勝敗グラフ中日ドラゴンズ選手名簿(おたんじょうび帖)中日ドラゴンズ年俸ランキング高額年俸ランキング・全国版高額年俸ランキング・球団別表彰選手セ・リーグ個人成績パ・リーグ個人成績
| pre.2007 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 日本シリーズ | 11月 |
October 2007/10/01→10/31
入場者数が35,000人を超えると、自動的にこの色◆で表示します(特に意味ナシ)。

09/30(四死球と与四死球は観測不備のため10/05)時点のチーム成績
勝率得点打率HR盗塁犠打四死球失点防御率与四死失策
巨.560巨686巨.277巨189中81ヤ148中558中542阪3.56巨409巨53
中.551中605ヤ.272ヤ133ヤ64横143阪463巨549巨3.59ヤ426中64
阪.526ヤ577横.266広128巨63中132巨444阪549中3.62中434阪66
横.493広534中.262中116広62阪127ヤ437ヤ587横4.02広474広73
ヤ.426横533広.262横115阪45巨101横412横588ヤ4.07横500ヤ77
広.413阪506阪.256阪109横35広92広407広663広4.28阪508横89

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141//10/01mon. 広島18:00開始/7,636人

負けたらなんの意味もない。反省するところはいっぱいある。

中日 002001000 小笠原/朝倉/石井/鈴木 − 谷繁
広島 01020002X 長谷川/永川 − 倉/石原
○長谷川4勝5敗/S永川4勝7敗3/●鈴木1勝1敗 /[中日]谷繁3回6号ソロ/井端6回5号ソロ
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[三]中村紀/[中]李炳圭/[右]堂上/[捕]谷繁/[投]小笠
[二]東出/[中]アレックス/[一]栗原/[三]新井/[左]前田/[遊]梵英心/[右]嶋重宣/[捕]倉義和/[投]長谷川

広島は3-3の同点で迎えた8回裏、嶋が適時三塁打を放ち勝ち越しに成功。投げては先発・長谷川が8回3失点の好投で今季4勝目をマーク。最後は守護神・永川が締めた。一方の中日は4番手・鈴木が踏ん張れず痛い敗戦を喫した。これにより巨人の優勝マジックは1となった。阪神が横浜を下し、CS(クライマックス・シリーズ)出場は巨・中・阪と確定。

先発小笠原を二回で諦めて二番手に朝倉投入、という火事場の総動員体勢も実らず。ウッズは三振/遊ゴ/三振/三振。腰痛の中村紀洋は先発したが、1打席目に三球三振後、守備につこうとしたがベンチからストップかかって交代。最終回は二死一二塁で代打新井良太、0-2 からの真直ぐを左中間へジャストミート、逆転打かと思われたがレフト広瀬の好捕に阻まれゲームセット。良太:「いい当たりでも凡打は凡打。ぼてぼての内野安打の方がマシ」。オレ:「負けたらなんの意味もない。反省するところはいっぱいある」

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10/02tue. 東京ドーム18:00開始/46,260人

連覇ならず。

乳酸 003010000 |  石川/藤井/シコースキー/館山/花田 − 川本
巨人 001200002X|  内海/木佐貫/野間口 − 阿部
○野間口4勝0敗/●館山3勝12敗5S
[ヤクルト]ラミレス3回29号3ラン/[巨人]ゴンザレス3回3号ソロ/李4回30号2ラン

リーグ優勝へマジック1としていた巨人がヤクルトを下し5年ぶりのリーグ優勝を決めた。巨人は1点を追う9回裏、代打・矢野の内野安打などで2死満塁とすると、清水の内野安打と悪送球の間に2者が生還し、土壇場からの劇的な逆転サヨナラ勝ち。大混戦の優勝争いを制した。ウチはこの日試合なし。阪神が横浜に敗れ、我々の二位が確定した。

オレ:「誤算はない」。シーズン前ぶっちぎりの優勝を宣言して逃したんだから、誤算がないというのはおかしな発言に見えるけど、これは「福留の離脱をはじめ、誤算が大きかったのでは」みたいな声に対して「そんなものはひとつも言い訳にならん」と言いたいのだと思われる。「巨人が勝率、勝ち数でウチより上にいったということ。泣き言を言っても仕方ない」「シーズンは続くし、2つ目のハードルを超えるチャンスが残っている。1つ目のハードルを超えられなかった悔しさをここにぶつけたい。ウチにはそれを乗り超える力がある」

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10/03wed. 高校生ドラフト/グランドプリンスホテル高輪14:15開始

高校生ドラフト

3日に行われた高校生ドラフトは、中田翔(大阪桐蔭)、佐藤由(仙台育英)、唐川(成田)の「ビッグ3」に指名が集中し、78年以来29年ぶりに1巡目での単独指名がなかった。西武は裏金問題による制裁で、3巡目までの指名権を剥奪された。最も多く指名したのは日本ハムの6人で、中日とヤクルトは2人で指名を打ち切った。日本高野連にプロ志望届を提出した106選手中、計39選手が指名され、昨年より6人増えた。ポジション別では投手23人、捕手2人、内野手6人、外野手8人。

▼巨人・原監督 (佐藤由を外したのは)残念。藤村は足に特徴のある選手。いろいろなポジションをできそうな可能性を持っている。きちっとした育成プランの中で育てていきたい。▼中日・落合監督 何を聞かれても分かりません。顔も見たこともないんだから。顔を見てから。ピッチャー2人っていうだけ。(若い)ピッチャーがいません。▼阪神・岡田監督 (中田の抽選に外れ)これも運やからなあ。最初から2度引く覚悟やったが、2度目は引けて良かったわ。将来性ある選手やし。まあ90点の評価やな。▼横浜・大矢監督 田中君はテレビで投球を見たが、非常に気が強く、制球力もある。左投手としては高校ナンバーワンの評価だ。うちに来てくれるのを祈っている。▼ヤクルト・古田監督 佐藤由はリーグ、日本を代表し、世界に行く選手。(楽天希望に)郷里を愛する心は大切だが、視野を広めるためにもぜひ東京でプレーしてほしい。▼広島・ブラウン監督 くじを引くのは初めて。組織の将来の力が運で決まるのはどうかなと思う。安部は運動神経がよく、足が速く、将来性が高い。

▼日本ハム・高田ゼネラルマネジャー (中田の交渉権を得て)一番欲しかった選手。中軸を打てる選手がぜひとも欲しかった。(来季1軍の可能性も)大いにある。▼ソフトバンク・王監督 中田君を国産の大砲としてどこまで伸ばせるか、楽しみにしていただけに残念。岩崎君は佐藤由、唐川投手に比べてもそん色のない将来性の高い投手として期待している。▼ロッテ・バレンタイン監督 唐川は、ビデオで見て、一番すぐれた選手だと思った。体も大きいし、さまざまな球種も持っている。時間がとれれば直接会ってみたい。▼西武・前田球団本部長 制限がある中でバランスよくとることができた。パーフェクトに近い。指名がゼロになることも覚悟していた。スカウトがよくやってくれた。▼楽天・米田球団代表 (1巡目指名の)寺田は隠し玉です。素質の高さは、(仙台育英の)佐藤由と同じぐらいと評価していた。他球団にとられなくてよかったです。▼オリックス・コリンズ監督 希望の選手がとれないこともあるが、素晴らしい選手の交渉権を得られたと思う。スカウト部長が満足していれば、私は満足だ。以上毎日新聞より。

中日は1巡目に仙台育英・佐藤由規(投)を指名するも抽選でヤクルトへ。続いて市立船橋・佐藤翔(投)を指名するも抽選でソフトバンクへ。「外れの外れ」で浦和学院・赤坂和幸を獲得。146km右腕、打っては高校通算58発。よそはバッターとして評価してたけど中日は投手として評価、と中スポに書いてある。三巡目は尾道商・樋口賢。父親が英国人でロンドン生まれ。3歳で両親が離婚し、以後日本に移住。甲子園出場歴なし。MAX148km。なんで2巡目がないかというと、高校生ドラフトの2巡目は大学・社会人ドラフトで1巡目を使わないと宣言したチームだけが使える、んだそうだ。逆に、高校生ドラフトで1巡目を放棄すれば、大学・社会人ドラフトで2巡目が使える。

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142//10/04thu. ナゴヤドーム18:00開始/37,964人

それでもシーズンは続く。平田死球でプロ初打点、延長12回井端サヨナラH。髪の毛は伸びてくる。でも、シーズンは戻って来ないんだ。

広島 000010000010 |  高橋/宮崎/青木高/青木勇/横山/永川/佐竹/林/斉藤 − 倉
中日 000000100011X|  川上、デニー、平井/クルス/岡本/鈴木/石井/久本/高橋/岩瀬 − 谷繁/清水将
○岩瀬2勝4敗43S/●斉藤0勝1敗 /[中日]森野7回17号ソロ
[二]東出/[中]アレックス/[一]栗原/[三]新井/[左]前田/[遊]梵英心/[右]嶋重宣/[捕]倉義和/[投]高橋建
[二]荒木/[右]藤井/[遊]井端/[一]ウッズ/[三]森野/[左]李炳圭/[中]平田/[捕]谷繁/[投]川上

中日は同点で迎えた11回表、久本の暴投で1点を勝ち越される。しかし、その裏に平田のプロ初打点となる押し出し死球で同点に追い付くと、12回に井端の適時打でサヨナラ勝ち。両チームあわせて47人の選手が出場した総力戦を中日が制し、本拠地最終戦を白星で飾った。

落合監督、丸刈りで日本一を約束 ナゴヤドームがどよめいた

ナゴヤドームでのレギュラーシーズン最終戦となった広島戦は延長12回の末、井端が2死二塁から中前打、3−2でサヨナラ勝ちした。次の本拠地での試合は、13日に開幕するクライマックスシリーズ第1ステージの阪神戦。丸刈り姿になった落合博満監督(53)は同シリーズを勝ち上がっての日本シリーズ出場、そして53年ぶりの日本一をファンに約束した。

脱帽して深々と頭を下げた指揮官に、満員御礼のスタンドがどよめいた。丸刈りでのあいさつ。そこに落合監督の重い決意を読み取ったのだ。「連覇を掲げてやってきましたが、それができずにこういう結果になりました。ファンの皆様、本当に悔しい思いをされたと思います。我々も悔しい思いをしております。ただ、今年は例年と違いましてクライマックスシリーズ、そして勝ち上がったものは日本シリーズで、パ・リーグの覇者ともう一度戦うチャンスが残されております。一度失った我々には、もう失うものはありません。是が非でも日本シリーズのペナントを、この名古屋の地に持ち帰り、皆様方と楽しいオフを過ごせますよう、全身全霊をかけて戦います。今まで以上のご声援をよろしくお願いします」

