川球児(阪神) | 馬原孝浩(会期中に左肩違和で離脱の石井弘寿に替わって博多から緊急召集、結局登板ナシ) | 監督:王貞治(博多) 以上、間違ってたらごめんね。 |

| ▼アジアラウンド。テレビでは異様なまでのハイ・テンションで周りから浮きまくる(「周りを背中で引っ張る」とも言う)イチローの映像が繰り返し流れ、あの寡黙な哲学者がどうしちゃったんだ、中の人は松岡修三か川口能活か、と世間はちょっと驚いた。さらに彼は「アジアラウンドでは相手に、向こう30年間は手が出せないな、と思わせるような、そんな勝ち方をしたい」と発言、韓半島の憤激を呼び、さらに「韓半島が憤激している」というニュースが日本の反発だか嘲笑だかを呼んだ。私自身は近年の日本の嫌韓分子(と韓国の嫌日分子)のあからさまな増殖に恐怖を感じる方なので、こういう流れは怖ろしくてしょうがないんだが、ソウル在住の知人に言わせると、韓国人はムキになって熱く罵りあうのが大好きなので、イチローが進んで悪役になってくれて(じつは)うれしいのである、とのこと。そうですか。とにかくその「悪役」は国民的スンヨプの本塁打で韓国に敗れ、「見たかイチロー軽挙妄言の男フンダラニダ、スミダーッ!!」と全韓国が熱狂した。 |

| ▼A組とB組が「1組」、C組とD組が「2組」というありえねー組み合わせで第二ラウンド。アメリカ戦では犠飛でいったん認められた得点が「三走西岡の離塁が早かった」という理由で判定くつがえってアウト、という疑惑の判定があって、「全然早くないじゃん」という怒りのリプレイとともに、ボブ・デービッドソンという球審の名前が日本で有名になった。メキシコは下し、「勝てば二勝となって第二ラウンド突破が決定(アメリカの敗退も決定)」という試合で、しかし、またも韓国に破れ、イチローは「僕の野球人生で最大の屈辱」と発言。この時点で決勝進出はほぼ絶望的になったが、3月16日、アメリカがメキシコにまさかの敗退(この試合でもライトポール直撃のHRが何故かボブ・デービッドソンによってエンタイトルツーベースと判定されるという事件があり、その後メキシコが奮起した)、得点率の差で日本の進出が決まる。 |

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▼同組同士で準決勝、というありえねー決勝トーナメント。せっかくの世界大会なのに韓国と3度もやるのだった。とにかく「決勝はUSA 対ドミニカ(またはキューバ)」という願望(と言うか予測)に基づいて決められた組み分けなのである。しかしアメリカはすでに破れ、ドミニカは準決勝で敗れた。「同じチームに三度続けて負けることは決して許されない」とイチローが発言して臨んだ韓国戦、ここまで6試合で19打数2安打、1割5厘の福留はついにスタメンを外れる。そして運命の七回。 ▼先頭松中炎の劇走ヘッスラ2ベース、何ごとか吠えて左拳でベースをパンチ。続く五番・スラッガー多村にありえねーバントのサイン、松中に代走もなく、案の定失敗でむざむざ1アウト。六番・今江の打順で代打まさかの福留孝介。 ああ王貞治、たしかに人格者だが采配は糞、と、ほとんどの中日ファンが天を仰いだ。私ももちろん「フルカウントから外角ストレートを見逃し三振」または「セカンドゴロ」を予想しました。腰くだけのスイングは2球続けて球の下をこすり、バックネットへのファールフライ。中日ファンの実況掲示板に並ぶ絶望的な「ノー感じ」の文字列。ああ「ノー感じ」。福留を表現するのにこれくらいふさわしい言葉があろうか。しかし糞なのはオレたちのほうだった。三球目。私にはやっぱり腰くだけのスイングに見えたが、何故なのか打球は一気にライトスタンドへ。起死回生、奇跡の先制2ラン。 ▼イヤ、「起死回生」って負けてたケースで使う表現なんで、ゼロ対ゼロの場面で言うのはおかしいと思うんだけど、韓国に二連敗してたこともあり、じつに多くのメディアがこれを「起死回生の先制2ラン」と報じ、アナウンサーの絶叫とともに何度も何度もリプレイされた。このWBCで最も目立った日本人選手を挙げよ、と言われれば、イチロー、上原、松中、松坂、西岡なんかだが、WBCで最も知名度が上がった日本人選手は、たぶんフクドメだ。思えば一度は召集を辞退し、しかしその後外野手松井秀喜の召集辞退でふたたびの要請を受けて参加したのであった。ああビッグ松井、辞退してくれてありがとう。 ▼呪縛が解けた、ってヤツだろうか、ここから一気に連打で5-0、さらに八回多村のソロで6-0の完勝。さらにファイナルはキューバ相手に、「6-1」→「6-5」→「10-5」→「10-6」というドラマチックなゲーム(またもフクドメ代打タイムリー)で、背筋を凛と伸ばした王貞治が胴上げされた。英辞郎によると「王貞治を胴上げする」は「throw SADAHARU OH into the air several times in celebration」だそうだ。以上、なんか間違ってたらすいません。 |