勝敗グラフ中日ドラゴンズ選手名簿(おたんじょうび帖)中日ドラゴンズ年俸ランキング高額年俸ランキング・全国版高額年俸ランキング・球団別表彰選手セ・リーグ個人成績パ・リーグ個人成績
| pre.2006 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 日本シリーズ |
激闘日本シリーズ2006
入場者数が35,000人を超えると、自動的にこの色◆で表示します(特に意味ナシ)。

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2006/10/12/10/12thu.阪神甲子園球場/◆47,506人

敵は日ハム。シンジラレナーイ。

中日 000000100 マルティネス/吉見/石井 − 小田
阪神 02001200X 安藤/ウィリアムス/藤川 − 浅井/矢野
[二]荒木/[遊]井端/[左]立浪/[中]アレックス/[三]森野/[一]新井/[右]上田/[捕]小田/[投]マルティネス
[中]赤星/[二]関本/[一]シーツ/[左]金本/[右]濱中/[三]片岡/[遊]鳥谷/[捕]浅井/[投]安藤

▼中日落合監督が阪神岡田監督と歴史的? な握手を交わした。試合前のメンバー交換の際、先に帽子を取って手を差し伸べると、笑顔を浮かべる岡田監督の右手を握りしめた。ライバル球団の監督同士ということもあり、これまでは視線も合わせない関係だった。しかし、胴上げ直後に「阪神の追い込みは球史に残る」と本音を明かしたV監督があらためて敬意を形で示した格好だ。球場入りの際、落合監督は「今日からは勝ち負けは考えなくていい」と話していたが、終始、和やかムードだった。(日刊スポーツ)

▼この試合と並行して札幌ドームで行われたパ・リーグのプレーオフ第二ステージ第二戦、ホークスvs日ハムは、斉藤和己とルーキー八木のシビレる投手戦。斉藤9回裏先頭ヒチョリに痛恨の四球。小笠原敬遠の一死一二塁。セギノール倒れて二死一二塁。稲葉のピッチャー返しにセカンド中沢忠厚が深いところでよく追い付き、セカンドに入った川崎宗則へトス。チェンジと思われたが微妙にセーフ。二死満塁で新庄か、と思われた次の一瞬、二走森本稀哲は三塁を回っていた。バックホームも全く間に合わずサヨナラのホームイン。ヒルマン:「シンジラレナーイ」。




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series 01:/10/21sat. ナゴヤドーム18:10開始/◆38,009人

選手たちは、いつも通りの試合をしてくれた。

火腿 002000000 ダルビッシュ/武田久/岡島 − 鶴岡
中日 02100001X 川上/岩瀬 − 谷繁
○川上1勝0敗/S岩瀬0勝0敗1S/●ダルビッシュ0勝1敗
[左]森本稀哲/[二]田中/[三]小笠原/[一]セギノール/[右]稲葉/[中]SHINJO/[捕]鶴岡/[遊]金子誠/[投]ダルビッシュ有
[二]荒木/[遊]井端/[右]福留/[一]ウッズ/[三]森野/[中]アレックス/[左]井上/[捕]谷繁/[投]川上

初回のダルビッシュには鳥肌が立った。ムチャクチャ凄い。荒木と井端のバットを粉砕し、いや比喩じゃないですよ、ほんとに物理的に折ったんだ。福留見逃し三振。火の玉のようなストレート。アストロ超人みたい。鮮烈というか戦慄のというか、ただただ感動。こりゃ何回やっても打てっこない。ところがそれが負け投手になるんだな。

▼中日は2回裏、谷繁の2点適時打で先制するも、直後に同点とされる。しかしその裏、井上の適時打で勝ち越し。8回にはアレックスの適時打で貴重な1点を追加した。先発川上は徐々に調子を上げ、8回2失点の好投。最後は岩瀬が締め、52年ぶり日本一を狙う中日が先勝した。

▼プロ野球の日本シリーズが21日、ナゴヤドームで開幕し、中日が日本ハムに4—2で降して初戦を制した。中日がシリーズ初戦を勝ったのは1974年以来32年ぶり。中日が川上、日本ハムはダルビッシュと両エースが先発。互いに本調子ではなかったが、粘り強い投球をみせて接戦となった。有効打の数と守りの堅さで勝った中日が競り勝ち、1954年以来52年ぶりの日本一に向けて好スタートを切った。川上はシリーズ通算3勝目。第2戦は22日、ナゴヤドームで行われる。

▼中日が下位打線の活躍と川上の力投で初戦を制した。二回1死満塁から、谷繁の中前2点適時打で先制点。同点とされた三回には井上の左前適時打で再びリードし、八回1死三塁からアレックスの適時二塁打で追加点を奪った。川上は再三走者を出しつつも、要所を抑えて8回を2失点。日本ハムの先発ダルビッシュは力みが目立ち、制球に安定感を欠いた。 落合監督:「四つ勝つための第一歩。選手たちは、いつも通りの試合をしてくれた。(明日以降も)シーズン通りの野球ができたら、うちはあと三つ勝つ」

中日は82年の日本シリーズから初戦は4連敗中と苦手にしていた。先発の川上が力んで本来の安定感ある投球が見られず、ベンチの首脳陣や選手たちの頭の中には、この数字がよぎったことだろう。しかし、それを振り払ったのが、谷繁、井上の両ベテランの打撃だった。先陣を切ったのは谷繁。二回1死満塁、カウント1—2。打席で谷繁は考えた。「ここまでのダルビッシュは変化球でストライクが取れない。四球が許されない場面でスリーボールにはしたくない」。投手の心理を知り尽くしたプロ18年目の35歳は直球一本に絞り、中前にはじき返して先取点をもたらした。

