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November 2007/11

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2006/11/02Hiromitsu

オレだって 完全試合は 見たかった (博満)

中日の53年ぶりの日本一達成から一夜明けた2日、落合博満監督(53)はナゴヤドームで本紙のインタビューに応じた。「みんなが(完全試合を)見たいのは分かる。オレだって見たい。でも山井のここ(ユニホームの右太もも部分)の血を見たら…。本人が『ダメです』と言ったらしょうがない」「山井には来年、再来年がある。それでなくても右肩を悪くしてこの2年放れていないんだ。あれで『行け』といって肩をぶっ壊したらアイツの野球人生は終わり」「ベンチの中のことを知らないんだから、それはそれで仕方ないよ。書かれるのは慣れている」「ゆっくり眠れた」(中スポ)

「言いたい人には言わせておけばいい。外野にはベンチ内のことは分からないじゃない。まあ、言われることには慣れてんだよ」「山井はマメ(右手中指)がつぶれた」「ユニホームには血がついていた」「それでなくても肩を1年間壊していたんだ。たった1試合で台なしにするわけにはいかない」「次のこと? もう考えてるよ。だから、山井が心配だと言っているんだよ。投手が4人は必要だからな」(サンケイスポーツ)「本紙のインタビューに応じた」と中日スポーツに書いてあるのに、サンスポに同じ発言が載ってるのは、「中日スポーツのインタビューという表現もウソではないが、ただ単独インタビューではなかった」ということだろうか。まあいつものことか。

名古屋地区の平均視聴率27.2%、V瞬間は44.4%

ビデオリサーチは2日、中日が日本ハムに勝って日本一を決めたプロ野球日本シリーズ第5戦の平均視聴率が名古屋地区27.2%、札幌地区25.3%だったと発表した。瞬間最高視聴率は、名古屋地区が優勝決定直後の午後8時38分で44.4%、札幌地区は同8時35分の38.9%。また関東地区は平均が12.7%、瞬間最高は24.8%だった。

V旅行はハワイに決定。リーグV逃がすも条件クリア

53年ぶりの日本一をつかんだ中日の優勝旅行が米ハワイに内定した。伊藤球団代表が「今回は球団の裏方さんからの要望が多かったハワイになりました」と説明。昨年のリーグ優勝時の旅行先は米・ラスベガスだった。今季はリーグ優勝を逃した時点で「日本一になった場合だけ」と設定されていたが、これをクリアした形で、出発日は12月14日前後になる。

福留が6日第1回交渉へ。“下交渉”済で即残留決定も

FA権を取得した福留が、6日にも球団側と第1回の交渉に臨むことが濃厚になった。球団側は来季の年俸など条件面に関して「提示も行うことになるでしょう」と西川球団社長。すでに、親しい関係者には、FA宣言せずに中日残留を示唆している福留は、球団側とは複数回の“下交渉”を行っており、週明けの交渉で一気に残留が決まる可能性もある。また同じくFA権を取得した岩瀬、平井にも、アジアシリーズ中に球団側が条件提示を行い、残留要請する。

ウッズが3日米国帰国へ。アジアシリーズは欠場

中日は、タイロン・ウッズ内野手(38)が3日に米国に帰国すると発表した。8日から始まるアジアシリーズは欠場する。来季も残留する見込み。

渡辺に戦力外通告

中日は、渡辺博幸内野手(37)と来季の契約を結ばないと発表した。

日本ハムが無秩序体制を露呈…佐藤、淡口両コーチを非情解雇

2年連続日本一を逃した日本ハムは2日、佐藤義則投手(53)、淡口憲治打撃(55)両コーチに契約更新しないことを通告した。佐藤コーチは通告の遅れに怒りをあらわにした。また白井一幸ヘッド(46)も球団からのフロント転出要請を固辞、退団が決まった。佐藤投手コーチには、寝耳に水の“解雇”だった。ダルビッシュを沢村賞投手に育て、チーム防御率3.22。屈指の投手王国を築いた実力派コーチは、「誠意がないよな」と嘆いた。日本シリーズ後に解任されるコーチは少なくない。ただ今季の日本ハムは、9月8日のヒルマン監督退団発表から、10月22日の梨田次期監督発表など、V2球団とは思えない無秩序ぶり。佐藤コーチは「本人だけ喜んでりゃ、それでいいのか? ワールドシリーズに出る監督でも、(就任)会見に出るからって練習休むんか?」と、日本シリーズ前に米国でロイヤルズ監督就任会見に出席したヒルマン監督にも怒りを向けた。

島田チーム統括本部長は「時期が遅れたことはおわびした。ヒルマン監督の退団(発表)あたりからねじれが始まった」としつつ、同コーチの解雇理由を「指導法を含めた方向性の違い」と説明した。梨田新監督率いる新チームは10日に沖縄・名護入りし、18日まで実働6日間の秋季キャンプで船出する。(以上すべてサンケイスポーツ)

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山井交代異論反論オブジェクション

わたしも報道各社の質問攻めに会って球場で立ち往生したよ。

ネットで拾った有名人の声。ウラをとってないものの方が多いから捏造が含まれている可能性もあり。

牛島和彦「分からなくはない。難しい決断だったと思う」(スポニチ)
権藤博「個人記録よりチームの勝利が優先」(報知)
達川光男「1番いい投手を最後に出すのは当然。何も問題はない」(報知)
山本功児「考えられない継投ではない。他のチームの監督にもいい勉強」(報知)
山田久志「高く評価してもいい。自分が監督なら絶対に交代させることはない」(ニッカン)
広岡達也(広岡達朗の誤記か?)「中日を53年ぶりの日本一にさせる、という落合の強烈な意思を、誰も邪魔をすることはできない。完全試合という個人記録すら、そこには入り込む隙はなかった」(中日新聞)

(読みにくいからちょっと空けます)

江藤省三「負けたら札幌へ行かねばならない。結果が良かったから、交代が正しかったとも言える。自分なら山井に『痛くても投げてみんか』と声をかけるだろうが、そうしなかったのは大した監督だと思う」(サンスポ)
高橋直樹(元横浜投手コーチ)「できればやらせてやりたいと思うのが人情。その私情をはさまないところがすごい。続投させて打たれたら悔いが残る。あの判断は間違いないし、悪いことだとは思わない。チームが勝てばそれでいい」(サンスポ)
江夏豊「交代が正しいのか間違いなのか、簡単に答は出ない。ひとつ言えるとしたら、岩瀬が3人で抑えて 1-0 で勝ったんだから、間違いではなかったんだろう」
大沢親分「色々意見はあるだろうが、勝って日本一になったのだから天晴れ。ちなみに俺なら代えてない」
ハリー「指揮官はまず勝つことを考えるもの。負けたら札幌だったし地元で胴上げもしたかった。もし打たれてたら非難轟々だが、パーフェクトに抑えたのだからこの継投は成功」

