勝敗グラフ中日ドラゴンズ選手名簿(おたんじょうび帖)中日ドラゴンズ年俸ランキング高額年俸ランキング・全国版高額年俸ランキング・球団別表彰選手セ・リーグ個人成績パ・リーグ個人成績
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Final Stage 2007/激闘日本シリーズ編
入場者数が35,000人を超えると、自動的にこの色◆で表示します(特に意味ナシ)。

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2007/10/25決戦は土曜日から

落合監督また刈った 気迫丸出し!燃えてるぜ 日本シリーズあす開幕

悲願の日本一へ向けて25日、中日が中部国際空港発の航空機で札幌入りした(「日本シリーズあす開幕」というのはこの記事が載った26日から見て「あす」、つまり27日を意味する)。落合博満監督(53)は再び丸刈りを敢行。そしてチームは長旅にもかかわらず、札幌ドームで3時間半の猛練習。日本ハムのエースの“宣戦布告”に竜の4番もニヤリと不敵な笑み。53年ぶりの歓喜へ、落合竜が熱く燃えているぜ。

▼「日本ハムのエースの“宣戦布告”に竜の4番もニヤリと不敵な笑み」というのは、ウッズ対策を問われたダルビッシュが「今年は逃げられてたみたいなんで、日本シリーズでは勝負を楽しんでもらう」とかなんとか例によって発言、記者からそれを伝え聞いたウッズは鼻を鳴らして「そりゃいい考えだ、同感だね」とかなんとか語った、という話題を指す。

セントレアに現れた指揮官の姿が、すべてを物語っていた。サングラス、ジャケット。いや、そうじゃない。頭髪だ。再度の丸刈りを敢行していた。伸びかけていた髪の毛を、またもや…。「ヘアスタイル? これ以外にどうしようがあるって言うんだよ。(日本シリーズに向けて)ピシッと気ぃ入れないとな。まず監督がピシッとしないといけないだろ。それにはこれが一番だ」

名古屋から空路、敵地・札幌へ。旅装を解くのもほどほどに札幌ドームで行った前々日練習。軽めですませるかと思いきや、午後5時すぎにアップが始まり、最終組が打ち終わったのは8時40分だった。大一番は2日後だというのに、3時間半の“猛練習”。投内連係、シートノックに主力は1人14分のフリー打撃。そこに調整のにおいはなかった。「長い? 選手が自分らで練習やめないんだもん。それをこっちから止めるわけにはいかないだろ」。ノックバット片手にグラウンド内を移動しながら、落合監督は目を配った。再度の丸刈り、長距離移動にもかかわらず、3時間半の練習。すべての動きにビンビンと予感が伝わってくる。53年ぶりの日本一。あと4度勝てばいい。(中スポ)

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2007/10/26監督会議

周りは奇襲だと言うけれど、こちらからすれば普通の野球をやっているんです。いちばん成長したのは監督なんじゃないの。それだけ甘かったということ。

日本シリーズ開幕前日恒例の監督会議が札幌ドーム内で行われた。根来コミッショナー代行から「新しい制度の1回目となるが、伝統を引き継ぎ、正々堂々戦ってほしい」とあいさつがあり、その後はルールなど申し合わせ事項などを確認。最後に長谷川事務局長が両監督に質問を求めたが、両者とも口を開くことはなく会議はわずか10分で終了、両監督のコンタクトは、会場を去る間際に交わした握手だけだった。会議に出席した関係者からは「監督会議でひと言も会話がなかったのは初めて見た」と驚きの声が上がっていた。その後、それぞれ会見を行なった。

●落合:(気持ちの高ぶりは)「私ですか? ありません」(シリーズのポイントは)「それはここでは申し上げられません」。「シーズン中だから、短期決戦だからというのはない。とにかく負けた悔しさ。1年間、144試合で負けて、踏ん切りをつけて第一ステージに臨んでくれた。本来の動き、ウチの選手の野球がやっと元に戻った」「6-7月、こちらの思うような動きができなかった。それをCSに入った時期からできるようになった。1週間や10日でなくなるもんじゃない。最低でも1ヶ月は続く。そういう意味ではいい状態でシリーズを迎えられる」(過去のシリーズは力を出し切れなかったか)「そんなことはない。力を出し切って負けたと思っている。でも、それは過去の話。今年と比較はできない。2006年はあの時点で終わっている。去年の話を今すべきではないと思う」(カギは1、2戦か)「どのゲームが大事でどのゲームが大事でない、というのはない。シリーズは最大で7ゲーム。その中で4勝。7ゲームというのでなく、その日のゲームに最善を尽くして勝ちに行きたい。そのことを考えてやりたい」。「この4年間の選手の使い方、起用法を考えれば正道を歩いてきたつもりではいる。周りはいろんな思い入れの中で(先入観を)インプットして奇襲だと言うけれど、こちらからすれば普通の野球をやっているんです」「監督が成長したんでしょ。野球の組み立て方が今までとちょっと変わった。それに選手が敏感に反応してくれた。それだけ監督が甘かったということでしょ」

●ヒルマン:「昨年から小笠原や新庄が抜けたことで、あらゆる角度からデータを出して今年の戦い方を話し合った。長打力が落ちると予想されていたので、得点の幅を広げようと考え、見事に選手が視界して戦ってくれた。それが今年の優勝の要因。この時期に野球をできているのを幸せに思う。最高の舞台で、待ち遠しい」(中日の印象は)「長打力のある選手が並んでいる。我々はピッチングスタッフを揃えているが、向こうにもいい投手がいる。互角の勝負になる」。どんな仕掛けをされても、我々の野球をするだけだ」。「これは(就任から)5年間言い続けたことだが、まずエンジョイ。どうすれば楽しめるか、心得た選手たちがいる。ここで楽しまずしてどこで楽しむんだという気持ちで戦ってくれればいい」



01//10/27sat. 札幌ドーム18:15開始/◆40,616人

史上初、憲伸2安打完投負け。こっちは4安打で1点。

中日 000001000 川上 − 谷繁
火腿 30000000X ダルビッシュ − 鶴岡
○ダルビッシュ1勝0敗/●川上0勝1敗 /[日本ハム]セギノール1回1号3ラン
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[指]立浪/[三]中村/[右]李炳圭/[捕]谷繁/[中]藤井
[中]森本稀哲/[二]田中/[右]稲葉/[指]セギノール/[左]工藤/[三]小谷野/[一]稲田/[遊]金子誠/[捕]鶴岡

日本ハムは1回裏、セギノールの3ランで先制。その後は中日の先発・川上にわずか1安打に抑えられたものの、先発・ダルビッシュが9回を4安打1失点13奪三振と圧巻の投球を見せ逃げ切った。エース対決を制した日本ハムが、2年連続日本一に向けて好スタートを切った。

初回一死一二塁打者セギノール、ツーナッシングからの3球目を3ラン。谷繁:「次の低目のボール球で勝負するために、見せ球として高めのボールを要求した。常識的には打ってこないカウントだし、憲伸ならわかるだろうと思っていたんだけど、もっときちんと外すように確認すればよかった。配球そのものは間違いじゃない。要求を徹底しない自分が悪かった」。ダルは真直ぐを見せておいて決め球はスライダーって感じ。ダルビッシュのスライダーは落ちる。フォークかと思うぐらい。五番DH立浪三打数3三振:「ダルビッシュがいいピッチャーというのは分かってますけど、3三振もしたらあきませんね」。ウッズ:「ピッチャーがよかった。見ただろ? 素晴らしかっただろ? 次戦のポイント? もっと点を取るだけだ」

憲伸はやり返す!! 史上初2安打完投負け

エースが沈んだ。あまりに早く、そして一瞬にして。いきなり初回、打球が右中間に舞う。川上が後方を振り返る。打った瞬間、セギノールが大喜び。3ラン。うなだれるエース。大舞台はまさかの幕開けとなった。ほんのわずかなズレだった。一死一二塁。2球で追い込み、3球目だった。「バランスを崩してシュート回転して(中に)入った」。144キロの速球。内角高めを突いたハズだったが真ん中高めへ。1球で3点を失った。投げ合うのは難攻不落のダルビッシュ。重過ぎる3点を背負うことになった。打線は日本ハム・ダルビッシュにシリーズタイ記録となる13三振。八回を被安打2と、その後は完璧な投球を見せただけに、川上にとってはまさに痛恨の1球。

結果として勝負を分けた1球の制球ミス。そこまでに「まさか」がジワジワと積み重なっていた。1回、先頭の森本を四球。「そういうことはあります」。川上は話したが、抜群の制球力を持つエースにとっては異常事態だ。「1回先頭四球」は川上にとって05年6月29日の横浜戦(富山)以来、約2年4カ月ぶり。十分、珍現象だ。次の「まさか」は1死二塁で迎えた稲葉への3球目だった。2球で追い込み、内角速球で3球勝負。「あれはストライク」。谷繁は断言した。だが、パ・リーグ審判員の中村球審の手は上がらない。谷繁は抗議する。川上はマウンドで何度もクビを振る。結局、稲葉は四球。次のセギノールに痛打を浴びた。川上は「言っても仕方がない。終わったことなので」と淡々。だが、心理に微妙な影を落としても仕方がない1球だった。

ただ、3 ランの後は八回一死まで、21打者連続凡退。安打はセギノールの一発と八回の金子誠の中前打の2 本だけ。被安打2での完投は日本シリーズタイ記録。負け投手となったのは初。二回以降は完全にハム打線を牛耳った。谷繁は「あの1球だけだった。お互いちょっと中途半端になった。(全体的には)思うようにはできた。次につながる? そうだね」と、前向きに話した。雪辱の機会はある。早ければ名古屋での第5戦。必ずやり返し、日本一への道を開く。(中スポ)

オレ:「これくらい足が動いてくれたら悪くない。いい材料にするだろう」。ヒルマン:(わずか2安打の勝利)「ある意味ウチらしい試合だった」「守備の時のドラゴンズの選手のポジショニングが素晴らしい。研究されていることがよくわかった」

ナイス!!荒木 攻守走で札幌どよめかせた!!