選手会長でプロ17年目の井上は技で勝負した。三回2死二、三塁の好機。内角のカーブで大きな空振りをして追い込まれたが、すぐに頭の中をコンパクトな打撃に切り替えた。外角直球に逆らわず、流し打ちで左前適時打とした。

谷繁は「何とか1点を、という気持ちで打った」、井上は「バットに当てることだけ考えていた」と振り返った。シリーズ前「自然体で臨む」ことに集中していた2人は打席でも冷静さを失わなかった。それが20歳の右腕から貴重な一打を放つ要因になったと言える。

52年ぶりの日本一を狙うチームにとって、谷繁と井上の存在は頼もしい限り。落合監督は表情にこそ出さないが、胸の内ではニヤリとしていることだろう。【田中義郎】

▼過去10年、シリーズ第1戦を落としながら優勝したのは00年の巨人だけ。短期決戦では、それだけ初戦の勝利が意味を持つ。それを踏まえて日本ハム・ヒルマン監督が送り出したのが成長株のダルビッシュ。だが、シリーズ特有の重圧に翻弄された。シーズンとプレーオフを通じて11連勝と勢いを持続して先発した。この日も腕の振りが良く、一回から内角の速球で荒木、井端のバットをへし折り、福留には外角低めの146キロで3球三振。最高の立ち上がりを見せた。20歳の若武者らしく全身から気合があふれていた。

だが、自信に満ちた投球に変化が生じたのは二回だった。先頭のウッズに四球を与え、思わずマウンドを蹴り上げた。平静さを装いながらも、気持ちを抑えきれなかったのは明らか。続く森野に146キロを左中間へ運ばれ、1死後、井上を敬遠して満塁とし、谷繁との勝負にかけた。しかし、最も走っていた内角の速球を中前に痛打され、2点を失った。

同点に追いついた直後の三回も同様だ。1死一塁で森野の目の前に高く跳ね上がったバウンドを捕球しながら、その後が反応できない。一、二塁どちらにも投げられず内野安打とし、結果的に井上の勝ち越し適時打を呼び込む形となった。それでも四回以降は落ち着きを取り戻した。1点リードを許したまま、6回被安打5でマウンドを退いたが、若さが際立つほろ苦いシリーズデビューとなった。【和田崇】

▼第1試合の始球式は、今年野球殿堂入りを果たした元中日監督の高木守道さん(65)が行った。現役時代は名内野手で鳴らした高木さんも「始球式は初めて。勝手が違う」と苦笑いしながら大役を務めた。「4勝1敗で中日が勝つと予想している。頑張ってほしい」と、OBらしく中日にエールを送った。(毎日新聞) - 10月21日21時59分更新

▼落合博満:(第1戦の勝利は大きいのでは)「このシリーズは4つ勝たないと日本一になれない。そのまず一歩目。だからあと6試合で3つ、これを何とか取りに行きます」
(ドラゴンズが初戦を勝ったのは32年ぶりです)「そうなんですか、知りませんでした」
(過去5年間、初戦を勝ったチームは日本一になっています)「それも知りませんでした」「川上を立てて第1戦するわけですから、ゲームの展開からすれば、川上から岩瀬につないだっていう一番いい形でできたと思います」
(川上投手の序盤は見てて心配だったのでは)「いや、心配はしていません。うちのエースですから」 (4回以降は素晴らしいピッチングでした)「自分でもあんまり状態良くないかな、という感じで、途中から投球パターン変えた様なとこもあるしね、丁寧になりましたね。崩れなくなりました」
(2戦目以降どんな戦いを思い描いていらっしゃいますか)「シーズン通りの野球をするしかありません。それが出来たら、うちはあと3つ勝ちます」

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series 02:○●/10/22sun. ナゴヤドーム18:10開始/◆38,095人

昌、痛恨の逆転打

火腿 100000220 八木/武田久/MICHEAL − 鶴岡/中嶋
中日 100100000 山本昌/平井/岡本/鈴木/久本 − 谷繁
○八木1勝0敗/SMICHEAL0勝0敗1S/●山本昌0勝1敗
[左]森本稀哲/[二]田中/[三]小笠原/[一]セギノール/[右]稲葉/[中]SHINJO/[捕]鶴岡/[遊]金子誠/[投]八木
[二]荒木/[遊]井端/[右]福留/[一]ウッズ/[三]森野/[中]アレックス/[左]井上/[捕]谷繁/[投]山本昌

初めて見ました八木智哉。テキ屋のあんちゃん、って感じの顔で、動作がいちいち顔に似合う。素晴らしい。名古屋市西区出身の中日ファンで、特に好きだった選手は宇野勝、だそうだ。
何回だったか、一二塁間を抜いたと思われた小笠原の打球をウッズがダイビングキャッチ、アンド正確な送球、という感動的な(というか、笑ったけど)プレーがあった。勝ってれば何度もリプレイされた筈だが、負けたのでぜんぜんリプレイなかった。それより前、二三塁でセンター前ヒットに全然チャージせずに二走の生還を許したセンターアレックスの守備に、かなり愕然。

▼日本ハムは1点を追う7回表、2死二三塁の好機を得ると金子の2点適時打で逆転に成功。続く8回にはセギノールの2ランで加点した。先発八木は6回2失点。終盤は武田久、MICHEALが無失点の継投を展開。これで対戦成績は1勝1敗となり、決戦の舞台は札幌に移る。

