勝敗グラフ中日ドラゴンズ選手名簿(おたんじょうび帖)中日ドラゴンズ年俸ランキング全日本年俸ランキング・全国版高額年俸ランキング・球団別表彰選手セ・リーグ個人成績パ・リーグ個人成績
| pre.2007 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 日本シリーズ | 11月 |
pre.2007 2006/10→2007/03

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2006/10/26Playback

まあ仕方がない。これで野球が終わったワケじゃないし。

腕組みして、じっとベンチに座り続けた。福留孝介外野手(29)の日本シリーズが終わった。抱き合って喜ぶ日本ハムナイン。一塁側のベンチ、福留は真っすぐ前を見つめていた。その光景を、悔しい思いを、しっかり目と胸に焼き付けた。

前回、04年のシリーズは骨折で出られなかった。プレーするのは99年以来7年ぶりとなるだけに、今回にかける意気込みは強烈だった。敗戦後も、すぐには動けない。ほかの選手たちがロッカーへ引き揚げる中、ベンチに座ったまま、グラウンドを見つめ続けた。 屈辱的な1勝4敗。セレモニーを終え、ロッカーを出てくるときには胸を張っていた。「まあ、仕方がない。これで野球が終わったワケじゃないし」

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いつしか年もすぎの戸を

日本プロ野球界の主な人事異動

日本シリーズ以降、2007年開幕までに日本プロ野球界に起きた主な人事異動:西武松坂大輔ポスティングでボストンレッドソックスへ。ヤクルト岩村明憲ポスティングでタンパベイ・デビルレイズへ。巨人桑田真澄はピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約、「審判とぶつかって骨折」事故などを乗り越え2007年6月にメジャー昇格。阪神片岡引退。日ハムSHINJO引退。日ハム小笠原FAで巨人へ(補償は金銭)。オリックス中村紀洋、自由契約、数チームの獲得検討表明と撤退表明の二転三転、浪人或いは引退の危機を経て中日の育成枠へ。さらに支配下登録へ。2006年3月にレッズからマイナー降格を通達されたため現役引退を表明したタフィ・ローズは、1年間どこで何をしていたのか知らないが、2007年日本球界復帰を目指してオリックス・バファローズの入団テストを受け、紅白戦などで結果を出し合格、バファローズ復帰。横浜多村とソフトバンク寺原隼人交換トレード。横浜門倉FAで巨人へ。その補償で巨人工藤公康、横浜へ。巨人仁志トレードで横浜へ(⇔小田嶋正邦+金銭)。巨人小久保FAでホークス復帰。その補償でホークス吉武真太郎、巨人へ。ズレータは福岡と交渉決裂、ロッテへ電撃移籍。ラロッカはヤクルトからオリックスへ。ガトームソンはヤクルトから福岡へ。オリックスは中村監督からコリンズ新監督へ。横浜は牛島監督から再び大矢監督へ。こんなもんだっけ? 詳しくは「こちら、プロ野球人事部」を見てください。

この1年ほど野球界大物OBの訃報が続いた。
2005年12月、仰木彬逝去、享年70歳。
2006年1月、近藤貞雄逝去、享年80歳。
2006年2月、藤田元司逝去、享年74歳。
2006年7月、「8時半の男」宮田征典逝去、享年66歳。


中日ドラゴンズの、ドラフト以外の主な人事異動
来 た 人
去 っ た 人
中村紀洋/李 炳圭/三沢興一(元ヤクルト)/クルス/E・ラミレス/S・ラミレス/バレンタイン/グラセスキー
落合英二/高橋光信/アレックス・オチョア/川岸強/桜井嘉実/長嶋清幸コーチ
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2006/09/25高校生ドラフト

高校生ドラフトで中日が指名権を得た選手:2名

選手評はWikipediaその他に書いてあったことのてきとうな要約。

堂上直倫(どのうえなおみち)愛知・愛工大名電高・内野手/182cm/右右
駒大苫小牧の田中将大(マーくん)と並ぶ今年の高校生の目玉。1年秋から4番を打ち、高校通算55本塁打。他校の捕手をして「どこに投げても打たれるから投げる球が無い」と言わしめた超絶のバッティングセンスはスター性二重丸、内野守備にも定評あり。中日、阪神、巨人三球団の競合指名を受けるも、父と兄が在籍する地元、意中の中日が抽選で交渉権を射止めた。このあたりにもスター性を感じさせる。

福田永将(ふくだのぶまさ)神奈川・横浜高・捕手/181cm/右右
センバツ優勝チームの4番で主将、強肩、強打の大型捕手。高校通算49本塁打。2004年夏の甲子園では涌井秀章(西武)とバッテリーを組んだ。

ちなみに田中将大は楽天へ、増渕竜義(埼玉・鷲宮)は東京ヤクルトへ。大嶺祐太(八重山商工)はロッテへ。

プロ野球の高校生ドラフト会議が25日午後2時から、東京都内のホテルで開かれ、八重山商工高校の大嶺祐太投手を福岡ソフトバンクと千葉ロッテが1巡目指名。抽選の結果、ロッテが交渉権を獲得した。以前から「ソフトバンクの単独1位指名では」と関係者やマスコミの間ではささやかれていただけに、この日の結果に大嶺投手や伊志嶺吉盛監督、学校に待機していた報道陣らも驚きを隠せなかった。放課後に同校視聴覚室で開かれた記者会見に出席した大嶺投手と伊志嶺監督は、意中の球団との交渉権が得られなかった予想外の結果に、呆然とした表情。大嶺投手は「頭が整理できなくて、今は何ともいえない。目の前の国体を終えて、監督や祖父母とじっくり話し合って決めたい」と話した。伊志嶺監督は「心の整理がついていないまま、会見を続けても仕方がないので終わりにしたい」と約30分で記者会見を終了した。結論は国体(9月30日-10月4日)を終えてからとなる見通し。

大嶺は両親の離婚から祖父母に育てられ、中学以降は伊志嶺監督が「親代わり」だったらしい。くわしくは知らないが新聞にそんなことが書いてあった。高野連にプロ志望届を提出していた103人のうち、指名されたのは33人。昨年の38人より減ったが、一昨年の25人よりは多い。

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2006/11/21大社ドラフト

大学生・社会人ドラフトで中日が指名権を得た選手:6名

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田中大輔(たなかだいすけ)広島・如水館高→東洋大・補手/174cm/右右
強肩、好打、堅守、東都大学リーグベストナイン選出。日米大学選手権、世界大学選手権日本代表。捕球から送球までが速い。「ぜひ高いレベルでやってみたいと考えている。スローイングとヒットゾーンの広さは自信がある」「勝てるキャッチャーになりたい。今は、その思いが一番強いです」と語るが、弟と妹のために小学校や幼稚園の参観日に出席したというくらいの子供好きで、高校卒業時点では野球を辞めて保育士を目指すつもりだった、と中日スポーツに書いてある。

浅尾拓也(あさおたくや)愛知・常滑北高→日本福祉大・投手182cm/右右
MAX152km、甘いマスクの本格右腕。愛知大学野球連盟2部リーグで13勝。

菊地正法(きくちまさのり)静岡・富士宮東高→三菱自動車岡崎→東邦ガス・投手/177cm/左左
140km台左腕、コントロール抜群。

岩崎達郎(いわさきたつろう)神奈川・横浜商大高→新日本石油ENEOS・内野手/175cm/右右
俊足・守備力に定評。理想の選手は井端。

清水昭信(しみずあきのぶ)三重・三重高→名城大・投手/175cm右右
三重高で西川明の1年先輩。卒業後パドレスの入団テストに合格したが契約がこじれて入団に至らず、1年浪人して名城大に。MAX147km。