足で、バットで、守りで流れを引き寄せたい−。勝利にはつながらなかったが、荒木が“職人芸”に徹した。「どれも普通のプレーですよ。初戦から動けたのが大きい? そうですね。今後にはつながると思います」。笑顔はなくても確かな手応えあり。ダルビッシュに三振を献上しながら、お返しすることも忘れなかった。先頭の6回、146キロを叩いて中前打。その後、すかさず“らしさ”を見せつけた。井端が遊撃への内野安打で続くと、迷わず二塁をけって三塁へ。「もしも打球が三遊間に行ったときは、ショートは絶対ワキ目も振らずに一塁に投げると思うんで」「見えていたというか、ショートが(一塁へ)投げると思ってスタートを切っていました。ギリギリでしたけど、結果的によかったですね」。相手の意表を突く好走塁で、一つ先の塁まで陥れた。これが森野の犠飛を呼び込み、チーム唯一の得点をマーク。足で日本ハムに揺さぶりをかける作戦をひそかに計画していたが、いきなり成功した。

守っても、6回裏に好守を披露だ。田中賢のセーフティーバントに判断よく突っ込み、一塁手・ウッズへダイビング・グラブトス。孤軍奮闘を続ける川上を鼓舞した鮮やかなプレーは、敵地ファンの大きなため息を誘った。この夜は熊本の実家に住む両親を札幌ドームに招待。勝利を贈ることはできなかったが、第2戦以降の活躍を予感させる勇姿をプレゼントした。「また明日、切り替えてやりますよ」(中スポ)

02//10/28sun. 札幌ドーム18:15開始/◆40,770人

森野3 打点ノリ2打点ビョン2打点、中田であっさり完勝。

中日 100302200 中田/石井/クルス/高橋 − 谷繁
火腿 000100000 グリン/吉川/押本/菊地/山本/萩原 − 高橋
○中田1勝0敗/●グリン0勝1敗
[中日]李6回1号2ラン/森野7回1号2ラン/[日本ハム]セギノール4回2号ソロ
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[指]立浪/[三]中村/[右]李炳圭/[捕]谷繁/[中]藤井
[中]森本稀哲/[二]田中/[右]稲葉/[指]セギノール/[捕]高橋/[左]工藤/[三]小谷野/[一]稲田/[遊]金子誠

中日は1回表、森野の犠飛で先制すると、その後も李と森野の2ランなどで加点し試合を優位に進めた。投げては先発・中田が8回を1失点に抑える好投を見せ、中日が対戦成績を1勝1敗とした。敗れた日本ハムは1イニングだけで5四球を与えるなど、投手陣が精彩を欠いた。

四回は一死から森野ウッズ立浪が三連続四球で満塁、六番絶好調ノリさんが右へツーベース。さらに谷繁四球で再び満塁、藤井淳志が殊勲の押し出しで4点目。六回ビョン2ラン。七回森野2ラン。最終回は石井、クルス、聡文試運転。クルスは四球とツーベースで一死もとれず。聡文もいきなり死球で一死満塁を招くも、なんとか無事終わった。使えねー、って感じ。それにしても守備位置は面白いように当る。今日も完全にセンター前タイムリーと思ったセギノールの打球を、何故かそこにいる井端が正面で捕ったりとか。監督付スコアラー田中:「打球方向のデータを取ってるから当たり前だよ」森野:「川上さんみたいに制球がいいと、そこにしか飛ばないような球を投げられるから安心ですよ」。快調荒木号2安打2盗塁。

中村紀洋は2001年に近鉄でリーグ優勝を味わったが、いわゆる「アメリカの同時多発テロ」のためにビールかけを自粛。ところがそのアメリカで、その年チャンピオンになったダイヤモンドバックスが嬉しそうにシャンパンファイトする光景をテレビで見て、「なんでやねん」とつぶやいた。それ以来、ビールかけを渇望し続けている、んだそうだ。なんてこった。オレ:「足そのものは動いていた。シーズンよりいい動きだった」(中田は)「期待通り。これくらい投げてくれると思っていた。いつもより暴れ方が少なかった。いい出来だった」

いつもよりも少し温かくなるくらいです。

第1戦をエース川上で落とし、絶対に負けられない第2戦。きっと猛烈な重圧が先発の中田のもとに…。「いえ、そういうことは考えなかったです。クライマックスシリーズのときも自分が投げるときは負けられない試合だと思って投げていたので…」。自己分析も「適度に荒れていた」と冷静だった。その安定感は、谷繁が「こういう日もある。直球が良かったし、バランスが良かった」と褒めたほど。いつも以上に危なげない内容だった。完投こそ逃したが8イニングを3安打、セギノールのソロによる最少1失点に抑えた。3イニングで先頭出塁を許しても「走者を出しても次を抑えようと、1人1人と思って投げた」。事前に「つないでつないで、という印象がある。ヒットを打たれても断ち切れるように」と語っていた対策通りに、ハム打線を寸断した。

大一番であらためて示した強心臓ぶり。中田は「投球に影響するほどの緊張はしたことがないですね。いつもよりも少し温かくなるくらいで」と、話したことがある。「温かくなる」とは変わった表現だが、「熱くなる」のでもない。せいぜい微妙に高ぶるくらい。緊張など無縁の男だ。昨年の日本シリーズ、中田は第4戦に先発。4イニング1失点で負け投手になった。今年は去年とは違う。「2つ負けたら流れは完全に向こうに行ってしまう。一つ止めて、チームに流れをつくりたかった」。中田は淡々と語った。(中スポ)

李炳圭シリーズ1号 「高め狙って」6回ダメ押し2ラン

「高めを狙う。低めは捨てる…」。李の静かな有言実行が、記念すべきシリーズ1号を生んだ。「高めだけを狙っていた。その狙い球が来て、結果につなげることができた。ホームランになってよかったよ」。チームにとっての値千金弾は、李にとっても日本シリーズ初安打。悔しいレギュラーシーズンを送ったからこその一打だ。来日1年目の“韓国の安打製造器”は各球団バッテリーの攻めに四苦八苦。低めに落ちていく投球を追いかけては凡退するケースが目立った。悩める李に首脳陣や球団スタッフが繰り返したアドバイスが「低めは捨てろ」だった。その助言を聞き入れ、自分でも研究を重ねた努力が大舞台で実った。(中スポ) 一日おいて、舞台は名古屋へ。

10/29mon.

樋口、石川、三沢、金本、鎌田。5人に戦力外通告

中日は29日、樋口龍美投手(31)、石川賢投手(26)、三沢興一投手(33)、金本明博内野手(19)、鎌田圭司内野手(28)に来季の契約を結ばない方針を伝えた。樋口は自由獲得枠で05年に入団。即戦力左腕として期待されたが、1年目に痛めた腰が完治せず、3年間で1軍戦登板はなし。石川、三沢とともに今後については未定。金本は球団側が育成選手としての再契約を申し出たが、固辞。現役を引退する。鎌田はトライアウトを受け、他球団での現役続行を目指す。すでに退団を表明していたデニー投手(40)と合わせ、退団者は6人となった。

03//10/30tue. ナゴヤドーム18:10開始/◆38,068人

初回7打数連続安打7点、朝倉7回1失点完勝。

火腿 010000000 武田勝/スウィーニー/建山/押本/萩原 − 高橋
中日 72000000X 朝倉/久本/平井/鈴木/岡本 − 谷繁
○朝倉1勝0敗/●武田勝0勝1敗
[中]森本稀哲/[二]田中/[右]稲葉/[一]セギノール/[左]工藤/[捕]高橋/[三]稲田/[遊]金子誠/[投]武田勝
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[三]中村紀/[右]李炳圭/[中]平田/[捕]谷繁/[投]朝倉

中日は初回、ウッズの適時打など5連打を含む7安打で、一挙に7点を先制。続く2回裏には谷繁の適時二塁打で加点し、序盤で試合を完全に決めた。投げては、先発・朝倉が7回を1失点に抑えシリーズ初勝利。日本ハムは、先発・武田勝が1死しか取れず5失点と大誤算だった。

去年はダルビー以外にも、八木はスゲーと思ったけど、監督批判一転美談の金村というピッチャーもいたけど、今年はどっちもいないのか。そういえば打つ方では去年の日ハムで覚えてるのは森本稀哲と稲葉だけど、今年はどっちも我が軍はほぼ完璧に抑えている。ピッチャーがいいのか谷繁がいいのかスコアラーがいいのか、とにかく我々の総合力である。初回、内角に落ちる左腕武田勝の初球スライダーが荒木の右足を直撃。「指だから痛くて・・・」しかし井端の3球目に今日も二盗。井端倒れて森野四球、そこからウッズ中村ビョンギュ平田谷繁荒木井端と、朝倉の送りバントをはさんで怒濤の7打数連続安打。10代の選手が日本シリーズでヒットを打ったのは、88年の立浪以来だそうだ。平田:「えっ立浪さん以来? めっちゃ嬉しい」。ウッズ:「ホームラン? 1本も打てなくてもいい。とにかく勝ちたい」。中村紀洋3安打:「今日はとにかく勝ちたいという気持ちで臨んだ。1打席目でタイムリーが出て、幸先よく行けました」「体調はよくなってる? そんなわけないでしょ」