(ちょっと空けます)

岡田彰布「あら誰だって代えるやろ。胴上げ投手やぞ。まあウチは完全試合なんてないけど、万が一そうなったらウチやったらゼッタイ球児に投げさせとるよ」(トーチュウ)
今中「第三者が口を挟むべきことじゃない。それより日本一の喜びを皆で分かちあうべき」
王貞治「あの場面で個人記録は関係ない。負けたら札幌だったし、岩瀬でよかったんじゃないか。負けたときにどちらの策が後悔しないか。岩瀬でしょう」(サンスポ)
上田利治「勝ち切るためには当然の策だろう」(デイリー)
森祇晶「考えが浮かんでもなかなか行動に移せるものではない。良くぞ決断した」(ニッカン)
星野仙一「いろいろ言われるだろうけど勝てばいいんです。ま、私が監督ならば代えなかったけど」(日テレ)
阿波野秀幸「カウント1−3になった場合、ノーヒットノーランならボールでもいいが、完全試合ならストライクを取りにいきたくなる。そうすれば本塁打を喫する可能性もある。短期決戦で、しかも1−0だから個人のことよりもチーム」(サンスポ)

(ちょっと空けます)

ヒルマン「監督によって皆さん考えが違う。落合さんの采配なので、意見を言うつもりはありません」
バレンタイン「メジャーでワイルドカードのチームが世界一になっても不満の声は上がらない。CSなど今のシステムは完璧。文句を言うなら巨人ぐらい」(スポニチ ANNEX)「あの場にいた人間でないし、ベンチにいたわけじゃないのでどういう経緯でそうなった(継投策)かは分かりません。一般的に1—0の試合で、ピッチャーが八回まで好投し、素晴らしいクローザーがいる場合は継投も考えられる。監督の仕事は試合に勝利すること。チームの勝利を最優先にしたことはチーム、地元のファン、地元の球場にとっても非常に良かった。あの試合で勝利したことは素晴らしいこと」
コリンズ「あの交代には驚かなかった。勝てるクローザーがいる。僕も岩瀬に代えていた。レギュラーシーズンならダメだけどね」

(ちょっと空けます)

石川梨華「マメができちゃってたんなら交代は仕方なかったのかなって思います」
ピエール瀧「日本シリーズですから、記録より勝ちにこだわるから継投はアリ。それよりも、あの場面で抑えた岩瀬が凄いですよ。落合監督大好き」
ヨネスケ「昨年のリベンジに対する強いこだわりの結果」(夕刊フジ)
つぶやきシロー「個人の数字なんて気にしなくていい。プライドも関係ない。チームが勝てばいい」(サンスポ)
浅田真央「真央も優勝目指してがんばります!」(サンスポ)
鳩山由紀夫「落合監督特有の“冷静”と“冷酷”の狭間に生きる世界観が凝縮されていた」(夕刊フジ)
石原慎太郎「落合監督は絶対正しい。本当のリーダーだ。見事だと思う。泣いて馬謖を斬ったんですよ」(産経)

(ちょっと空けます)

ナイナイ岡村隆史「落合必死やん。中日は棚ぼた(2位)なんだからギャンブルせいよ」(オールナイトニッポン)
生島淳「俺は認めないよ!俺は嫌だ!」
野村克也「10人の監督がいたら10人代えない」「奇を衒うことが好きなのか、常識では計り難い監督」「勝つ確率から言っても(第六戦以降の投手力を考えれば)あの交代は不必要」(週刊朝日)
玉木正之「これが野球かと、底知れぬ絶望感を抱いている。二度と起こるか、起こらないかという瞬間をつぶされた。采配とか、投げさせるべきとか、そんな問題じゃない。深い悲しみでいっぱい。夢のない野球だった。そう思わない人が多いなら、私は野球ファンをやめる」「これが落合野球やというならサッサと辞めてほしい」(本人ブログ)
やくみつる「つまらないことしますよね、本当に。怒りを覚えるというよりは苦笑いする感じ。あらゆる状況を考えての交代ということ、この試合で決めたいという気持ちは分かるが、空気を読めよと思う。今シーズン最も空気の読めない采配だった」(スポニチ) 須藤豊「僕が監督だったら投げさせていたな。投げていたのがエースの川上だったら、同じことしていただろうか」(夕刊フジ)

(ちょっと空けます)

デーブ・スペクター「ファンは野球にしかない奇跡やスリリングなものを求めて試合を見に来ているはず。シラけてしまったね。野球全体でいうと絶望的です。落合監督の評価も下がったと思う。しばらくはきしめん食べない」(サンスポ)
江本孟紀「プロ野球界全体のことを考えれば続投。完全試合を達成していれば、野球に興味のない人まで関心を持ってくれるチャンスだった。それが野球人気につながっていくのに」(サンスポ)
谷沢健一「落合監督はもう監督の器じゃない。メジャーリーグでも百数十年の歴史の中で1回しかないんですよ。日本のプロ野球で初めて達成されるかどうかわからないような、ファンが一番注目してるこの試合でしょ」「2004年のストライキの時に、プロ野球をもう一度高めようという機運が起こったじゃないですか。それを忘れてますよ」(フジTV「とくダネ!」で発言)
彦野利勝「(采配支持が過半数いたことについて)支持してるのは野球を知らない人達でしょう。あの采配はおかしい」(たぶんラジオでの発言)

(ちょっと空けます)

杉下茂「この交代を巡って激しく意見が飛び交ったのは当然の成り行きだ。わたしも報道各社の質問攻めに会って球場で立ち往生した」「完全試合が見たくなかったと言えば嘘になる。しかし指揮官という立場で見れば、あれでよかったと思っている。先日正力賞の集まりで川上哲治さんにお会いしたとき、こうおっしゃっていたよ。『勝つためには、ああなるよな。当たり前だよな』と」(トーチュウ/杉下茂短期連載「伝える」11/17-18)


