勝敗グラフ中日ドラゴンズ選手名簿(おたんじょうび帖)中日ドラゴンズ年俸ランキング高額年俸ランキング・全国版高額年俸ランキング・球団別表彰選手セ・リーグ個人成績パ・リーグ個人成績
| pre.2008 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
August 2008/08/01→08/31
入場者数が35,000人を超えると、自動的にこの色◆で表示します。

2008/07/31日時点のチーム成績:セ
勝率得点打率HR盗塁失点防御率
阪.648(92試合)阪380阪.277巨098ヤ086阪304阪2.95
巨.543(94試合)巨373広.269横092広054中341中3.28
中.506(93試合)ヤ348横.265中083巨048巨354巨3.52
ヤ.483(91試合)横340ヤ.261広068中041ヤ357ヤ3.71
広.471(91試合)中335巨.259ヤ048阪037広369広3.75
横.333(91試合)広325中.253阪047横021横438横4.69
2008/07/31日時点のチーム成績:パ
西.564(95試合)西476ソ.271西129西074日360日3.40
日.516(97試合)ロ457ロ.269オ097ソ069楽379楽3.72
ソ.515(97試合)オ417西.267ロ082ロ059西411オ3.92
オ.490(97試合)ソ411楽.267ソ079楽053オ413西3.95
ロ.475(99試合)楽398オ.261日052日050ソ413ソ3.97
楽.452(95試合)日343日.253楽046オ038ロ464ロ4.26

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all star game | 07/31thu. 京セラドーム | 08/01fri. 横浜

オールスターで荒木まさかのMVP/オレ竜続投確定/井端残留宣言/など。


特に二戦目は川上憲伸が先発し2イニング1失点、ウッズ右翼席へHR、井端1安打1打点、和田2安打2得点、荒木はなんと3安打3打点でゲームのMVPを獲得した。これを最後に北京オリンピック組はチームを抜け、合宿へ。

◆落合博満監督(54)が来季も指揮を執ることが7月30日、決まった。名古屋市中区のクラブ東海で行われた白井文吾オーナー(80)=中日新聞社会長=への前半戦終了報告の席で、今年で切れる契約の話になり、白井オーナーが来季の続投を要請、落合監督も快諾した。2年契約の最終年に当たる今季、首位・阪神とは13ゲーム差の3位で、貯金2での前半戦折り返しは落合政権5年目で最低の成績だが、約2時間の会談後の会見で、続投要請したことを明かした。早めの続投決定で、6シーズン目となる来季へ向け、落合監督にとって、チームづくりに着手しやすい環境が整った。「来年も頼むと言いました。続投要請? そう。補強とか、(チームの)運用で、こういう種類の人が欲しいとかなる。来年のこと(続投)を前提にしないと、そういう話はしない」

3年契約の最終年だった06年はシーズン後に正式に続投要請したが、今回は前半戦終了翌日。早く続投を決めて、周囲の雑音を取り除く狙いもある。白井オーナーは口にはしなかったが、監督の去就取材がヒートアップしないようにしたかったことを球団幹部に明かしている。契約期間など、具体的な内容についてはシーズン後に話し合われる。落合監督は来年6シーズン目となり、連続して指揮を執るのは、72年から77年までの与那嶺監督、96年から01年までの星野監督(第2次)に並ぶ。複数年契約となれば、中日史上最長政権となる。主力の高齢化、若手の底上げなど課題はあるが、白井オーナーの厚い信頼を得て、落合監督は常勝チームづくりへまい進する。

現在のチーム状況も話し合われた。今季は開幕直後から主力に故障者が続出し、難しいチーム運営になっているとの説明が落合監督からあった。さらに北京五輪で、岩瀬、川上、荒木、森野、チェンの5選手がチームを離れる。「選手をどう配置するか難しい。苦しんでいる最中」との監督の説明もあった。白井オーナーは「並の人には運営できないほど大変。出ている選手も目いっぱいで、無理している選手もいる。それで、5人抜かれると実に大変」と、さらに苦しい状況になることを理解。「そういう状況でやれる人はこの人しかいない。チームを作り直すには、落合監督の力に頼るしかないということだ」と、後半戦、そして来季へのチームづくりを落合監督に託した。