▼プロ野球の日本シリーズは22日、ナゴヤドームで第2戦を行い、日本ハムが中日を5−2で降して対戦成績を1勝1敗の五分とした。日本ハムの勝利は巨人が制した1981年のシリーズ第3戦以来、25年ぶり。日本ハムは七回、金子が2点適時打を放って逆転した。先発の八木は6回2失点の好投でシリーズ初勝利。2000年に完封勝利をマークした高橋尚成(巨人)以来となる新人投手のシリーズ初登板初先発だった。第3戦は移動日を挟んで24日、舞台を札幌ドームに移して行われる。

粘りを見せた日本ハムが逆転勝ち。1点を追う七回2死二、三塁から、金子が中前2点適時打を放って試合をひっくり返した。八回2死三塁には、セギノールの中越え2ランでリードを広げた。八木は2本塁打で2点を失ったが、直球とスライダーを巧みに使い分ける投球でシリーズ初勝利。中日は四回、福留の右越えソロで一度は勝ち越したものの、投手陣が踏ん張りきれなかった。

ヒルマン:「2連敗して本拠地に戻るわけにはいかないと思っていたので、大きなゲームだった。(終盤逆転した)勝ち方がよかった。本拠地での戦いが本当に楽しみ」。

落合博満:「勝ち運がなかった。ちょっとしたミスが重なり、典型的な負けパターン。尾を引くものでない。(1勝1敗は)御の字。どうやってもあと三つ勝たなきゃいかん。

新人初先発・初勝利の偉業…日本ハム・八木

日本ハム・八木は、やはり並みの新人ではなかった。ペナントレースでは12勝を挙げ、新人王が確実視されているが、日本シリーズでも6年ぶりとなる新人初先発・初勝利の偉業を成し遂げてみせた。
もっとも試練もあった。一回に井端、四回に福留に「完全な失投」(八木)を本塁打され、リードを許す苦しい展開。しかし「調子の悪さを自分で修正できるのが八木の長所」(白井ヘッドコーチ)だ。五回には無死一、二塁のピンチを迎えたが、山本昌の投前送りバントを好フィールディングでさばいて三塁封殺すると、続く荒木、井端のうるさ型をうちとり危機を脱出。六回も3者凡退に抑え、七回の逆転劇の呼び水となった。
「思ったよりも緊張せず、いつもと同じ投球ができたし、次につながる手応えがあった。バント処理? いつも練習していることなんで」とサラリと語った八木。その心臓の強さも新人離れしている。第1戦の負けは気にならなかったのか、と問われると「意識はしませんでしたよ。だけど、うまくいきましたね」と笑顔がこぼれた。【神保忠弘】

山本昌、またも日本シリーズ「未勝利」


日本シリーズ4戦未勝利の中日・山本昌にとって、またも苦い思い出となった。中盤まで実力通りの投球をしながら、突然制球を乱して逆転負け。 1点先行の七回。1死から、稲葉の打球はボテボテのキャッチャーゴロ。しかし、谷繁の送球は稲葉に当たってしまい(記録は谷繁の失策)、出塁を許すと、続く新庄にも右前打を喫し、一、三塁のピンチを迎えた。鶴岡から三振を奪ったが、新庄に盗塁されて2死二、三塁となり、8番・金子を迎えた。ここで落合監督はマウンドに向かった。試合後「内容が内容。代えるつもりはなかった」と話した。

一回に先制点を許したが、二回以降は130キロ台の直球にスクリューボールやカーブ、スライダーを織り交ぜる投球で日本ハム打線を翻ろう。その左腕に試合を託した。しかし、山本昌は金子に対し勝負を急いだのか、直球が甘く入った。金子にセンター前に弾き返され、逆転を許した。

山本昌に制球を乱れさせたのは、日本シリーズで勝ち星のない独特の雰囲気か。マウンドを降りた山本昌は「何もないよ」と話すのが精いっぱい。今季、41歳1カ月で史上最年長の無安打無得点を達成したプロ23年目のベテラン。「日本シリーズで勝ちたい」と口にした願いは、またもかなわなかった。(毎日新聞) - 10月23日10時14分更新

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series 03:○●●/10/24tue. 札幌ドーム18:10開始/◆41,798人

3併殺、初回朝倉3失点、8回中里被弾3ラン

中日 100000000 朝倉/小林/中里 − 谷繁
火腿 30000003X 武田勝/武田久/岡島/MICHEAL − 高橋/中嶋
○武田勝1勝0敗/●朝倉0勝1敗
[二]荒木/[遊]井端/[右]福留/[一]ウッズ/[三]森野/[中]アレックス/[指]立浪/[捕]谷繁/[左]井上
[左]森本稀哲/[二]田中/[一]小笠原/[指]セギノール/[右]稲葉/[中]SHINJO/[三]稲田/[捕]高橋/[遊]金子誠

何度も何度も併殺を見たという印象だったけど、新聞を見たら3併殺だそうだ。みっつもあればそういう印象になるのか。そうか。両軍併せて5併殺というのはシリーズタイ記録らしい。

▼日本ハムは先制された直後の1回裏、小笠原の日本シリーズ初安打となる2点適時打などで3-1と逆転。先発武田勝は6回途中、ピンチを背負い降板も、2番手武田久の好救援で中日の反撃を封じた。これで対戦成績は日本ハムの2勝1敗。中日は勝負所での3併殺が痛かった。