▼岡村隆史の発言はさわやかで、私は好きですね。自分の立場が無責任であることの自覚が感じられる。「53年ぶり? そんなん知らんわ。ボク中日ファンちゃうもん」とか言いそうだ。一方谷沢や彦野は「53年間」の一部に対していささかなりとも責任があるんだから、「あの継投の原因の何万分の一かは自分にも責任がある。落合、山井、すまんかった。そしてありがとう」という気持ちを、ほんの少しでいいから持つのがスジじゃあないのか。石川梨華は阪神ファンだけど、たまたま翌日か何かに名古屋でのテレビ出演があって意見を聞かれたらしい。


▼落合博満はシリーズ制覇当夜のテレビ番組出演で、「山井は中盤からマメを潰していた。本人がそれを森繁に言ったのは八回終了時点」と説明し、翌日新聞記者相手にもそう語った。山井のユニフォームに血がついてる写真もスポーツ紙に載ったりしたから、これはこれでウソではないらしい。その後何かの番組で「マメがなかったら続投させていた」とも語ったらしい(「ドラゴンズの番組を実況するスレ」にそんなことが書いてあった)。しかし、さらにその後、スポーツうるぐすで江川 卓の質問には「マメがなくてもおそらく岩瀬」と語った。落合博満をもってしても揺れる決断であったようだ。

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2007/11/04落合博満 on サンデースポーツ

これほどの議論になるとは思ってなかったんですけどね。

主に女性アナが聞き役、一部与田 剛 / 監督は名古屋からの遠隔生出演

▼(泣くのはあとで、とおっしゃってましたよね)
△「泣かないで終わりましたね」「リーグ優勝を逃した悔しさが選手にあって、それが良かったんでしょう。それしか考えられない。ほかに何か、あんだけ一夜にしてスイッチがポンと切り換わるできごとって思いつかないんで」

▼(山井の交代について)
△「第5戦に山井の肩が間に合うかどうか不安だった。最悪は久本を考えていた。あの時はその心配もあって、八回終わった時にピッチングコーチが来て、マメ破けてるからもう無理ですと、本人は? って言ったら、ダメって言ってるっていうから、じゃあ岩瀬行こうかと。勝ったから、なんであそこ山井続投じゃないんだって言われるし、あれでもし負けてたら、なんであそこで岩瀬使わないんだ、って言われるし、まあ両方言われるのは覚悟の上なんだけど、ただ本人がダメって言ったらもう、ダメなんですよ。野手と違って。それと2年間苦しんでるでしょ、肩こわしてね。それでクライマックスシリーズの時にも肩の状態がよくなくて、ずーっと延ばし延ばしでやっと日本シリーズの第五戦でしょ、だからこれ以上無理させてもいかんな、ということで。まあ、これほどの議論になるとは思ってなかったんですけどね」

「ただ、53年ぶりっていうのはありますから。ドラゴンズファンっていうのは何を待ち望んでいるのかって考えればね、やっぱり日本シリーズの、53年ぶりの優勝っていうことでしょ」「八回まで 1-0 でパーフェクトでいってるピッチャーを受け継ぐ岩瀬、この重圧はねえ、山井のもっと上いくと思う。あれを抑えるんだから、岩瀬おまえ凄いな、というのを、もっと大々的に報道してくれてもよかったんじゃないかと思う。あの重圧は普通の人は考えられないと思う」「本人も完投しようなんて思ってなかたみたいだし。四年目にして、山井のああいうピッチングを見たのは三回目。2004年の広島戦、長峰とジャンケンさせて広島戦に先発した試合と、その年の日本シリーズの第四戦かな、西武に勝った試合、あれ以来じゃないですか」

「勝って文句言われるぶんには別に構わないですよ。それで、喜んでくれるんですから」

▼(与田さんの注目ポイント:第三戦、6点リードで1アウト三塁で前進守備)
△「打順が三番四番五番であれば後ろですよ。ただこのシリーズ、稲田はほとんどサードゴロ、ショートゴロでしょ、ボテゴロのね。高い確率で内野ゴロだろうと。それに6点リードで周りは楽勝ムードだけど、朝倉はよくなかったし、7-1 と 7-2 は向こうの志気が大違い。あのあと2点とって、このゲーム勝てるなと思ったけど、7-2 になってたらおそらくあの二回裏の2点はなかったかもわかんないしね。シーズン中のいつもの朝倉であれば後ろ守らせたかもわかんないですけれども、今日の朝倉はもう何回もつのかなと、二回からもうブルペン動いてましたから。よくぞ七回八回までもってくれたなーという、そういうゲーム。7点とって、絶対に負けちゃいけないゲームだったから」

▼(中村紀洋選手は日本シリーズで打率四割四分四厘、打点3、とにかくチャンスに強かった)
△「期待してなかった。シーズン中このくらい打ってくれればねえ、もっと楽に勝てたんでしょうけども。黙ってああいうふうにねえ、センターから右の方に打ってくれれば、その、バットの軌道とか体の使い方っていうのはいいんですよ。あれを引っぱり込みにいくとすべてのカタチが崩れるんでね、まあ、なんで日本シリーズのとき、あれに徹したのかなあ、と。だから引っぱりにいってる時ってあんまり状態よくないんですよ」「腰が痛いぶんだけ、無理なスイングしなかったのかなあ、と。一球で仕留めないと、一打席二回は振れないっていうのがあるんでね、その集中力はあったんだろうなと思います」

「だって三年野球やってないんですよ。去年は骨折して手術でしょ、その前はアメリカ二年行ってるでしょ、ほとんど三年間まともな野球やってないだろうし、初めて見た時に体力的に70番目だなと思ってた。体力ないんですよ。だからどっかでこのままだったら怪我するだろうなと思ったらやっぱり案の定五月か六月に肉離れやったでしょ。だから、まああまり、期待をかけ過ぎてもね。四番じゃなくて、六番七番打たせるっていうところで、お前が打たなきゃ勝てないという空気だけは作るのをやめようと思ってました。よくもった方じゃないですか。あの体力じゃ絶対もたないと思ってたから。中村の野球人生がこの先何年伸びるのか、この秋、春、どれだけもう一回一から走り込んで基礎体力を作るかによって決まってくるでしょうね」

▼(来年に向けて一言どうぞ)
△「来年優勝しても連覇じゃないから、また一からやり直し。ただ日本シリーズの連覇は来年可能なので、来年は完全制覇を目指して、もう一回この秋、来年の春のキャンプから、選手を鍛え上げたいなと思ってます」