◆川上憲伸、岩瀬、チェン、荒木、森野の五輪組抹消。山内壮馬、新井良太、藤井淳志も抹消。佐藤充、中里、川井、小林、堂上直倫、岩崎達郎、中村一生、中村公治登録。

◆井端弘和(33)は8月3日、巨人戦の試合前に、フリーエージェント権を行使しないで来季も中日でプレーする考えを示した。「残留します。もともとその予定だったし、シーズン前から決めていたことです。これからも変わることはないと思います」と話した。井端は当初、8月3日にプロ11年目で初めてのFA権を取得する予定だった。ただ、6月にFA権の取得期間が9年から8年に短縮されることが決まり、すでに権利は手にしていた形だ。FA権を行使して他球団の評価を聞いた上で残留する選択肢もあるが「行使に意味はないでしょう。(中日に)残るわけだから」と興味がない考えを示した。

◆オリックスは8月2日、大石大二郎監督代行(49)の監督就任と、来季まで引き続いて指揮を任せることを発表した。大石監督は5月、コリンズ前監督の辞任後にヘッドコーチから監督代行に就任。21勝28敗の状態から2日現在で47勝50敗1分の4位まで盛り返し、クライマックスシリーズ進出も狙える位置にいる。

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095//08/03sun. ナゴヤドーム18:00開始/◆38,343人

中田七回三連打に沈み4失点、打線は散発五安打で後半戦黒星発進。

巨人 100000300 グライシンガー/クルーン − 鶴岡
中日 100000001 中田/長峰/中里/小林 − 谷繁/小田
○グライシンガー11勝6敗/Sクルーン1勝2敗26S/●中田6勝7敗
[巨人]小笠原7回21号2ラン/[中日]中村紀1回20号ソロ
[中]鈴木/[二]木村/[一]小笠原/[左]ラミレス/[右]高橋/[三]二岡/[遊]坂本/[捕]鶴岡/[投]グライシンガー
[遊]井端/[中]平田/[三]中村紀/[一]ウッズ/[左]和田/[右]井上/[二]デラロサ/[捕]谷繁/[投]中田

巨人は1-1で迎えた7回表、木村拓の適時打で勝ち越すと、続く小笠原がダメ押しとなる2ランを放ち、試合を決めた。先発・グライシンガーは8回1失点の好投でリーグトップタイの11勝目。敗れた中日は9回に無死一三塁の好機を作るも、生かしきれず惜しい敗戦となった。

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096//08/04mon. ナゴヤドーム18:00開始/◆38,333人

山本昌42歳快挙、史上最高齢で200勝達成。しかも完投。

巨人 100000000 木佐貫/西村健/越智/東野 − 鶴岡/加藤
中日 01103000X 山本昌 − 谷繁
○山本昌7勝3敗/●木佐貫6勝4敗
[中日]デラロサ2回3号ソロ/井端5回4号ソロ
[中]鈴木/[二]寺内/[一]小笠原/[左]ラミレス/[右]谷佳知/[三]二岡/[捕]鶴岡/[遊]坂本/[投]木佐貫
[遊]井端/[中]小池/[三]中村紀/[一]ウッズ/[左]和田/[右]中村/[二]デラロサ/[捕]谷繁/[投]山本昌

中日は1点ビハインドで迎えた2回裏、デラロサのソロで同点とする。続く3回に中村紀の適時打で勝ち越すと、5回には井端のソロ、和田の適時打などで3点を奪い、リードを広げた。投げては先発・山本昌が、4安打1失点の完投勝利で、史上24人目の200勝を達成した。トーチュウには小松辰雄さんの「まさか成績でマサに抜かれるとは思わなかった」というコメントが載ってて、ひじょーにリアルに共感した。ほんとにそうだよなあ。以下は去年序盤のトーチュウの「山本昌200勝へカウントダウン」という連載企画より。

◆2007/05/14付 トーチュウ | 200勝へCountDown(あと7)| 鈴木孝政:
宮崎の串間キャンプで山本昌を初めて見た時の印象は強烈だった。「走れない」「捕れない」「投げられない」の三拍子。悪いけど2-3年したら故郷に帰るんだろうな、と思っていた。まさかここまで来るとは想像もできなかった。
◆2007/05/21付 トーチュウ | 200勝へCountDown(あと7)| 今中慎二:
山本さんは僕にはない精神的なものを持っている。打者一人一人ていねいに投げる。走者を出しても粘る。投手というものは、1番から9番まで同じ投球をしろ、と言われても実際にはできない。でも山本さん見てると、それをやってる。抑えることへの執着心の凄さ。そのスタイルは今も全く変わっていない。
◆2007/05/28付 トーチュウ | 200勝へCountDown(あと7)| 中村武志:
山本さんとは1歳違い。第一印象は「デカい」。プロ入り3-4年のころ、お互い芽が出なかったのでよく話をするようになった。「クビになったら何して食って行こう」なんて言い合って、2人で就職先を探したこともあった。その後アメリカに行って帰って来た山本さんは別人になっていた。正直、わー、追い抜かれたな、って感じでしたよ。あんなに球が遅かったのに、山本さんはボクの中で五本の指に入るピッチャーです。中日は球の速いピッチャーが多かったので、特別に遅かったと思う。でも粘りと根性が凄い。
◆2007/07/09付 トーチュウ | 200勝へCountDown(あと7)| 吉村吉子さん(合宿所元職員):