▼プロ野球の日本シリーズは24日、舞台をナゴヤドームから札幌ドームに移して第3戦を行い、日本ハムが中日を6−1で降し、対戦成績で2勝1敗とリードした。日本ハムは先制された直後の一回裏、小笠原の2点二塁打で逆転に成功。早めの継投策で中日の反撃を封じた。先発・武田勝は第2戦の八木に続き、新人投手のシリーズ初先発初勝利。同一シリーズで、同じチームの新人投手2人が勝利を記録するのは初。

投打のかみ合った日本ハムが快勝。一回無死一、二塁から、小笠原が左中間フェンス直撃の2点二塁打を放って逆転。さらに稲葉の右犠飛でリードを広げると、八回には稲葉がだめ押しの3ランを放った。武田勝は再三走者を背負うも、決定打を許さない粘りの投球。早めの継投で振り切った。中日は日本ハムを上回る9安打を放ったが、3併殺の拙攻が響いた。

ヒルマン:「(北海道初の日本シリーズという)歴史の1ページに名を刻めたことがとてもうれしい。一回の森本の安打で打線に火がついた。早い回から得点する意図を、選手たちが実行してくれた。

落合博満:「ヒットが1本も出ていないわけではないんだからね。ベンチが悪いということ。選手を送り出すのは監督なんだから。野球ってそうだろ」

一回の3失点痛く…中日・朝倉


日本シリーズ初先発した中日・朝倉の顔からしたたり落ちる汗が止まらなかった。まさに「魔の一回」だった。
わずか9球で味方から先制点をもらっての一回のマウンド。日本ハムに大声援が送られる中、森本に投じた144キロの初球だった。痛烈に一、二塁間を破られ、右前打に。捕手・谷繁とともにバッテリーが動揺した。
田中賢の送りバントを谷繁が間に合わない二塁へ送球(記録は犠打と野選)し、無死一、二塁とピンチを広げる。横浜時代に日本一を経験している18年目のベテランの判断ミスだった。ここまで無安打の小笠原に左中間へ2点適時打、セギノールには右前打を浴びたうえ、稲葉の右犠飛で3点目を献上した。

2年前のシリーズは2試合2イニングを投げて無失点。覚えたシュートを武器に投球の幅を広げた今季は、ローテーションの一角を担い、自己最多の13勝を挙げた。「徐々に落ち着いてきている」と森バッテリーチーフコーチの言葉通り、二回以降は本来の姿を見せた。拙攻続きの打線にも我慢強く投げ続けた朝倉。立ち上がりはシーズン中からの課題だったが、森バッテリーチーフコーチも「立ち上がりだな」と嘆いた一回の3失点となった。【武藤佳正】

▼日本シリーズ初安打が逆転の決勝2点二塁打となった日本ハム・小笠原は、ヒーローインタビューで満面の笑み。「気持ちで打ちました」。プレーオフ第2ステージ(対ソフトバンク)から日本シリーズ第2戦まで16打席無安打。普段はクールな男が、珍しく喜びを素直に表した。1点を先制された直後の一回裏無死一、二塁で中日・朝倉の143キロ直球を左中間へ。「調子は悪いと思ってなかったので、いつか出ると思っていた」というが、ホッとしたというのが本音だろう。八回には一塁守備でも井端のライナー性の当たりを横っ飛びで好捕。「目をつぶったら(グラブに)入ってましたね」と、いつになく冗舌だった。

▼中日の朝倉にとっては、立ち上がりすべてだった。「あの回だけ。緊張はなかったのだが……」という一回。先頭の森本に右前打を許したのが、つまずきの始まりだった。田中賢の犠打に野選が絡み無死一、二塁となり、小笠原の逆転二塁打、セギノールの右前打、稲葉の右犠飛と一気に畳み掛けられた。それでも二回以降は、シュートを多投して右打者の懐をつく持ち味を発揮。八回途中4失点で降板という数字以上に、内容のある投球だった。シリーズ初先発のマウンドを「一回に点を取られると、こうなる。でも調子は悪くなかった」と振り返った右腕に、巻き返しの機会は巡ってくるのか。

▼7番・指名打者で先発した中日の立浪が、2打席連続安打で存在感を示した。二回の第1打席で右中間を破る二塁打、四回にも遊撃手の頭を越える中前打を放った。ともに2ストライクと追い込まれてからと、19年目のベテランが日本ハム先発のルーキー・武田勝に貫禄を示した。今季は森野の成長で三塁のレギュラーから外れ、代打としてチームに貢献してきた。今シリーズ初の先発出場に、試合前の「思い切りいきたい」という意気込みを体現した。(毎日新聞)10月25日10時13分更新

▼拙攻を繰り返した。「9安打で1点しか取れないんだから、ベンチの責任。1本も(ヒットを)打ってないわけじゃないんだ」いつも通り、ナインを非難しなかった指揮官。だが、3併殺を喫するなど、相手を上回る9安打を放ちながら、最少得点しか奪えない。今季の札幌ドームでの交流戦。3試合で33残塁を記録し、1勝2敗と負け越した悪夢がよみがえった。

落合野球の象徴が機能しない。荒木が今シリーズ初安打をマークし、初回の得点に結びつけたが、井端の4打席からは快音が聞こえない。1、2番コンビが、3試合で22打数2安打、打率9分1厘の大ブレーキ。「1本出たので、何とか切り替えるしかない」と、荒木は前を向いたが、井端は口を真一文字に結んだまま。ウッズも先制した後の初回1死一塁や、6回無死二塁で空振り三振に倒れるなど3三振。キーマンがことごとく不発に終わり、つなぎが命の打線が分断された。