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2007/11/04落合博満 on スポーツうるぐす

私の頭よりも、谷繁の感覚。

聞き役は江川 卓。監督は名古屋からの遠隔生出演。上記「サンデースポーツ」の直後。

▼(日本一おめでとうございます)
△「ありがとうございます」
▼(今は何を考えているか)
「んー、とりあえずアジアシリーズ」

▼(まず早速、あの交代シーンからどうしても聞きたいんですけど。)(マメがツブレてなくても代えていたか)
△「おそらく岩瀬いってるでしょうね。この4年間、最後は岩瀬でいって、落したんだったらもうこれはしょうがない、というふうにゲームプラン立ててますから。まあ、あれが万全でも、岩瀬いってるでしょうね。やっぱ個人の記録というよりも、53年っていうのは長いですから」

▼(あれが山井じゃなくて川上憲伸だったとしても代えていたか)
△「川上だったらすぐ九回岩瀬と代えてくれってアイツ言いますよ」

▼(1989年、名古屋球場、八回までノーヒットノーランの斎藤雅樹から落合博満がサヨナラ3ラン、という映像)
△「あの試合は完全にノーヒットノーランやられるだろうなー、と思ってました」
▼(ああいう時、打席に入る心境は)
△「よくぞオレに回してくれたオレが一発で決めてやる、って、そんな感じ」

▼(あらためて日本シリーズの話を。初戦川上投手でいって、ホームラン打たれて負けるわけですが、このときに相当データが集まったんじゃないかと僕は感じたんですけど)
△「私らも感じました。相手がダルビッシュということを考えれば別の選択肢もあると言う人もいるけれど、いちばんコントロールのバラツキのないピッチャーが行ってどのくらい抑えられるのか、というのが、やっぱり一番いい参考にはなったゲーム。すべてはここから」
▼(具体的にはなんのデータがいちばん欲しかったのか)「私の頭よりも、谷繁がどういうふうに感じ取ってくれたか、ということでしょうね」「1-6戦を川上、2-6戦を中田と最初から決めていた。初戦の後、中田、朝倉、小笠原、山井、と最初から決めてたんだけど、最初あるていどコントロールのいいピッチャーでいって、どこが打ててどこが打てないのか、まあ勝ってくれればいちばんいいんだけど、そういう意味でいちばん参考になったのは谷繁じゃないですかね。で、そのあと行くピッチャーっていうのは力あるピッチャーがある程度そろってましたから、それをどういうふうに生かすかっていうことで、あの負けは勝ちに等しい負けじゃないですかね」

▼(監督として日本シリーズで二回負けて、何を変えたか)「シーズン中とはまるっきり別の使い方、選手の見方をしなきゃいけないんだろうな、ということ。短期決戦という場になったときに、調子いいの悪いの、どっちなの、とそこではっきり白黒付けないと短期決戦は勝てないだろうな、というのは二回の負けから、あるていど学びましたけどね。前の二回はシーズン中と同じ考え方でやってましたね」
(福留離脱の時点でこりゃ中日ないな、と実は思ったんですけど)「やり繰りは2004年からずっと続いている。年間通しては無理でも、10試合20試合なら必ずそのときの状態のいいのが一人二人出て来ますから、それをうまく使っていけば穴は埋まるだろうなと、この4年間、まあずっとそういう野球をやってきましたからね」

▼(頭を刈ったのは)「あれはペナント負けたときの息子との約束。で、北海道行く前に女房と息子から電話かかって来て、もう一回ビシッと自分で気合入れてけ、三分刈りにして行けって言われましてね、それだけで選手が感じるものがあるだろう、って、きれいさっぱりしてシリーズに入って行きなさいよっていうような、ことでしたね」
「シリーズでの中村紀洋の活躍は計算してなかった。シーズン中は絶好機ではほとんど打ってなかったし。ただシリーズに限って言うと、あまり引っ張り込みに行ってなかったから、それが良かったのかなと。腰が痛いせいで、一球で決めなきゃという集中力が彼にあったのでは。嬉しい誤算です」

▼(シーズンの話にもどって、巨人の印象は)「やっぱり一発の怖さはあるけど、東京ドームではこっちも井端や荒木がホームラン打ったりするし。選手はそんなに苦手意識もってない。相手ピッチャーとウチのピッチャーとの兼ね合いで、何点勝負になるんだと。動かなきゃいけないところは動くし、怒らなきゃいけないところは怒るし、何点勝負ということを考えてある程度ゲームプランを立てますね」
(09/24からの東京ドームの三連戦で、二勝した方が優勝するな、と思ってたんですが、一勝二敗で落としました)「そのあとの阪神戦広島戦を考えたらまだいけるかなーとは思ってたんだけど、そのあとの取りこぼしが計算外だった」

▼「クライマックスシリーズの巨人戦の初戦は、ほんとうは山井のつもりだった。ただ阪神戦の時の練習で肩をこわしましてね。じゃあ朝倉か小笠原かの二択で小笠原にした。最終的にあれが五戦まで行ってたら、もしかしたら五戦目の先発は久本だったかも知れない」
(よくマウンドへ行くのは)「どおーも間の悪い時ってあるでしょ。それとピッチャーっていうのはおもしろいもので、SOSの時はその仕種を自分で出すんですよ。それをそのまま放っといてあんまりいい結果は出ないんで。ピッチャー交代に関して言うと、一番イヤなとこだから、でも使うのは監督だから、だから罵声を浴びるのは監督でいいだろうと」
(女性アナ:落合監督からも江川さんにひとつ質問があると伺ったんですけれども) 「質問っていうより、いつユニフォームを着て、この世界に帰って来るのかなということですよ。そろそろいいんじゃないですか」

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2007/11/05Kosuke Fukugome

福留、残ってくれ!! 本人は保留「12日まで考える」

フリーエージェント権を取得した福留孝介外野手(30)が5日、名古屋市中区で球団側との初交渉に臨んだ。およそ45分。2パターンの条件提示を受けていたことが明らかになった。

まず単年。もちろん福留が権利を行使しなかった場合の条件で、現状維持の3億8500万円。続いて複数年は行使した場合の引き留め条件で、4年総額17億円だったとみられる(金額はいずれも推定)。これらは双方が望んだ「一発回答」。条件提示を受けた福留は、事前の予告通りに結論は保留。宣言期間の12日まで、野球人生最大の熟考モードに突入する。