西川明(にしかわあきら)三重・三重高→法政大・内野手/175cm 右投左打
高校ではエースで4番。大学では1年時から六大学リーグ戦に出場、俊足功打の実戦派。同期に大引啓次。

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2006/10/27続投要請

落合監督、続投へ。白井オーナー「来季も頼む」

中日の白井文吾オーナー(78)が27日、名古屋市中区の中日新聞社で行われた中日ドラゴンズ役員会後に、今季で契約が切れる落合博満監督(52)に対して続投要請することを明言した。正式には30日のオーナー報告の席上で要請する。要請に対して落合監督も受ける方向。契約年数、年俸などの条件面で合意に達すれば、4年目の落合政権が誕生する。「(30日に)来季もやってもらおうと、頼もうと思っている。条件面での検討にも入っていると思う。細かいことは知らない。(球団社長に)任せてあるから」

この日は球団の役員会が中日新聞社で行われ、日本シリーズも含めた経過報告が、中日ドラゴンズの西川球団社長からあった。ただし落合監督の去就に関してはいっさい話が出なかった。一任されていた白井オーナーがこの日役員会終了後、日本シリーズ終了直後の落合監督の進退伺提出発言を受けたかたちで、続投要請を明言した。

3年間でリーグ優勝が2回、2位が1回。430試合で245勝176敗、勝率5割8分2厘は、中日で200試合以上指揮を執った監督の中ではダントツの成績。「今までない成績を収めた。立派な業績だ。日本一にはなれなかったが、来年以降はそれにもこだわらない。もうこれまでの日本シリーズとは来年はまるで違うものになる。だからリーグ戦の1位が一番の栄冠になると思う」と来季への期待を語った。

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2006/10/27Eiji Ochiai

落合英二引退 竜ひと筋15年、故障とも闘い続けた投のリーダー

中日の落合英二投手(37)が今季限りで現役引退を決意したことが、27日までに明らかになった。今季は若手台頭の波にのみ込まれ、登板5試合。日本シリーズの40人枠からも漏れていた。近日中に球団に申し入れ、正式発表される見通しだ。

落合英の野球人生は故障との壮絶な闘いの歴史でもある。右ひじを骨折した状態でのドラフト指名。入団1年目のキャンプは、沖縄にすら、たどり着けず岡山市内の病院で過ごした。右ひじの関節には、今もサファイアが埋まっている。「何で投げられない選手を…」。耳に刺さる声とも正面から向き合った。入団5年目から背負った「26」。2度の優勝は主力として経験したが、3度目の今季は右肩痛にも苦しみ、登板わずか5試合。胴上げには立ち会えず、日本シリーズの40人枠からも漏れた。

▼おちあい・えいじ/1969(昭和44)年7月25日、栃木県生まれの37歳。178センチ、84キロ、右投げ右打ち。作新学院高から日大を経て、ドラフト1位で92年に中日入団。98年にはセットアッパーとして55試合に登板し、4勝6敗5セーブ、防御率2・82の成績を残し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。今季年俸は1億1000万円(推定)。

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2006/10/28Mitsunobu / Kawagishi / Sakurai

高橋光信、戦力外「現役続けたい」

中日は28日、名古屋市中区の球団事務所で高橋光信内野手(31)、川岸強投手(27)、桜井嘉実外野手(21)に戦力外通告を行った。勝負強い代打として貢献してきた高橋光は現役続行を希望。今後はトライアウトなどで移籍先を探すことになりそうだ。桜井も他球団でのプレーを希望。川岸は未定。

勝負強い代打の切り札として、ファンに鮮烈な印象を残した高橋光が去る。「この球団には9年間お世話になり、今はすごく感謝しています」。球団フロントから戦力外通告を受けた後、笑顔で報道陣の前に姿を見せた。

落合博満監督就任時には4番打者候補にも挙げられた。定位置に座ることはなかったものの、04年からの3年間は落合野球に不可欠な代打の切り札として働いた。昨季の開幕2戦目、横浜・佐々木からの代打逆転2ランなど、印象深い一打を放ってきた。 今季は右手を痛めて9月3日に出場選手登録を抹消され、ファームで右肩痛を発症。10月には打撃練習を再開したが、完全復調しないままシーズンを終えた。1軍では立浪が代打の切り札として活躍。右打者も新人・新井が起用され、高橋光は来季構想から漏れた。球団側も移籍先を探してトレードの打診をしてきたが、まとまらなかった。「現役を続けようと思っている。(体調は)もう大丈夫です。宮崎(フェニックス・リーグ)にも行っていたので」。12球団トライアウト受験などを視野に入れ練習を再開する。

川岸、桜井も

突然の戦力外通告で川岸は目に涙をにじませていた。3年目の今季はけがが続き、ウエスタン・リーグで9試合、8イニング1/3しか投げられなかった。「今の状態でトライアウトに参加できるかどうか。本来の川岸強の投球はできていない」と不安を口にした。現役続行を含め、今後どうするかは決めていない。

入団時から右の4番候補と期待された桜井だが、今季は右手首痛に悩み、終盤になってようやく実戦復帰できた。だが、4年間で1軍に上がることはなかった。「野球は続けたいです。トライアウトに参加するしかない。まだまだやれると思っています」と、現役続行を強く希望していた。

ウッズ残竜へ「アイル・ビー・バック」

中日のタイロン・ウッズ内野手(37)の来季残留が28日、確実となった。ウッズ本人が「日本一になるために、来年もドラゴンズでプレーしたい」と残留を熱望。球団側もリーグ優勝に貢献した活躍を高く評価し、現状の年俸5億円(金額は推定)からの増額で契約を更新する方針だ。

「来年もドラゴンズに帰ってくるつもりだ。今年は日本シリーズで負けてしまったから、もう一度挑戦して、今度こそ日本一になりたい」 。来年は38歳。今年はシーズンを通じて腰痛や背筋痛に悩まされてきたが、それでも球団記録を塗り替える47本塁打、144打点で2冠を獲得。シーズン終盤の爆発力はチームを一気に優勝へと導いた。 これまで米国や韓国など世界の球界を渡り歩いてきたウッズにとっては、最高のシーズンとなった。ただ、唯一やり残したことが日本一の称号を手にすること。「このチームで、またシリーズに行きたいんだ」年齢を考慮して球団側は単年契約を提示する方針だが、現状の年俸5億円からの増額は用意する見込み。「まだ球団と交渉していないけど、話はうまくまとまると信じている。アイル・ビー・バック」

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2006/10/28Mr. Nagashima

中日退団、長嶋コーチが落合監督批判

中日長嶋清幸作戦外野守備走塁コーチ(44)が、異例の監督批判を繰り広げてチームを去った。前日に来季契約を更新しないことを通告され、28日に名古屋市の球団事務所で正式に通告された。その後、球団側から自由に発言していいと許可を得たことを明かした上で「球団から、落合監督が『いらない』と言っていたから、と言われた。(監督は)仲良しチームにしないと言っていたよね? でも公私混同がはなはだしいんじゃないかな。ガキじゃねえんだから! 優勝しても(日本一を逃した)責任を取らされているみたいだ」などと語った。今季は作戦コーチの肩書もつき監督の隣でサインを送ったが「昨日(27日)監督にこちらから電話したよ。理由を聞いたら『言えん。墓場までもっていく。口が裂けても言えない』と言われたよ」。一部コーチとの関係が悪化する中で監督との距離も遠のいていったようだ。(日刊スポーツより)