本拠地最終戦をサヨナラで飾った。プロ野球タイ記録となる10人の投手をつぎ込み、6安打に封じた。次に本拠地で戦うのは13日のCS第1ステージだ。残り2戦。40人のロースターがある日本シリーズと違って、CSは公式戦の延長となる。いま2軍に落とせば、第1ステージは間に合わない。その中で誰を使い、誰を使わないか。落合監督の眼力が問われているのだ。「負けたらこういう使い方をしないとな。(一度落とすと)上がってこれないというのもある。それを見越して上でやらせるやつと、下で場数を踏ませるやつを決めないと。いい形で13日に入っていかないとな」

プロ初先発の平田をはじめ、14人の野手も使い切った。すべてのプレーがテストである。阪神との戦いは始まっている。丸刈りは一つの区切り。気持ちは次へと向かっている。阪神、巨人、そしてパの覇者との頂上決戦。そこに勝ってこそ、連覇を逃した苦しさから解放される。「髪の毛は伸びてくる。でも、この年のシーズンは戻ってこないんだ。それにしても、1年は早いなあ…」以上、トーチュウより。

トーチュウによると開幕日の3月30日に福嗣くんと「優勝できなかったら丸刈り」と約束したらしい。「優勝するに決まってるから大丈夫だって」と言ったそうだ。

他紙による落合監督の談話:「下にいる選手を含めて、誰が使えて誰が使えないか、(残した試合は)こういう使い方をしないと。それを見越して場数を踏ませている」「下に行った奴がどういう気持ちで野球をやってるか知らないが、気持ちを切らしたら終わりだ。良い形で13日(クライマックスシリーズ初戦)に入っていかなきゃいけないから、代わりがいるならそれを使う」(V逸で長男・福嗣くんとの約束どおり頭を丸めたことについて)「髪?親子の約束破っちゃダメだろ。親子と夫婦の約束は破っちゃいかん。まして、全国の人が(報道で)約束聞いてんだから。勝ちゃ、こんな頭にする事は無かった。負けたから・・・。髪の毛は戻ってくる。でも今年のシーズンは戻ってこないんだよ」

中日:落合監督、丸刈り 優勝逃し「親子の約束」

プロ野球・中日ドラゴンズのレギュラーシーズンの本拠地最終戦が4日、ナゴヤドーム(名古屋市東区)で行われ、2位に終わった落合博満監督(53)は頭を丸めた姿で指揮を執った。

延長十二回の熱戦後、約3万8000人のファンを前に、落合監督が帽子を脱ぐと、観客席には「おー」というどよめきと大きな拍手がわき起こった。落合監督は声を震わせながら「連覇の夢を掲げてここまで来たが、それができずにファンも我々も悔しい思いをした。全身全霊をかけて日本シリーズを戦いたい」と決意表明。総立ちの観客からは「よく頑張った」などとねぎらいや激励の声が上がった。頭を丸めた理由について落合監督は報道陣に「親子の約束を破ったらいかん。(長男福嗣さんに)負けたら丸刈りにすると言っていた」と明かし、「髪は伸びてくるけど、シーズンは負けりゃ戻ってこない」と話した。以上毎日新聞より。

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143//10/06sat. 神宮18:20開始/27,203人

代打ノリさん20号満塁弾。

中日 300005000 中田/小笠原/平井 − 小田/清水将
乳酸 000000001 松井/花田/館山/吉川 − 福川/古田
○中田14勝8敗/●松井1勝3敗 /[中日]中村紀6回20号満塁
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[右]李炳圭/[中]平田/[三]柳田/[捕]小田/[投]中田
[中]青木/[二]田中/[左]ラミレス/[右]ガイエル/[一]リグス/[遊]宮本/[三]飯原/[捕]福川/[投]松井

中日は1回表、平田のプロ初安打となる2点適時打などで先制すると、6回には代打・中村紀の満塁ホームランなどで5点を追加し、試合を決めた。投げては先発・中田が5回を8奪三振無失点に抑え14勝目。ヤクルトはチャンスであと一本が出ず、広島に同率5位で並ばれた。

中村紀の満塁HRは通算14本目で、王貞治の持つ日本記録15まであと1。「えっ、そうなの? よし、打ったろ。王さんを超えられるように頑張ります」。中田は五回まで 8奪三振で今季通算177。あと3つで内海の180に並ぶところだったが、CSに向けての調整で小笠原に交代。「あと3奪三振? ああ、そうだったんですか。でもそれはいいでしょう。予定通りの降板なんで」

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144//10/07sun. 横浜18:00開始/20,448人

最終戦、4失策。平田良介4打数3安打。

中日 010101001 朝倉/山井/クルス/岡本/岩瀬 − 谷繁
横浜 10030002X 高崎/木塚/加藤/マットホワイト/クルーン − 相川
○高崎2勝1敗/Sクルーン3勝1敗3/●山井6勝4敗 /[中日]森野2回18号ソロ
[二]荒木/[遊]井端/[左]新井/[一]ウッズ/[三]森野/[右]李炳圭/[中]平田/[捕]谷繁/[投]朝倉
[二]野中/[捕]相川/[中]金城/[三]村田/[一]吉村/[左]古木/[右]内川/[遊]藤田/[投]高崎健

横浜は1点を追う4回裏、内川の適時打と敵失で3点を奪い逆転に成功。8回には金城が中日・岩瀬から2点適時二塁打を放ち貴重な追加点を挙げた。最後は守護神・クルーンが1点を失うも、後続を抑え逃げ切った。一方の中日は4つの失策が響き、最終戦を白星で飾れなかった。

朝倉バント処理ミス、谷繁悪送球、ウッズ後逸、井端悪送球。ちなみに山井バント失敗。オレ:「こんなもんだろ。順位が決まった後の試合っていうのは、えてしてこうなる」「ここで使うんじゃない選手を使っているからな。切り替える? 切り替わってないよ。なんで切り替えるの? シーズンの一環だろ」先発朝倉:「ここ最近はボールが走っていなかったけど、きょうは少しよくなりました。まだまだ修正するべきことはありますけどね。1週間で何とか上げていきたいです」。予定の3イニングを3安打1失点。2番手山井:「抜け球が多かったんですが、それはブルペンで修正できました」。制球に苦しみ、味方の拙守もあって2イニング3安打3失点(自責0)。

森野の開幕前の目標は「3割、20本塁打、100打点」。この日の試合前には、自分で打率を計算し、5打数5安打でも3割には1厘足りないことを知り、達成をあきらめたという。それでも18本塁打、97打点と合わせ、全部門であと一歩まで詰め寄った。「こんなもんでしょう。ある程度は満足しています。特に打点はできすぎですね」「CS? 打つか打たないかでしょう。早めに乗りたいですね」。連覇は逃したが、チームは中5日おいてクライマックスシリーズ第一ステージ、阪神戦へ。この日の試合で井端は右(だったかな)手首を突いて痛めたらしい。腰を痛めている中村紀洋とともにクライマックスシリーズ直前まで不安視されたが、痛み止めを飲んで出場した。

▼10月7日18時20分ころ、川崎市川崎区の片側2車線の直線道路でUターンしようとした4トントラックの側面に後続のスクーターが衝突、運転していた阿部典史32歳は病院に搬送されたが、20時50分ころ死亡した。



C l i m a x  S e r i e s

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1st stage 01/10/08mon. 千葉マリン13:00開始/30,010人
福岡 003100000 斉藤和/柳瀬/藤岡/篠原 − 的場/田上
千葉 00321101X 渡辺俊 − 里崎
○渡辺俊1勝0敗/●斉藤和0勝1敗 /[ロッテ]オーティズ5回1号ソロ
[二]本多/[遊]川崎/[指]松中/[三]小久保/[右]柴原洋/[左]大村/[中]多村仁/[一]本間満/[捕]的場
[遊]TSUYOSHI/[中]早川/[二]オーティズ/[右]サブロー/[捕]里崎/[左]大松/[指]ベニー/[一]福浦/[三]今江

ロッテは1点を勝ち越された直後の4回裏、早川の犠飛などで2点を奪い逆転に成功。その後も効果的に得点を重ねた。投げては先発・渡辺俊が、5回以降パーフェクトに抑える好投を見せ、ロッテが第1ステージ通過に王手をかけた。ホークスは投手陣が7四球と精彩を欠いた。

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1st stage 02/10/09tue. 千葉マリン18:15開始/29,411人
福岡 240110000 杉内/水田/馬原 − 田上
千葉 001000200 小林宏/高木/小宮山/藤田/荻野/川崎/小林雅 − 里崎
○杉内1勝0敗/●小林宏0勝1敗
[ソフトバンク]松中4回1号ソロ/ブキャナン5回1号ソロ/[ロッテ]福浦7回1号2ラン
[遊]川崎/[二]本多/[指]松中/[三]小久保/[左]大村/[捕]田上/[中]多村仁/[一]ブキャナン/[右]柴原洋
[遊]TSUYOSHI/[中]早川/[指]竹原/[右]サブロー/[捕]里崎/[左]ベニー/[二]オーティズ/[一]福浦/[三]今江

負けられないホークスは序盤に松中の先制二塁打、本多・大村の適時打などで計6点を奪う。さらに4回表に松中のソロ、5回にはブキャナンのソロで加点した。投げては先発・杉内が、7回3失点の好投。ホークスの快勝で、第2ステージ進出チーム決定は明日に持ち越された。

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1st stage 03/10/10wed. 千葉マリン18:15開始/30,011人
福岡 000000000 スタンドリッジ/水田/篠原/藤岡 − 田上
千葉 00000400X 成瀬 − 里崎
○成瀬1勝0敗/●スタンドリッジ0勝1敗
[遊]川崎/[二]本多/[指]松中/[三]小久保/[左]大村/[中]多村仁/[一]ブキャナン/[右]アダム/[捕]田上
[遊]TSUYOSHI/[中]早川/[一]福浦/[右]サブロー/[捕]里崎/[左]大松/[二]オーティズ/[指]橋本将/[三]今江

ロッテがクライマックスシリーズ第2ステージ進出を決めた。ロッテは6回裏、1死満塁からサブローの適時三塁打、里崎のスクイズで4点を先制。投げては先発・成瀬が、ホークス打線を散発5安打に抑える完封勝利。敗れたホークスは、4年連続で日本シリーズ進出を逃した。