私が見てきた数多くの投手の中で、まさか山本君が一番になるなんて夢にも思いませんでした。星野君、孝政君、小松君、牛島君もみんな最初は合宿所に入ってたからみんな知ってます。でも、誰も200勝はできなかったんでしょう?

「あと7」のままぜんぜん減ってないのが、いま読み返しても切ない。

中日ドラゴンズの歴代投手、通算勝利数ベスト11。主に「中日歴代ドラフト指名選手リスト」による。

01:杉下 茂
215(中日では211勝)
02:山本昌広
200(2008/08/04現在)
03:星野仙一
146
04:鈴木孝政
124
05:小松辰雄
122
06:松本幸行
111(中日では98勝)
07:川上憲伸
110(2008/08/04現在)
08:水谷則博
108(中日では0勝)
09:三沢 淳
107(中日では105勝)
10:稲葉光雄
104(中日では46勝)
11:今中慎二
91

あと12勝すると大杉下を抜き、球団新記録となるらしい。ちなみに(「中日歴代ドラフト指名選手リスト」によるため、このリストには入ってないが)、西本聖(中日で34勝/通算165勝)とか郭源治(中日で106勝/日台通算134勝)とかも入れれば、3位以下の順位は変わってくる。


マサやったぜ!!おめでとう200勝(安藤友美筆、ノーカット版)


 おめでとう、山本昌投手! 中日に入団していきなり絶望のふちに立ちながら、多くの人との出会いを機に、勝ち星を200勝まで積み上げた。プロ25年目、間もなく43歳になる遅咲き左腕が、プロ野球史上最年長の完投勝利で、日本球界最後の200勝投手になるかもしれない偉業達成。しかも中日球団創設9000試合目の記念すべき試合に、杉下氏以来半世紀ぶりの200勝で花を添えた。

 歴史を刻んだ瞬間を、天国の恩師はどんな思いで見届けただろう。山本昌が笑う。仲間たちが叫ぶ。落合監督には手荒い握手で迎えられた。四半世紀をかけて築いた200勝に、“あの人”は労をねぎらうのだろうか。それとも活を入れるのだろうか。まだまだ通過点ではないか、と−。

 逆境に立たされてからが山本昌の真骨頂。この夜は、そんな野球人生を象徴した。1球ごとにボルテージが上がる異様な空気の中、先制点こそ失ったものの二回以降は無失点。丁寧さと大胆さを兼ね備えた投球で4安打の完投勝ち、粘り強さが味方の大逆転を呼び込んだ。

 運命の出会いがなければ大記録もなかった。挫折のたびに恩人に恵まれた山本昌が、とりわけ感謝しているのがアイク生原氏(元米大リーグ・ドジャース会長補佐)だろう。0勝のまま、戦力外も同然で中日から米国留学を命じられた88年。ドジャース傘下へ送り込まれた際に同氏が世話役だったのは有名な話だ。

 「ふて腐れて日本から来たぼくを、アイクが熱意と人柄で“野球が楽しい”と思わせてくれた。でもね、一緒に晩飯を食べたのは登板日くらい。スコアブックのコピーにコメントが書き添えられたものを送ってくれたり、当時から会話の多くが手紙だった」

 言葉数は少なくても、基本にうるさい人だった。低めに投げろ。カーブを磨け。ビールは3本以上飲むな…。当初は若気の至りで聞き流していた山本昌も、いつしか忠実に教えを守っていた。中日の主戦に転じた帰国後も、カーブに磨きをかけた。精度の向上に比例して3度の最多勝、沢村賞を獲得。留学中に覚えたスクリューが代名詞と言われがちだが、この日も谷繁が多く要求したスローカーブこそが、アイク氏の見抜いていた山本昌の宝刀だった。

 運命の出会いには、劇的な別れも…。92年8月。奮闘していたシーズン半ばのある日、前年まで中日監督だった星野氏(現北京五輪日本代表監督)の自宅に突然、呼ばれた。

 「アイクは今年いっぱいかもしれない」

 恩師の余命が少ないことを思いがけず知らされた。まだ55歳。信じられなかった。必死の祈りも通じず、同年10月、アイク氏はこの世を去った。この年、山本昌は初めて13勝をマーク。自己最多となった11勝目のウイニングボールは同氏の棺に納められた、という。