谷繁は第二戦の試合前に伊東勤と歓談、その時「ヒルマンがエンドランを仕掛けるのはワンボールからが多い」という話を仕入れ、この日初回一死一塁で稲葉の場面に早速実践。ワンボールからの二球目に内角のボール球を要求し「案の定」ゲッツーに取った。と、『Number』691号に書いてある。

二回、セギノールと工藤の連続ツーベースで1点取られ、さらに遊ゴロで進塁打で一死三塁、ここで6点差あるのに前進守備を敷き、七番稲田の「案の定」ボテボテの遊ゴロで俊足工藤を井端-谷繁が本封。前進守備が成功するシーンを見たのは何回目かわからないけど、珍しい。まさに『ハマった』って感じ。オレ:「稲田はずーっとひっかけてぼてぼてのサードゴロかショートゴロだったから、高い確率で取れると思った。7-1と7-2じゃ向こうの志気が大違い」。

▼そういえばヒルマンのやることにも去年はなんだかいろいろ感心した記憶がある(捏造された記憶かも知れない)が、今年はもう気持ちはロイヤルズなのかどうか、なんかおかしいんだよなあ。上記前進守備が成功してなおも二死一二塁で6点差でピッチャー建山に代打出さず、とか。その裏一死二三塁で日ハムは七番平田を何故か敬遠、満塁策で絶好調谷繁勝負。谷繁怒りの2点タイムリーツーベース、というのも議論を呼んだ。「怒り? いや、そういう策もあるかって。オレのゲッツーはあり得るなって。冷静? そうだね」と、谷繁はこの策に感心した模様だが。朝倉は7回投げて8安打を浴び、安打にならなかった打球もやけにジャストミートが多くてヒヤヒヤものだったけど四死球ゼロで、七回を見事1失点におさえた。

オレ:「流れを切らないよう、邪魔をしないようにな。動けていないなら別だけど、よく動いているわ。見極めるのも監督の仕事だ」「選手はその日のゲームにキチッといい状態で入ってくれている。精神的にも肉体的にも。そういうのはシーズン中には一回もなかったけどな」(ペナントを負けた悔しさ?)「それはあると思う。一人二人じゃなく、全員がそう思ってくれていたと思う」(悔しさを感じていた一人が朝倉投手ではないかと思いますが)「(シーズン終盤は)悪かったね。今日もよくはなかった。でもピッチャーが悪けりゃ打線が助けりゃいい。その見本が今日のゲーム。途中からは立ち直ったけどな」。
白井オーナーは札幌ドームで観戦したが「激励はしません。激励するとマイナス効果の方が大きいから。去年はそれで失敗した」。昨年オーナーは、試合前に札幌ドームのロッカールームで日本一を厳命するゲキを飛ばし、ところが敵地で三連敗。後日落合監督に「あれで選手が堅くなっちゃったんですよ」とチクリと言われ、ずっと気にしてたんだそうだ。よかったねー今年は。

朝倉、中田に続いた 23日ぶり登板!! うっぷん晴らしたぞ

あふれ出そうな感情をエネルギーに変えた。「いろんな思いを持ってマウンドに上がってました」。朝倉のポストシーズン初登板。目、顔つき、しぐさ…。全身に気迫をみなぎらせた。7イニングを被安打8、無四球の1失点。堂々のハム切りだ。1勝1敗の第3戦、チームにとっても朝倉にとっても流れを分ける分水嶺だった。昨年の日本シリーズも同じ。相手投手も同じ武田勝。「去年、ものすごく悔しい思いをしているので、絶対チームにいい風というか、いい流れを持って来たいと、投げる前から思ってました」。昨年は8回途中4失点で黒星だった。完璧な雪辱。一筋の太い流れをもたらした。主戦投手としての正念場でもあった。今季は9月7日に順調に12勝到達。大黒柱としてV戦線大詰めを迎えた。異変は9月14日の阪神戦。4回に突然崩れ、KOされた。さらに9月26日、東京ドーム。連覇への巨人との大一番でも6回途中6失点。一回に4点リードをもらいながら、守れなかった。

勝てないままリーグ戦は終わった。クライマックスシリーズ(CS)は出番すら与えられなかった。「CSではチームに貢献していなかったから、悔しいというか、寂しいという思いがあった。チャンスが回ってきたら絶対にやってやろう、と思ってました」。公式戦登板は10月7日以来23日ぶりとなる。負ければ「大一番で勝てない」というレッテルを貼られても文句は言えない。燃えていた。朝倉のポストシーズン初勝利は、実に53日ぶりとなる白星だった。もがき続け、迎えた53日目。その胸には一つの言葉があった。「投げられる喜びを忘れるな」。野球バッグのチャックを開き、カバーをめくると、そこにマジックで書かれている。書いたのはOBの落合英二氏(本紙評論家)。入団からケガと戦い続けた先輩から送られたメッセージだ。自身も右肘手術で苦しんだ経験がある。今年はCSで投げられないという別の苦しみを味わった。試合後、朝倉は「今でも思って投げています」と、語った。「投げられる喜び…」。胸の奥に感じた快投だった。(中スポ)

野球:李炳圭、ポストシーズン大活躍で汚名返上

中日・李炳圭(33)がレギュラーシーズンでの借りをすべて返す目覚しい活躍を見せている。レギュラーシーズンでは不本意な成績に終わった李炳圭だったが、ポストシーズンに入り大爆発、中日の日本シリーズ優勝に向けて貢献している。李炳圭は今年導入されたクライマックスシリーズ(CS)から日本シリーズまでここ一番で決定打を放ち、チームの勝利に貢献し続けている。阪神とのCS第1ステージ第2戦では、2−0とリードした1回裏に阪神の息の根を止める3ランを放ち、中日の第1ステージ優勝をほぼ決定付けた。巨人とのCS第2ステージでも同様だった。第1戦と第3戦は4打数無安打に終わったものの、勝負の分かれ目となった第2戦ではソロ本塁打を含む2安打3打点をマークし、中日を勝利に導いた。特に6−4とリードした9回表には巨人の守護神・上原からダメ押しソロを放ち、巨人ベンチの戦意を喪失させた。

日本シリーズ入っても李炳圭の勢いは止まらなかった。第1戦はダルビッシュに3打数無安打に抑えられたものの、第2戦では4−1とリードした6回表にダメ押しとなる2ランを放った。さらに第3戦でも1回に2点タイムリー二塁打を放ち、中日9−1の大勝に貢献した。ポストシーズンでの成績は30打数6安打、打率2割にすぎない。しかし、本塁打3本をはじめ10打点をマークしている。ポストシーズンでは現在、堂々の打点トップだ。日本シリーズでもすでに4打点を挙げている。ウッズと森野はそれぞれ8打点。恐怖の6番打者としてポストシーズン快進撃の原動力となっている。

レギュラーシーズンでは打率2割6分2厘に終わった。移籍1年目にしてはそれほど低い成績ではないが、自身を辛抱強くレギュラーとして起用してくれた落合監督の期待に応えることができなかった。しかし、ポストシーズンに入ると大変身。その借りをすべて返したと言っても過言ではない。李炳圭は1997年のLG入団以降、優勝を経験していない。韓国シリーズには3回出場したが、チームはすべて敗れた。だが11年目の今年、日本に移籍し初優勝の希望に胸を膨らませている。しかも自身のバットで打線を引っ張り、チームの勝利を導いている。(朝鮮日報JNS)

04//10/31wed. ナゴヤドーム18:10開始/◆38,059人

このッ、ナゴヤドームでっ、53年ぶりの歓喜へっ、王手ですっ。ええそれは重々承知してます。

火腿 000110000 吉川/押本/武田久 − 鶴岡/中嶋
中日 20001010X 小笠原/鈴木/平井/岡本/岩瀬 − 谷繁
○鈴木1勝0敗/S岩瀬0勝0敗1S/●吉川0勝1敗
[中]森本稀哲/[二]田中/[右]稲葉/[一]セギノール/[三]小谷野/[左]工藤/[遊]金子誠/[捕]鶴岡/[投]吉川
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[三]中村紀/[右]李炳圭/[中]平田/[捕]谷繁/[投]小笠原

中日が3連勝で、53年ぶりの日本一へ王手をかけた。中日は同点に追い付かれた直後の5回裏、日本ハム・吉川の暴投で勝ち越しに成功。7回には、先頭井端四球、森野ライト線へツーベース、ウッズ空振り三振の一死一二塁から中村紀の適時打で貴重な追加点を奪い試合を決めた。敗れた日本ハムは、打線につながりを欠き、連覇に向けあとがなくなった。荒木がむちゃくちゃ素晴らしい。「去年に比べると自分でもよく DVD を見ました。自信のない思い切りじゃなくて、裏付けがあっての思い切りが出てるんで、状態はいいと思いますよ」「確信なしに走ったことはシーズン中もほとんどないけど、札幌の1本目なんかはわからずに行きましたね」。高橋信二:(荒木の足について)「バッテリーが過剰に意識しなければ大丈夫だと思うんですけどね。今んとこ思いっきり意識させられてますね」。主戦捕手高橋信二をこの日から鶴岡慎也(通常はダルビッシュ専属)に代えたのも荒木対策なんだそうだ(『Number』691号による)。この日の荒木は初回打ち損ないの三ゴロが小谷野のミスで内野安打に。高卒ルーキー左腕吉川:「井端さんの初球、投げようとした瞬間に荒木さんのスタートが見えた。外そうとしたけど、指がひっかかってしまった」井端の背中に死球。森野送って、ウッズとビョンの内野ゴロで結局2点先取。