「『ドラゴンズの選手として最後までユニホームを着てほしい』と強く言われました。条件というより、最初(の交渉)から社長に来ていただき、そういう気持ちは伝わってきました」「他球団にどう評価されるのかを聞いてみたいのは、どの選手も一緒だと思う。そういう気持ちが『あります』とは球団に伝えました。だからといってイコール『使う』にならないのが素直な気持ちです」「さすがに即答はできません。期間ギリギリになるかもしれなけど、ゆっくり考えて答えを出したいです。球団にもそう伝えました。もちろん決めるのは最終的に自分です」

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etc.中スポWEBの「ドラニュース一覧」の見出し

日付は新聞の日付なので、大体はそれぞれ、その前日に起きた話題。

カブス、福留欲しい チーム変えるために必要(2007年11月4日)
竜の誠意受け止めて 福留、きょうにも球団とFA初交渉(2007年11月5日)
福留、残ってくれ!! 本人は保留「12日まで考える」(2007年11月6日)
渡辺、現役引退フロント入りを了承 「球団に感謝」(2007年11月6日)
岩瀬、近く交渉 西川球団社長と5日に会食 慰留へ着々(2007年11月7日)
孝介、来季も一緒に!! ナインも残留へ祈る思い(2007年11月7日)
落合監督「重圧感じる」 アジアシリーズ、あす開幕(2007年11月7日)
岩瀬、単年なら4億円以上 きょう交渉 残留が基本線(2007年11月8日)
李炳圭、SK・金監督に恩返しだ LG時代に師弟関係(2007年11月8日)
竜らしさなし日本勢初黒星 アジアシリーズ2007(2007年11月9日)






九回に出て行くとき、僕は自然とマウンドで待ってた。なんかただ単に淡々と、ボーッとして守ってた。



84 名前:D専より井端ラジオコピペ 投稿日:2007/11/10(土) 21:57:03 ID:Rb39Mf0k0

(荒木が調子いいとやりやすいとか、気持ちいいとかはあるか)
「今年僕がずっと1番を打ってて、それじゃだめだと思ってた。基本的に荒木が出て、というのがうちの野球だと思う。僕自身も1番をやってみておもしろくなかった。2番で慣れてますし、荒木が出て走って、チームのために進塁打打つなりやってるほうが楽しかった。1番になって、打つしかないんで、ほんとにおもしろくなかったですね、この1年は」
(日シリで3勝1敗になったときは、優勝目前という感じでしたか)「札幌行くのは覚悟してた。ダルだし。勝てるとしたら1−0とか、そういう試合展開だなーと思ってた。これ以上点取るのは難しいので二回のチャンスのときにイさん、イ・ビョンギュが三振したんですけど、これはまずいなとw。平田がよく打ってくれましたね」

(山井の交替について)「ノーヒットノーランやってたのはわかってたんですけど、あ、パーフェクトですね。九回に出て行くとき、僕は自然とマウンドで待ってた。点差しか見てなかったんで岩瀬さんだと思ってた。そしたらお客さんが騒ぎ出した。僕はあれでよかったと思う。1年間岩瀬さん頑張ってきましたし、50何年(優勝)してないので、やっぱあそこ、今までどおりの闘い方で岩瀬さんでよかったと思う」
(解説してた関根さんは、落合さんは悩んだんじゃないかと言っていたが、ベンチの様子は)「いやなかったですよ。パーフェクトやってても、代わると思ってた。岩瀬さんが一番プレッシャー感じて九回は投げたと思うんですけど、シーズン中、川上憲伸とか山本さんがノーヒットノーランやってたときより楽だったと思う。正直言って僕にはパーフェクトなんてどうでもよかった。日本一だから、勝てばいいんだというふうに切り替えられたので、かえって緊張しなかった」

(あと1アウトのときの気持ちは)「いつもは最後だったら俺のところに飛んでこいと思ってたんだけど、なんかただ単に淡々と、ボーッとして守ってた。なので荒木が取って投げて、マウンドに行くの忘れましたね一瞬。いつもだったら取って投げた瞬間くらいからマウンドに走ってくんですけど。マウンド見たら誰も行ってなかった。ノリさんは三塁でジャンプしてましたけど、あのときはボーッとしてたっていうか、頭が真っ白になったっていうか、あんなことはないですけどね、今まで」
(ファンに向けて)「ドラゴンズが東京ドームとか神宮球場とか、関東のほうですけれど、あんなにファンが多いとは思わなかったですし、しょせん名古屋、東海三県くらいのファンかと思っていたのが、全国にファンがいるのが心強かった。また50年と言わずに、ここから来年、再来年と連続して日本一がとれるように頑張りたいと思うので応援してほしいと思います」





▼Konami Cup Asia Series 2007

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11/06tue. 監督会議/東京ドームホテル

「プレッシャーを感じています」アジアシリーズ監督会議

アジアシリーズの監督会議と公式会見が6日、東京都内のホテルで行われた。初出場となる中日の落合博満監督(53)はオレ流のV宣言。あす8日、最強の敵・SK(韓国)戦でアジア王者への一歩を踏み出す。「日本のチームが(過去二年)すべて優勝というプレッシャーを非常に感じています。選手がこの檜舞台を経験して、もう1つ大きく成長することを期待しています。何としても勝つ? いやいや、そういう方針でやって、日本シリーズに2度とも負けています。最善を尽くすという思いで勝つことができたので、今回も同じ気持ちで臨みます」「もともとが守りのチーム。シーズン中と同じような野球になると思います。ただ、今回はまるっきり各チームのことがわからないので、恐らくは1点を争うゲームになるのでは」「12球団で最後まで野球をやるわけだから、それを幸せと感じてやりたいと思います」

落合博満が褒め殺しのワザを身につけたら無敵なのになー、強がり言うから強そうに見えないんだよなー、と、かねがね思っているので、「プレッシャーを感じています」だの「何としても勝つとか思わずに、最善を尽くすという気持ちで臨みます」だの、正直感動した。がんばってください。タイロン・ウッズはさっさとアメリカに帰ったが、そういう契約なのかどうか、どの新聞にも理由は書いてない。参加チームは以下のよっつ。会場は東京ドーム。