落合監督も珍しく感情を顔に出した。8回1死二塁、2番手に送り出した小林が、小笠原への初球に死球。オレ流監督があきれた表情を浮かべて、降板を告げた。敵ベンチとは対照的な継投ミスが、痛すぎる3失点となったが、指揮官は「選手を送り出すのは監督。ベンチが悪いと負けるんだ」と、最後まで自身を責めた。拙攻の連続で黒星が先行。52年ぶりの日本一へ、落合竜が早くも踏ん張りどころを迎えた。(スポーツ報知) - 10月25日8時5分更新

| ▲2006勝敗グラフ |

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series 04:○●●●/10/25wed. 札幌ドーム18:10開始/◆41,835人

三連敗で崖っぷち。開き直らないよ。どうやって開き直るの。

中日 000000000 中田/石井/鈴木/久本/吉見 − 谷繁
火腿 00102000X 金村/トーマス/建山/岡島/MICHEAL − 高橋/中嶋/鶴岡
○金村1勝0敗/SMICHEAL0勝0敗2S/●中田0勝1敗
[二]荒木/[遊]井端/[右]福留/[一]ウッズ/[指]立浪/[三]森野/[中]アレックス/[捕]谷繁/[左]井上
[左]森本稀哲/[二]田中/[一]小笠原/[指]セギノール/[右]稲葉/[中]SHINJO/[三]稲田/[捕]高橋/[遊]金子誠

日本ハムが3連勝で日本一に王手をかけた。3回裏、田中賢の適時打二塁打で1点を先制すると、5回には稲葉が適時二塁打を放ち2点を追加。投げては先発・金村が粘りの投球で5回を無失点。その後を4投手の継投で逃げ切った。対する中日はチャンスであと1本が出なかった。

▼五回裏日本ハム1死一、二塁、稲葉が左中間に適時2塁打を放つ=札幌ドームで25日、尾籠章裕写す  プロ野球の日本シリーズは25日、札幌ドームで第4戦を行い、日本ハムが3−0で中日を降し、第2戦から3連勝。対戦成績を3勝1敗とし、前身の東映以来となる44年ぶりの日本一に王手をかけた。日本ハムは三回に連続長打で先制。五回には稲葉の2点二塁打で加点すると、小刻みな継投で逃げ切った。中日は再三の得点機に決定打を奪えなかった。第5戦は26日、同じく札幌ドームで午後6時10分試合開始。本拠地移転3年目の本ハムが勝てば、北海道に初めて日本シリーズ覇者が誕生する。

▼日本ハムが零封勝ち。三回無死三塁から田中賢の二塁打で先制した。五回は小笠原の二塁打をきっかけに1死一、二塁として、稲葉が適時二塁打を放って2点を追加した。先発・金村は5回無失点と好投。マイケル中村が最後を締めて2セーブ目を挙げた。中日は2度の満塁を含め5度得点圏に走者を置いたが、決定打を欠き、12残塁と拙攻が響いた。

日本ハム・ヒルマン監督 金村は素晴らしい投球をしてくれた。誇りに思う。打者、中継ぎ、抑えも全員がいい仕事をしてくれた。北海道のファンの皆さまの前で(日本一を)決めたい。

落合博満:(3連敗で王手をかけられて)「ちょうどいい。(選手たちが)その気になるんじゃないか」(開き直るのかと聞かれて)「開き直らないよ。どうやって開き直るの。現実にあと三つ勝つだけだ」

涙をこらえたヒーロー…日本ハム・金村


エースのプライド、格好、内容なんてどうでもいい。ゼロに抑える−−。その一心で、日本ハム・金村はがむしゃらに腕を振った。5回を5安打無失点。「本当にすいませんでした。こんな僕でも迎え入れてもらって感謝しています」。大歓声に迎えられたヒーローは必死に涙をこらえ、スタンドに何度も何度も頭を下げた。
幸せな選手だ。5年連続10勝の実現を目前に降板を命じたヒルマン監督を痛烈に批判したのは、約1カ月前。和を乱した罰として干されたプレーオフ同様、日本シリーズのマウンドも上がれなくて当然だった。しかし、ヒルマン監督は「誰にでも間違いはある」と言って、チャンスを与えてくれた。「投げてる最中のことはあまり覚えていない」と振り返ったほど「緊張した」というが、恩情に報いなければ男じゃなかった。
最大のピンチは1点リードの五回だった。井上にフェンス直撃の右越え二塁打を許したのを起点に1死三塁。初めて三塁に走者を背負った。だが、真価が問われる場面でこそ気迫で押した。井端をシュートで三ゴロに詰まらせて三塁走者をくぎ付けにすると、続く福留はフォークで空振り三振。力投にその裏、仲間が2点の援護で応えた。
「夢だった」という舞台で白星に貢献する興奮を味わい、監督と笑顔で抱き合った金村は声を張り上げた。「最高のファンの皆さんの前で決められるように、一緒に声援したい」。ムードは最高潮。44年ぶりの日本一を本拠地で一気で決める準備は整った。【安藤由紀】

▼中日先発の中田は、毎回のように走者を背負う苦しい投球。それでも要所で粘り、4回を1失点で切り抜けたが、打線が最後まで沈黙したため敗戦投手となった。「日本シリーズの雰囲気? 別に。全然普通だった」と強がったものの、「毎回、先頭打者を出してしまったのが……。うまく言葉が見つからない。もっと長く投げたかったです」。プロ2年目で味わった初の大舞台は、苦い思い出になってしまった。

▼史上2番目の長時間試合 25日の第4戦は試合時間が4時間13分に及び、九回の試合では98年の西武・横浜第5戦(西武ドーム)の4時間15分に次ぐ、日本シリーズ史上2番目の長時間試合となった。延長戦を含む最長試合は75年の広島・阪急第4戦(延長十三回、広島)の4時間49分。(毎日新聞)-10月26日10時6分更新