落合監督「動」の姿勢は初回の攻撃から

先手先手と、落合監督が策を仕掛けた。その自らが積極的に動いた采配を、監督は言下に否定する。「大して動いていないよ。シーズン通りの野球。選手が普段通りのことを普段通りにやってくれただけ」。しかし、一歩でも先んじようとする「動」の姿勢は、初回の攻撃からも明らか。荒木が三塁内野安打で、井端が死球で出塁すると、シーズン8犠打の3番・森野が送りバント。ウッズの敵失での先制点、李炳圭の内野ゴロでの追加点を呼び込んだのは森野の犠打だ。

粘り強く投げていた小笠原に関しても、見切りは早かった。五回2死からセギノールの左中間二塁打から満塁のピンチを招くと、スパッと鈴木にスイッチ。「小笠原は五回を投げ終えて、ベンチに戻れれば一番だったけれど、今求められるのはチームの勝ち星」。1勝へのこだわりを感じさせた。2本塁打が飛び出した第2戦やチーム7打数連続安打のシリーズ新記録を作った第3戦。しかし、落合監督に言わせれば、それは「うちらしからぬ試合」。だからこそ、手堅さとしぶとさを発揮する勝ち方を求めてもいた。「王手というだけで、まだ四つ勝ったわけではない」と言いながら、自信も見え隠れする。「明日のゲームも全員で集中して、一つのボールを追いかけたい。ここ(名古屋)で終わらせたい気持ちもある」。その先にあるのは、53年ぶりの日本一だ。(毎日新聞)

ノリのバットで3連勝!53年ぶり日本一へ王手…日本S第4戦

ノリのバットで、落合竜が53年ぶりの日本一へ王手をかけた。初回、相手のミスで3試合連続先制。いったん同点とされた5回にも、吉川の暴投で勝ち越すと、7回の好機に、このシリーズ絶好調の中村紀が中前へ貴重なダメ押しタイムリー。小刻みな継投で相手の反撃をかわし、最後はシリーズ初登板の守護神・岩瀬がピシャリと締めて快勝。エース川上を立てて一気の4連勝で頂点を目指す中日に対し、後のない日本ハムは沢村賞右腕・ダルビッシュにすべてを託す。

誇らしげに帽子をとり、大歓声に手を振った。勝利監督インタビューを受ける落合監督の表情は、確信に満ちているように見えた。「このシリーズが始まる前から、目の前の試合しか考えていない。王手がかかりましたけど、あしたの試合に全力を傾けたい」はやる気持ちは抑え、その口調には自信がこもっていた。

理想通りの展開に持ち込んだ。いきなり初回からオレ竜の、ソツのなさばかりが目立った。先頭・荒木の三ゴロは、俊足を警戒した小谷野の焦りを呼んで内野安打で出塁。一、二塁からは森野がきっちりと送りバントを決め、続くウッズの三塁へのゴロでは、再び荒木の足を気にした小谷野がファンブル(記録は三塁失策)して先制した。中村紀の四球後、満塁から李炳圭の一ゴロが併殺崩れになって2点目。得点にこそ結びつかなかったが、荒木は2回にも3試合連続となる二盗を決めるなど、足技でじわじわと日本ハムを追いつめていった。

5回には同点にされたが、その裏は主砲が“顔”で勝ち越し点を奪った。2四球と安打で1死満塁としてウッズにつなぎ、高卒ルーキー・吉川にプレッシャーをかける。すると、ウッズの2球目には暴投で決勝点が転がり込んできた。7回1死二三塁からは粘った中村紀が、武田久の9球目を中前に適時打した。「気合で打ちました。体はいっぱい、いっぱいだけど気力で日本一になれるように頑張ります」と、お立ち台で声を張り上げたノリ。日本シリーズの打率4割6分7厘はMVP最有力候補。一塁へ向かう際、誇らしげにバットを高々と掲げたスラッガーの一打で勝負を決めた。

6回の攻撃中。日本ハムの投手交代の際には、優勝の前祝いとばかりにウエーブがナゴヤドームを2周した。試合終了直後には「あと1勝」コールもわき起こった。全国の中日ファンが、地元での歴史的な瞬間を待ちわびている。「ナゴヤドームで胴上げ? 重々、承知はしています。してますけど、浮ついたことじゃなくて、あしたも全員に一つのボールに集中させてやろうと思ってる。何とかここで終わらせたいという気持ちはありますけど」。最後は、気持ちの高ぶりを抑えられなかった指揮官。53年ぶりの日本一に王手をかけた落合竜。半世紀以上も遠ざかっている“頂点”に、もうすぐ手が届く。

◆1954年の日本シリーズ 中日は当時、魔球と呼ばれたフォークを操った杉下が年間32勝を挙げエースとして君臨。西鉄は中西、関口、大下、豊田ら強打者がそろっていた。第1戦は中日が杉下の完投で初戦を奪うと、第2戦も連勝。第3、4戦は西鉄が猛打で連勝した。第5戦、杉下が2日連続の先発ながら完投で王手。しかし、第6戦は西鉄が逆転勝ちで最終戦へ。そして第7戦は杉下が3安打完封、中日が初の日本一に輝いた。登板5試合(4先発)で3勝を挙げた杉下は、MVPを受賞。(スポーツ報知)

岩瀬 今シリーズ初登板で完璧13球

4—2の9回。シリーズ初登板にも守護神は平然と1イニングを抑えた。「今シーズン一番よかったと思う」。お立ち台で絶好調宣言をすると、割れんばかりの拍手に包まれた。完璧な13球だった。田中賢を見逃し三振、稲葉を空振り三振に仕留め、最後は代打・高橋を遊ゴロで締めた。第3戦まで出番はなかったが、いつもの岩瀬がそこにいた。「シーズンと一緒で攻める気持ちで投げた」。すべては日本一のためだ。昨年のシリーズは1試合しか出番がなく「待つ身」の悔しさを覚えた。今年は初セーブでチームも日本一へ王手。「今年はリーグ優勝もしてないから、日本一にならないと何の意味もない。ここまで来たら名古屋で決めたい気持ちはある」と再び声を張り上げた(スポーツニッポン)。

短期決戦用オレ流采配ズバズバ

動いた。仕掛けた。ベンチでおっとり構えているのは単なるポーズでしかない。第2、第3戦の大勝から一転、接戦を制したのはオレ流采配の“短期決戦版”だった。「大して動いていないし、シーズン通りの野球だよ。ウチは派手な野球じゃないからな」そう言いながらも落合監督は、初回から19歳のルーキー吉川を激しく揺さぶった。荒木の三塁内野安打と井端の死球の無死一二塁で、3番森野に送りバントを指示した。今シリーズで野手に送らせるのはこれが初めて。森野が決めると、敵失と併殺崩れの間に先制の2点が入った。

「こういうゲーム(接戦)はシーズン中から慣れているもんでね」。だけど、しゃにむに先制点を奪いにいく野球は明らかにシーズンとは違う。過去2度のシリーズ敗戦で得た教訓。それは勝敗を分けた5回の継投にも表れた。1点リードで2死満塁となって、迷わず鈴木にスイッチ。「5回を投げきれば本人もうれしいだろうが、個人の白星よりもチームの勝ち星だからな」。昨年の日本シリーズ第2戦。同じ1点リードの7回に山本昌を続投させて逆転され、そこから4連敗した苦い経験が生きている。静から動へ。さらに非情さも加わったオレ流采配。鈴木は押し出し四球で同点を許したが、後続を断って打線の勝ち越しを呼んだ。「大事な試合で勝ててよかった」。鈴木の言葉に、最低限の役目を果たした安堵感がにじみ出る。7回からは1回1人の必勝継投。「選手たちが持ち場で役割をやってくれた。クライマックスシリーズからいい形で入ってる。(この流れは)最低でも1カ月は持つ。その間に公式戦はすべて終わるよ」手塩にかけた選手がオレ流采配で躍る。3連勝で王手。選手が躍った後に待ってるのは、落合監督の“舞”だ。(スポーツニッポン)。

日本ハム自滅3連敗…7安打も打線分断

日本ハムのトレイ・ヒルマン監督(44)が、珍しく声を荒らげた。1点を返し、1-2 とした4回2死三塁。森本が内角高めのボール球を空振り三振し、同点とすることができなかった場面でだった。普段は冷静な指揮官がベンチで見せた厳しい表情が、中日との明暗を象徴していた。今シリーズで初めて中日を上回る7安打を放ちながら、勝利には結び付かなかった。1、2番がチャンスをつくり、稲葉とセギノールで返す。その形にまったく持ち込めない。1回、森本が失策で出塁し、田中賢が送ったまでは良かった。しかし第3戦まで無安打の稲葉が抑えられ、セギノールは四球と、流れが分断された。シーズンでは112盗塁を記録した盗塁もゼロと機動力も使えていない。らしい戦いができないことが、苦戦の要因なのは確かだ。「1点にとどまらず、複数点を取れる状況に持ち込めたら」。ヒルマン監督の思いは、中日バッテリーの前にことごとく粉砕された。