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10/11thu. 有明コロシアム

亀田“投げ技”で減点、最後は自暴自棄

内藤が日本王者だった2年前から、内藤と亀田3兄弟の長兄、興毅や大毅との間で、対戦をめぐって挑発や舌戦が繰り広げられてきた“因縁の対決”。序盤、亀田はガードを固めて低い姿勢で前へ出る。対する内藤は距離をとって手数を出す展開。パンチらしいパンチを出せなかった亀田は2回終了間際、両手を広げ、舌を出して内藤を挑発した。

オープンスコアリングシステムにより、4回終了後に採点の途中経過が発表、内藤3−0リードに客席から歓声が上がった。8回終了後2度目の途中経過発表で、判定なら内藤の勝利が明確に。直後の9回、亀田はクリンチ中に内藤を投げ倒す。その後も内藤が自分の距離から手数を稼ぐ一方、亀田は有効打を当てられない一方的な展開。最終 12 回に亀田は、クリンチの際に内藤を投げ倒し減点。直後に今度は意図的に投げようとし、減点合計3とされるなど、自暴自棄になった。(産経新聞)

長兄興毅は「ヒジでエエから目に入れろ」と反則を指示したとされる問題について、翌日協栄ボクシングを通じて「あれはヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙えいう意味」とのコメントを発表した。

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2nd stage 01/10/13sat. 札幌ドーム13:00開始/42,222人
千葉 011000000 久保/高木/小宮山/藤田/清水 − 里崎
火腿 04001000X ダルビッシュ − 鶴岡/中嶋
○ダルビッシュ1勝0敗/●久保0勝1敗
[遊]TSUYOSHI/[中]早川/[一]福浦/[右]サブロー/[捕]里崎/[二]オーティズ/[左]大松/[指]ベニー/[三]今江
[中]森本稀哲/[二]田中/[右]稲葉/[指]セギノール/[左]工藤/[三]小谷野/[一]稲田/[遊]金子誠/[捕]鶴岡

日本ハムは1点を先制された直後の2回裏、森本・田中賢の連続タイムリーで一気に4点を奪い逆転。5回には金子誠のタイムリー三塁打で貴重な追加点を挙げた。先発・ダルビッシュは9回2失点の好投で完投勝利。投打の噛み合った日本ハムが、幸先のよいスタートを切った。

1st stage 01//10/13sat. ナゴヤドーム18:00開始/◆38,385人

エースが押さえて四番が打ってミスター3ランが3ラン。完勝。

阪神 000000000 下柳/渡辺/久保田/ダーウィン/橋本健 − 矢野
中日 30000400X 川上/石井/鈴木/久本/岡本/クルス/平井 − 谷繁
○川上1勝0敗/●下柳0勝1敗 /[中日]ウッズ1回1号2ラン/森野6回1号3ラン
[遊]鳥谷敬/[中]赤星/[一]シーツ/[左]金本/[三]今岡誠/[右]林威助/[捕]矢野/[二]関本健/[投]下柳剛
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[三]中村紀/[右]李炳圭/[中]平田/[捕]谷繁/[投]川上

中日が阪神を圧倒し、第2ステージ進出に王手をかけた。中日は1回裏、森野の適時打、ウッズの2ランで3点を先制。6回には森野の3ランなどで4点を追加し、試合を決めた。投げては先発・川上が、7回を2安打無失点に抑える好投。その後も小刻みな継投で阪神を零封した。

38,385人というのは今季最多だそうだ。クライマックスシリーズ様々だ。初回一番荒木が敵失で出て初球に盗塁して二番井端が進塁打で三番森野が先制タイムリーで四番ウッズが2ラン。六回は先頭谷繁がHで憲伸が送って荒木タイムリー、井端続いて森野3ラン、投げては川上憲伸が五回までパーフェクト(でもどことなく去年までの熱血奮投仁王立ち、という雰囲気とは違う)、七回投げて被安打二で四死球ゼロ、というウソみたいに理想的な完勝。ウッズ:「監督のおかげ。自分では気付かなかったことを見抜いて指摘してくれた(内容は数日前のトーチュウに書いてあった。たしか「グリップが下がってる。上から叩け。そうすればボールにバックスピンがかかって弾道が上がる」とかだったと思う)。本当に感謝している」。得点には絡まなかったが中村紀洋の四打数三安打も印象に残った。ノリさんは腰の痛みのせいでイキむことができず、トイレに言っても小便が出切らないので頻繁にトイレに通う、という状態だそうだ。

中華屋で読んだ日刊スポーツには、憲伸が「あした中継ぎ待機するかも。岩瀬さんの後でね(笑)」と語った、とか、トーチュウにぜんぜん書いてないおもしろいネタがたくさん書いてあってショックを受けた。でももう忘れたのでここに書けない。八回九回は石井/鈴木/久本/岡本/クルス/平井の調整登板。しかし、中継ぎ以降はダメダメでアップアップな感じだった。試合後の監督インタビューはじつに挙動不審な沢尻エリカ風味で、まあなんというか、見慣れた感じと言うか。「これで終わりじゃない。今日のゲームはこれで終わり」

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2nd stage 02/10/14sun. 札幌ドーム13:00開始/42,222人
千葉 040010012 小林宏/高木/川崎/薮田/小林雅 − 里崎
火腿 100000000 武田勝/押本/萩原/山本/金森 − 高橋
○高木1勝0敗/●武田勝0勝1敗
[ロッテ]里崎2回1号2ラン8回2号ソロ/オーティズ2回1号ソロ/サブロー5回1号ソロ/早川9回1号ソロ
[遊]TSUYOSHI/[中]早川/[指]竹原/[右]サブロー/[捕]里崎/[一]オーティズ/[左]ベニー/[二]堀幸一/[三]今江
[中]森本稀哲/[二]田中/[右]稲葉/[指]セギノール/[捕]高橋/[左]工藤/[三]小谷野/[一]稲田/[遊]金子誠

ロッテは1点を追う2回表、里崎の2ラン、オーティズのソロなどで4点を奪い逆転に成功。その後も里崎の2発目を含む3本のソロで突き放した。先発・小林宏は、足を痛め4回途中で悔しい降板も、その後を4人の継投で振り切った。これでロッテは1勝1敗のタイとした。

1st stage 02//10/14sun. ナゴヤドーム18:00開始/◆38,275人

初回中村紀洋先制2点タイムリー、ビョン様3ラン。取れなきゃ守る。第一ステージ突破。

阪神 000100020 上園/渡辺/江草/久保田/ウィリアムス − 野口
中日 50000000X 中田/小笠原/岡本/岩瀬 − 谷繁
○中田1勝0敗/S岩瀬0勝0敗1S/●上園0勝1敗 /[中日]李1回1号3ラン
[遊]鳥谷敬/[中]赤星/[一]シーツ/[左]金本/[三]今岡誠/[右]林威助/[捕]野口/[二]関本健/[投]上園
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[三]中村紀/[右]李炳圭/[中]平田/[捕]谷繁/[投]中田

中日が連勝で、クライマックスシリーズ第2ステージ進出を決めた。中日は1回裏、1死満塁の好機から中村紀の2点適時打、李の3ランが飛び出し5点を先制。その後2点差まで詰め寄られるものの、最後は守護神・岩瀬が締めた。敗れた阪神は、先発・上園の乱調が誤算だった。

阪神の先発はルーキー上園。初回、荒木倒れるが井端四球、森野H、ウッズ四球で一死満塁。ここでノリさんが気分はレフトスタンドのダメダメな空振りふたつの後、きのうも見た職人的巧打で先制2点タイムリー。後続イ・ビョンギュが低めのフォークをまさかの3ラン。中田は相変わらずの乱調も五回一失点。ウチは二回以降は無得点で、チョー結果論を言えば、藤川かジェフが先発だったら 3-0 で負けたんじゃないか、という感じ。あるいは渡辺先発でも。きのうも見たけど阪神の渡辺とかいうPはハゲしく魅力的だ。聡文と交換してくれないだろうか。こっちの二番手以降のピッチャーはどうにもこうにも不安だ。阪神相手ならどうにかなっても、巨人を抑えられるような雰囲気はぜんぜんない。ノリさんとビョンギュがお立ち台に予定されてたが、八回に一死一二塁でビョンに回った場面で代打立浪を送られ、代打出されたから体裁悪い、という理由でビョンギュのお立ち台はキャンセルされた、と、ラジオで言ってた。平田良介は第三打席でシリーズ初ヒット。動く平田を見たのはじつはきのうが初めてなんだけど、風貌といい、大スターのように悠然と右手を上げてバットをぐるぐる回す儀式といいフォームといい、もーのーすーげー大物感ですね。

オレ:(中田について)「暴れ馬がいい具合に暴れてくれたんじゃないですか」暴れ馬とか言われるとずいぶんカッコイイ響きだけど、素人目にはそんな感じじゃないけどなあ・・・。「みんな、うまいこと照準を合わせてやってくれた。4年間で3度も短期決戦をやってる。そろそろ覚えないと(日刊スポーツ)」「(八回一死からの岩瀬投入について)あしたには絶対持ち込みたくなかった。今日で終わらせるつもりだった。(追加点を)取れなきゃ守る。待っていたらどう転んだかわからない。4年間で3回もやってるんだ。短期決戦の戦い方をそろそろ覚えなきゃ(トーチュウ)」。岡田彰布:「もうええやんか。全部終わったんやから」。戦いは中三日おいて、東京ドームへ。

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2nd stage 03/10/15mon. 札幌ドーム18:00開始/42,222人
千葉 000000000 渡辺俊/藤田/久保/荻野 − 里崎
火腿 00010060X グリン/武田久/MICHEAL − 高橋/中嶋
○グリン1勝0敗/●渡辺俊0勝1敗
[遊]TSUYOSHI/[中]早川/[一]福浦/[右]サブロー/[捕]里崎/[二]オーティズ/[左]大松/[三]今江/[指]橋本将
[中]森本稀哲/[二]田中/[右]稲葉/[一]セギノール/[捕]高橋/[左]工藤/[指]坪井/[遊]金子誠/[三]稲田

日本ハムは1点リードで迎えた7回裏、森本・田中賢・稲葉の3連続適時打と工藤の走者一掃となる適時三塁打で一挙6点を奪い試合を決めた。先発のグリンは、味方の好守にも助けられ7回無失点の好投。投打の噛み合った日本ハムが完勝し、日本シリーズ出場に王手をかけた。

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2nd stage 04/10/16tue. 札幌ドーム18:00開始/42,222人
千葉 000002003 小野/川崎/薮田/小林雅 − 里崎
火腿 000010000 スウィーニー/武田勝/萩原/山本/武田久/MICHEAL/菊地 − 高橋/中嶋
○川崎1勝0敗/●武田勝0勝2敗
[ロッテ]里崎6回3号2ラン
[遊]TSUYOSHI/[中]早川/[一]福浦/[右]サブロー/[捕]里崎/[二]オーティズ/[左]大松/[指]ベニー/[三]今江
[中]森本稀哲/[二]田中/[右]稲葉/[指]セギノール/[捕]高橋/[左]工藤/[三]小谷野/[一]稲田/[遊]金子誠

ロッテは1点を先制された直後の6回表、里崎の2ランで一気に逆転。9回には日本ハムの守護神・MICHEALを攻め、里崎の適時打などで3点を追加し試合を決めた。これで対戦成績は2勝2敗となり、クライマックスシリーズ第2ステージは第5戦までもつれ込んだ。

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10/16tue.