田中賢&稲葉&森本!主役いっぱいハム劇場


日本シリーズ第4戦 日本ハム3─0中日(25日・札幌ドーム) “新庄チルドレン”が日本一への道筋をはっきりと照らし出した。3回だ。先頭・森本の右中間三塁打に続き、田中賢が左中間へ適時二塁打。若き1、2番コンビが先制点を叩き出した。

森本は6回の安打を含め、3試合連続のマルチ安打。シリーズ通算打率4割6分7厘に、4戦6得点の活躍で、一躍MVP候補に浮上した。不動のトップバッターは「得点すれば、チームが勝つということだけを意識しています」と胸を張った。

初回の打席で田中賢はシリーズ記録に並ぶ6個目の犠打に成功。森本が好調なため、打撃に制約は多くなるが「自己犠牲を周りが評価してくれますから」と笑い飛ばす。それぞれの役割を完ぺきにこなすハムの1、2番が、中日の荒木、井端を圧倒している。

試合の流れを決定づけたのは5番・稲葉だ。第3戦の4打点に続き、この日も5回1死一、二塁から値千金の左中間2点二塁打を放ち、本拠地2試合で計6打点。「後ろに新庄さんがいるし、思い切っていこうと。投手陣も頑張ってくれているし、いい流れを作ってくれている。明日、ファンのためにも決めたいね」新庄と同じ時を過ごし、その魅力に取りつかれた3選手だが、大舞台での勝負強さは決して“師匠”に負けていない。思いは一つ。「ここで決めてみせる」新庄への花道は、本拠地・札幌に用意する。(スポーツ報知)-10月26日8時5分更新

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series 05:○●●●●/10/26thu. 札幌ドーム18:10開始/◆42,030人

負けました。四連敗。勝った者が強い。

中日 000100000 川上/平井/久本/中里 − 谷繁
火腿 00001201X ダルビッシュ/岡島/MICHEAL − 鶴岡/中嶋
○ダルビッシュ1勝1敗/SMICHEAL0勝0敗3S/●川上1勝1敗
[二]荒木/[遊]井端/[右]福留/[一]ウッズ/[指]立浪/[三]森野/[左]井上/[捕]谷繁/[中]英智
[左]森本稀哲/[二]田中/[一]小笠原/[指]セギノール/[右]稲葉/[中]SHINJO/[三]稲田/[捕]鶴岡/[遊]金子誠

ついにアレックス外してスタメン英智。その九番英智が機能して四回2死満塁で荒木(第4戦まで15打数1安打)の第3打席、一二塁間を抜ける打球をファースト小笠原が叩き落とす間に一塁へタマシイのヘッスラで先制。泣けた。しかし。結局岩瀬は初戦の1イニングしか登場がなかった。八回裏二死走者なし、打席にはすでに涙でボールも見えてない感じの新庄、三球三振で中里ガッツポーズ。おい、それは違う。そこはガッツポーズする場面じゃないだろ。。。。新庄:「2ストライクで、谷繁さんが『泣くな。次も真っすぐ行くぞ』って言ってくれた。野球っていいな、と改めて思った」。そうですか。

日本ハムが1敗後の4連勝で44年ぶり2度目の日本一に輝き、SHINJOの花道を飾った。1点を追う5回裏、金子のスクイズで追いつくと、続く6回にはセギノールの2ランで勝ち越しに成功。8回には稲葉のソロでダメを押した。なお、シリーズMVPには稲葉が選ばれた。

落合博満:「チームに日本シリーズだという雰囲気がなかった。よくわからないが。今年一年よく戦ったと思う。日本ハムに負けたというよりも、52年間の壁に跳ね返された。勝負は強い方が勝つとは限らない。ただ、勝った者が強い。これから勝つチームを作らないといけない。自分はとりあえず契約が31日で切れる。オーナーに会って話をする。どうなるかわからない」

川上:「先取点を与えたくない気持ちでマウンドに行った。セギノールの一発よりも、その回の先頭打者の田中賢を塁に出したのがいけない」

最高殊勲選手 稲葉外野手(日本ハム)
敢闘選手 川上投手(中日)
優秀選手 セギノール内野手、森本外野手、ダルビッシュ投手(以上日本ハム)

▼新庄が、そして、ヒルマン監督が宙に舞った。26日行われた日本シリーズ第5戦は、日本ハムが中盤に逆転し、44年ぶりに日本一の座を手にした。日本ハムは、中日の先発・川上を攻めあぐんだが、五回にスクイズ、六回には一発と、大技小技で接戦をものにした。日本ハムの日本一は、前身の東映が62年に、阪神を4勝2敗1分けで降し初制覇して以来2度目。中日の52年ぶり2度目の優勝はならなかった。これでパ・リーグに現行プレーオフが導入された後も含め、パの覇者が日本シリーズを4年連続で制した。日本ハムは来月9日に開幕するアジアシリーズ(東京ドーム)に出場する。

▼日本ハムが少ない好機を生かし、川上を攻略した。0−1で迎えた五回、1死三塁から金子が投前にスクイズを決め、同点。六回には1死三塁からセギノールが右越えにシリーズ2号の勝ち越し2ランを放った。先発ダルビッシュは序盤こそ制球の甘さが目立ったが要所を締め、八回途中まで投げ被安打8、1失点。今季限りで引退を表明している新庄は、空振り三振、三ゴロ、二塁内野安打、空振り三振で、4打数1安打だった。