 「ずっと手紙でやり取りしてたから、しばらくは亡くなった気がしなかった。連続最多勝のころは“アイクが来てる”って思うと勝てたりしてね。ぼくが200勝するなんて夢にも思ってなかっただろうから、どう思ったかな。一番、見てほしかった」

 山本昌の自宅玄関には、微笑するアイク氏の写真が飾られている。「不思議だよ。笑ってるように見える時があれば、怒ってる時もある」。1勝から200勝、すべてがアイク氏と歩んだ輝かしい軌跡。この夜は、最高の笑顔で迎えてくれたに違いない。(by 安藤友美)


これは朝日新聞。シーズン中はゲンを担ぎ、大好きなミルクティーを断つ。ビールは3本以上飲まない。

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097//08/06wed. 松山坊ちゃんスタジアム18:20開始/12,521人

延長12回4時間23分、ドロー。

中日 000000110000 小笠原/浅尾/高橋/長峰/金剛/小林 − 谷繁/小田
乳酸 100010000000 石川/押本/林昌勇/松岡/五十嵐 − 福川
[中日]ウッズ7回22号ソロ
[遊]井端/[中]小池/[三]中村紀/[一]ウッズ/[左]和田/[右]井上/[二]デラロサ/[捕]谷繁/[投]小笠原
[中]福地/[遊]川島/[左]飯原/[三]畠山/[右]ガイエル/[二]田中/[一]伊藤/[捕]福川/[投]石川

ヤクルトは初回に飯原の適時二塁打で先制すると、5回裏にも飯原の適時打で加点。一方の中日も7回にウッズのソロで1点差に迫ると、続く8回には小池の適時打で追いつき、試合はそのまま延長へ突入する。しかし、その後は両軍の救援陣が踏ん張り、12回引き分けとなった。

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098//08/07thu. 松山坊ちゃんスタジアム18:20開始/11,045人

3時間22分、佐藤充2年ぶりの勝利。

中日 000001100 佐藤充/小林/浅尾 − 谷繁
乳酸 100000000 館山/松岡/押本 − 福川
○佐藤充1勝1敗/S浅尾0勝0敗1S/●館山6勝3敗
[中日]デラロサ7回4号ソロ
[遊]井端/[中]小池/[右]井上/[一]ウッズ/[左]和田/[三]中村紀/[二]デラロサ/[捕]谷繁/[投]佐藤充
[中]福地/[遊]川島/[左]飯原/[三]畠山/[右]ガイエル/[二]田中/[一]五十嵐/[捕]福川/[投]館山

中日は1点を追う6回表、井上の適時二塁打で追いつくと、7回にはデラロサのソロで勝ち越しに成功。先発・佐藤充は毎回のように走者を出すも、粘りの投球で8回途中1失点と好投し、2年ぶりに白星を挙げた。ヤクルトは相手を上回る9安打を放つも、あと一本が出なかった。オレ:「『おしん』みたいな野球だったな」

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北京オリンピック

08/08fri. 開会式。24日まで。

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099//08/12tue. 広島18:00開始/24,898人

ビョン様2発、チームを救う。

中日 004000001 山本昌/高橋 − 谷繁
広島 002010010 前田健/岸本/上野/梅津/シュルツ/横山 − 石原
○山本昌8勝3敗/S高橋0勝0敗1S/●横山5勝1敗3S
[中日]李炳圭3回9号3ラン9回10号ソロ/[広島]石原3回8号ソロ/栗原8回15号ソロ
[遊]井端/[二]デラロサ/[中]李炳圭/[一]ウッズ/[左]和田/[三]中村紀/[右]井上/[捕]谷繁/[投]山本昌
[二]東出/[遊]小窪/[右]アレックス/[一]栗原/[左]嶋重宣/[三]シーボル/[中]天谷宗/[捕]石原/[投]前田

中日は3回表、李の3ランなどで一挙4点を先制。その後同点に追いつかれるものの直後の9回、李が今日2本目となる決勝ソロを放ち辛勝した。先発・山本昌は今季8勝目を挙げ、チームは3連勝。広島は終盤に追いつくも、6番手・横山が一発を浴び連勝が4でストップした。