攻撃だけではない。2-2 とした直後の5回には、バッテリーミスで決勝点を奪われた。満塁の場面、鶴岡は真ん中やや外寄りにミットを構えていたが、吉川の投球は内角低めのスライダー。これが暴投となり、追加点を奪われた。鶴岡は「吉川はよく投げてくれたと思う。普通に僕が止められなかった。技術不足です」と肩を落とした。相手のミスに付け込み、シーズンを勝ち抜いてきた。それが強かったはずの接戦で、自ら崩れての3連敗。温厚な淡口打撃コーチが「開き直ってやるしかないでしょ」と声を荒らげたほど追い込まれているのは確かだ。ただ戦いは終わったわけではない。田中賢が「とりあえず札幌に帰ります。帰れば絶対何かありますから」と言ったよう、逆転日本一への望みは捨てていない。(日刊スポーツ)

高卒左腕・吉川、四球で崩れる

日本ハムは先発に高卒新人の左腕、吉川を起用して勝負に出た。しかし力尽きて3連敗。「吉川はよく投げた」。19歳の力投をねぎらったヒルマン監督だが、表情は苦渋に満ちていた。第2戦で登板した際は押し出しを与え、苦い教訓を得た。史上5人目の高卒新人での先発にも臆することなくマウンドに臨んだ。だが、再び四死球の怖さを思い知る結果になった。一回。2番井端に与えた死球で傷口を広げ2点を先制された。

いったん立ち直る気配を見せたが崩れるきっかけもまた四球だった。同点直後の五回も四球から一死満塁のピンチを招き、暴投で勝ち越し点を許した。防げる失点だった」と女房役の鶴岡。試合巧者の中日を相手に、痛すぎる失点だった。第5戦はダルビッシュの先発が有力だ。「何とか札幌まで戻りたい」とエースは必勝を期す。「ここから盛り返すのは容易ではない。だが最後まで選手たちを信じる」。ヒルマン監督も日本一チームの意地をみせる。(産経新聞)

日本ハム小谷野が3の0、適時失策と散々

クリーンアップに抜擢された日本ハム小谷野栄一内野手(27)だったが、1回2死一、二塁の好機に見逃し三振を喫するなど3打数無安打。守備でも初回にウッズの三塁線のゴロを適時失策するなど散々の内容となった。試合後は「明日です。やることは一緒ですから」と気丈に振る舞ったが、声には力がなかった。(日刊スポーツ)

核弾頭ヒチョリが5打数無安打と沈黙…

日本ハムの核弾頭の森本稀哲外野手(26)が、好機でことごとく凡退した。1点を返してさらに2死三塁の4回には、徹底した内角攻めに遭い空振り三振。8回1死一塁の第5打席にも、今季6つしかなかった併殺を喫するなど5打数無安打と沈黙。「今日はブレーキになってしまった。いろいろやるべきことがあります」と猛省していた。(日刊スポーツ)

日本ハム武田久がいきなり四球で1失点

今シリーズ初登板となった日本ハム武田久投手(29)が、マウンドに上がった7回に、先頭の井端に四球を与えたことをきっかけに1点を奪われた。「いきなり四球じゃ…。自分の調子が出る前に四球を出してしまった」と唇をかんだ。チームはもう後がない状況となっただけに「今日みたいにビハインドでもいくと思うし、何とかしたい」と決意を口にした。(日刊スポーツ) 自分はこの日はじめて、日ハムに武田久と武田勝というふたりの武田がいることに気付きました。

李炳圭、シリーズ5打点目をマーク

中日・李炳圭(イ・ビョンギュ)が日本シリーズ3試合連続打点を挙げた。李炳圭は31日、ナゴヤドームで行われた日本ハムとの日本シリーズ第4戦に6番右翼手で出場。1−0でリードした1回裏1死満塁で日本ハム・先発吉川からファーストゴロを放ち、3塁走者の井端を迎え入れた。これで李炳圭は日本シリーズ通算5打点目を挙げた。李炳圭は第2戦では2ラン、第3戦では2点適時二塁打を放っている。李炳圭はこの試合、4打数無安打に終わったものの、2−0でリードした3回表に好守備を見せ、チームのピンチを救った。2死一・二塁、日本ハム・小谷野の打球はライトの頭上を襲ったが、李炳圭はフェンスにぶつかりながらジャンピングキャッチした。結局中日はこの試合4−2で勝利。1敗後に3連勝して日本シリーズに王手をかけた。もし中日が日本シリーズに優勝した場合1954年以降、53年ぶりの優勝となる。(朝鮮日報JNS/陳仲彦(チン・ジュンオン)記者)

中日4連勝で日本一決めるか、日ハムが逆襲するか!?=第5戦見どころ

プロ野球・日本シリーズ第5戦、中日ドラゴンズvs.北海道日本ハムファイターズが1日、ナゴヤドームで行われる。王手をかけた中日が53年ぶり2度目の日本一を決めるか、それとも日本ハムが反撃なるか。

中日は第2戦、第3戦に続き第4戦も先制攻撃。相手のミスを逃すことなく、少ない得点機をものにした。ウッズと下位打線の当たりが止まったものの、3番・森野が復調のマルチ安打。5番・中村紀も勝利を引き寄せる一打を放ち、主砲をカバーした。1番・荒木は2安打、2番・井端は3度出塁し2得点を挙げるなど、打線がうまく機能している。また、クライマックスシリーズ(CS)5試合を含め、ポストシーズン9戦目にして初めて先発が5回持たずに降板したが、守護神・岩瀬を代表するリリーフ陣が踏ん張った。悲願の日本一まで、あと1勝。地元ナゴヤで決めるためにも、中4日でエース川上の先発登板が期待される。

一方、初戦勝利からまさかの3連敗で後がなくなった日本ハム。第4戦では中日を上回る7安打を放ちながら2得点。残塁は11を数えた。3番・稲葉に日本シリーズ初安打が生まれたものの、森本、田中賢の1、2番コンビが4三振、1併殺を含む9打数無安打と沈黙した。6番・工藤、7番・金子誠の下位打線が元気なだけに、うまくつないで先制点を奪いたい。土壇場の第5戦は中4日でダルビッシュの登板が有力。CSからポストシーズン3連勝中の若き右腕に、2年連続日本一への望みを託す。(SPORTS NAVI)

05//11/01thu. ナゴヤドーム18:10開始/◆38,118人

勝ちました。4年かかったと言うか、53年かかったと言うか。奇跡のパーフェクトリレー。

火腿 000000000 ダルビッシュ/武田久 − 鶴岡
中日 01000000X 山井/岩瀬 − 谷繁
○山井1勝0敗/S岩瀬0勝0敗2S/●ダルビッシュ1勝1敗
[中]森本稀哲/[二]田中/[右]稲葉/[一]セギノール/[左]工藤/[三]稲田/[遊]金子誠/[捕]鶴岡/[投]ダルビッシュ有
[二]荒木/[遊]井端/[左]森野/[一]ウッズ/[三]中村紀/[右]李炳圭/[中]平田/[捕]谷繁/[投]山井

中日は2回裏、ウッズ・中村紀の連打で二三塁の好機を作ると、平田の犠飛で先制。投げては、先発・山井が8回まで1人の走者も出さない快投で日本ハム打線を封じると、9回からは守護神・岩瀬を投入して最少リードを守り切り、53年ぶり2度目となる日本一を成し遂げた。

この日もセギノールシフトが決まって、セカンド右のゴロに何なぜか井端が簡単に追い付く、というプレーがあった。シリーズMVPは中村紀洋、敢闘選手としてダルビッシュ有、優秀選手は山井大介、荒木雅博、森野将彦。個人的にはMVPは落合博満でもいいくらいだ。継投とは言え、日本シリーズでの無安打試合も完全試合も史上初。山井の、個人投手最多連続無走者24人というのも日本記録更新。最後は代打(代打だったような気がする)小谷野の力ない二ゴロ。高く弾んだボールにセカンドベース手前で荒木が追い付いた時、あ、こりゃヤラレた、セーフだ、と思ったんだけど、最後まで荒木は神だった。このプレーはさほど話題にならなかったので、そんなこと思ったのは間違いだったのかも知れないが。小谷野がまじめに走ってなかったようにも見えた。

地上波テレビが早々に終わったのでラジオで聞いてただけだけど、胴上げの後、意外にも落合博満の方からヒルマンに歩み寄り、握手と抱擁を交わしたらしい。中村紀洋:「本当に今年は1月からいろんな事があって、ドラゴンズさんに感謝してます。本当にホッとしています、今まできつかったなと思ってますから。チームメートにも助けてもらいました。ありがとうございましたッ!!」

中日 1-0 日本ハム/試合終了

中日は二回、日本ハム先発ダルビッシュを攻め、1死二、三塁から7番平田の右犠飛で三走ウッズが生還。1点を先制した。中日先発山井はテンポ良く投げ、八回まで日本ハム打線をパーフェクトに抑え、両先発右腕による投手戦となった。中日は山井−岩瀬の完全リレーで勝ち、4勝1敗で53年ぶり日本一に輝いた。(日刊スポーツ)

中日、53年ぶり日本一 4勝1敗で日ハム下す

中日が1−0で日本ハムを下して通算成績を4勝1敗とし、1954年以来、53年ぶり2度目の日本一に輝いた。落合博満監督(53)は3度目の出場で初のシリーズ制覇。セ・リーグ2位の中日は、今季から導入されたクライマックスシリーズを勝ち上がっての頂点。58回の歴史の中で、初めてリーグ優勝チーム以外が日本一になった。