中日は二、三、四、六回と先頭打者が出塁したものの、得点は四回、荒木の適時内野安打による1点のみ。この日も打線のつながりを欠き、粘りの投球を見せた川上を援護できなかった。

▼優勝に王手をかけて迎えた第5戦。本拠地最終戦で負ければ、地元ファンの前で胴上げの機会はなくなる。マウンドに立ったのは20歳のダルビッシュ。シリーズ初戦で黒星を喫した若武者に、ヒルマン監督はすべてを委ねた。第1戦では特有の雰囲気にのまれて失点を重ねたが、この日は一転、落ち着いていた。一回1死後、井端に中前打を浴びるも、続く福留を内角高めの速球で遊ゴロ併殺。二回も先頭のウッズに安打を浴びるなど2死一、三塁としたが、気持ちの高ぶりは見られない。初戦で先制適時打を浴びた谷繁を、外角のスライダーで三塁ゴロに仕留めた。三回2死三塁での福留の打席では自己最速の153キロをマーク。乗せてはいけない相手の前では、渾身の一球を投げ込んだ。

決して安定感があったとは言い難い。四回には自らの連続四球で2死満塁のピンチを招き、荒木の内野安打で先制点を許した。それでも、ここから崩れないのが信頼の証。続く井端を内角球で詰まらせ、右飛で切り抜け、傾きかけた流れを断ち切った。そんな若武者の踏ん張りに、中盤まで川上の前に封じられていた打線が応えた。五回、1死三塁から金子のスクイズで同点に追いつくと、六回にはセギノールが右翼席に貴重な勝ち越し2ラン。

五回以降、ダルビッシュは力だけではなく、内外角への揺さぶりを中心に中日打線を封じ込めた。八回1死。立浪にこの日8本目の安打を浴びて降板したが、その顔は充実感に満ちていた。「今年1年、集大成の全力投球。精一杯でした」とダルビッシュ。すべてを出し切った106球だった。【和田崇】

6回3失点、不完全燃焼…中日・川上


がけっぷちに立たされた中日。当然のように落合監督が選択したカードは、エースの投入だ。川上は5回まで1失点と意地の投球を見せてしっかりと試合を作るが、六回にセギノールに投じた球が悔いの残る1球となった。1死三塁のピンチ。セギノールに対し、直球主体の投球で挑む。カウント1−2。ここでも渾身の力で速球を投げ込んだ。しかし、豪快に振り抜かれ、右翼席に届く2ランに。負けが許されない試合で、一発を注意しなければならない打者に打たれてしまった。

第1戦の試合後、「投げてもあと2、3試合。全力で投げる」と語っていたが、その言葉通り、序盤から孤軍奮闘ぶりが目立っていた。シーズン中でも1度しかなかった中4日での先発となったが、直球、カットボールに加え、カーブを巧みに配し、勢いに乗る日本ハム打線の打ち気をそらした。五回1死三塁では金子の投前スクイズをグラブトスし、そのままグラウンドに転がる気迫あふれるプレーも見せた。それだけに、なおさらセギノールへの1球が悔やまれた。6回3失点。エースは不完全燃焼のままマウンドを降りた。【田中義郎】

勝因は日本ハムの一か八かのプレー


一人、仁王立ちして日本ハムへの流れをせき止めていた中日・川上。六回でマウンドを降りることになった背景に、中盤に日本ハムが次々繰り出した一か八かのプレーがあった。

五回は無死二塁から鶴岡がきっちりと送りバントを決め、1死三塁にした。続く金子は2球目までは全くそぶりを見せず、3球目の外角球をスクイズ。中日バッテリーの虚を突いた。初球を内角高めのシュートで攻めるなど、中日バッテリーも警戒はしていたが、2球目を平然と見逃されて、やや気を緩めた。絶妙のタイミングだった。

六回も安打の田中賢が思い切った盗塁。日本ハムの得点源の小笠原、セギノールと続く場面、しかも無死での盗塁は、普通はありえない。だからこそ楽々と決まった。小笠原の一塁ゴロで1死三塁となった場面で、中4日の川上の忍耐力は限界だった。1点を争う試合で、1死二塁と1死三塁とでは、投手の負担は2倍にも3倍にもなるからだ。

スクイズも、無死一塁からの盗塁も、大きな賭けには違いない。だが、川上という分厚い壁を崩すには、ある程度のギャンブルは仕方がなかったのだ。日本ハムの攻略方法は、川上の存在感の大きさ、エースらしさを証明したものでもある。【冨重圭以子】

▼日本ハムの日本一が決まった瞬間、中日の選手たちはベンチからしばらく動けなかった。一回1死一塁で遊ゴロ併殺に倒れるなど本来の勝負強さを発揮できなかった福留は「仕方ない。これで野球が終わりではない」。5試合で2安打と打撃不振で1番打者の役割を果たせなかった荒木は「残念。申し訳ない。流れを呼び込めるような打撃ができなかった」と唇をかんだ。

▼日本ハムの主砲・セギノールが六回に勝ち越し2ラン。札幌ドームは地元での日本一決定を期待するファンの大きな歓声に包まれた。1死三塁から、高めに入ったカットボールに少し詰まったかに見えたが、力で右翼席へ。生還後にチームメートと抱き合って喜んだセギノールは、「打った後、どうなったか覚えていない。みんなが喜んでいるのを見て、入ったと確信したよ」
 今シリーズ2本目の本塁打。1本目の第2戦の2ランは、3−2とリードした八回に飛び出したダメ押しアーチだった。日本一を引き寄せる価値ある本塁打で主砲の存在感を示し、「これほどうれしい一発は初めてだよ」と興奮を抑え切れない様子だった。(毎日新聞) - 10月27日10時16分更新