竜大揺れ…長嶋コーチが解任通告に大激怒

中日・落合博満監督(52)の腹心のひとり、長嶋清幸作戦・外野守備走塁コーチ(44)が、解任通告に激怒。猛烈な落合批判を繰り広げた。同コーチは28日、名古屋市内の球団事務所で伊藤球団代表らから、来季の契約を結ばないことを告げられ、指揮官の冷たい仕打ちの仕返しとばかりに「(落合監督は)公私混同もはなはだしい」などと非難した。前日(27日)は佐藤道郎2軍監督(59)らが解任され、この日は同コーチとともに、秦真司捕手コーチ(44)も退団。52年ぶりの日本一を逃したオレ竜が、大揺れとなった。

解任通告を正式に受け、長嶋コーチは球団事務所のプレスルームで怒りをぶつけた。落合監督と、その右腕である高代延博野手総合チーフコーチ(52)を痛烈に批判。「要は(落合監督、高代コーチが自分を)気に入らないんでしょ」と、思いをぶちまけた。日本シリーズに敗れた翌日の27日、球団関係者から28日に球団事務所に来るように言い渡された。直後、落合監督に自らの処遇について確認の電話をした同コーチは「監督からは、良くやってくれたと言われたけど、クビの理由は教えてくれなかった。(解任通告を遅らせてほかの)チームに行けないように計算してやっている」と、配慮のなさに怒りは増幅した。

昨季から火種はあった。4月に不調だった福留の先発落ちが、落合監督らで検討された際、同コーチは反対。福留との二人三脚で復調したにもかかわらず、今季からは主砲への指導は落合監督に任され、今季の肩書からは打撃担当が外れた。「(落合監督と親しい)高代さんと(自分が)仲悪いのは皆、知ってると思う」との内情まで暴露。「仲良しチームにしないって、言ってたのに、今はどうなの? 公私混同もはなはだしい」とも非難した。

中日は落合監督、高代コーチ、森バッテリーチーフコーチ(51)が在籍していた日本ハム、西武から、重点的に補強。今季も両球団出身のデニー友利、鳥谷部、上田がテスト入団するなど、ファミリー的なつながりを重視する落合政策を、ばっさりと切り捨てた。

2年ぶりのリーグ制覇を果たしたにもかかわらず、今季限りで解任された首脳陣は、佐藤2軍監督、原打撃、山崎ブルペン担当コーチに続き、この日の長嶋、秦両コーチと計5人。不協和音を抱えていた落合竜が、日本一を逃したのは当然だったのかも知れない。(スポーツ報知より)

Wikipedia > 長嶋清幸 > 不満会見騒動

2004年から中日ドラゴンズにおいて、落合博満監督の右腕としてチームを支えていたが、2006年10月28日に来シーズンの契約を結ばない事を通告され、緊急で記者会見を開き落合監督と高代延博コーチを痛烈に批判した(同時に高代コーチとの確執も認めている)。長嶋本人が語ったところによると、この「不満会見」は球団側が許可しており、また落合監督は長嶋に解雇の理由を「口が裂けても言えない。墓まで持っていく」と告げたとのことである。会見当日はスポーツマスコミが一斉にこの模様を報道したが、翌日以降、騒動は沈静化した。同年12月8日より、日刊ゲンダイにて「さらば落合中日」と題した長嶋本人による落合批判コラムの連載が開始されている。(Wikipediaより)

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2006/10/29Alex Ochoa

アレックス「野球キャリアは終わらない」

中日のアレックス・オチョア外野手(34)が29日、関西国際空港発の航空機で米国へ帰国した。2年契約を終えた今季限りでの退団は決定的。在籍4年で2度のリーグ優勝に貢献した“優良助っ人”は、チームへの感謝と日本一を逃した謝罪を口にして名古屋を去った。 「本当なら、きょうは(シリーズの)第7戦だね。2度もリーグ制覇したのに、日本一になれなかった。それが心残り」

両親を連れ、名古屋駅を出発するアレックスは名残惜しそうだった。まだ契約交渉は済んでいないが、満了となる覚悟はできている。去り際に「一番の思い出は2度も優勝できたこと。それから仲間と一緒にゴールデングラブ賞を獲得できたこと。名古屋での生活も素晴らしかった」と感慨深そうに話した。 飛び抜けた成績ではなかったが、毎年、攻守でチームを支えてきた。「野球キャリアはまだ終わらない。チャンスがあれば、また名古屋に来るし、ほかにオファーしてくれる球団があれば、そこで全力プレーするつもりだ」。今後は代理人を通じて、日米問わず移籍先を探す予定。

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2006/10/30Eiji Ochiai / Tatsumi Higuchi

落合英二引退 第2の人生へ 中継ぎで終われて幸せ

中日の落合英二投手(37)が30日、名古屋市中区の球団事務所で現役引退を表明した。来季はネット裏から野球を勉強し、将来的には、指導者を目指すことになる。「周囲からはまだやれるだろうという声をいっぱいいただきましたが、肩の痛みは自分にしかわからない。1年を通して投げることはもうできない。この厳しい世界では生き残れないと思って引退を決断しました」

「98年の春のキャンプで、当時の星野監督から『またひじが壊れるのが怖いのか。壊れたら壊れたでこの世界を去るしかないだろう。壊れてもいいから投げろ』と言われ、中継ぎという仕事をもらった。この言葉は今も忘れられない。中継ぎで終わることができて、幸せです。悔いはありません。中継ぎで終われて幸せ」

樋口開幕1軍の誓い ラストチャンス覚悟

「開幕戦の1軍メンバーを目指しています」。球団初の自由枠獲得選手として入団して2年、故障に泣かされてきた中日・樋口龍美投手(30)が、ナゴヤ球場で決意をにじませた。昨季は腰痛で手術を経験。今季も探り探りの投球となり、2軍でも7試合5イニング1/3の登板に終わった。「2年間、焦りは消えなかった」。まだ2年目だが、年齢からも今オフでの解雇を覚悟していた。だが、チャンスはつながった。宮崎でのフェニックス・リーグでは3度の先発を経験し、ようやくほかの選手と競争できる舞台に上がった。これまで具体的な目標を発しなかった口から「開幕1軍」が宣言された。

「来年結果残せなかったら終わりだと分かっている。秋季練習からできるだけブルペン入ってアピールしようと思っている」。腰痛の不安が完全に消えたわけではない。家でテレビを見るときは、腰に負担がかからないように正座し、寝るときも寝返りうってうつぶせにならないよう心がけている。「過去の自分とか、理想の投球とか言ってる場合じゃない。一日一日、最大限の投球を続けるんです」

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2006/11/13Chen Wei Yin

チェン、左ひじ疲労骨折で手術 来春の1軍キャンプ絶望的

中日の台湾人左腕、チェン・ウェイン投手(21)が13日、名古屋市内の病院で、左ひじの疲労骨折による形成手術を受けた。関係者の話を総合すると、本格的な投球練習を再開できるまでには数カ月を要する見込み。来年2月の1軍キャンプ参加は絶望的となった。

来日2年目の昨季は1軍で10試合に登板。145キロを超える速球を武器に、プロ初セーブを記録するなど期待の成長株として注目されたが、今季は登板機会のないまま終わっている。2軍ウエスタン・リーグでの登板も、9試合で防御率4・98。夏場には約2カ月、戦列を離れていたが、原因は春先から訴えていた左ひじ痛だった。