中日は二回無死二、三塁から平田の右犠飛で先制。今シリーズ初登板のプロ6年目、山井は八回まで一人の走者も許さずに降板。九回は岩瀬が救援して、1点を守りきった。日本ハムはシリーズ史上初めて無安打に終わった。中日は日本、韓国、台湾の各プロリーグ優勝チームと中国選抜チームによる「KONAMI CUP アジアシリーズ2007」(8日開幕、東京ドーム)に日本代表として出場する。(産経新聞)

中日が2人で完全試合

中日は山井−岩瀬の継投による完全試合で4連勝。53年ぶりの日本一に輝いた。先発の山井は八回をパーフェクト。切れのある変化球を左右に散らし、丁寧に打たせて取る快投で、守護神の岩瀬にバトンタッチ。そのまま2回に平田の犠飛で奪った最少リードを守りきった。日本ハムはダルビッシュが7回11奪三振の好投を見せたが、打線が完璧に抑えられ、なすすべがなかった。(時事通信)

4回胴上げ落合監督がファンに感謝…

就任4年目で中日を53年ぶりの日本一に導いた落合監督は4回宙に舞った。落合監督は2004、2006年に続く3度目の挑戦で悲願達成。しかし、試合後のインタビューでは涙を見せず、さらなる前進を誓った。落合監督:「感無量ですね。昭和29年からですから、まだ私が11 か月の時以来ですから。長かったですね。この4年間も長かったです。  (試合中のことは)記憶にありません。(山井、岩瀬)2人でパーフェクトをやった、それだけです。今日の山井は完璧でした。ダルビッシュはそんなに点数取れるピッチャーじゃない。1−0で逃げ切らねばならないと思いました。まさか山井があそこまで放ってくれるとは…。  今年は絶対に泣くまいと思っていました。今の野球は戦国時代。優勝もあれば最下位もある中で、よくぞここまで耐えて精神的に強くなったというのが実感としてあります。53年ぶりの日本一ですが、球団にはまだ連覇がない。リーグを勝って、クライマックスを勝ち上がって日本一…と、まだ課題は残っています。今年は(リーグ優勝の)第1ハードルを越えられなくて悔しい思いをした、その思いを選手がぶつけてくれました。(ナゴヤドームの応援は)今日ここで決めろという感じの応援でした。ありがとうございました」(スポーツ報知)

落合監督の一問一答:「連覇が課題」

(日本一になり、4回宙に舞った感想は)「感無量ですね、はい」(53年ぶり日本一です)「昭和29年(1954年)からですから、まだ私が11カ月の頃。長かったですね。この4年間も長かった」(ものすごい試合だった)「記憶がありません、2人でパーフェクトをやったのは。それだけ今日の山井は完璧だった」
(昨年は涙もあったが。「今年は絶対に泣くまいと思っている」(ダルビッシュを打った)「そんなに点数が取れる投手ではないので、今日の試合は1−0で逃げ切らなければ、と思ったが、山井があそこまで投げてくれるとは」(4年間で3度目の日本シリーズで日本一になった)「今のプロ野球界は戦国時代。優勝もあれば、最下位もある。その中、耐えて、精神的にも強くなったというのが感想。53年ぶりに日本一になったが、球団には連覇がない。そのうえでクライマックスシリーズをやって、日本一というハードルも残っている。(リーグ2位の)悔しい思いもしたが、選手は、それをここにぶつけてくれた」(毎日新聞)

この2本はグラウンドでの監督インタビュー。「(試合中のことは)記憶にありません」というのは記者の誤解で、監督が言いたかったのは「こんな試合はかつて記憶にない」じゃないかと思う。「戦国時代」発言は、インタビュアーが「この4年間で日本シリーズ進出3度、今年は日本一と、黄金時代到来ですね」かなんか言ったのに対して「いやいや、戦国時代ですよ、優勝もあれば最下位もありますよ」と応えたもの。

【中日】53年ぶり日本一/日本S

中日が2回に挙げた1点を8回まで日本ハム打線を完全に封じ込んだ先発山井と、守護神岩瀬のパーフェクトリレーで日本ハムを粉砕。見事53年ぶりの日本一に輝いた。2回、ウッズ、中村紀の連打でつかんだ1死二、三塁のチャンスから平田の右犠飛で先制。その後は日本ハム先発のダルビッシュに抑えられたが、ポストシーズン初登板の山井が素晴らしい投球を披露。マウンドを譲った8回終了まで走者を1人も許さない完璧な内容で降板。9回は日本一と完全リレーの重圧の中、岩瀬が登板。岩瀬は文句なしの投球で3人で仕留め、2人の投手によるパーフェクトリレーで、悲願の日本一を成し遂げた。落合監督は「感無量です。53年ぶりとは長かったが、この4年間も長かった。今日はまさか山井がこんなに投げてくれるとは思わなかった」と笑顔で話した。(日刊スポーツ)

「あわや完全試合」中日・山井 落合監督は非情の交代

本人さえ予想できなかったに違いない。中日の先発、山井が日本一がかかった大舞台で、あわや完全試合の快投。九回に岩瀬にマウンドを譲るまで、一人の走者も許さない完璧な投球で、連覇を狙った日本ハムに引導を渡した。立ち上がりから球威、制球ともに抜群だった。特に得意のスライダーには日本ハムの各打者のバットが面白いように回った。バックも堅守で山井をもり立てた。四回には森本の中前に抜けそうな打球を横っ飛びで好捕、素早く一塁で刺す荒木のスーパープレーも飛び出した。

ポストシーズンに入り、何度も先発候補に名を挙げられながら登板の機会はなかった。「それぞれの役割がありますから」と気にするそぶりはなかったが、内心では燃えるものがあったに違いない。右肩痛に悩まされ、昨年1年間を棒に振った。試合で投げられるようになったのは4月末、今季初勝利は8月21日と復活までの道のりは長かった。今は投げることができる喜びにあふれる。その先には歓喜の時が待っていた。(産経新聞)

ヒルマン監督の懸念的中

日本ハム・ヒルマン監督は、試合前に「打線は上向いてきている」と語った。だが、こうも続けた。「結果が出ていないのは、心に留めておかないといけない」。その懸念が的中した。象徴的だったのが1番森本。一回、遊撃への高いバウンドのゴロを放って俊足を飛ばしたが間一髪間に合わない。四回の第2打席は、中前に抜けようかという当たりを中日の二塁・荒木の好捕に阻まれた。七回の3度目の打席でも、積極的に初球からバットを振り抜いたが、打球は遊撃の正面を突いた。「(塁に出たら)必ず還ってくるつもりで打席に向かいます」と話していた森本だが、出塁しなければ自慢の足も生かしようがない。得点パターンの機動力とともにリズムまで奪われた打線では、スコアボードに0を並べるしかなかった。

これこそ今年の落合采配=冨重圭以子

中日・落合監督が最後に見せた継投には驚いた。八回まで一人の走者も出していない投手を、九回に代える決断を、さらっとできるのがこの監督だ。記者会見では「幸か不幸か、山井が『いっぱいいっぱい』と言ったので、抵抗なく代えられた」と監督は話したが、山井の方は「森コーチに体力的にどうや、と聞かれたので、はあ、と言った」のだという。これまでの野球人生でノーヒットノーランさえやったことがない投手が、大舞台での大記録目前に、少々疲れたからと交代を希望するはずもない。おそらく、落合監督は、最初から「最後は岩瀬で」と決めていて、それを貫いたのだろう。

短期決戦では一瞬でもスキを見せてはいけないし、こだわりを捨てないと勝てない。得点は1−0。最少点差で逃げ切るために最も確実と監督が考えた戦法は、山井に完全試合を求めることではなく、プレッシャーがかかる場面を数多く経験している岩瀬に任せることだった。投手交代の非情さは、歓喜の渦に覆い尽くされた。監督にとって幸いだったのは、レギュラーシーズンはもとより、日本シリーズでもこれまでにないほどの重圧を受けた岩瀬が、強い精神力で3人で抑え切ったこと。それと、代えられた山井も交代を納得する発言をしていることだ。(毎日新聞)

「スポーツへの冒涜や」玉木正之氏、落合采配に激怒

スポーツジャーナリストの玉木正之氏が1日、ナゴヤドームで行われた日本シリーズ第5戦で、8回をパーフェクトピッチングで締めた中日の先発、山井を九回で降板させた落合監督の“非情”采配について、強く批判するコメントを自身のホームページに掲載した。玉木氏は、日本野球史上初となる「完全試合での日本一決定」が幻と消えたことに対し、「Wシリーズでもたった1回の記録をナンデ潰すねん!野球の最も美しい瞬間を消したのは誰や!スポーツに対する冒涜や!これが野球やというのであれば俺は野球ファンをやめる!」と強い口調で落合監督の采配を批判。「午前中に中日新聞に優勝予定稿のコメントを電話で送っていたが急遽電話して削除してもらう。100年に1度あるかないかの凄い興奮の瞬間よりも52年ぶりの優勝を確実にしたかったというならナント小心な夢のない野球か!」とまくしたてた。(産経新聞)

山井投手交代に激怒 玉木正之さん

日本シリーズ史上初となる完全試合達成目前だった中日・山井大介投手を交代させたことについて、スポーツライターの玉木正之さんが1日夜、「これが野球かと、底知れぬ絶望感を抱いている」などと批判する原稿を、自身のホームページに掲載した。玉木さんは取材に対し「二度と起こるか、起こらないかという瞬間をつぶされた。采配(さいはい)とか、投げさせるべきとか、そんな問題じゃない。深い悲しみでいっぱい」と語り、八回まで一人の走者も出さない好投を見せた山井投手を、九回に交代させたことについて批判。さらに「夢のない野球だった。そう思わない人が多いなら、私は野球ファンをやめる」と話した。(毎日新聞)底知れぬ絶望感を抱いて早く野球ファンををやめてくれ。