内海?高橋尚?正解はどっち!巨人がCS初戦へ“先発隠し”

巨人は16、東京ドームでクライマックスシリーズ(CS)第2ステージを前に最後の紅白戦を行った。試合前の練習では初戦の先発が予想される内海哲也投手(25)と高橋尚成投手(32)が同時にブルペン入り。投球スタイルに違いを見せる2人が“カムフラージュ作戦”を決行した。

先に室内ブルペンに入った防御率1位の高橋尚を追うように奪三振王の内海もブルペンに消えた。セ投手部門2冠を制した両エースの同時ブルペン入りは、綿密に計算されたものだった。「1戦目? そりゃオレは言えないけど…。でもあるかもよ、初戦に。これ以上はいえないね」高橋尚が意味深長な笑みを浮かべる。18日から始まるCS第2ステージ第1戦は、レギュラーシーズンの開幕戦でもマウンドに上がった内海の先発が濃厚。それでも、なぜか含みを持たせた。

どちらも同じ左腕なのに、カムフラージュは意味があるの? 実は、この2人には投球スタイルに大きな違いがある。100キロ台のスローカーブを駆使し、緩急で打ち取る高橋尚に対し、内海はここぞの場面で内角を大胆にえぐる投球が身上。どちらかに的を絞らせない行動は、中日にとってやっかいなのだ。

振り返ると、この作戦は12日の紅白戦から始まっていた。同時に先発した2人は高橋尚が5回3安打無失点。内海が5回4安打1失点。お互いに見劣りしない仕上がりを見せていた。「きょうは中日打線をイメージして投げたのですが、ホンマ最悪でしたよ」。最後は内海も報道陣をけむに巻くようにニヤリ。内海か高橋尚か−。確実なのは、チームを引っ張ってきた両左腕の快投が日本シリーズ進出に不可欠だということ。2人は最初から最後まで協力して、強竜打線をねじ伏せるつもりだ。

オレ竜見破ったり! Gバッテリーが中日データ獲得

打倒・落合竜に向けて準備は着々と進んでいる。この日、竜虎で争われたCS第1ステージを偵察してきた山本幸二スコアラー(44)が東京ドームを訪れ、報告書を提出。バッテリーには、A4用紙2枚にギッシリと書き込まれた対中日のデータが手渡された。試合をテレビ観戦していたナインは用紙を自宅に持ち帰り“予習”に入る。(sanspo.com)

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2nd stage 01//10/18thu. 東京ドーム18:00開始◆44,232人

谷繁2点タイムリー、ウッズ2ラン。小笠原孝の呪いは解けた。

中日 002200010 小笠原/石井/鈴木/平井/岡本/岩瀬 − 谷繁
巨人 000011000 内海/西村/野間口/林/門倉 − 阿部
○小笠原1勝0敗/S岩瀬0勝0敗1S/●内海0勝1敗 /[中日]ウッズ4回1号2ラン/[巨人]谷5回1号ソロ
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[三]中村紀/[右]李炳圭/[中]平田/[捕]谷繁/[投]小笠
[右]高橋/[左]谷佳知/[三]小笠原/[一]李承ヨプ/[遊]二岡/[捕]阿部/[中]清水/[二]脇谷/[投]内海

巨人のミスに乗じた中日が第2ステージ初戦を制した。中日は3回表、敵失と2つの四球で満塁にすると、谷繁の中前打で2点を先制。続く4回にはウッズの2ランで加点した。先発・小笠原は5回1失点の好投。その後は、小刻みな継投から守護神・岩瀬につなぎ逃げ切った。

先発は本命山井、対抗朝倉とあらゆるスポーツ新聞が書く中、オールスター以降はついに1勝もできなかった、投げると打線が沈黙する呪いにとりつかれた男、小笠原孝31歳。今季巨人相手に投げたのは 8/11 の1試合のみ。この時は九回投げて1失点(試合は延長12回、堂上剛裕剛の2号サヨナラ3ランで勝ち投手平井)。篠塚打撃コーチはメンバー発表後に急遽データルームに向かいつつ、「『むちゃくちゃだなあ。小笠原だからって“ハイ、やめた”というわけにはいかないだろ』。ミーティングでの小笠原対策は『やってねえよ』。気持ちを落ち着けるためか、手にミルク味のあめを持っていた。(サンスポ)」だそうだ。なんかの新聞では「『むちゃくちゃだなあ。え? 驚いてなんかいないよ。準備? してねーよ』となんだか矛盾したコメントを発し」とか書かれていた。伊原ヘッドコーチ:(予想外の小笠原先発に)「老獪になってきたね。相手を褒めますよ。大したもんだ」。オレ:(小笠原先発について)「奇襲でもなんでもない。1年間ローテを守ってきた。後半は勝ち運がなかったが、悪い投球はしてなかった」。奇襲かどうかはともかく、落合なら「ウラかいて左腕」もありそうだ、と思ってたシロウトは多いんじゃないか。伊原も篠塚もそんなに驚いたのか。小笠原を格下だと思ってるのか。まあ、格下と言えば格下か。とにかく小笠原は五回をみごと谷のソロの1点のみに抑えた。「行けるところまで全力でと余計なことは考えないようにした。めちゃくちゃうれしい」

先発が右だろうが左だろうがせいぜい七番と八番が変わる程度なんだから大勢に影響ないんでないの、とド素人としては思ってたんだけど、そういうもんではないらしい。前半のチャンスで七番八番に回ってきたときに右の代打を出すと、後半にチャンスで鈴木義広が出てきたとき、すでに左の代打が残ってない、とかなんとか。

初回二死満塁でビョン初球一ゴロ。二回一死満塁で井端遊併。三回一死満塁で平田見逃し三振。しかし続く谷繁がようやくセンター前へ2点タイムリー。四回はウッズが2ラン。八回は二死から平井のところで代打新井良太が殊勲の四球、荒木続いて井端、ツマった当たりがセカンドライナー、かと思われたがゴンザレス反応トロくてライト前。新井の代走ルーキー岩崎達郎 from 新日本石油ENEOS 23歳プロ初出場、あれは荒木かヒデノリか、と思わせる素晴らしい速度で5点目の生還。八回一死から岩瀬。それにしても先発と岩瀬以外は不安だ。特にサイレント石井と岡本。なんであんなの使うんだ、とまで思ってしまう、が、他にいないんだからしょうがない。それにしても石井裕也は凄いピッチャーになると思ってたんだけどなー。

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2nd stage 05/10/18thu. 札幌ドーム18:00開始/42,222人

シンジテマシター。

千葉 000001001 成瀬/小林宏/清水/荻野 − 里崎
火腿 00312000X ダルビッシュ/グリン/MICHEAL − 鶴岡/中嶋
○ダルビッシュ2勝0敗/●成瀬0勝1敗 /[日本ハム]セギノール3回1号3ラン
[遊]TSUYOSHI/[中]早川/[一]福浦/[右]サブロー/[捕]里崎/[二]オーティズ/[左]大松/[指]橋本将/[三]今江
[中]森本稀哲/[二]田中/[右]稲葉/[一]セギノール/[指]高橋/[左]工藤/[三]小谷野/[遊]金子誠/[捕]鶴岡

日本ハムが日本シリーズ進出を決めた。日本ハムは3回裏、セギノールの3ランで先制すると、4回には鶴岡の適時二塁打、5回には工藤の適時打などで加点。投げては中4日で先発したダルビッシュが、7回途中1失点の好投で2勝目を挙げ、第2ステージのMVPを獲得した。

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2nd stage 02//10/19fri. 東京ドーム18:00開始/45,074人

谷繁四安打/憲伸バスター二安打/アライバ好調/ビョンギュ2点タイムリー3ベースで熱い雄叫びガッツポーズ/さらに上原浩治からダメ押し弾。王手。

中日 010200301 川上/岡本/岩瀬 − 谷繁
巨人 100000300 木佐貫/林/西村/山口/門倉/豊田/上原 − 阿部
○川上1勝0敗/S岩瀬0勝0敗2S/●木佐貫0勝1敗
[中日]李9回1号ソロ/[巨人]ホリンズ7回1号3ラン
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[三]中村紀/[右]李炳圭/[中]平田/[捕]谷繁/[投]川上
[中]清水/[左]谷佳知/[三]小笠原/[一]李承ヨプ/[遊]二岡/[捕]阿部/[二]脇谷/[右]ホリンズ/[投]木佐貫

同点で迎えた4回表、中日は荒木の適時二塁打などで2点を勝ち越すと、7回には李の2点適時三塁打と谷繁の適時打で加点。その後ホリンズの3ランで再び2点差となるも、9回に李のソロで貴重な追加点を挙げた。これで中日は2連勝とし、日本シリーズ進出へ王手をかけた。

巨人は高橋由伸が欠場、理由は非公開。オレ流の情報秘匿はずいぶん批判されたもんだが、結局(いい悪いはともかく)戦略としての有効性が証明されたような感じか。右足首故障説が有力だが、きのうウッズにはホームラン以外にもいい感じの右への大打球が2本あって、いずれも由伸がフェンスに体をぶつけながら捕ったので、あれでどこか痛めたんじゃないか、みたいな観測もある。阿波野秀幸:「今日の中日の先発は誰だろう、みたいな空気が試合前にすごくあって、だからジャイアンツの選手はたくさんのピッチャーのビデオを見たと思うんですよ。きのうの小笠原先発のショックが、今日もまだ効いてるんですよね」。試合前の監督談話:「今日勝てば日ハムが待つ日本シリーズに王手ですね」「今日しか考えてない人間に何十年先のことを聞いてるようなもんだ」