■チャイナスターズ(中国棒球協会 Chinese Baseball Association)
今年も選抜チーム、チャイナスターズが参加。ジム・ラフィーバー監督の下、北京オリンピックも見据えたメンバーでKONAMI CUPアジアシリーズ2007にのぞむ。


■統一ライオンズ(中華職業棒球大連盟 Chinese Professional Baseball League)
投打ともにバランスの良い統一ライオンズがKONAMI CUPアジアシリーズ初出場。CPBLシリーズでは最終戦までもつれる展開となるも、LA NEWベアーズを破り優勝を果たした。年間成績:58勝41敗1分 / CPBLシリーズ成績:4勝3敗


■SKワイバーンズ(韓国野球委員会 Korean Baseball Organization)
大接戦のレギュラーシーズンを制したSKワイバーンズが、韓国シリーズでも斗山ベアーズを倒し、KONAMI CUPアジアシリーズに出場する。レギュラーシーズン成績:73勝48負5分 / 韓国シリーズ成績:4勝2敗


■中日ドラゴンズ(日本野球機構 Nippon Professional Baseball)
クライマックス・シリーズを勝ち抜いた中日ドラゴンズは、日本シリーズでも投打ともに勝負強さを見せ、1敗後の4連勝で日本一に輝いた。セントラル・リーグ成績:78勝64敗2分 / 日本シリーズ成績:4勝1敗

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01//11/08thu. 東京ドーム18:00開始/19,095人

あっさり完敗。貧打。しかもエラー多し。

SK 000102300
中日 010000210
SK:キム・グァンヒョン(金広絃)/チョ・ウンチョン/カ・ドゥクヨム/チョン・デヒョン - パク・キョンワン
中日:中田/鈴木/高橋/石井 - 谷繁/小田
[中日]井上7回2ラン
[二]チョン・グンウ[左]パク・ジェサン[DH]キム・ジェヒョン[一]パク・ジョングォン[右]イ・ジンヨン[中]キム・ガンミン[遊]ナ・ジュファン[捕]パク・キョンワン[三]チェ・ジョン[投]チョン・デヒョン
[二]荒木[遊]井端[三]森野[指]中村紀[右]李炳圭[一]新井[捕]谷繁[左]中村公[中]平田[投]山井

山王に勝って燃え尽きた湘南高校のようにあっさり負けた。上記中日のメンバーは先発メンバーだけど、SKのは試合終了時のメンバー。Konami Cup 公式サイトには試合終了時のメンバーしか載ってないし、トーチュウには先発が載ってるけど漢字なのでカナ表記との対応が判断できないため。それにしても落合は中村公治の何をそんなに買ってるのだろうか。

オレ竜攻守で精彩欠き“韓”敗…アジアシリーズ日本勢で初黒星

アジア最強チームを決める「KONAMI CUP アジアシリーズ2007」が8日、東京ドームで開幕。日本勢として大会3連覇に挑む中日は、北京五輪アジア予選の韓国代表6人を擁する初出場のSK(韓国)に 3 - 6 で完敗し、3年目の大会で日本勢初黒星を喫した。中日は11日の決勝進出にむけ、9日の統一戦を落とせなくなった。

53 年ぶりの歓喜の日本一から1週間。落合中日が“赤っ恥”をかいた。打線が6安打3得点におさえ込まれ、守っては2失策に1暴投&1捕逸とミスを連発。アジアシリーズ3年目で、日本代表の初黒星だ。「一番やってはいけないゲーム運び。一昨年の交流戦を思いだした。みんな、必死に食らいついていってるけど空回りしていたというか…」落合監督が屈辱の敗戦を振り返った。交流戦初年度の一昨年は15勝21敗。“借金6”がV逸の原因だった。悪夢を蘇らせたのはSKの19歳左腕・金広鉉。七回途中まで3安打に抑えられ「このまま成長すれば、ナショナルチームに入ってくる素材」と指揮官も脱帽した。

打つだけではない。堅守も崩れた。四回の失点は一塁・新井が二塁からの送球をポロリ。六回無死一塁でも本塁への返球をカットした新井が失策こそつかなかったが、またポロリ…で2点目。6失点目も谷繁の捕逸だ。CSと日本シリーズ計10試合で2失策だった鉄壁の守備陣にミスが続出した。「国際大会を経験している選手が少ない。われわれには分からない雰囲気が選手にはあったかもしれない」と落合監督。「普通にやろうと思ったけどやれなかった」と2年目の新井もガックリ。上位2チームで戦う決勝進出へ、残り2試合は負けられない。「多少、メンバーは代わる」と落合監督。9日の統一戦では中村紀を一塁、DHには立浪を入れて必勝態勢を敷くことが濃厚だ。ちょっと顔の赤くなった強竜が大慌てで“本気モード”に突入する。(サンケイスポーツ)

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02//11/09fri. 東京ドーム18:30開始/11,167人

井端が全得点絡む 統一は好機を再三逸す。何というか、ホッとしています。

中日 001010101 朝倉/久本/平井/岡本/岩瀬 - 谷繁
統一 010000100 潘威倫/マンロー/林岳平/潘俊栄 - 高志綱
[二]荒木[遊]井端[三]森野[一]中村紀[右]李炳圭[指]井上[左]中村公[捕]谷繁[中]藤井[投]朝倉
[二]陽 森[中]潘武雄[三]ブリトー[一]高国慶[右]劉芙豪[指]陳連宏[左]郭岱埼[捕]高志綱[遊]許聖傑

中日は井端が全得点に絡む活躍。1点を追う三回は同点となる二ゴロ、五回には勝ち越しの左犠飛。さらに七回には2死二塁から二塁内野安打を放ち、二塁走者・荒木の好走塁で1点を加えると、井端は九回にも中犠飛を放った。統一は、再三得点圏に走者を進めながら、詰めを欠いた。落合監督:「一つ勝つのがどれだけ大変か、難しいかということを選手が肌で感じ、再認識してくれるなら、意義のある1勝だと思う」。統一・呂文生監督「みな全力を尽くしたのだが・・・。SK戦は全戦力をつぎ込んで戦う。SKは攻撃力があるので、厳しい試合になるだろう」(毎日新聞)