これまで球団側は何度も精密検査を重ね、メスを入れることに慎重な姿勢を取り続けてきたが、疲労骨折が判明したため、最終的には手術に踏み切った。ある関係者は「(右ひじを骨折した状態で入団した)落合英に似ている」と話し、復帰までに時間がかかる可能性を示唆。チェン本人も、親しい関係者には「来年は難しいかもしれない」と漏らしていたという。この日午後から始まった手術は成功したが、退院後は当面リハビリに専念する。来季の戦力となれるかは微妙な状況で、支配下選手枠や外国人枠を考慮し、復帰のメドが立つまでは育成選手として契約する可能性がある。

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2006/11/04優勝パレード/秋季キャンプ

秋季キャンプ@ナゴヤ球場

11月3日、優勝パレード。11月4日、キャンプイン(中日スポーツのサイトで記事を見ると11月4日に秋季練習開始、となっていて、「秋季キャンプ」という言葉はない。やってる時はたしかキャンプと呼んでたと思うんだが)。去年までは「秋季沖縄キャンプ」をやってたんだけど、経費節減のために今年はナゴヤでやるのである。おかげで例年になくナゴヤ人によるレポが活発だった。

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2006/11/26OB総会

落合監督、連覇への方程式

中日OB総会が26日、名古屋市内のホテルで行われた。出席した落合監督は150人のOBの前に立ち、「自分への宿題が2つあります」と切り出し、「リーグ連覇がないこと、52年の壁を破ることです。連覇を果たしたときに52年の壁を破れるのではないか。優勝してシリーズに出たら、一気に越えられるのではないかと思います」「私に対して、不平、不満があるのは知っています。マスコミの間に出ているのも知っています。しかし、私がどれだけいいことしたって、悪いことしたって、(評価が)同じならやることをやろうと決めています。いろんな批判は受けて立つつもりですが、選手たちは温かく見守ってあげてください」

高木守道新会長「口出しは絶対にしない」

OB会の新会長に決まった高木氏が、落合監督と現場への全面バックアップを約束した。OB会の席上で、同監督が「期待はうれしいが、選手にプレッシャーをかけないでほしい」と通達した“お願い”を、すべて受け入れる姿勢を示した。 「これだけ監督がうまくやってくれているんだから。OB会として現場に口を出すようなことは絶対にありません。ドラゴンズファンともども、陰ながらできることをやっていきます」

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2006/12/10イ・ビョンギュ

竜の李、背番号7 20分スピード契約 超VIP待遇

【ソウル=渋谷真】中日は10日、当地のホテルで韓国LGからFA宣言した李炳圭(イ・ビョンギュ)外野手(32)と交渉し、入団契約を締結。日韓両国で発表した。本人の強い要望で契約年数、条件は非公表となったが、契約金5000万円、年俸1億円の2年契約とみられる。この日、ソウル入りした井手峻編成担当とホテルで入団交渉。約20分のスピード締結で「中日・李炳圭」が正式誕生した。

名古屋での住居は、文教地区にあるアレックスが住んでいたマンションと、中心部にある宣銅烈が住んでいたマンションの2カ所を用意しており、本人が選ぶ。「引退するその日まで、日本でやるつもりです。もう1つ上の舞台を目指したい」。落合監督は「1つ決まってよかった。2月のキャンプで会うのを楽しみにしています」と、球団広報を通じてコメントした。

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2006/12/27misawa

三沢、背番号70年俸900万円

秋季練習中にテストを受けて合格した、前ヤクルトの三沢興一投手(32)の契約更改と入団発表が27日、名古屋市中区の球団事務所で行われた。背番号は70で、年俸は100万円減の900万円となった。「もう野球ができないと思う時期がありました。中日の一員になれたのが今は本当にうれしいです」。2年連続でふくらはぎを痛め、今年は1軍で1試合も登板することなくヤクルトを解雇された。引退の危機の中、声をかけてくれたのが落合監督だった。報道陣だけでなく、一部の球団関係者までシャットアウトして行われたテストで合格し、晴れて中日の一員になった。巨人、近鉄で活躍したときの投球を取り戻して、頑張るつもりだ。

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2006/12/28tatsunami

立浪「当然です」竜史上最大56%減

驚きの大幅減となった中日の立浪和義内野手(37)が、今年の球団最後の契約更改選手となった。球団は28日で仕事納めとなり、午後、西川順之助球団社長(74)があいさつをして、今年の業務を終えた。会見場に現れた立浪はさばさばとしていた。「はっきり言います。1億円で契約しました。厳しいといえば厳しいかもしれませんが、当然といえば当然です。代打だけで1億円は高い。それだけ頂けるのはありがたいです。すっきりした形で押せました」

2億2500万円から1億円へ。約56%のダウン幅は中日では過去最大。野球協約に定められた下げ幅の限度40%まで超えた。「今年は代打で何回も凡打してミスをした。代打でトップを目指せるように。スタメンで1試合でも2試合でも出られるようにしたい」「1本でも多く打ちたいし、区切りよく2500本もいきたい。ただ、今そんなこと言っても始まらないし、1打席1打席頑張ります」。今年は一時期引退も考えたという。でも、ファンの大声援に励まされた。「声援がありがたいと思ったシーズンであったし、来年も何とか期待に応えたいです」。ミスタードラゴンズは来年もファンの期待に応え続ける。

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2006/12/29sakurai

桜井婚約、第二の人生 決意新た

このオフ、中日を去った日本人選手は7人。外野手として4年間在籍し、今オフに戦力外通告を受けた桜井好実さん(22)=砺波工出=は、地元の富山県砺波市に帰り、会社員として再スタートを切った。15年の現役生活に別れを告げた落合英二さん(37)は評論家として活動しながら、韓国へ自費でコーチ修行にも出掛ける。

4年間のプロ野球人生にピリオドを打った桜井さんは、地元・富山県射水市に本社を置くアルミエクステリア会社・日建に就職した。日建の事業内容は、カーポート、サンルームなどの販売・施工で、同業種では北陸有数の企業。11月24日に実家に戻った桜井さんは、翌日から出社し、現在はカーポートの設置工事などを担当している。「何をしていいのか初めは戸惑いもあったけど、今は少しずつ慣れてきて楽しいです」

10月下旬に球団から戦力外通告を受けた。トライアウトを経てソフトバンクの入団テストを受けたが、不合格。今季限りでユニホームを脱ぐことを決意した。ルーキーイヤーから4年間悩まされ続けた右肩痛。今季は右手首痛で出遅れ、終盤になってやっと実戦復帰できた。プロ4年間で1軍戦での出場はかなわなかったが、中日で教わったことを胸に刻み、今後は新たな夢に向かって地元のスポーツ少年団で野球の指導に当たる。「自分としてはやれるだけのことはやりました。悔いはないです。これからは、これまで支えてくださった地元の人たちのために恩返しできればと思います。自分が教えた子どもがプロに行って、1軍で活躍する姿を見ることが夢ですね」。また、ケガをしている間、支え励まし続けてくれた沖縄県在住の5歳年上の会社員と婚約。来年末には結婚する予定という。

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2007/01/20イ・バタ

中日福留1・2億円増保留「唖然とした」

中日の福留孝介外野手(29)が20日、名古屋市内の球団事務所でこのオフ初めての契約更改交渉を行い、1億2000万円アップの3億7500万円の球団提示を保留した。昨年はセ・リーグMVP、首位打者、最高出塁率、ベストナイン、ゴールデングラブなどの多くのタイトルを獲得した。2年ぶりのリーグ優勝に貢献したと自負しているだけに最悪、自費キャンプとなる可能性も出てきた。(金額は推定)