二回二死、今季初のアライバターン。センター前に抜ける木佐貫の打球に荒木号追い付き井端にバックハンドのグラブトス、井端が素手で捕って一封。あれは阿吽の呼吸でやってるのかと思ってたけど、井端が「トス!」と声を出すんだそうだ。このプレーは夜のスポーツニュースで何度もリプレイされ、翌日多くのスポーツ紙は連続写真を載せて称えた。荒木:「ふつうですよ。最初は考えてなかったけど、井端さんから声がかかったんで」井端:「打者が投手だったので比較的楽でした。今年一回もやってなかったんでよかったです」「2005年と2006年に一度ずつ成功したプレー」だそうだ。そのどっちかは井端がセカンド踏んでゲッツー込みのプレーだったような気がするんだけど。

川上:「初回は逃げ出そうと思った。マウンドが滑るような感じがして、思ったところに投げられなかった。今日はどこからよくなったのかわからない」「(二回に)同点にしてもらって、自分のことやない、チーム全員でやってる、気持ちで投げようと思いました」同点にしてもらって、と言うが、二死から谷繁川上荒木井端四連打、と、川上自身も絡んだ。井端のタイムリーはただの遊ゴロだったけど、二岡がセカンドに送球、ところが一走荒木の脚が勝ってセーフ。荒木:「カウント1-2 だったから、ストライク投げるだろうと思ってリードを多めにとっていた」。

四回は一死から谷繁センター前、川上は一球バント失敗の後バスターで、突っ込んで来た小笠原の右を抜いた。川上:「サインはバントだったけど、サードが出て来たんで咄嗟にやった」って、ほんまですか。荒木、前進守備の外野を超す2点タイムリー3ベース。さらに井端がレフト線に大飛球、抜けたかと思われたが谷がバックハンドで追い付き亮子譲りの回転受け身。三走川上、打球を見て冷静にタッチアップして生還。「走塁とかタッチアップとか難しいプレーができてピッチングに集中することができました」。七回は先頭ウッズが2ベース、ノリさん送りバント、これを国民的スンヨプが三封狙うもウッズ足から滑り込んでちょっと誤審くさいセーフ。無死一三塁でここまで三打数無安打のビョンギュ:「高めだけを狙って、最低でも外野フライを、と思っていた」右中間を抜く2点タイムリー、サードに達して炎の連続ガッツポーズ。さーらーに谷繁タイムリー。ショート二岡の守備範囲はやけに狭い。オレ様はビョンについて「国際経験が豊富だから大舞台では打つよ」と発言し、これを伝え聞いたビョンは燃えていた、という「いい話」がトーチュウに載っている。ラジオでは落合監督が「イ・ビョンギュは来年はもっと打つよ。それにオレは守備でこの選手をとったんだ」とコメントしました、とか言っていた。うそー。

その裏川上憲伸はホリンズにバックスクリーンへ3ランを浴び、結局七回四失点。最終回は負けてるところであえての上原投入、しかし新・燃える男(謎)イ・ビョンギュが低めをすくい上げダメ押しソロ。今日も岩瀬が八回途中から登場、ほぼ完璧。四安打の谷繁:「シーズン終わってからこんなに調子よくなってもねえ」。四番李スンヨプ二併殺:「川上はフォークが多かった。投球をイメージして打席に立たないといけないが、そういう部分でも負けた」

オレ:「川上にもプライドがあるし(今季1勝3敗の巨人に)1年間やられっぱなしじゃ仕方ないだろう。王手? まずは明日のことだけを考えるよ」「エースを立てて勝てたのがよかった。状態は決してよくなかったと思うけど、よく投げてくれた」「下位打線ももともと悪くない。レギュラーシーズンより振れている」(選手の動きは)「シーズン中より動いている。それは選手たちが一番感じてるんじゃないのかな」と、トーチュウには書いてあるけど、たぶんこれは間違った解釈で、他は大体「ベンチはシーズン中より動いている、それを選手たちも感じてくれている、それが144試合とのいちばんの違い」みたいに書いてある。

▼ピッチャーに送りバントのサイン出しといて、自己判断でバスターに切り替えていいよ、なんてことがほんとうにあるんだろうか。そういやどの試合だったか忘れたけど、井端がノースリーから打ちにいった場面を指して谷沢さんが「通常じゃ考えられない作戦」と語ってたけど、井端は「試合に入り込み過ぎてサイン見るのを忘れてた」とコメントしてた。「記者の質問に正直に答えてどうする、てきとーに煙幕張っとけ」とか、教育されてるんじゃなかろうか。

▼「左打者の多い巨人に対して、カットボールを内角に落とすことでセカンドゴロを打たせればダブルプレーが取れるという安心感が川上にはあったという。『あの二遊間でどれだけ助かったか』川上はそう振り返った(Number 690/永谷 脩)」

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2nd stage 03//10/20sat. 東京ドーム18:00開始/46,081人

ウッズ3ラン、谷繁快心ソロ、中田→岩瀬直結リレー。完勝で CS をスイープ。胴上げなし。

中日 000300100 中田/岩瀬 − 谷繁
巨人 010100000 高橋尚/豊田/上原 − 阿部
○中田1勝0敗/S岩瀬0勝0敗3S/●高橋尚0勝1敗
[中日]ウッズ4回2号3ラン/谷繁7回1号ソロ/[巨人]二岡2回1号ソロ
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[三]中村/[右]李炳圭/[中]平田/[捕]谷繁
[中]清水/[左]谷佳知/[三]小笠原/[一]李承ヨプ/[遊]二岡/[捕]阿部/[二]脇谷/[右]ホリンズ

中日が3連勝で日本シリーズ進出を決めた。中日は1点ビハインドで迎えた4回表、1死一二塁からウッズに3ランが飛び出し逆転に成功。7回には谷繁のソロでリードを広げた。投げては先発・中田が、8回途中2失点11奪三振の好投を見せると、最後は守護神・岩瀬が締めた。ウッズは凄い。ホームランを期待されホームランを警戒され、実際にホームランを打つ。

四回表に一死一二塁になったのは井端が肘に死球を受けた(チーム初出塁)のがきっかけ。その裏、国民的スンヨプ(ヨプは火へんに華)は胸元の真直ぐに大きくのけぞり、ムッとして中田に何か言ったんだかどうだか、それにウッズが反応してスンヨプを罵り、それはたぶん井端の死球が伏線にあって「お前は当たってないだろ」みたいなことだったのかも知れないが、これにスンヨプが振り向いて両手を拡げ「なんでオレがそんなこと言われなきゃならんニダ」かなんか言うと、何故かいきなりウッズが突進してきてあわや大乱闘。ウッズ「オレはウチのピッチャーを守ろうとしただけ」って、どういう心理なのかよくわからん。ウッズの手を咄嗟に引っ張って止めてくれたのが巨人のベースコーチ西岡で、あの人がいなかったらウッズが退場になってたかも知れない。ありがとうございました。個人的に乱闘騒ぎは好みじゃない方だけど、今日のは味わいがあって熱さも感じてけっこうグッときた。

七回は奇跡的絶好調の谷繁がくるっと回って打った瞬間ガッツポーズ、レフトスタンド中段へ素晴らしいダメ押しソロ。八回二死から岩瀬。最終回はウッズを下げてファーストノリさん、サード森野、外野はよく知らないけど藤井淳志がセンター? いや藤井がライトでビョン様がレフトかな、よく知らんけど2007終盤型ファイナルフォーメーション。先頭大道にHを許すが、フラッと上がった後続ホリンズのレフトフライで代走古城が何故か独走、あわてて戻るがゲッツー。最後は木村拓也を空振り三振。

ウチの韓国芸能オタクのヨメによると、韓国のニュースサイトでは「ビョンギュがスンヨプに勝った」というストーリーが主流で、次いで「ウッズがスンヨプに突進、あわや乱闘」の話題だそうだ。それとどうでもいいけどプロ野球ニュース 739 で、平松さんがあまりに中日のことを知らんことに驚いた。いや正確に言うと、知らんくせに知ってるかのように語ることに驚いた。中田のワイルドピッチに「こんなピッチャーじゃないんですよ」とか。中田は暴投王なんですよ平松さん。「それにしても代えるピッチャーいっぱいいるのに落合監督、動く気配ないんですよね」とか。誰がいるんだよ平松政次。

▼後日発行された「Number 690 クライマックスシリーズ全詳細」を買いました。この試合直後の谷繁談:(5試合通じて大爆発でしたね)「わはははは。止まんあかったですね。僕はそんなに高いレベルのバッターじゃないので、こうやったら打てる、というのは自分でもわかんないですけどね」の後で、今シーズンはバットを去年までより20-30グラム重くしたんだけど、8月終わりくらいから疲れもあって元に戻した、という話と、自分はもともと打ちに行く時に手が下がる癖があり、監督に「だったら最初から下げてみろ」とアドバイスされて、実行したら感じがよくなった、と語っている。

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落合監督涙の雪辱、日本シリーズ進出

落合中日が、原巨人に3連勝で2年連続日本シリーズ進出を決めた。クライマックスシリーズ(CS)第2ステージ。レギュラーシーズンは2位に終わり、丸刈りにして出直した落合博満監督(53)が見事な采配をみせ、巨人につけいるすきを与えなかった。中日はCS負けなしの5連勝だ。27日に開幕する日本シリーズは昨年に続き、パ・リーグ覇者日本ハムとの戦いになる。昨年は敗れたが、今年こそ1954年以来、53年ぶりの日本一を取りに行く。

優勝なき日本シリーズ進出に胴上げはなかった。ビールかけも、記者会見もなかった。落合監督は帽子を取るとファンに深々と頭を下げた。V逸が決まった翌日、断髪した丸刈り頭はまだ伸びきっていない。みそぎとリベンジの意味を込めて3000円の「五分刈り」を注文したあの日からわずか17日後、敵地で王者巨人に借りを返した。「ペナントレースに負けてから我々にはチャンスはここしかなかった。本当は優勝して迎えたかったですが、その悔しさの分だけ勝てたのだと思います」。目が潤み、選手をたたえる声が震えた。

王手をかけて迎えた第3戦、これまで同様、落合監督は動いた。3−2とリードした4回、顔面付近の投球に怒りを見せた巨人李にウッズが挑みかかろうとするとベンチを飛び出した。乱闘寸前の雰囲気の中、険しい表情で相手をベンチに下がらせると、ウッズのところへ行って「落ち着け」となだめた。帰り際には谷繁に「熱くなるな」と耳打ち。ベンチを何度も出た。