バンザ〜李!2発 先制3ラン&同点直後の9回起死回生V弾

もう“お荷物”なんかじゃない。真っ黒に日焼けした韓国の大スターが立派な戦力として帰ってきた。1本目が先制3ランで2本目が勝ち越しソロ。昇格即スタメンで価値ある来日初の1試合2発。ようやく李炳圭で勝った。狙いが2度、的中した。まずは3回、一死一二塁から前田健の内角カットボールをジャストミート。「最初の打席で内角を攻められたから、内角を狙っていたんだ」という5月17日の横浜戦以来、実に67打席ぶりの9号は右翼席中段へ。そして値千金の一発は同点に追いつかれた直後の九回だ。二死走者なし。カウント1ボールからの2球目、横山のフォークを右翼席にたたき込んだ。「2本とも狙い通りだった。横山はフォークが多いと聞いていたからね。だからフォークを狙っていた。2本とも打った瞬間、ホームランだと分かったよ」

屈辱的な来日2年目を送っていた。開幕当初こそ活躍するも、5月から失速。6月初旬にはスライディングで右手親指を痛めて戦列を離脱した。復帰しても不調で7月に再度、2軍落ち。そして北京五輪の韓国代表からも漏れていた。「親指の痛みは思った以上に打撃に影響を与えていた。けがさえ治ればオレはやれる。そう思っていたよ」。2軍でも打率2割4厘。3年契約の2年目だけに周囲の目は自然と厳しくなった。1軍首脳陣からも「あいつは覇気がない」とバッサリ。確かにぶっきらぼうな性格は軋轢を生む。そんな雑音を封じるには結果を残すしかなかった。五輪によって巡ってきた昇格のチャンスで、いきなり任された『3番・中堅』。プライドをかけて結果を残した。「これからも一生懸命プレーしてチームに貢献したい」。まだ打率は2割3分3厘。こんなもんじゃない。いまはそう信じよう。(兼田康次)

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100//08/13wed. 広島18:00開始/26,263人

5点リードで中田で大逆転負け。

中日 320000000 中田/長峰/金剛/浅尾/小林/中里 − 谷繁/小田
広島 01302005X11 牧野/宮崎/岸本/梅津/シュルツ/ブラウワー/永川 − 石原
○宮崎1勝5敗/●中田6勝8敗
[中日]井端1回5号ソロ/中村紀2回21号2ラン/[広島]シーボル5回10号2ラン
[遊]井端/[三]中村紀/[中]李炳圭/[一]ウッズ/[左]和田/[右]井上/[二]デラロサ/[捕]谷繁/[投]中田
[二]東出/[中]天谷宗/[右]アレックス/[一]栗原/[左]嶋重宣/[三]シーボル/[捕]石原/[遊]小窪/[投]牧野塁

広島は1点を追う5回裏、2死一塁からシーボルの2ランで逆転に成功。8回には栗原の2点適時二塁打などで一挙5点を加え、試合を決めた。2番手・宮崎が2回を無失点に抑える好救援で今季初白星。中日は序盤に奪った5点のリードを守りきれず、連勝は3でストップした。

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101//08/14thu. 広島18:00開始/26,207人

落合監督「しょうがない」。広島・大竹にたったの3安打

中日 000000000 川井/金剛/ネルソン − 谷繁/清水将
広島 00000310X 大竹 − 石原
○大竹6勝10敗/●川井1勝3敗
[広島]赤松6回7号2ラン
[遊]井端/[三]中村紀/[中]李炳圭/[一]ウッズ/[左]和田/[右]井上/[二]デラロサ/[捕]谷繁/[投]川井進
[二]東出/[中]赤松/[右]アレックス/[一]栗原/[左]嶋重宣/[三]シーボル/[捕]石原/[遊]小窪/[投]大竹寛

広島は6回裏、赤松の7号2ランとシーボルの犠飛で3点を先制。続く7回にはまたも赤松が適時三塁打を放ちリードを広げた。援護をもらった先発・大竹は9回を3安打に抑える好投で今季初完封。中日は先発・川井が5回まで無失点も、6回に一挙4被安打と踏ん張れなかった。

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102//08/15fri. ナゴヤドーム18:00開始/◆37,525人

25イニング連続無得点、4位広島とゲーム差1。

乳酸 100000030 館山/五十嵐/林昌勇 − 福川
中日 000000000 小笠原/ネルソン/中里 − 小田
○館山7勝3敗/●小笠原7勝8敗
[右]福地/[中]志田/[左]飯原/[一]畠山/[二]田中/[遊]川島/[三]野口/[捕]福川/[投]館山
[遊]井端/[二]岩崎/[中]李炳圭/[一]ウッズ/[左]和田/[右]井上/[三]デラロサ/[捕]小田/[投]小笠原