明らかに怒りの表情だった。オフの多忙のため、ようやく実現した福留の初交渉は、わずか約30分で終わった。「サイン? していません。(金額提示された瞬間は)言葉が出ませんでした…。あ然としたかなあという感じですね。球団の提示を楽しみにしてきたのでガッカリしました。(希望額との)開きは大きいですね」。紅潮した顔で努めて淡々とした口調でこう話すと、あとは自ちょう気味に笑うしかなかった。

球団の提示額は昨年の2億5500万円から1億2000万円アップの3億7500万円。それでも納得はできなかった。昨年は攻守でチームを引っ張り、セ・リーグMVPに輝いた。さらに打率3割5分1厘、31本塁打、104打点で首位打者、最高出塁率、ベストナインなどのタイトルを獲得。「これ以上の成績を求められてもボク自身苦しい」という自己最高のシーズンだっただけに、落胆の思いだけが残った。

「あ然」とした伏線には過去2年の契約更改交渉でのモヤモヤ感がある。04年には落合監督による査定の取り扱いを巡って対立。6度目の交渉で現状維持の2億円でサイン、一昨年は3割2分8厘、28本塁打、103打点という成績を残したが、5000万円のアップの提示に保留を重ね、2年連続の越年。キャンプ直前に5500万円アップで折れていた。自己最高の成績で優勝した今年こそはという思いは強かった。

次回の交渉は25、26日が濃厚だが、最低希望ラインの4億円とは2500万円の差があるだけに、最悪の場合には初の自費キャンプ突入の可能性もある。それでも福留は「キャンプに入っても構いません。あわてないでやりますよ」。メジャーへの興味を示す発言をしているだけに、今回の決裂劇が、順調なら今年8月にもFA権を取得予定の来オフの動向に微妙な影を落とす可能性もある。【伊藤馨一】以上nikkansports.com より。

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2007/02/06nakazato

中里、仕上がり順調!!今年はセットアッパーへ

中日の新セットアッパーに期待されている中里篤史投手(24)が5日、初のフリー打撃登板。独特の伸びのある速球で打者を圧倒し、順調な仕上がりをアピールした。速球1本と分かっていても打てない。成長著しい堂上剛が、1軍捕手の小田が、中里の速球に押し込まれる。2人に計54球。安打性の当たりはわずかに7本、サク越えは堂上剛の1本だけと、球威で抑え込んだ。

最高球速は138キロ。石川(139キロ)に次ぐ2番目で、この時期にしてはかなりの高さ。「バランス良く投げられたと思う。ブルペンでも納得のいくボールが投げられている」浮き上がるようなボールの伸びは、何本もポップフライを上げさせた。1年前とは大違いだ。昨春のキャンプ、右肩の大ケガから復活し、1軍組に帯同しながらも、手応えはなかった。「去年はただ投げているだけだった。感触すら分からなかった」。今年は「いい感じ」と、手に取るように分かる。球界屈指の威力といわれる中里の速球は、ここまで順調。「明日からは変化球を投げていきたい」。第2段階へ、着実にステップを踏んでいく。なんか去年もおととしもこんな記事を読んだ記憶があるんだが。

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2007/02/12Norihiro Nakamura

中日、ノリを育成選手で獲得へ 年俸2億→400万円

オリックスを自由契約となり、移籍先未定の中村紀洋内野手(33)が中日入りすることが11日までに決定的となった。14日にキャンプ地・沖縄入りし、第3クール初日の15日から練習に参加し、入団テストを受ける。ただし、入団条件は「支配下登録選手」ではなく「育成選手」で、年俸は400万円程度になる見込み。“浪速の大砲”は、まさしくゼロからの再出発となる。

“最終”だったハズの結論が覆った。1月16日の段階で落合博満監督は「お金の問題じゃないのなら、オリックスに残ればいい。ウチはというと(支配下選手で最低年俸の)440万円でもいかない。枠の問題があるからな。この考えは現場、球団どちらも一緒だ」と固く“竜の門”を閉ざしていた。中日は現時点で契約未更改の福留を含めて69人を登録しており、切り札としてラストの「1」枠を残しておく方針は曲げられない。そこから状況も考えも変わってはいないが、中村ノリの野球へのいちずな思いが、ほんの少しだけ門を開かせた。「育成選手」としての獲得だ。

プロ通算319発の“浪速の大砲”は昨季の年俸が2億円(推定)だったが、まさしくゼロからの再スタートとなる。すでに中村ノリ側は了承。獲得に興味を示していた米大リーグ、ツインズの動きを待たずして、浪人生活の終了を自ら公表。14日には中日のキャンプ地・沖縄に入る。「お金ではなく、野球をやることが第一なんです。そのチャンスをいただけたドラゴンズには感謝します。とにかく全力でプレーする。それだけですね」。練習場所すらままならず、この日は岡山県玉野市で“孤独”トレを行った中村ノリ。「育成選手」とはいえ、設備はあり、2軍戦に出場でき、実力をアピールできれば残枠「1」も勝ち取れる。

森野、ショック隠してノリ入団報道に沈黙守る

ノリ入団という降ってわいたようなニュースに森野将彦内野手(28)は無表情に「何もないですよ」と沈黙を守った。テストに合格しても育成選手での採用となるが、いずれ70人枠に入る可能性もある。立浪と並ぶ大物ライバルの登場に、森野は無言を貫くことで意地とプライドを見せた。 読谷の練習を終えたとき、近づいた報道陣にこう言った。「何もないですよ。何もないですから」。中村紀がオリックスを自由契約になったとき、球団も落合監督も70人枠での獲得を完全に否定した。なくなったはずの話だった。だが、育成選手というウルトラCでよみがえった。70人枠で取るわけではないが、それでも心中穏やかでないのは森野のはずだ。通算安打1370本、319本塁打という実績を持つ中村紀は、順当なら森野の強力なライバルになる。テストに合格しても育成選手だが、70人枠は1つ空きがある。そこに入る可能性は限りなく高い。「ぼく自身は何もないですよ。やらなきゃいけないことをやるだけです」

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2007/02/15Norihiro Nakamura

ノリ38発強烈デモ 場外4発、140m弾

中日の入団テストが始まった前オリックスの中村紀洋内野手(33)が、初日からさすがのパワーを披露した。読谷で練習し、午前のフリー打撃ではサク越えどころか、左翼側の12メートルの防球ネットも越える当たりを4本。71スイングで、ネット越え4本を含む24本がサク越え。ラストを6連発で締めくくると、スタンドから異例の拍手が起き「ノリすごいぞ!」と声援が飛んだ。午後のフリー、マシン打撃も加えると、136スイング中38本のサク越え。

午後には志願して、2軍首脳陣の前でノックも受けた。緊張の連続だったという初日の感触に自身は合格点をつけた。「打撃も守備も、思ってた通り、思う存分できました。緊張で(体の)いろんなところが張っています。1人じゃなくて、大勢でできる喜びがあります」

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2007/02/22Kosuke Fukudome

福留ウソ年俸暴露、球団に不信感

中日福留孝介外野手(29)が球団への不信感を増大させた。22日、キャンプ地沖縄の宿舎で契約交渉を行い、1億1500万円アップの3億8500億円で更改したが、昨年の年俸(2億7000万円)を低く公表するよう要望されたことを明かすなど、一連の球団の対応に不信感を強めた。24日からオープン戦が始まるため、時間切れ渋々サイン。今季中にもFA権を取得する福留と球団の溝は一段と深まった。