二遊間コンビが低調な打線を牽引

中日の荒木が出塁して、井端が還す。自慢の1、2番が機能した。象徴的だったのが1点リードの七回の攻撃だ。藤井の盗塁失敗で二死走者なし。チャンスがついえたかに見えた。しかしここから荒木が中前打を放ち、すかさずこの日二つ目の盗塁。井端が叩きつける打撃と懸命の走りで二塁内野安打。二塁走者の荒木は迷うことなく本塁を狙い、一塁手からの送球よりも先に荒木の足が3点目のホームを陥れた。「荒木がよく走ってくれました」と井端が言えば、セ・リーグ盗塁王の貫禄をみせつけた荒木は「普通ならアウト、井端さんが一塁へよく駆け込んでくれた。いいランニングを見せてくれました」と振り返った。「毎日必死にやっています。必死にやっている結果」と荒木は強調する。一方、全4打点をたたき出した井端は「どうしたら点が入るか考えてやっている。最低限の仕事をしているだけ」。4年連続のゴールデングラブ賞を獲得した二遊間コンビが低調な打線を牽引し、チームに大会初勝利をもたらした。(毎日新聞)

竜1勝 湿る打線、必死の足技で

3連覇を目指す日本の代表として、もう負けられない中日。低調の打線のなかで、自慢の1、2番が足を絡めて必死に点を稼いだ。落合監督は「シーズン、日本シリーズと選手の動きは変わらない」と話していた。だが、日本シリーズでは4割4分4厘で4打点とMVPに輝いた中村紀は、帰国したウッズに代わって4番に座っているものの、初戦から6打数無安打2三振。しぶとい打撃でチームを引っ張ってきた3番森野にも安打が出ない最悪の状況。打線の不振は明らかだ。  そのなかで、ひとつ勝てたことは大きい。打てなくても嫌らしく攻めるのは中日本来のスタイルだ。「アジア王者」になるには残りの中国選抜戦にも勝って2勝1敗で決勝に進むしかない。「日本一」の意地の見せどころだ。(朝日新聞)
先発の朝倉は7安打を浴びながらも6回2失点、7回からは継投策で逃げ切った。(報知新聞)
「(明日完封で勝てば無条件で決勝進出)計算通りにいかないのがスポーツ。そういう計算をするとロクなことがない。とにかく明日の試合にベストを尽くします」(トーチュウ)
落合博満監督は「何というか、ホッとしています。もうちょっと(選手の)足が動いてくれたらなというのはありますけどね…。まあ、今のウチのいっぱいの試合ということかもしれませんね」と安どの表情だった。(日刊スポーツ)

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03//11/10sat. 東京ドーム12:00開始/12,633人

落合監督「今年一番疲れた」

中華 100000100 呂建剛(リュ・ジェンガン)/陳乾坤/王培/張力 - 張振旺
中日 00001260X 小笠原/鈴木/高橋 - 小田/清水将
[中]孫嶺峰[指]侯鳳連[左]張洪波[一]賈ユィ冰[遊]張玉峰[右]馮飛[三]孫ウエイ[二]劉広標[捕]張振旺[投]呂建剛
[二]荒木[遊]井端[三]森野[一]中村紀[右]李炳圭[指]井上[左]中村公[捕]小田[中]藤井[投]朝倉

中日が苦しみながらもチャイナを下した。先発小笠原が初回に1点の先制を許し、攻撃でもチャイナ先発呂建剛の前に5回途中まで無安打に抑えられるなど大苦戦となった。だが5回1死から井上のソロで同点とすると6回には荒木のソロで勝ち越し、さらに森野のタイムリーで1点を加えた。そして7回には7安打を集めて6点を奪って試合を決めた。試合後、落合監督は「何て言えばいいんでしょうね…。今年のゲームの中で一番疲れました私は…」と苦笑いで振り返っていた。(日刊スポーツ)

選手会長・井上、雰囲気変える一振り アジアシリーズ

中日ベンチの重い雰囲気を選手会長の井上が一振りで吹き飛ばした。1点を追いかける5回、1死走者無し。内角寄りの直球を右翼席へ放り込んだ。それまで中国選抜のエース呂建剛に無安打に抑え込まれていた。「早く追い付きたかった。あわよくばホームランを打ってやろう」と好球を待っていた。今季開幕は2軍スタート。71試合で2割9分2厘、28打点の成績を残したが、スタメンは45試合。日本シリーズは代打で左飛に倒れた1打席だけだった。「打席に立てる喜びがある」と出場機会に飢えていた男の活躍で、終わってみれば10安打9得点で大勝した。だが、冷や汗ものの展開に落合監督は「周囲は勝って当然と見ているでしょうけど、いまのうちはいい出来ではないので」と苦笑い。2勝1敗の2位での決勝進出。今年、最後の試合で強い中日は見られるのか。〈朝日新聞〉

中日 圧勝も喜べない決勝進出

中日がチャイナスターズ(中国)に5回1死まで無安打に抑え込まれながらも、中盤以降に打線が爆発し9-1で圧勝。2勝1敗とし、統一(台湾)に13-1でコールド勝ちし3戦全勝のSK(韓国)とともに11日の決勝戦に進出した。日本勢3連覇を懸け、中日は予選で敗れた相手に雪辱を期す。第2試合の初回、SKが統一から1点を奪った時点でようやく決勝進出切符が確定した。落合竜は第1試合で結果だけ見れば快勝も、落合監督の表情を見ればそうでないことが分かった。「なんて言えばいいのかな。一番疲れた試合だった。(呂建剛に)完投する力があれば、こういう試合展開にはなっていないと思う」

完封勝ちなら即決勝進出が決まった試合。初回、小笠原がいきなり失点してしまう。打線はかつて中日に在籍したチャイナのエース呂建剛の前に5回1死まで無安打に抑えられた。低めに制球された多彩な変化球に翻弄されて凡打の山。チーム初安打の同点ソロを放った井上は「正直、焦りはあった。“やばい”という気持ちになってしまった」と振り返る。2番手以降を打ち込んで6回に2点、7回に6点を奪って逃げ切ったが、ナインに笑顔はなかった。

今大会は初戦でSKに完敗して日本勢として初黒星を喫した。第2戦の統一戦も辛勝。最終戦もスコア通りには喜べない白星に落合監督は「今、ウチの選手はあまりいい状態じゃない。決勝?打ち合いか投手戦か見当もつかない」と話した。綱渡りでたどりついた決戦の舞台。SKに連敗は許されない。日本一球団の名誉にかけて“アジア王者”の称号は渡さない。