「52年の壁に…」落合監督進退伺提出へ


写真:日本ハムに敗れた落合監督は表彰式を終え一礼してグラウンドを後にする【中日1−4日本ハム】

中日の52年ぶりの日本一の夢は夢のままで終わった。ベンチ裏の通路。落合監督の表情は柔和だった。しかし目は充血している。淡々と敗戦の弁を述べた。「31日でオレの契約も切れる。オーナーに3年間の報告をして進退伺を出す。それ(続投かどうかは)はまだ分からない。来年以降もやれと言われるか、お疲れさんと言われるか。今月中にどういう形になるかははっきりする」。白井文吾オーナーは落合監督の手腕を高く評価し、続投は既定路線とされていた。しかし第1戦勝利の後の4連敗はあまりにも無残だった。「日本シリーズという雰囲気が選手になかった。日本ハムに負けたというより52年の厚い壁にはね返された。強者が必ずしも勝つとは限らない」

川上でも駄目だった。第1戦で快投を見せ、その再現を期待されて上ったマウンド。しかし1点のリードを守りきることはできなかった。5回に伏兵・稲田に中越え二塁打され、金子に無警戒だったスクイズを決められた。マウンドからダッシュして、グラブでボールを谷繁にトス。しかし間に合わなかった。そして6回には1死三塁からセギノールに4球目を右翼席に運ばれた。

「本塁打を打たれたことより、先頭打者を出した方が悔しい…」。打球を見届けるとマウンド上で両ひざを手にうつむいた。絶対的なエースのはずだった男は数秒間、動くこともできなかった。打線は5試合で8得点。残塁は38に上った。04年と今季にリーグ優勝。いずれも日本シリーズで敗れた。「強いチームより負けないチームをつくらないと。それが中日ドラゴンズの課題」。落合監督がそれに携われるのか。判断は球団側に委ねられた。

福留も力を発揮できなかった。初回1死一塁で遊ゴロ併殺に打ち取られるなど3打数無安打1四球。日本シリーズ5戦で20打数4安打、打率・200だった。「仕方がない。まだこれで野球が終わったわけじゃない」。99年のホークスとの日本シリーズは18打数2安打。2004年の西武戦は左手人さし指の骨折で出場できなかった。セ首位打者として挑んだ3度目のシリーズだったが、リベンジはかなわなかった。

最後の職人芸

川相の現役生活最後の打席は1—1に追いつかれて迎えた6回無死一塁。井上の代打で打席に立つと、ダルビッシュの初球をきっちり投前に転がし、1死二塁の場面を演出した。「ダルビッシュの球は速いので手ごわいと思ったけどね。ボールが見えて何とか転がすことができました」。今度は指導者として日本一を目指す職人の目に涙はなかった。

さらばアレックス、さらば佐藤道郎

中日がアレックス・オチョア外野手(34)と来季契約を結ばない方針を固めたことが26日明らかになった。アレックスは4年目の今季、来日以来最少の15本塁打。定評のあった守備にも陰りが見られることから解雇が決まった。また佐藤道郎2軍監督(59)とも契約を更新しない方向で検討中。後任には西武、ヤクルトで活躍した辻発彦氏(48)=解説者=の名前が挙がっている。【10月27日 6時4分 更新 スポーツニッポン】

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603 名前:代打名無し@実況は実況板で 投稿日:2006/11/04(土) 19:03:47 ID:Xssw6FvR0
地元秋季キャンプ
オレ流ノック堪能しました

604 名前:代打名無し@実況は実況板で 投稿日:2006/11/04(土) 19:12:51 ID:I4hd25po0
>>603
レポよろ

607 名前:代打名無し@実況は実況板で 投稿日:2006/11/04(土) 19:31:53 ID:Xssw6FvR0
オレ竜登場
周囲ザワザワ
ジャンパー脱いで
さらにザワザワ
ノックバット登場で
拍手喝采

608 名前:代打名無し@実況は実況板で 投稿日:2006/11/04(土) 19:33:56 ID:Xssw6FvR0
最初の餌食は
平田、春田
右へ左へ前へ後ろへ
愛のムチ

609 名前:代打名無し@実況は実況板で 投稿日:2006/11/04(土) 20:06:17 ID:PZxnUpeB0
>>607
なんかの歌詞かこれはw

610 名前:代打名無し@実況は実況板で 投稿日:2006/11/04(土) 20:17:26 ID:tTY6snC40
>>604
エラーした選手に
「そんなことじゃ一軍上がれんぞ!!」と観客からヤジ。
監督、その観客を指差して、「その通り!」と叫ぶ。
スタンド爆笑
だいたい1時間くらいのノック、やはりエグイところに打ってました。

611 名前:代打名無し@実況は実況板で 投稿日:2006/11/04(土) 20:20:47 ID:Xssw6FvR0
第2弾は
藤井、中村ハム
藤井がエラー時スタンドから
「レギュラーとれないぞ」と野次
すかさず監督「そのとおり」
スタンドから爆笑

612 名前:代打名無し@実況は実況板で 投稿日:2006/11/04(土) 20:24:40 ID:F4qgUYpt0
いいなー。
行ってみたい!

613 名前:代打名無し@実況は実況板で 投稿日:2006/11/04(土) 20:25:09 ID:Xssw6FvR0
>>610
ノック後みんな
ホント、ノックアウトでしたね
選手には悪いですが
あれこそ金払う価値ありますね