完全試合目前の山井投手交代で意見さまざま

中日ドラゴンズが日本一を決めた試合で、日本シリーズ史上初の完全試合目前の九回、落合博満監督が山井大介投手を交代させた場面を巡り、ファンの間で「なぜ交代?」「これが落合野球だ」と意見にばらつきが出ている。中日球団によると、球団には2日朝、日本一を祝福する電話が多数寄せられ、落合監督の采配を支持する内容が大半だったが、中には交代を疑問視する意見もあったという。(毎日新聞)

屈辱の“完全敗退” 稲葉も脱帽

これ以上の屈辱はなかった。日本ハム最後の打者・小谷野が二ゴロに倒れ、1人の走者も出せないまま07年が幕を下ろした。昨年の日本シリーズMVP・稲葉は17打数1安打と封じ込まれ「研究されていたし、向こうに強さ、勢いがあった」と脱帽するしかなかった。第4戦まで懐を速球で突かれる配球から一転、スライダー主体の谷繁のリードに面食らった。4回は中前に抜けそうな森本の打球が荒木の好捕に阻まれた。田中賢のセーフティーバントは三邪飛になるなど、硬さも目立った。第2戦まで本塁打を連発しながら敵地でノーアーチのセギノールは「山井の投球がわれわれを上回った」と力なく話した。パ・リーグで敵なしだったつなぎの野球は、短期決戦で不完全燃焼に終わった。5試合で挙げた得点はわずか7。来季、指揮を執る梨田新監督は「プラスアルファ」として長打力アップを掲げている。森本は「まだまだ未熟ということ」と相手の胴上げを焼き付け、再び同じ舞台に立つことを誓った。(スポーツニッポン)

ヒチョリ:「札幌ドームに戻れないのは申し訳ない」「初戦でほとんど内角主体の配球をされたとき、

ああ研究されてるんだなと思った。そのせいで2戦以降は余計なことを考えてしまい、

自分のバッティングができなかった」「昨年勝ってるということもあって、ひたむきさが欠けていたのかも知れない。野球を楽しみたいと言っていたけれど、勝って初めて言えることだと思った」(『Number』691号)

日本シリーズ 総括 CS5連勝の中日、勢い上回る

2年連続同じ顔合わせとなったプロ野球日本シリーズは、中日が4勝1敗で制して昨年の雪辱を果たし、セ・リーグのチームとして5年ぶりに日本一の座を奪い返した。日本ハムは90〜92年に3連覇した西武以来の連覇を逃し、今季限りで退任するヒルマン監督の花道を飾れなかった。何が明暗を分けたのか、両チームの戦いぶりから振り返った。【田内隆弘】

中日は徹底的に日本ハムを分析した。スコアラーの働きに加え、落合監督は初戦に先発した川上の功績を指摘した。一回にセギノールに3ランを浴びて敗れたが、被安打はわずか2。落合監督は「日本ハムの各打者をどう攻めたらいいのか、実証してくれた。谷繁がそれを頭にインプットした。勝ちに等しい負けだった」と評価する。守備陣もデータに基づいて打者に応じた大胆な陣形を敷き、荒木、井端の二遊間の好守もあり、安打性の当たりを何本もアウトにした。セギノールの二塁方向への打球を遊撃手の井端が処理したプレーが典型だ。森本、パ・リーグ首位打者の稲葉らをほぼ完璧に封じ、日本ハムをシリーズ歴代最低打率の1割4分7厘に抑え込んだ。

中日は攻撃面でもグリン、武田勝、スウィーニーらを攻略した。日本ハムの正捕手・高橋は「リードを研究された印象はある」と明かす。日本ハムは第4戦以後、捕手を鶴岡に切り替えて集中打を防いだが、その代償として普段5番を打つ高橋をベンチに置かざるを得なくなり、打線に迫力とつながりを欠いた。ともに持ち味とした機動力でも差がついた。中日は1番・荒木が4盗塁を決め、第2、3戦と日本ハム投手陣を切り崩す突破口となった。日本ハムは森本、田中賢の1、2番が出塁さえままならず、攻め手を失った。

過去4年連続でパ・リーグが日本一の座を占めた。パは2004年にプレーオフ制度を導入。短期決戦を勝ち上がった勢いに乗ってシリーズも制した。今季はセもクライマックスシリーズ(CS)を採用し、状況は同じになった。ロッテとのCS第2ステージを連勝がないままの3勝2敗で競り勝った日本ハムより、阪神、巨人に5連勝してシリーズに突入した中日の勢いが上回った格好だ。(毎日新聞)

パーフェクト降板「オレ流決断」の真相 / 山井「血染めスライダー」中指限界だった

交代の時の山井のズボン中日が日本一を決めた1日の日本シリーズ第5戦で完全試合達成を目前にしながら八回で降板した山井大介投手(29)が2日、真相を語った。同投手自ら首脳陣に交代を直訴。明かした理由は四回にまめがつぶれた中指が限界に達していたこと、変化球を多投して握力が落ちていたことなど。落合監督も、やむを得ない決断だったことを強調した。

日本一が懸かった試合で1—0と1点リードの九回、八回まで打者24人をパーフェクトに抑えていた山井に代わって岩瀬がマウンドに立った。試合は岩瀬が3者凡退に抑えて勝った。だが日本シリーズ史上初となる大記録達成のチャンスを放棄させた降板には疑問を感じた人が多かった。「四回にまめがつぶれていたんです。八回を投げ終えて森(バッテリーチーフ)コーチから『体力的にどうか』と聞かれた時に伝えました」。深夜にテレビ出演を終えた山井は疲れ切った表情で真相を明かした。山井のスライダーは独特な球道を描くため、ほとんど対戦経験のない日本ハムの打者に対して有効だった。だが序盤から多投したことでまめがつぶれ出血したまま投げ続けたようだ。「正直、握力もなくなってきてましたし、最後は岩瀬さんに投げてもらいたいという気持ちもありました」

先発登板は9月30日の広島戦(広島市民球場)以来。体力的にも限界を感じ、チームの勝利を最優先するためにマウンドを降りた。交代を決断した落合監督もテレビ出演を終えて継投策を振り返った。山井の意思を確認していただけに迷いはなかった。「続投? それは内部事情を知らないから言えること。まめ? それが一番(の理由)かな。逆に代えやすかった。本人が駄目って言うんだからしょうがない」。悲願達成の瞬間を大記録で飾る—。そんな場面を見たかったファンは多いだろう。だが勝つために最善の道を選んで日本一を目指してきた落合竜にとっては、完全リレーが最高のラストシーンだったのだ。(名タイ)

野球:中日、日ハム下し53年ぶり日本一

中日が1日、ナゴヤドームで行われた日本シリーズ第5戦で、日本ハムを1−0で破り、1敗後の4連勝で見事優勝を手にした。1954年に初優勝を収めて以来、実に53年ぶりとなる通算2度目の優勝となった。中日は今年、セ・リーグの優勝こそ逃したものの2位につけ、今年から導入されたクライマックス・シリーズでそれぞれ阪神と巨人を退け、日本シリーズに進出。昨年1勝4敗で負けを喫した日ハムを相手に、全く同じ対戦成績で雪辱を果たした。

現役時代に三冠王を3度も獲得した落合博満監督は、2004年に中日の監督として就任して以来、3度目の挑戦で日本の頂点へと上り詰めた。中日は、先発の山井大介が8回表まで一人の走者も許さない完壁なピッチングを見せ、続く9回には岩瀬仁紀が日ハム打線を3人で切って取るなど、終わってみれば投手二人による「パーフェクト・ゲーム」を達成した。落合監督は、日本プロ野球史上初の快挙となるポストシーズンでのパーフェクト・ゲーム達成を目前に控えた山井に対し、惜しみなく交代を告げた。中日は、2回裏1死二、三塁で平田良介が放った犠牲飛が決勝点となった。

李炳圭は6番右翼で先発出場したものの、日ハムのエース、ダルビッシュ有に3打数無安打に抑え込まれた。しかし、李炳圭は第2戦で2点本塁打、第3戦で2点二塁打を放つなど、第4戦までチーム最多の5打点を挙げる活躍を見せた。李炳圭は1997年にプロデビューして以来、韓国国内では1度も優勝したことがなかったが、日本進出1年目で優勝トロフィーを手にすることになった。中日は、8日から東京ドームで行われる2007コナミカップ・アジアシリーズで、韓国のSKワイバーンズと対戦する。(朝鮮日報JNS/閔鶴洙(ミン・ハクス)記者)

李ビョンギュ, 韓国で成す事ができなかった '優勝 恨' 日本で解く(自動翻訳)

赤兎馬’ 李ビョンギュ(33・中日ドレゴンス)が韓国で成すことができなかった優勝の夢を日本で成した。 李ビョンギュが属した中日ドレゴンスは 1日ホーム球場ナゴヤドムで開かれたジャパンシリーズ 5次戦でニホンヘムパイトスを 1-0で負かしてシリーズ戦績 4勝1敗で頂上に上がった。 中日は今度優勝で 1954年ニシデスライオンズを折って最後の優勝をおさめた以後ジャパンシリーズ 6連続敗北の痛みを乗り越えて 53年ぶりに頂上に復帰した。