3位阪神を2連勝で蹴散らし、王者巨人を3連勝で粉砕した。初体験の超短期決戦。落合監督はスタイルを切り替えた。「阪神、巨人とだと今の戦力では分が悪い。長引かせたくなかった。きょう勝つことだけを考えた」。ペナントレースでは開幕前に最終戦までシミュレーションするほど慎重な指揮官が目の前の戦いに没頭した。

1950年に始まった日本シリーズはこれまで、セとパのリーグ優勝チームが戦ってきた。今季からCSが導入されたため、初めてリーグ優勝チーム以外が出場することになった。歴史が変わった。昨年、セ・リーグ初のプレーオフ導入案が持ち上がった時に真っ先に異を唱えたのが落合監督だ。「140試合以上戦ってきたものを、たったの何試合かでひっくり返すのか!」。この声がきっかけとなりCSはあくまで日本シリーズ進出を決めるものと決まった。その一方で導入が決まった後はこう誓った。「オレは決まったことには従う。やるからには勝たないといけない。勝負事は勝たなきゃな!」。我が道を行くオレ流だが、ルールには従う。わずかの差で連覇を逃すとすぐに目標を切り替えた。「あくまでセ・リーグ優勝チームはジャイアンツ。我々はセ・リーグ代表としてファイターズと戦いたい」。史上初のCS制覇もあくまで通過点だ。日本ハムに昨年のリベンジを果たし、球団史上53年ぶりの日本一を達成した時、初めて歓喜が訪れる。(日刊スポーツ)

落合竜破竹5連勝!無敗で日本S進出

クライマックス・セ 第2ステージ第3戦は20日、東京ドームで行われ、第1ステージ勝者の中日(リーグ2位)が4-2でリーグ優勝した巨人に3連勝し、球団史上初となる2年連続での日本シリーズ進出を決めた。四回、タイロン・ウッズ内野手(38)が逆転の3ランを放ち勝負を決めた。胴上げもビールかけもお預け。歓喜を分かち合うのは日本ハムを倒してから。53年ぶりの日本一へ-27日から日本ハムとの決戦だ。

完全制圧。破竹の5連勝。昨年のセ界覇者が、今季の王者をなぎ倒し、逆転日本一への挑戦権をつかんだ。歓喜を祝う五色のテープが敵地を彩る。オチアイコールの大合唱。だが、オレ流指揮官はベンチ最前列でいつも通りに戦士と握手を交わすだけ。心の底からの笑顔は封印した。胴上げもなければ、ビールかけもない。札幌行きの航空チケットは勝ち取った。だが、開幕前に思い描き、現実のものにしようとしたのはリーグ優勝を経由しての完全優勝。第1のハードルで転倒した事実は曲げられない。だから、派手なアクションを拒んだ。

敵軍のお株を奪った。四回、一死一二塁から、主砲・ウッズが逆転3ラン。七回には、クライマックスシリーズで19打数10安打の打率・526と“突然確変”に突入した谷繁が値千金のソロ。制空権を掌握し、白星街道を結んだ。

球団史上初のリーグ連覇を逃した3日、落合監督は都内の理髪店で頭を丸めた。「監督さえ間違わなければ、ぶっちぎりで最初にゴールテープを切るでしょ」。開幕前の約束を破った反省。男としてのケジメを取った。「ペナントに負けた悔しさが選手にあったんでしょ。勝負事は思惑通りに運ばないことが多いんだけど、できれば5つで決めたいと思ってた。長くなれば不利になるから」。同じ過ちを繰り返さず、構想通りに勝利を積み上げた。5連勝の要因。将は兵の意地をイの一番に挙げた。2年連続の日本シリーズ出場。就任4年目で3度目の挑戦。「計算はしてない。勝てる試合を拾っていくしかないでしょ。そろそろ勝たないとね」。監督就任時に掲げた日本一奪取の公約。舞台が開く。3度目の正直。オレ流指揮官が今度こそ、宙に舞う。(デイリー)

中日 CS制覇 短期決戦の戦い方身につけ5連勝

落合監督は、04年は西武、昨年は日本ハムにと、過去2度日本シリーズで跳ね返され、短期決戦に弱いと言われてきた。「長引いたら、うちの戦力ではきつい。勝てる試合を拾って行こう」。この姿勢がCSの5連勝につながった。攻撃は前半で相手先発を攻略し主導権を握る。巨人の先発・高橋尚に四回1死までパーフェクトに抑えられたが、相手のスキを逃さない。井端が左ひじに死球を受けて初出塁すると、森野の中前打で一二塁。4番・ウッズが6球目の139キロの直球をすくい上げ、逆転3ランを右翼席に放り込んだ。「ミスショットだったが、うまく入ってくれたよ」。完璧にとらえなくても驚異的なパワーでCS通算3本目のアーチをかけて、リードを奪った。

守りでは、先発投手が最低限、責任投球回数の5回は投げる。そして早めの継投で逃げ切る。この日も先発の中田が八回途中まで2失点の力投。「八回から行く覚悟はできていた」という岩瀬が八回2死一、二塁からマウンドを引き継ぎ、阿部を三振に仕留めてピンチの芽をつんだ。第1ステージ第2戦から4試合連続で八回途中から登板した岩瀬は言った。「日本シリーズで勝たないと意味がない」。短期決戦の戦い方を身につけた落合監督が、有終の美を期すヒルマン監督率いる日本ハムへの雪辱を果たす舞台に進んだ。(毎日新聞)

リーグ戦順位とは裏腹、後味の悪さ漂う巨人

巨人の抑えの上原は試合後、頭からタオルをかぶり、ベンチからロッカーに引き揚げた。悔し涙を流していたのだろう。5年ぶりのリーグ優勝を遂げ、意気込んで臨んだ中日との短期決戦。3連敗の無残な結果が物語る通り、リーグ戦の順位とは裏腹な、力の差が歴然と表れた。第3戦ではウッズ、谷繁との対戦が象徴した。四回1死一、二塁で高橋尚は逆転3ランを浴び、七回、谷繁には左翼席に届く一発を許し、反撃ムードに水を差した。相手の得点源のウッズをいかに抑えるか。戦う前から課題となっていたが、結局、3試合で2発を許した。さらに、相手バッテリーに気分良くプレーさせてはいけないのが鉄則。しかし、谷繁に第2戦でも4安打され、巨人はやってはいけないミスを連発していた。

主将の阿部がしみじみと振り返る。「がっぷり四つに組むと、中日は何回も修羅場を経験しているチームだから強いなと思った」。常に後手を踏んだ。その始まりは第1戦で先発投手を右腕の山井か、朝倉と読んで打線を組んだが、実際は左腕の小笠原でほんろうされた。さらに、三回に二岡の悪送球でピンチを広げて先取点を許した。「短期決戦はミスをした方が負け」という。巨人は最後まで流れを自らへと引き戻す力を備えていなかった。試合後のミーティング。原監督は「07年の戦いは今日で終わる。この気持ちを持っていよう」と、選手たちに語りかけた。後味の悪さだけが漂っていた。(毎日新聞)

中日 セCSを制覇し日本シリーズへ 日本ハムに再度挑戦

中日が第1、第2の両ステージとも負け知らずの5連勝でセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)を制覇し、日本シリーズへの切符を手に入れた。27日に始まる日本シリーズ(7回戦制)で、昨年敗れた日本ハムに再度挑み、54年以来53年ぶり2度目の日本一を目指す。

中日先発の中田が好投。序盤は制球に不安をのぞかせたが、中盤から球威を生かした投球が決まり、八回途中まで6安打2点に抑えた。八回2死一二塁からは岩瀬が登板し、後続を絶った。打線は1点を追う四回、ウッズのCS通算3本目となる右越え3ランで逆転。七回、谷繁も左越えの一発で援護した。巨人は先発高橋尚が七回まで粘りの投球を見せたが、打線が好機を生かせなかった。

落合監督:「(レギュラーシーズン、CS第1ステージに続き)やっと三つ目のハードルを越えました。(日本シリーズに向けて)4勝と考えず、目の前の勝てる試合を拾って行く」
巨人・原監督「精いっぱい戦ったことに(今季の)意義がある。リーグ優勝したことを誇りに思っている」
巨人・阿部 ウッズ一人にやられた。三つ負けて気持ちが悪いので、来年、勝ちたい」
巨人・伊原ヘッドコーチ ご覧の通り。走・攻・守のすべてで……」(毎日新聞)


しかし福留不在で英智まで欠けて、巨人の巨人による巨人のためのクライマックスシリーズ第一回が、まさかこんな結果になろうとは。日程のこと(巨人は間が開き過ぎて試合勘が掴めなかった)がしきりに言われてるけど、それ以上に、シーズン一位のチームは「負けたらすべてを失う」というギリギリしたものが心理にあって、こっちが優勝してたらこうはならなかったと思う。自分でも、2004年も去年も優勝した日は泣いたけど、今回はじつにふつうにうれしい、という感じだった。こっちが優勝してたらこんなリラックスしてなかったと思う。まあそれでもシーズン一位の日ハムは勝ったんだけど。「144試合終わった時点で1.5 ゲーム差だったのが、そこから三タテしたんだから1.5 ゲーム差で中日優勝だろ」というネタまじりの意見も、ないことはない。そう考えると、クライマックスシリーズやるよりもシーズン150試合とかやってた方が盛り上がったんだろうか。

五試合ぶんの日程があったのに三タテで終わらせたおかげで、我が軍は明日21日、明後日22日を休日とし、23日から再始動。最終決戦(と呼んでいいのかどうかよくわからんけど)は27日から札幌ドームで。日ハムはヒルマンがロイヤルズの監督就任を決め、記者会見出席のために現在渡米中らしい。

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2007/10/22nabe-tsune

巨人渡辺会長「クライマックスシリーズくだらん」

巨人の渡辺恒雄球団会長(81)が22日、都内のホテルでクライマックスシリーズ(CS)第2ステージで屈辱の3連敗を喫し、今季の幕を閉じた原巨人に対し、不満を大爆発させた。まずはCSの存在を否定し、原監督と中日落合監督の采配を比較して敵軍の監督を持ち上げ、自軍の監督をこき下ろした。さらに、ふがいなかった外国人選手にも怒りの矛先は向き、フロント批判まで展開する暴走ぶりだった。

大勢の報道陣が集まったホテルのフロアで、渡辺会長のダミ声が響き渡った。5年ぶりのリーグ制覇を果たしながら、CSで3連敗して日本シリーズ出場権を逃しただけに「制度がよくない。リーグ優勝はなんの意味もない。おれがオーナーの時は絶対に反対した。誰がどうしたか知らねぇが、こんなくだらん制度をつくった」と次から次へと不満をぶちまけていった。