福留は無表情のままでサインした理由を説明した。「もうオープン戦が始まるので。野球選手はユニホームを着て、グラウンドに立つのが仕事。契約しないと立てないので」。だが納得しているかを問われそうになると、質問者をさえぎって「していません」と言い切った。年俸は前回提示から500万円上積みされた1億1500万円アップの3億8500万円で決着。この日判明した岩瀬の3億9000万円には届かなかった。会見では球団との交渉過程を暴露した。

▼1:昨年、実際は2億7000万円で更改したが、球団側から低く発表するよう要望されて2億5500万円と説明していた。今年の交渉では第1回提示の実際は3億8000万円の1億円1000万円アップ。だが、、3億7500万円提示での1億2000万円アップとして報道された。「最初の時点で(アップの)額が多いし、それを勝手に断っていると思われるのはつらかった。僕がマイナスを背負っているのかなと。だからはっきりと言うと球団に伝えた」と福留。

▼2:全選手で最後の順番となった福留は1月20日に第1回提示を保留。直後に西川球団社長が球団経営を理由に「調停辞さず」の姿勢を見せた。福留は「経営を選手に言うことがいいのか、悪いのか。では最初に交渉すればいいのか。僕1人で圧迫しているようにも取れる」。

▼3:球団は岩瀬、川上、福留の3人は年俸の順位を事前に決めていたという。球団の今年の評価では福留はトップの岩瀬を抜けない。上の選手が先に更改すればその金額を上回ることはない。「選手の成績はバランスでは出ない。納得できる答えは出てこなかった」。

福留は「頭の中にハテナがいっぱい。1年かけて考えたい」と冷めた口調で話した。順調ならば8月にはFA権を取得する。メジャーへの興味も示しており、進路に大きな影響を与える可能性も出てきた。(以上nikkansports.com より)

岩瀬超えならず、福留 3億8500万円更改も笑顔なし

中日・福留孝介外野手(29)が22日、沖縄・恩納村のキャンプ宿舎で2度目の契約交渉に臨み、前回から500万上積みされた1億1500万増の年俸3億8500万円で更改した。しかし、岩瀬仁紀投手(32)を超える球団トップにはなれず。笑顔なき妥結となった。沖縄入り後、球団側との下交渉は3度。その結果が年俸3億8500万円。ハンコは押したが、福留に笑顔はなかった。「ハテナマークが僕の頭の中には、いっぱいありました。『選手間のバランス』と言われても、選手の成績はバランスでは出ないと思うし…」

福留の希望額は球団史上初の4億円台。昨季の推定年俸2億5500万円が、実は2億7000万円だったことを明かした上で、MVPと首位打者など6冠による1億3000万円増の妥当性を主張した。赤字経営の球団側は「人件費だけで球団収入の60%を超えている。メジャーでも50%くらい」(井手取締役編成担当)と原資に余裕がないことを説明。ただこの日、岩瀬の年俸が、伝えられていた額より1000万円高い3億9000万円だったことが判明し、福留は球団トップの座も逃してしまった。

「平行線? だと思います。球団に言われたことは、1年かけてゆっくり考えます」。契約しない限り、野球協約上オープン戦にも出られない。「ユニホームを着て、グラウンドに立つのが僕らの仕事」と調停回避は、野球に専念したいゆえの妥協であることを福留は強調した。今季中のFA権取得は確実。すでに米大リーグのスカウトが視察に訪れるなど、権利行使なら日米争奪戦は必至の情勢だ。(以上サンケイスポーツより)

福留苦渋のサイン OP戦直前、大人の選択

中日の福留孝介外野手(29)が22日、沖縄県恩納村の選手宿舎で球団側との契約交渉に臨み、1億1500万円増の3億8500万円で更改した。12球団“大トリ”でのサインで、自費キャンプにもピリオド。ただ「納得」にはほど遠い決着だった。交渉時間わずかに3分。署名、押印だけは済ませて仏頂面で会見場に現れた。昨年の年俸額を自ら修正申告した上で、妥結額も公表。福留の自費キャンプは、22日目にしてピリオドが打たれた。「納得? してません。ハテナがボクの頭の中にいっぱいあった。でもボクは野球選手。ユニホームを着て、グラウンドに立つのが仕事。このままでは立てないから契約しました」

公式には2度目だが、名古屋で4度、沖縄入りしてからも3度の下交渉があった。とことん話し合ったが、心底の納得はできないままの“陥落”。未更改のままでは24日に始まるオープン戦に出場できない。事実上のタイムオーバーだった。球団経営と年俸の相関関係、チーム内のバランス…。数々の争点にも、球団との接点はついに見いだせず。もちろんプロフェッショナルとしてプレーに影響することはありえないが、福留の怒りの“信管”は取り除かれることなく球春に突入する。 (渋谷真)

★福留と一問一答:−サインしての心境は。
「オープン戦も始まるし、野球選手なんで。(契約しないと)ユニホームを着てグラウンドに立てないので、契約しました」
−納得していないように聞こえる。
「していません」
−どういうところが。
「どういう評価をしていただいたかを何度か話しをさせてもらいましたが、(自分で)思っていたほどの評価ではないのかなあ、と」
−歩み寄りは?
「ぜいたくといえばぜいたくな悩みなんでしょうけど、ボクたちはそれを仕事としてやってますから。その辺を考えて交渉したつもりなんですが…。もう契約したので、しっかり野球をやる。球団の方に言われたことを1年間考えながらやっていきたい。高い評価をしていただいたところもあった。ボクがよく理解できていないところもあるのではないか、と思うので」
−自分から要望は?
「ボクたち(選手が)ここまで言うことなのか…。球団経営のことを話されても、ボクらには分からない部分がある、と。でも、選手に言ってしまって、いいのか、悪いのか、という話になってしまうので…。ボクらはグラウンドで結果を出すだけなので」
−上積みは?
「前回の、というよりも皆さんが思っている昨年の額(推定2億5500万円)が違います。(2億)7000万円だったのを、球団の方から、少し低く言ってくれ、ということだったので…。球団の方から少し歩み寄り(500万円増)があったところもありました」
−今季の年俸は?
「ハチゴー(3億8500万円)です」
−妥協点は?
「ユニホームを着てグラウンドに立ちたいからです。このままいっても、何も変わらないというのを感じた。金額的なものなのか、いろいろなものなのか…」
−なぜ去年のやりとりを公表?
「ボクがマイナスの面を負ってしまうのか、と思い、そういうことを(会見で)言わさせていただきます、と言わせてもらった」
−オフのFAに影響は?
「分かりません。まだそんなこと考えてないですし」
−納得できなかったところは?
「いっぱい『?』がボクの頭の中にあったので、どれが、ということはないけど…」
−年俸バランスで球団と話は?
「選手の成績っていうのは、バランスでは出ないので、選手としては、バランスと言われても困るところがあるんじゃないですか、と、聞きました」
−答えは?
「ボクの中ではスッキリした答えはなかった。バランスというのは言葉の使い方でしょうね。何度か説明はされましたけれど」
−チームへの印象は変わる?
「これはチームのことじゃなく、個人のこと。このチームに対しては何もないし、このチームで頑張るというのは変わらない」