特に李ビョンギュに今度ジャパンシリーズ優勝は特別な意味を持つ。 その間日本野球に進出した国内プロ野球選手出身たちの中進出初日正常登極の喜びを味わった選手は李ビョンギュが初めてだ。 イ・スンヨッブが千葉 ロッテでジャパンシリーズ優勝を経験したがそれは進出二番目日に成したのだった。中日は韓国選手たちに心残りの舞台だった。 宣銅烈, イ・サンフン, 李鍾範などが中日ユニホームを着て活躍したが一度もジャパンシリーズ優勝を味わうことができなかった。 これらが一緒に活躍した 1999年 ジャパンシリーズに進出したが当時福岡ダイエーホクス(現ソフトバンクホクス)に 1勝4敗で敗れて惜しく優勝機会を逃した。 李ビョンギュとしては当時先輩たちが成すことができなかった夢を代わりに成したわけだ。

特に李ビョンギュは個人的にプロ野球舞台で一度も優勝をして見た経験がない。1997年プロに入団した後 2006年まで 10年間 LGで活躍して最高の巧打者に名前を揚げたがいざ韓国シリーズ優勝は占めることができなかった。 キム・ソングン監督が導いた 2002年一度韓国シリーズに進出したのがそれさえも一番近接した結果だった。ただ調った食膳にさじだけおいたことでは決してなかった。 李ビョンギュは正規シーズンで日本投手たちの精巧な制球力と千変万化した球に苦戦した。 打率 。261 125打点 9ホームラン 46打点の成績は決して満足ではなかった。しかし李ビョンギュはOchiaiヒロミス監督の相変わらずの信頼の中で ‘ポストシーズンの男’で生まれかわった。 ジャパンシリーズ打率は 1割台に精巧な味は落ちるが 2次戦にいら虫 2点ホームランを含み, 3競技連続打点に 5打点を急きまくりながらチーム私の最多打点を記録した。 峠時ごとに裂ける漢方がまさに一品だ。最大峠だった 4次戦では 3回の表 1四 1,2塁危機で相手のかなり大きい打球を身を飛ばしてつかみ出してチームを危機で求めるなど守備でも大きい分け前をやりこなした。

ジャパンシリーズに先立ってではクライマックスシリーズ 1, 2ステージでも李ビョンギュは決定的な瞬間ごとに猛打を振り回して中日の乗勝長駆を牽引した。 韓信との第1ステージ 2次戦では 3点ホームランを噴き出したのに相次ぎ読売との第2ステージでも 2打点 3塁打にソロホームランを急きまくった。李ビョンギュはシーズンの間の気苦労をポストシーズンとジャパンシリーズで火が付いたバットでさっさと飛ばしてしまった。 そしてその結実は優勝という甘ったるい実に殆ど過ぎ去った。(マイデイリー/李夕霧記者 smlee@mydaily.co.kr)

李ビョンギュ, PSで 'チァンスメン'で生まれかわった(自動翻訳)

赤兎馬' 李ビョンギュが日本デビュー初日中日ドラゴンズを正常に導いた。李ビョンギュ(33)は 1日名古屋の名古屋ドームで開かれたニホンヘムパイトズとの '2007日本プロ野球日本シリーズ' 5次戦に右翼手かたがた 6番(回)バッターで選抜出場して 3打数無安打を記録した。李ビョンギュは 宣銅烈, 李鍾範, イ・サンフン(以上 1999年中日), イ・スンヨッブ(2005年千葉ロッテマリンズ)に引き続き韓国プロ選手では 5番目に日本シリーズに出場したし, イ・スンヨッブに 引き続き二番目で日本制覇チャンピオン指輪をはめた。

去る 1997年 LG ツインスに入団した李ビョンギュは韓国舞台で 10年の間活躍しながら一回も優勝経験がない。 3番(回)の韓国シリーズ準優勝が全部だった。しかし今年仕事をしたプロ野球の莫強チームである中日に入団しながら長年の宿願を解くようになった。李ビョンギュは今年シーズン正規リーグで目立つ活躍を見せてくれることはできなかった。 打率 0。262に 9ホームラン 46打点の成績が全部だった。 2群でも降等されたし, 代打や代走者でも起用されるさげすまれたりした。しかし優勝に対する喉の渇きがポストシーズンで驚くべきな集中力を発揮するようにした。

李ビョンギュはクライマックスシリーズ 1, 2ステージ 5競技で 20打数 4安打(打率 0。200)を記録した。 しかしホームラン 2個, 3塁打 1個に 6打点をあげた。韓信とのクライマックスシリーズ 1ステージ 2次戦から 3点ホームランを噴き出したし, 読売との 2ステージ 2次戦ではいら虫 2打点 3塁打とソロホームランを爆発させて 3打点をあげた。

李ビョンギュの活躍は止めなかった。李ビョンギュは日本シリーズ 1次戦で無安打で不振だったが 2次戦から 4次戦まで毎競技打点をあげた。特に, 日本シリーズ 2, 3次戦ではそれぞれ勝負に楔を刺すツーランホームランと 2打点 2塁打を噴き出して長打ショーをした。正規シーズンでのちょっと不振な成績をポストシーズンで完璧に取り返ししたのだ。韓国での新人時代からあまりにも挟みたかった初チャンピオン指輪を日本で立ち込めるようになったのだ。 そこに日本プロ野球舞台に自分の名前を刻印させながら。(ニューシース/ムンソングデギザ sdmun@newsis.com)

8回までパーフェクト投手' 入れ替ったOchiaiの優勝執念(自動翻訳)

日本シリーズ最終戦で 9回だけ残しておいて 1-0 リード。 ところで選抜はパーフェクトピッチング中。 しかし 1年始終苦労し た仕上げ投手がある。 皆さんの選択は?

中日の '怨念解消優勝'で日本シリーズも幕を閉じた。 1954年以後 53年ぶりの日本シリーズ優勝と同時にOchiai監督としても 3番目(2004年, 2006年に引き続き) 挑戦ぶりに初優勝だった。中日は去るシーズンニホンヘムに 1次戦勝利後 4連敗したが 1年ぶりにまったく同じく 4勝 1敗でドエガブアッダ。 李ビョンギュ やっぱりプロ人生初優勝を中日でやりこなした。 退物取り扱いを受けている途中演習生身分(年俸 600万円)で中日に入団したNakamuraは MVPに上がって人間勝利を見せてくれた。 こういうわけで来る 8日から開催されるコナミコップ(アジアシリーズ)は日本中日と韓国 SKの正面対決と言う(のは) '怨念解消シリーズ' カードが成立された。

しかし日本言論は中日の優勝実は劣らず最終戦だった去る 1日 5次戦(ナゴヤドム)の投手運用法に対して注目している。 何故ならば中日右腕選抜ヤマイが 8回までニホンヘム 24 バッターをパーフェクトで阻んでいたがOchiai監督は 1-0で先に進んだ 9回の表仕上げ岩瀬を投入したからだった。 結果的に岩瀬が 9回を 3ザボムトエで阻んで合作パーフェクトが成立されたが '入れ替えが適切したか'と言う論難が絶えていない。(スポーツニッポン)は 2日これを置いて '世紀の入れ替え'と寸評した。(産経スポーツ)は '非情な入れ替えで優勝秘苑を達成'と言う(のは)ヘッドコピーをつけた。 二つの新聞皆Ochiai監督だからできる仕事だと指摘した。

日本シリーズ歴史上ただ 1人の出塁もなしにパーフェクトで競技(景気)が終わったことは最初だった。 結局ヤマイは史上初日本シリーズパーフェクト達成投手になる機会を 目前で逃したわけだ。 8回まで野馬異意投球数は 86球でスタミナに問題はなかった。そうだから前中日監督 ホシノ−センイチ 日本オリンピック代表チーム監督は "Ochiai監督が投手経験がないから変えたことではないか。 すごく難しい判断だが私が監督だったらヤマイにずっと任せたこと"と批判した。はなはだしくは (産経スポーツ)は 'Ochiai監督の投手交替が適切だったのか'というオンライン緊急世論調査まで実施したが 46%持つのを表明した。 しかし入れ替えの結果が好き, 優勝直後タイミングで成り立った調査だから論難の余地はある。

これに対して当事者であるヤマイは "入れ替えは私が資源したこと"と明らかにしてOchiai監督を掩護した。 ヤマイは "森投資コーチが状態を問うから '変えてくれ'と言った。 終わりは仕上げである岩瀬がしてくれなければならなかった。 パーフェクトは全然気を使わなかった。 目標は優勝だった"とその理由を明らかにした。(OSEN(www.osen.co.kr)/キム・ヨンジュン記者)

長いよ。長かったねえ。杉下茂翁(82歳)語る

「長いよ。長かったねえ」「主力だった人は大体いなくなったから…。西沢さん、原田さん…。児玉さんも闘病生活を続けているし…。でもみんな、喜んでくれていると思うよ。オレなんかいちばん喜んでる。集まりがあると、みんなに唯一の生き残りだとか言われて…。一度なったから、これで無事解放されるでしょう」。秋の OB 会では毎年落合監督から謝られていたという。「約束を破って申し訳ないというのを、もう三回も聞いたよ」。今春のキャンプでも「今年こそ間違いないだろうな」「間違いないです」との言葉が交された。

ベンチ横で落合監督に握手を求め「ありがとう」と声をかけると、言葉を詰まらせ、頭を下げたという。53年。長かった空白の時間が今、埋まった。(スポニチ)