ヤクルトは1点リードで迎えた8回表、畠山の2点適時三塁打などで3点を加点。投げては、先発・館山が7回を無失点に抑えると、その後を五十嵐-林とつなぎ完封勝ちを収めた。館山は2ヶ月ぶりの白星で今季7勝目。中日は好機であと1本が出ず、2試合連続の零封負け。

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103//08/16sat. ナゴヤドーム18:00開始/◆38,190人

今日も零敗、四連敗でついに貯金ゼロ。

乳酸 000000200 ダグラス/押本/松岡/五十嵐/林昌勇 − 川本/福川
中日 000000000 佐藤充/浅尾/高橋 − 谷繁
○押本5勝3敗1S/S林昌勇1勝4敗28S/●佐藤充1勝2敗
[中]福地/[遊]川島/[左]飯原/[三]畠山/[一]武内/[二]田中/[右]ガイエル/[捕]川本/[投]ダグラス
[遊]井端/[二]岩崎/[中]李炳圭/[一]ウッズ/[左]和田/[三]中村紀/[右]井上/[捕]谷繁/[投]佐藤充

ヤクルトは0-0で迎えた7回表、代打・ユウイチが値千金の適時打を放ち2点を先制。このリードを松岡・五十嵐・林の中継ぎ陣が、1安打も許さず守りきった。これでヤクルトは3連勝。中日は打線が散発4安打に抑えられ、34イニング連続無得点で3試合連続の完封負け。

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104//08/17sun. ナゴヤドーム18:00開始/◆37,283人

マサ6連勝、中4日で7イニング1失点。ウッズ23号3ラン。

乳酸 001000000 ゴンザレス/西崎/花田/松井 − 福川
中日 00013010X 山本昌/浅尾 − 谷繁
○山本昌9勝3敗/●ゴンザレス0勝1敗
[中日]ウッズ5回23号3ラン/中村紀7回22号ソロ
[右]福地/[中]志田/[左]飯原/[一]畠山/[二]田中/[遊]川島/[三]村中/[捕]福川/[投]ゴンザレス
[遊]井端/[中]小池/[三]中村紀/[一]ウッズ/[左]和田/[右]李炳圭/[二]岩崎/[捕]谷繁/[投]山本昌

中日は1点を追う4回裏、李の適時打で同点とする。続く5回に、ウッズの3ランで勝ち越すと、7回には、中村紀にソロが飛び出し試合を決めた。投げては先発・山本昌が、7回1失点の好投で今季9勝目。ヤクルトは先制するもその後得点を奪えず、4連勝はならなかった。

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105//08/19tue. 平塚18:00開始/10,453人

中田やっと勝った!!耐えに耐えた入魂121球

中日 100020100 中田/高橋/浅尾/平井/小林 − 谷繁
横浜 001010000 ウッド/牛田/山北/小山田/真田/横山 − 相川
○中田7勝8敗/S小林0勝2敗1S/●ウッド2勝10敗
[横浜]藤田3回1号ソロ
[遊]井端/[右]井上/[三]中村紀/[一]ウッズ/[左]和田/[中]李炳圭/[二]岩崎/[捕]谷繁/[投]中田
[三]石川/[二]仁志/[一]内川/[右]吉村/[中]金城/[左]大西/[遊]藤田/[捕]相川/[投]ウッド

中日は同点で迎えた5回表、和田・李の連続適時打で勝ち越しに成功。援護を受けた先発・中田は7回を2失点に抑え、その後を4人の継投で逃げ切った。5番手の小林がプロ入り初セーブをマーク。横浜は終盤に好機を迎えるもあと一本が出ず、今季初の4連勝はならなかった。

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106//08/20wed. 横浜18:00開始/14,868人

川井遠い2勝目、5回突然崩れた4失点。西川プロ1号。

中日 000002002 川井/金剛/長峰/中里 − 谷繁/清水将
横浜 00007000X 三浦 − 相川
○三浦6勝6敗/●川井1勝4敗
[中日]西川9回1号2ラン/[横浜]相川5回4号ソロ
[遊]井端/[右]井上/[三]中村紀/[一]ウッズ/[左]和田/[中]李炳圭/[二]岩崎/[捕]谷繁/[投]川井進
[三]石川/[二]仁志/[一]内川/[右]吉村/[中]金城/[左]大西/[捕]相川/[遊]石井/[投]三浦

横浜は5回裏、相川のソロで先制すると、さらに吉村の2点適時二塁打など打者一巡の猛攻で、一挙7点を挙げた。リードをもらった先発・三浦は9回を4失点に抑える力投で、6勝目を今季2度目の完投で飾った。一方の中日は先発・川井が5回もたず、3連勝はならなかった。