CS制度の次にやり玉に挙がったのが、原監督の采配だった。第2戦に投手の川上にバスターを決められたことを挙げて「これは作戦ミスだよ。作戦ミスが3日続けば負けるんだよ。ベンチワークが敗因か? それもある。あいつがしっかりしてるんだよ、落合が。落合の方が頭が良かったんじゃないかな」と一気にまくし立てた。「原君もリーグ優勝したんだから。来年に向けて戦力を補強して。来年は勝ち抜くことだ」と、散々こき下ろした後に、フォローにならないフォローをした。

返す刀で、フロント批判も展開した。不振続きの外国人補強に言及。「こんなバカな状況で補強しないでいられるか。おれは十何年、言い続けているが、ろくな外人がいない。クロマティ、ちょっとローズとペタジーニぐらい。全部間違っている。それが分からねぇ、フロントがどうかしてるわな。だから負けるべくして負けるんだよ」とめった切り。「これを教訓にして来年、生かせないようなら、巨人はおしまいだな。だけど、おしまいになると、野球が全部つぶれるな」と時折、声を荒らげながら、約7分間の“大演説”を締めくくった。

確かにCS制度の改革の余地はあるが、敗戦が決まった直後での批判は負け惜しみ以外のなにものでもない。ましてや球団トップの人間が、自軍の監督批判は論外。シーズン中間報告やリーグ優勝報告では絶賛していた原監督の采配も、たった3試合のCSでの敗戦で、あっさり手のひらを返して猛批判。白けムードが漂った。大権力者の傍若無人な発言がチームの士気を弱め、巨人人気を低迷させていることに、まだ気がついていないようだ。(日刊スポーツ/小島信行)

渡辺会長怒り爆発「制度がよくない」

巨人の渡辺恒雄球団会長(81)が22日、都内ホテルで怒りを爆発させた。5年ぶりリーグ制覇を果たしながら、CS第2ステージで中日に3連敗。日本シリーズ進出を逃したことに「制度がよくない。リーグ優勝が何の意味もない!」と今季から導入されたCS制度を批判。その後は采配ミス、補強問題など現場とフロントをメッタ切りにした。「作戦ミスが3日続けば負けるんだよ。敗因はベンチワーク?それもある。落合の方が頭が良かったんじゃないの。負けるべくして負けたんだよ」。初戦の先発読み間違いに始まって、第2戦は投手の川上にバスターを決められるなどやられっ放しの敗戦。中日・ウッズと対照的に不振だった李スンヨプら外国人についても「巨人の補強は全部間違っている。クロマティ、ちょっとローズ、ペタジーニ。他は全部失敗しているじゃねえか。それが分からねえフロントがどうかしてるわな」と一刀両断だ。

来季が3年契約3年目の原監督については「ペナントレースで優勝したんだから…。まあ経験だよ」とした上で「来年は日本シリーズまで勝ち抜いてもらいたい。そのためなら何をしてもいい。こんなバカな状況で補強せずにいられるか」と日本一“奪回”へ今オフの大補強を宣言した。「これを教訓にして、反省して生かさねえようなら巨人はおしまいだな」。渡辺会長の腹の虫は最後まで納まらなかった。 (スポーツニッポン)

渡辺球団会長、大激怒!ミス連発にベンチ&フロント批判止まらず

巨人・渡辺恒雄球団会長(81)は22日、都内のホテルで、クライマックスシリーズ第2ステージで3連敗したチームの敗因に言及。制度自体を批判したほか、ベンチの作戦ミスや来季に向けての大型補強の必要性を力強く説いた。やはり、怒っていた。5年ぶりのリーグ優勝を果たしながら、落合竜に3連敗を喫したチームに渡辺会長が大激怒だ。「負けるべくして負けたんだ。いい教訓じゃねえか。これを教訓にして反省して来年に生かさないようなら、巨人もおしまいだな」真っ赤な顔をした会長は敗因を3つ挙げた。

1【クライマックスシリーズ制度】
「リーグ優勝が何の意味もない。オレがオーナーを辞めたら、くだらん制度を作った」巨人は10月3日の最終戦以降、CS第2ステージ開幕まで、約2週間のブランクがあった。本番ではミスを繰り返し、実戦感覚を最後まで取り戻すことができなかった。
2【ベンチワークの差】
「作戦ミスが3日続けば負けるんだよ。落合の方が頭よかったんじゃないか。作戦負けだ」初戦の中日先発は想定外の左腕・小笠原。読み違えた首脳陣はメンバー交換の直後にあたふた。2戦目には投手の川上にバスターを決められるなど、おもしろいように中日の作戦が当たった。
3【助っ人の差】
「補強は当たり前だよ。こんなバカな状況で補強せずにいられるか。全部間違っている」3試合で2本塁打5打点の中日・ウッズに対し、巨人の4番・李承ヨプは打点なし。この日、帰国したパウエルらも含め助っ人のチームへの貢献度は歴然としていた。

チームを愛するがゆえの渡辺会長の苦言。ベンチ批判、フロント批判まで飛び出した。球団トップの大号令の下、尻に火がついた原巨人が日本一奪回を目指す来季へ動き出す。(サンケイスポーツ)

<巨人>渡辺会長「補強せずにいられるか」

巨人の渡辺恒雄・球団会長は22日夜、クライマックスシリーズ(CS)第2ステージで敗れた巨人の、来季の巻き返し策について「補強は当たり前。こんな状況で補強せずにいられるか」と話し、悔しさをあらわにした。特に、今季の外国人選手補強に関して「結果は全部失敗に終わっている」と指摘した。CSの制度自体は「リーグ優勝が何の意味もない。ああいう制度はよくないが、作った以上は仕方がない」と不満を漏らした。CSで3連敗した原監督のさい配にも「作戦ミスが3日続けば負ける。しっかりしているよ、落合監督は。原君はペナントレースを制したのに……」などと語った。(毎日新聞)

巨人の渡辺会長が不満「くだらん制度を作った」

巨人の渡辺恒雄球団会長が22日、セ・リーグ優勝しながら日本シリーズ進出を逃したチームに不満をもらした。東京都内で飲食後、中日とのクライマックスシリーズ第2ステージについて「(投手の川上に)バスターをやられたり、作戦ミスが3日続けば負ける。(原監督より)落合監督の頭の方がしっかりしてるんじゃないか」と解説。そして「十何年、外国人の補強は全部間違っている。(良かったのは)クロマティ、ちょっとローズとペタジーニ。ほかは全部失敗。負けるべくして負けた」と切り捨てた。不満は制度にもおよび、「つくったものはしようがない」としながらも「おれがオーナーのときは(プレーオフに)絶対反対だったのに、オーナーを辞めたら、だれがどうしたか知らないが、くだらん制度を作った」と批判した。(産経新聞)

原監督のもと戦力補強を=巨人・渡辺会長−プロ野球

巨人の渡辺恒雄会長は22日、都内のホテルで報道陣の取材に応じ、「原君(監督)はペナントレースで優勝した。来年は戦力補強して、ペナントもクライマックスシリーズ(CS)も日本シリーズも勝ち抜く」と話し、来年が3年契約の3年目になる原監督続投の方向性を示した。巨人は5年ぶりにセ・リーグを制したが、CSで中日に敗れた。リーグ優勝チームが日本一を争えない状況に、「ああいう制度はよくないが、作った以上は仕方がない」と不満を示した。(時事通信)

助っ人に不満…渡辺会長補強宣言

巨人・渡辺恒雄会長(81)は22日、来季の日本一奪回のために、積極的な補強に乗り出す決意を示した。都内で「来年はペナントもクライマックス(シリーズ)も日本シリーズも勝ち抜く。そのために何をしてもいい。補強は当たり前だよ」と強い口調で語った。

今季は5年ぶりにリーグ制覇後、日本シリーズ出場権を争うCS第2ステージで中日に3連敗。日本一への夢を断たれた。「(中日の)落合監督がしっかりしていたし、負けるべくして負けた。いい教訓じゃないか、これは。これを教訓にして反省して、来年に生かさないようなら巨人はおしまいだ」と悔しさをにじませた。そのうえで「原君もペナントレースで優勝したんだから、来年に向けて戦力を補強して。まあ(敗戦は)経験だよ」と、来季3年目を迎える原巨人に有効な補強を加え、リーグ連覇と日本一を目指す覚悟だ。

具体的な補強プランについては明かさなかったが、ここ数年の外国人選手については「十何年言い続けている。クロマティ、ちょっとローズとペタジーニ。ほかは全部失敗している」と不満ものぞかせた。また、今季から導入されたCSについて「制度はよくないが、作った以上は仕方ない」と話していた。(スポーツ報知)

ナベツネとは関係ないけど、川上憲伸についてコメントを求められたダルビッシュ有は「セリーグでそこそこ勝ってるピッチャー」と答えたそうだ。キー。

落合監督 休養から始動へ

歓喜の「CS5連勝」から一夜明け、落合監督は爆睡モード。久々に緊張感から解き放たれ、すべてを緩めた。「リーグ優勝と(CS制覇は)別物だって。去年までのパ・リーグは勝ったところがリーグ優勝だったけど、今年は違う。日本シリーズの出場権をかけて戦ったってことをわかってもらわないと」東京都世田谷区の自宅で夕方に取材には応対したものの、昨季の優勝との“違い”を報道陣に説明。静かに日本シリーズを迎えるつもりだ。

「日本ハム? 去年は去年。それに資料が届かないことには何も考えられない。2日間は休みだって。働いているのはスコアラーだけ。今ごろ必死にやってくれていると思う。こっちは英気を養うよ」テレビ番組の収録を済ませ、日付が変わった後に帰宅した前夜は、まつたけご飯で祝勝会。23日の再始動から、落合監督の頭脳もフル回転する。

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2007/10/23夕刊フジ

広岡OB会副会長ベタぼめ…落合Gお墨付き!?