▼チャイナスターズはエース呂建剛(リュ・ジェンガン)が敗戦投手となったが、古巣相手に5回1死まで無安打投球と力投した。98年に来日。中日の練習生を経て翌99年に中国人初のプロとなり、5年間在籍した。右肩手術を乗り越えて今季は国内リーグで最多勝、MVPに輝いた右腕は「友だちの多い中日相手で、重圧なく楽しく投げることができた」と笑った。大会は3年連続全敗。ラフィーバー監督は「確実に成長しているとの手応えがある。北京五輪でその姿を見せたい」と来年の本番へ意気込んだ。(スポーツニッポン)

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04//11/11sun. 東京ドーム18:14開始/21,091人

岡本2ラン浴びて土壇場で同点、しかし最終回井端渋い決勝打。日本勢3連覇

中日 010022001
SK 200001020
中日:山井/岡本/鈴木/岩瀬 - 谷繁
SK:レイボーン/キム・グァンヒョン/チョ・ウンチョン/ソン・ウンボム/カ・ドゥクヨム/ロマノ - パク・キョンワン
[二]荒木[遊]井端[三]森野[一]中村紀[右]李炳圭[指]井上[捕]谷繁[左]中村公[中]藤井[投]山井
[遊]チョン・グンウ[ ]イ・ジェウォン[指]キム・ジェヒョン[一]パク・ジョングォン[右]イ・ジンヨン[中]キム・ガンミン[二]チョン・ギョンベ[捕]パク・キョンワン[三]チェ・ジョン[投]ロマノ

上記中日のメンバーは先発メンバーだけど、SKのは試合終了時のメンバー。2点差で八回岡本、というところで2ラン。やっぱりCSから日本シリーズまでの快進撃は、厳しい場面で中継ぎ勝負という展開が皆無だったおかげだなー、とあらためて痛感。今シーズン、どのチームより多い公式戦158試合がようやく終わった。

中日がSK(韓国)に競り勝ち、ロッテ、日本ハムに続いて開催国日本代表としてアジアシリーズ3連覇を達成した。2点を追う2回、井上が今シリーズ3試合連続となる左越え本塁打で1点差とし、5回には1死一二塁から藤井が右中間フェンス上段に当たる適時二塁打で同点。荒木の三ゴロで逆転した。6回には李が左越えの2ランを放ち、一時は3点差と突き放した。8回に5-5 の同点に追いつかれたが、9回2死二塁から井端の決勝中前タイムリーで勝った。9回は守護神・岩瀬が締めた。落合監督は「うちらしいゲームでしたが、よく最後まで全力を出して戦ってくれました。それにしても勝ってホッとした」と胸をなでおろしていた。MVPは中日井端が選ばれた。(日刊スポーツ)

「各国の優勝チームは強かった」「アジア一に安堵感」

「途中スクイズで追加点を取りにいくことも考えた。しかし日本シリーズでそういう野球をやっていないので、選手たちにその場の判断で自由にやらせた」「うちらしいと言えばうちらしいゲームだったんですけど、最後まで全力を出し切って戦ってくれたと思います。できることであれば、岩瀬を使わないで済めばいいかなと思っていたけど、いっぱいいっぱいで来てましたから。1点を取った時に本人(岩瀬)が行くと言ったので本人に任せましたけど、1年間こういうゲーム続きましたね」「初戦負けてますから・・・この4試合戦って、アジアの力というのは、勝ち負けはその日の状態、勝ち運があるかどうか。ほとんど差がないですね。各国の優勝チームが来ているから強いですね。この重圧はペナントレースとか日本シリーズとは違った意味での、国際大会のゲームですから。今は勝ってホッとしているという、安堵感の方が先ですね」

「勝つ難しさを学んだ。周りは中国相手に負けることはないだろう、と思われるかもしれないが、この大会で一番プレッシャーがかかったのは中国戦。勝つ難しさ、野球の難しさという原点に返って選手が今後の野球人生に生かしてくれれば、この大会は優勝以上の意義がある」「去年日本シリーズに負けてから、やっと一区切りついて終われるかな。今はゆっくり休みたい。でも若い選手たちはすでに練習を始めているので、第二の井端、荒木、森野をどう育てようかと考えている。この時点から2008年の野球は始まっている」(落合博満)

「中日とは沖縄キャンプで練習試合をしてきたが、いつも実力ではひとつ下と心の中では認めてきた。今回対戦し、勝てると思った。もっと高い位置に上がれるよう、努力を重ねたい」(キム・ジェヒョン)「来年もまたここに来たい。次は絶対に優勝したい」(イ・ジンヨン)(スポーツナビ)

中日、初のアジア王者…韓国・SKを接戦で破る

日本は2005年の千葉ロッテ・マリーンズ、2006年の北海道日本ハム・ファイターズに続き、3年連続でアジア・チャンピオンの座を死守した。最優秀選手には、この日九回に決勝適時打を放った井端弘和内野手(中日)が選ばれた。

先発山井はスライダーのキレが今ひとつながら我慢の投球で7回を3失点。打線は井上、李炳圭の一発でチームに勢いを与えた。SKは一回、2連続タイムリーで2点を先取。六回と八回の2本塁打で同点に持ち込んだが、粘りもそこまでだった。同点の九回、2死二塁から井端が中前適時打を放ち、勝ち越した。落合監督:「うちらしいと言えば、うちらしいゲーム。最後まで全力で戦ってくれた。アジアに力の差はない。強いですよ。ペナントレース、日本シリーズと違った重圧があった」。金星根監督:「非常に惜しい。もう一回戦いたい」「力で負けたと思っていない。選手は一生懸命やった。韓国の野球をある程度認めさせることができたと思う。韓国は速いスピードで日本に追いつき、ほとんど肩を並べた。自信が生まれた。いつか日本に勝つ日が来ると思う」

2番手・岡本が2ランを浴びて、同点に追いつかれた後の九回だった。代打・上田が四球を選ぶと、送りバントで二塁へ進んだ。2死後、打席に立ったのは今季これで全158試合出場となった井端。「自分で還したかった」とカウント1−2からの131キロを叩きつけた。打球はしぶとく抜けて中前へ転がった。上田が一気に決勝のホームに滑り込んだ。その裏のマウンドには岩瀬が登った。落合監督は「使わないで済めばと思った」が、本人が「行きます」と志願したという。3者凡退。駆け寄った選手たちによる歓喜の輪の中心にいた岩瀬。「もみくちゃにされるのは気分がいいですね」と笑みが広がった。(毎日新聞)

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