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107//08/21thu. 横浜18:00開始予定

雨天のためノーゲーム

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107//08/24sun. 東京ドーム18:00開始/◆45,198人

山本昌2安打完投、史上最年長二桁勝利達成。スゲー。

中日 201100005 山本昌 − 谷繁
巨人 100000000 グライシンガー/東野/藤田 − 鶴岡/実松
○山本昌10勝3敗/●グライシンガー12勝8敗
[中日]ウッズ1回24号2ラン/小池4回2号ソロ/[巨人]小笠原1回24号ソロ
[遊]井端/[二]西川明/[右]李炳圭/[一]ウッズ/[三]中村紀/[左]井上/[中]小池/[捕]谷繁/[投]山本昌
[中]鈴木/[二]寺内/[一]小笠原/[左]ラミレス/[右]谷佳知/[三]二岡/[捕]鶴岡/[遊]坂本/[投]グライシンガー

中日は1回表、ウッズの2ランで先制。3、4回にも1点ずつを奪うと、9回には一挙5点を追加し試合を決めた。投げては先発・山本昌が9回2安打1失点の好投で10勝目を挙げ、史上最年長となる43歳での2ケタ勝利を達成すると共に、自らの最年長完投記録も更新した。北京オリンピック閉会式。

勢いが止まらない。円熟の投球による快進撃は加速するばかりだ。最後の打者・小笠原を右飛に仕留めた瞬間、山本昌が新たな記録を塗り替えた。会心の笑みには、年齢を全く感じさせない余裕すら漂った。立ち上がりの1回こそ小笠原にソロ弾を許したものの、ベテランらしく即座に課題を修正。「最初はボールがしっくり来なくてフワフワした感じだったけど、途中でタイミングをつかんだ。それをくずさないように投げました」「最年長? あまり年のことは気にせずやっているんですけどね。でも、長くやっていればついてくることなのかな」。

対巨人戦通算勝利数が40勝となり、故村山実を抜いて歴代三位。通算勝利は203勝となり、堀内恒夫に並んだそうだ。このことを「通算勝利で、なんと堀内さんに並んだ、という」とかなんとか伝えるアナウンサーは、一様にためらうような笑い顔を作り、あの山本昌があの偉大なる村山を抜いたり堀内に並んだりなんて、まさかねえ、というニュアンスをにじませる。いやー、わかるんだよなその気持ち。まったく、堀内に並ぶ日が来るとは思わんかったよ正直。マサ本人は堀内と並んだ話題を振られると「うれしいですね。子どものころはファンだったので」とにこやかにコメントした。

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108//08/25mon. 東京ドーム18:00開始/◆44,439人

中田、六回途中転んで降板、浅尾も打たれて4-0から逆転負け

中日 000040001  中田/平井/高橋/小林/浅尾 − 谷繁
巨人 000003003X 高橋尚/越智/豊田/山口 − 加藤/鶴岡
○山口7勝2敗1S/●浅尾0勝1敗1S
[遊]井端/[二]荒木/[右]李炳圭/[一]ウッズ/[三]中村紀/[左]中村公/[中]小池/[捕]谷繁/[投]中田
[中]鈴木/[二]木村/[一]小笠原/[左]ラミレス/[右]高橋/[三]古城/[捕]加藤健/[遊]坂本/[投]高橋

オリンピック終わって荒木復帰。ちなみにオリンピックでの荒木は代走要員と思われていたが、西岡の怪我もあってほぼ全試合フル出場、しかも攻守にわたり予想を上回る(まあ守の方は予想通りとしても)活躍を見せた。一方、基本的にスタメンと見られていたらしい(よく知らんけど)森野はさっぱりだった。チーム成績は4位。韓国が全勝して金メダル。日本では代表監督星野仙一が戦犯として全国的批判を浴びる状態になり、個人的に結構驚いた。おいおい、みんなそんなに野球が好きだったのかよ、こういうときだけ騒ぎやがって、という気がしないでもない。あの「お茶の間人気と財界人気は誰にも負けない」星野でこうなんだったら、落合みたいのが代表監督やって惨敗したらもうどうなってしまうのか、考えただけで怖ろしい。

巨人は2点を追う9回裏、無死一二塁から亀井の適時二塁打で1点を返し、なおも無死満塁のチャンス。ここでラミレスが併殺打に倒れるも、二死満塁から古城が2点適時二塁打を放ち、巨人が劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた。中日は8回から浅尾を投入したが逃げ切れなかった。