▽井手編成担当 「昨年、福留の年俸を低く示唆? どうだったかな、バランス的なものかな。ほかの選手にいろいろと気を使うときがある。年俸バランス? メーンの選手には球団の経営を分かってほしいということだろう。(西川)社長からメーンの選手には(経営面の厳しさの)話をしないといけないと言われていた。選手間のバランス? バランスは毎年変わるもの。トップスリー(岩瀬、福留、川上)になってくると、成績と数字(アップ額)が合ってこない。この成績でこの数字というより、われわれもバランスを重視する」(以上中スポより)


今年オリックスと揉めた中村紀洋は「自分に正直でありたい」とか「金じゃない。気持ちの問題」と言ったし、今年大幅減俸に当初反発した立浪和義も「チームの未来のためにも査定には恩情が必要ではないか」とか主張した。それが普通だ。憤慨している人間は普通、「金の問題じゃない」と発言するものである。たとえそれが「提示された金額に対する憤慨」であったとしても。ところが福留にはそれが一切なく、あくまで金の問題だ、と言い通した。好き嫌いはともかく、ある意味立派、というか、少なくとも非凡だ。

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2007/02/25Norihiro Nakamura

中日・ノリ誕生 3・2サーパス戦で恩返しデビュー

中日は25日、入団テストを受けていた前オリックスの中村紀洋内野手(33)を育成選手として契約したと発表した。年俸は昨年の2億円から50分の1となる400万円、しかも西川球団社長が「出来高契約などの付帯条件はない」と説明したように、支配下登録されて1軍で活躍したとしても上限は1500万円。昨年までとは雲泥の違いだが、目は輝いていた。「早く試合に出たい。生きた球を打ちたいし、守備でも早く慣れたい。早く1軍でプレーしたいですから」背番号は「205」。3月2日の春季教育リーグ・サーパス戦(神戸サブ)のデビューが濃厚。

オリックスと交渉決裂、自由契約で浪人生活、そして中日の入団テストと激動の1カ月間を送ってきた中村紀が育成選手として合格。拾ってくれた恩を返すため、教育リーグからはい上がる。「これからが勝負。落合監督からは『2軍で成績を残してはい上がってくれ』と言われました。初心に帰って野球を追求したい。取ってよかったと思われるように頑張っていきたいんです」「ここまで長かった。レギュラーを目指す? もちろんです。やるからには試合に出ないと。自信はあります」

▼中村紀洋(なかむら・のりひろ):大阪府出身1973年7月24日生まれの33歳。180cm/92kg/右投げ右打ち。大阪・渋谷高から92年にドラフト4位で近鉄入り。2000年に39本塁打110打点で2冠、01年は132打点で2年連続打点王に輝いた。05年に米大リーグ、ドジャースに入団。06年にオリックスで日本球界に復帰し85試合で打率2割3分2厘12本塁打45打点。シドニー、アテネ両五輪代表。

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2007/03/05イ・ノウエ

井上 不可解“戦力外通告”にキレた

なぜだ-。中日・井上一樹外野手(35)が5日、ロッテ戦後に2軍降格を命じられ、「頭の中にはクエスチョンマークがいっぱい」と、涙交じりに落合人事を批判した。開幕まで1カ月を切った段階での不可解な“戦力外通告”に、竜の選手会長がキレた。

試合後の駐車場。帽子を目深にかぶった井上が、ボストンバッグとバットケースを抱えて現れた。愛車に乗り込み、フーッと息を吐くと、自然と涙腺が緩んだ。涙の2軍降格-。開幕まで1カ月を切った段階で味わった屈辱。選手会長の心の糸がプツリと切れた。「オレが今ここで何かを言うと問題になるから言わない。あくまでも現役だから、しゃべれないことがたくさんある。引退したらたくさんしゃべるよ。でも、頭の中にはクエスチョンマークがいっぱいだし、どういうふうにこの2軍行きを受け止めていいのか分からない」。努めて冷静に言葉を選んだが、言葉の端々に落合監督に対する不信感がにじみ出た。

オープン戦出場4試合で、出場機会はわずか5打席。昨年は規定打席には届かなかったが、自己最高の打率・311を記録し、キャンプでも主力組の一員として開幕への足場を固めてきた。ここまで無安打だったが、調整過程は順調だっただけに、納得がいかない。「監督からじゃなく、宇野さん(打撃コーチ)から言われた。『上にいたら打席が少ないから、下に行ってこい』って。どういう意図があるのか分からないけど、前向きにはとらえる。すぐに上げてもらえるかもしれないし、この成績でも使わないのかと思わせる成績を残したい」。18年目のベテラン。説明不足と配慮のなさが、何よりも悲しかった。

残された外野の最後の空席を狙っていた。奪う自信もあった。そんな矢先の降格人事だけにショックは計り知れない。開幕前に突如として漂った不穏な空気。ナインから絶大な信頼を集める選手会長だけに、この亀裂がもたらす影響は小さくない。(デイリースポーツonline)

井上「ノリ余波」で2軍調整

中日井上一樹外野手(35)が「ノリ加入余波」で2軍調整を命じられた。ロッテ戦に代打で出場したが凡退。試合後、6日からの教育リーグ・ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)での調整が通達された。育成枠で入団した中村紀の開幕サードが現実味を増し、森野の左翼テストが本格化するためと見られる。プロ18年目の選手会長が開幕スタメンの危機を迎えた。

井上が顔をしかめて打球を見つめた。3点差となった9回無死満塁での代打。本塁打が出れば、大逆転という場面だったが、二邪飛に倒れた。ベンチに戻った選手会長に、宇野打撃コーチからの想定外の通告が待っていた。「打席が少ないから(教育リーグで)打ってこい」。

試合後の井上は重い足取りで大きなバッグとバットケースを愛車に詰め込むと静かに言った。「2軍に行くんですよ。試合に出てないですから。いつまでとかはない。オープン戦の時期だから2軍で調整できるとも言えるけど、選手としては2軍は2軍。どう受けていいのか」。オープン戦6試合を消化して、井上の打席数はわずか5。いまだ無安打が続いている。実戦機会を優先するという首脳陣の説明は理解できたが、その表情には落胆がにじみ出ていた。

中村紀の加入余波が、選手会長に飛び火した形だ。中村紀は現在、育成枠だが、その実力から70人の支配下選手枠入りは確実な情勢になっている。それどころか教育リーグでの快打連発で開幕三塁の最有力候補に躍り出た。同じ三塁手の森野も負けじと好調が続いている。空いているポジションは左翼だけ。中村紀に外野は難しい。となれば浮上するのは左翼森野。6回の守備から森野はその左翼に回った。今季、初めて実戦で外野についた森野の左翼テストは今後も継続される可能性が高い。左翼候補・井上の出番はさらに激減する。選手会長として中村紀に積極的に話しかけるなど、チームに溶け込むために尽力した井上が皮肉にもその余波に飲み込まれた格好だ。

井上は7年連続で守った開幕スタメンを外れた昨季の悔しさを発奮材料にしていた。だが、今季はさらに厳しい状況が目前に迫ってきた。それでも「(起用は)最終的には監督、コーチが決める。自分は初心に帰ってやるつもり。2軍でも手を抜くようなことはしない。コツコツやって1軍に呼ばれるような結果を残す」と最後は毅然とした態度で話した。(nikkansports.com)

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2007/03/17オープン戦 : 日本ハム0-0中日

竜大丈夫!?チーム打率2割1分9厘 落合監督は余裕

落合監督が「並びはまだ分かんない。メンバー的にはこんなもんじゃねえか」と語る待望の“開幕打線”が、わずか5安打零封。ダルビッシュに完璧に封じられた。12球団最低のチーム打率をまた下げて、2割1分9厘まで降下。順位も単独最下位のままだ。なのに、落合監督は余裕だった。「開幕までにはいい状態でやってくれるでしょ。だからって、みんながみんな、いい状態では入れないけど」