もしかして、ポスト原? 27日から日本シリーズに臨む中日・落合監督の評価が、なぜか巨人サイドで急上昇中。渡辺球団会長が褒め上げた。また、北京五輪日本代表・星野監督の巨人監督就任説が浮上した際、あれだけ反対した巨人OB会副会長、広岡達朗氏(75)までが「落合なら反対しない」と明言している。

広岡氏はあくまで原政権支持を前提に、夕刊フジにこう語った。「落合が将来、巨人監督候補になったら? 反対しないですよ。OBうんぬん以前に、落合がピカ一でしょう。コーチ任せにせず、自らノックバットを振ってあれだけの守備をつくり上げた男です。世間でもっと評価されていい。星野と違って裏付けがありますよ」。一昨年、星野監督の巨人監督就任が取りざたされた際、広岡氏は「巨人の飯を食ったことのない者に、巨人の監督は無理。星野が監督になるなら、私は巨人OBを辞める(!?)。生え抜きの原がいるじゃないか」と、同じ大物OBの金田正一氏らとともに猛反対している。「星野巨人監督」が実現しなかったのは、こうしたOBの反対があったから−と指摘する声が多い。落合監督には、1994年から3年間長嶋巨人でプレーした経験が。それだけに、広岡氏の「反対せず」表明は余計、意味深長に聞こえる。

例えば、落合監督は春のキャンプで森野に対し、最長2時間半にわたってノックの雨を降らせた。その森野は勝負強い打撃に加え、セカンド、サード、外野までこなせるユーティリティーぶりを買われ、星野ジャパンの最終候補に名を連ねるまでに成長している。広岡氏はそんな一見時代遅れに見えるスパルタぶりを高く評価するのだ。原巨人が落合中日にたたきつぶされたクライマックスシリーズ(CS)についても、広岡氏は「私は巨人に勝ってほしいと願いながらも、おそらく中日が勝つだろうと予想していた。落合はレギュラーシーズン終盤、優勝が絶望的になるとサッと照準をCSに切り替え、スローダウンして選手に無理をさせなかった。見通しが際だっていた」と総括する。さらに、「巨人は(レギュラーシーズン終了からCS開幕までの)14日間、毎日、家に帰っていて勝てるわけがない。私の西武監督時代は、日本シリーズ前には必ず、合宿をして、相手を研究し尽くして臨んだものです。短期決戦に勝つのは甘いものではない」と加えた。

22日夜、渡辺球団会長がCS敗退の悔しさあまって、「あいつがしっかりしているんだよ、向こうの監督が。落合の方が頭が良かったんじゃないか」と吐露して話題をまいた。一般ファンの目から見ても、第1戦に誰も予想しなかった左腕・小笠原を先発させ巨人ベンチの度肝を抜くなど、落合監督が株を上げたのは歴然だ。不人気、無愛想、秘密主義と、こき下ろされることの多かったオレ流采配(さいはい)、ただ、日本シリーズで敗れれば、元のもくあみ。それが勝負の世界だ。(夕刊フジ)

▼ほめてくれるのはいいが、「シーズン終盤、優勝が絶望的になるとサッと照準をCSに切り替え、スローダウンして選手に無理をさせなかった」っちゅーのはどうなんだ? もちろん10月3日以降はそうだろうけど、その前に照準を切り替えてた、なんて言われるのは不本意なんだけど。まあ夕刊フジだけど。

▼23日(現地時間22日)、トレイ・ヒルマン44歳はカンザス・シティでロイヤルズの監督就任会見に臨み、「人生最高の日」「私の体のは既にロイヤルブルーの血が流れている」とかなんとか語った。

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2007/10/24刊スポーツ:森祇晶が語る 監督落合博満

CS采配で確信 もっと評価されていい

就任4年で3度目の日本シリーズ出場を果たした中日落合博満監督(53)。歴代中日監督でシリーズ出場3度目は最多となった。リーグ2連覇は逃したが、クライマックスシリーズ(CS)では第1、2ステージで阪神、巨人にストレート勝ち。5連勝でシリーズ出場権を勝ち取った。あまり語られることのない「監督・落合博満」とは。その野球観、人間性、采配、手腕を最も知る森祇晶氏(70=日刊スポーツ評論家)が迫った。

■短期型

中日落合監督は、もっと手腕を評価されていい。CSの指揮を見て、あらためて感じた。落合監督は、選手に無理をさせないタイプ。我慢するところは我慢し、選手を大事に使う。長期では非常に効果を発揮する方法であるが、短期では流れを失ってしまう場合もある。実際に、過去2度の日本シリーズでは非情采配に徹し切れず敗れていた。まして、今回のCSは第1ステージが3試合制、第2ステージが5試合制。日本シリーズの7試合制よりも短く、流れを失えば取り戻せない。この短期決戦で落合監督がどのような采配を振るうか注目していた。結果は素晴らしかった。過去の反省を元に、見事に、短期型に切り替えていた。まず岩瀬の起用法だ。CS5連勝のうち4試合で守護神を投入。すべて、イニングをまたぐ登板となった。過去2度の日本シリーズで岩瀬がイニングをまたいだ登板は、04年第4戦の1度だけ。だが、9回限定では相手に反撃のスキを与えてしまう場合がある。今回は、相手の反撃を「芽」のうちに摘み取っていた。

■第2戦

エースの起用も絶妙だった。第2ステージの第2戦は中5日でエース川上が先発。中4日で無理をする初戦でもなく、万全の中6日での第3戦でもなかった。第2ステージはすべて敵地の戦い。長引かせれば不利になる。連勝できる態勢を整える必要があった。だがレギュラーシーズンで中日は同一カード3連勝が3度しかなかった。しかも、いずれも相手は最下位に終わったヤクルト。なかなか連勝できなかった。その原因は第2戦にある。シーズン終盤、優勝を争った巨人戦、阪神戦では初戦を取って第2戦を落とす展開が続き、乗り切れなかった。第2戦の勝利がカギになる。だから初戦は左腕の小笠原で総力戦。第2戦はエースで確実に取る。最悪でも○●ではなく●○の1勝1敗と計算したのだろう。

■裏付け

第2ステージで川上のバスターもあった。シーズン中の戦いで巨人は決め付けたバントシフトを取ることを把握していた。また第1ステージ初戦の初回、無死から荒木の盗塁があった。これも自軍選手の技能、状態、そして相手を把握した上での判断。シーズンの戦いを基にして、短期決戦で相手の裏をかいた。決して無謀な賭けや思い付きではなく、裏付けのある采配だった。落合監督は就任以降の4年間で優勝、2位、優勝、2位。文句なしで素晴らしい成績といえよう。しかし落合監督はメディアなどで手腕に見合うだけの評価を得ていない。そこから今の日本球界が抱える問題点、そして間違ったリーダーシップ像が見えてくる。(日刊スポーツ評論家)

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2007/10/25日刊スポーツ:森祇晶が語る 監督落合博満

プロ集団のリーダーにふさわしい

■芯の強さ

球団が新監督を選ぶ際によく聞かれるフレーズに、違和感がある。「さわやか」「好感度」「生え抜きスター」「人気」。監督による観客動員を狙う球団も多いと聞く。そうした考え方と、中日落合博満監督(53)は正反対にいる。愛想はよくない。華やかで絵になるタイプではないだろう。シャイな男だから「オレはこうやっている」などと、自分の宣伝はしない。どれだけ批判されても言い訳もしない。これらは彼の優れた点なのだが、どうもマイナス面としてとらえられている。メディアは「オレ流」など、変わり者のように描く。地元メディアでは足を引っ張る動きもあると聞く。

落合監督は奇をてらった采配をしない。いわゆるオーソドックスなタイプの監督だろう。パフォーマンスや人気取りもしない。現役時代に3冠王を狙って取るなど数字にこだわったように、監督としてはチームの勝利に徹する。つくづく芯が強い男だと思う。しかし、メディアは監督にもパフォーマンスや華やかさを求める。監督が目立とうと格好をつけたら、チームが機能するはずがない。

采配だけでなく、選手育成、チーム管理にも力を発揮している。森野、朝倉ら若手を甘やかさず、谷底へ落とすような厳しい練習、評価を課してきた。その中から2人とも中心選手になった。森野など、落合監督でさえ「死んじゃうんじゃないか」と思うぐらい厳しい練習をしてきたという。それでも簡単に定位置を与えず、今季も中村紀を獲得した。森野が腐ったりせず奮起する選手と見ていたからだろう。

■巧みな管理

谷繁にさえ安住の地を与えず、小田を使うなどして刺激を与えた。しかし、肝心なところは谷繁に「お前に任せた」となる。非常に巧みなチーム管理といえよう。しかし、その意図を詳細には語らない。福留が離脱した時でさえ「あいつがいてくれたら」などと泣き言は出ない。それが落合という男。プロ集団のリーダーにふさわしいと思う。そもそも日本球界におけるチームリーダー像は、間違ってとらえられている。一緒に飲みに行ったり、ゴルフに行ったり。仲良しクラブの中心人物を「リーダー」と称する向きがある。こうしたとらえ方が、監督に「さわやかさ」や「好感度」を求める傾向につながっているのだろう。野球を愛する者として寂しく思う。近年、外国人監督が増えてきた。翻れば、国内に監督としての人材が不足してきたといってもいい。楽天野村監督は別格だが、「監督」という役割が変わってしまった印象がある。そんな中、落合監督には「監督」としての才にたけたものを感じる。さて昨年敗れた日本シリーズで、どんな戦いを演じるか。最近では珍しく、野球を楽しませてくれる監督といえる。(日刊スポーツ評論家)(おわり)

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etc.

他には、この時期の中スポのサイトの見出しはこんな感じ。

福留、トス打撃再開 3カ月ぶり89球(2007年10月22日)
ウッズ残留 年俸6億円ほぼ合意(2007年10月22日)
ファンが作らせたCS王者グッズ 28日に緊急発売(2007年10月23日)
阪神、ソフトバンクも福留に関心 メジャーも破格条件提示?(2007年10月23日)
福留、FA権取得 球団「引き留め」自信(2007年10月23日)
慰留交渉はシリーズ終了後に 福留への球団側条件ほぼ決定(2007年10月24日)
朝倉、山井、久本が宮崎へ 間隔空くためフェニックスLで調整登板(2007年10月24日)
荒れ球見極めろ 森野、ダル攻略法を披露(2007年10月24日)
ハム粉砕オーダー、DHは誰? 最有力はもちろん立浪(2007年10月24日)
福留、駆け引きしない! 第1回交渉で方針決める(2007年10月25日)
堂上兄、日本S出たい アピール!!3安打1打点(2007年10月25日)
右打者封じは鈴木 5戦5イニング無失点…隠れハムキラー(2007年10月25日)
朝倉、ハム試し斬り!! 実戦の感覚取り戻せ!フェニックスL登板 (2007年10月25日)
日本シリーズ出場、有資格者発表 福留、英智ら40人(2007年10月26日)
落合監督、決戦前に語った 26日、夜7時30分NHK放送(2007年10月26日)