3月の冷え込みは昨年もあった。昨季オープン戦、同じ16試合消化時点のチーム打率は2割3分4厘。最終的には2割2分9厘、12球団ワーストだった。それが、いざ本番に突入すると一変している。チームとしてもまだ実験段階だ。打順の並びでは「9番・荒木」が新パターン。オープン戦3度目となる「9番・荒木」、「1番・李」というオーダーは、落合監督の選択肢の一つにあるのだろう。

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中村紀洋
2007/03/23Norihiro Nakamura

ノリ支配下選手に 背番号「99」から再出発

中日の育成選手だった中村紀洋内野手が23日、支配下選手として契約した。推定年俸600万円の1年契約で出来高払いボーナスは設定されていない。同日、セ・リーグから公示された。一時は野球浪人まで覚悟していた中村紀は背番号「99」からの再出発に「思う存分、野球ができることを素直に喜びたい」と武者震い。晴れて正式な一員となり、次は開幕スタメンの座を狙う。「浪人覚悟のもと、いろいろな思いを抱えながらキャンプをやってきた。やっと支配下になれたことで思う存分、野球ができる。ドラゴンズのために精いっぱいやりたい」

衝撃的なオリックス退団から2カ月。シーズン開幕を1週間後に控え、ようやく背番号が「205」から「99」に変わった。「プロに入った時が“66”。それをひっくり返した数字で、ちょうどいいですね」「早くセ・リーグに慣れなきゃいけない、という焦りはある。もう少し相手投手のビデオを見たりして、いろいろ研究していきたい。まずは1軍に登録されるように頑張らないと」

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2007/03/251番井端/2番荒木///5番李炳圭

李炳圭次第で“イバアラ”あるかも オープン戦最終戦でもテスト

オープン戦ラスト試合、スコアボードに映し出されたのは、初めて見る並びだった。1番に井端、2番に荒木、注目の李炳圭は5番に入った。ここ6試合は1番李/2番井端/9番荒木で固定されていたが、あっさり変更。いわば、“パターンB”の打順テスト。「オープン戦が終わったということだけだ。オーダー? 当分固定できないんじゃないか」

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2007/03/27Mr. Ihara

「ただ左で投げてるだけ」

巨人の伊原春樹野手総合コーチ(58)が27日、東京ドームで行われた全体練習後に、開幕カードで対戦が濃厚な横浜の土肥、工藤を「たたけるでしょう。大した左投手じゃないんだから。ただ左で投げてるだけ」と挑発した。

伊原コーチにとって2人は西武時代の教え子。弱点も知り尽くしており、練習前に行われた約1時間のミーティングで攻略法を指南した。昨季までのチームは、左投手に苦しんできた。しかし開幕カードで苦手の左腕を克服すれば大きな自信になるはずだ。(デイリースポーツonline)

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2007/03/29確率は90%以上。

オレの連覇「90%以上」落合監督、日本一宣言

巨人も阪神も眼中になし−。中日の落合博満監督(53)が29日、球団初のリーグ連覇、53年ぶりの日本一奪回を宣言した。開幕前日にナゴヤドームでの全体練習を見守った指揮官は「(優勝、日本一の)確率は90%以上だと思う」と豪語した。「昨年と違って、タイロンとかを外してもがた落ちすることはない。延長戦になっても変わらずいける」

昨年まで、勝ちゲームで一塁・ウッズと左翼・アレックスをベンチに下げた時点で攻撃力は大幅に低下したが、今季は三塁に中村紀が加入。左翼森野を一塁に回すことで、守備要員を投入するポジションが減り、打線の“穴”が少なくなるというわけだ。

これだけ充実した控え選手は巨人や阪神にはない。「今年は引き分けで御の字という試合はなくなる」と昨年5つの引き分けを白星に換算し、リーグ連覇への手ごたえをつかんだオレ流監督。今季は交流戦24試合を含む144試合制で優勝を決めた後、上位3チームで日本シリーズ出場を争う「クライマックスシリーズ」が開催される。しかし指揮官の頭の中には独走V、日本一へのシナリオがしっかり描かれている。(スポーツ報知より)

落合監督“V確率90%”1位通過宣言−プロ野球・中日

オレ竜指揮官が吠えた。就任4年目の中日・落合博満監督(53)は29日、悲願の日本一奪取を高らかに宣言した。目指すはブッちぎりの完全優勝。「確率は本当はゼロか100しかないけど、90%以上じゃないかな」と断言した。揺るぎない確固たる自信。球団史上初のリーグ連覇、悲願の日本一奪取へ、オレ流指揮官がほえた。ペナントを制し、ダイヤモンドの中央で舞い上がる姿が見える。チャンピオンフラッグを守り、奪い、歓喜の美酒に酔う準備は整った。

「顔を見りゃ分かるだろ。まあ、よっぽど下手を打たない限り、一番先にゴールのテープを切るでしょ」。92、93年のヤクルトを最後に、リーグ連覇を果たした球団はない。だがデータは覆し、破られるためにある。就任4年目の船出。落合監督が高らかにV宣言だ。目指すはブッちぎりの完全優勝。そして日本一。力の違いを見せつけ、他球団の言い訳を挟む余地を与えない。

落合監督「今年からクライマックスシリーズが始まるけど、2位、3位から勝ち上がって、日本シリーズで勝っても、真の意味でのチャンピオンじゃない。あくまでセ・リーグを1位で通過して、パの覇者と真っ向から対決して、一番の頂点に立つ。それを目指す。確率は本当なら、ゼロか100しかないんだけど、90%以上の確率じゃないかな」監督就任後初めて、机上と脳裏の計算ではじき出した数字を口にした。それは自信の裏返しにほかならない。 日本一を逃した昨年の日本シリーズを転機に、強い集団ではなく勝つ集団を求めた。「リーグ優勝したチームが、一番練習してきたんだ。負けるはずがないよ」。3年間で2度のリーグ優勝。残すはただ1点。監督就任時に掲げた日本一奪取の公約達成に向け、竜の将がタクトを振るう。( デイリースポーツ 最終更新:3月30日11時2分)

◆ ◆

落合博満が吹かすのはいつものことだが、今年はそれだけじゃなく、何故か異様に我が軍の前評判が高い。オリンピック代表監督に決まった星野仙一が沖縄キャンプを見て「中日の投手陣は別格や」とコメントしたのが効いてるのかも知れない。右は Sponichi Annex による2007年オープン戦の最終成績。こんな有り様なのにテレビのスポーツニュースを見ても新聞を見ても誰もが口を揃えて中日の優勝を予想する。『中日がむちゃくちゃ強い!!』という特集コーナーを組んだりする。「何をすべきかを個々の選手がわかっている大人のチーム」だとかなんとか語られる。こんなに持ち上げられるのは記憶にある限り初めてで、イヤな気分とは言わないが、どうも気持ち悪いというか、果たして吉兆なんだろうか。だいたい、中日の投手陣ってそんなに強力かあ? 2004年もぜんぜん強力とは思わなかったのに、今年なんてみんながそれから3つ歳をとったぐらいじゃないか(あのころは「3年後には中里とチェンの2人で30勝いって欲しい、山井も入れて40勝か」とか思ってたもんだ)。よそのことを知らないので比較はできないが。細木数子のペナントレース順位予想は今年は発見できなかった。去年の「中日は無いね」で懲りたのだろうか。