先発中田は今季最多の11奪三振を挙げたが、六回二死二三塁で、坂本に中前2点タイムリーを浴び、このときの本塁ベースカバーでアンツーカーに右足を引っかけ転倒、左脚を痛め、そのまま降板した。試合後、ロッカールームから出てきた中田は「歩けますし、大丈夫です。アイシングをしていました。どこかは言えませんけど、腫れもないです。病院も行く予定はありません」と問題ないことを強調した。24日に帰国した川上は早ければ週末にも登板が予想される。先発陣が整いつつある中での中田のアクシデント。「大丈夫」と話す中田の言葉を信じるほかない。(山本諭)

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109//08/26tue. 甲子園18:00開始/◆43,523人

散発5安打ゼロ敗、今季9度目の完封負けで貯金ゼロ。「ウチが去年までやってきた野球をやられている。丸裸にされているな」

中日 000000000 佐藤充/長峰 − 谷繁/清水将
阪神 00020002X 岩田/久保田/ウィリアムス − 野口/矢野
○岩田8勝7敗/●佐藤充1勝3敗
[阪神]林4回2号2ラン
[遊]井端/[二]荒木/[右]李炳圭/[一]ウッズ/[三]中村紀/[左]森野/[中]小池/[捕]谷繁/[投]佐藤充
[中]赤星/[二]平野/[遊]鳥谷敬/[左]金本/[右]林威助/[三]関本賢/[一]ボーグルソン/[捕]野口/[投]岩田稔

阪神は4回裏、無死一塁から林の2ランで2点を先制。8回には金本の2点適時二塁打で加点した。先発・岩田は7回を5安打無失点の好投で8勝目。久保田、ウィリアムスもそれぞれ無失点で繋ぎ、完封リレーを完成させた。敗れた中日は、打線が散発5安打と振るわなかった。オレ:「ウチが去年までやってきた野球をやられている。丸裸にされているな」

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110//08/27wed. 甲子園18:00開始/◆43,521人

荒木先制打。復帰後3試合で6打点。岩瀬も復帰完璧三凡。ちゃんとした使い方をすれば抑えられるピッチャー。

中日 000020020 小笠原/小林/浅尾/高橋/岩瀬 − 谷繁
阪神 000010000 ボーグルソン/江草/アッチソン/久保田/渡辺 − 矢野
○小笠原8勝8敗/S岩瀬3勝3敗28S/●ボーグルソン3勝4敗
[遊]井端/[二]荒木/[右]李炳圭/[一]ウッズ/[三]中村紀/[左]森野/[中]小池/[捕]谷繁/[投]小笠原
[中]赤星/[二]平野/[遊]鳥谷敬/[左]金本/[右]林威助/[三]関本賢/[一]高橋/[捕]矢野/[投]ボーグルソン

中日は5回表、荒木の2点適時打で先制。直後に1点を返されるも、8回に押し出し四球などで2点を奪い、リードを広げた。投げては先発・小笠原が、6回途中1失点で約2ヶ月ぶりとなる白星を挙げ、今季8勝目。阪神は、4番手・久保田が乱調で、打線も3併殺と拙攻だった。

岩瀬にとって屈辱の北京だった。1次リーグの韓国、米国戦、準決勝の韓国戦とことごとく点を失い敗戦投手になり、戦犯扱いされた。この日最終回、岩瀬がマウンドへ向かうと甲子園の阪神ファンから拍手が起きた。五輪から帰ってきたことへのねぎらいの拍手ではない。打てる、という嘲笑の拍手。しかし岩瀬はショックを感じさせない投球で圧巻の三凡。復帰初戦を1カ月ぶりのセーブで飾り、借金生活転落の危機を免れた中日の反撃に弾みをつけた。岩瀬:「復帰と言ってもずっと野球をやってたわけだし、別にどこから復帰というのか…。(登板の心境は)普段とは違いましたね」。落合は「ちゃんとした使い方をすれば抑えられるピッチャー。長年うちの屋台骨を背負ってきたんだから。選手には行く場所(持ち場)というものがある」と語り、翌日のいくつかのスポーツ紙で「オレ竜、星野批判」みたいな派手な一面記事になった。

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111//08/28thu. 甲子園18:00開始/◆43,522人

荒木疲労離脱。サヨナラ負けで再び貯金ゼロ。

中日 003001001  チェン/平井/小林/浅尾/中里/高橋 − 谷繁
阪神 103000101X 杉山/渡辺/江草/ウィリアムス/藤川 − 矢野
○藤川4勝1敗32S/●高橋0勝1敗1S
[中日]李炳圭3回11号3ラン/ウッズ6回25号ソロ/[阪神]金本3回21号3ラン
[遊]井端/[三]中村紀/[右]李炳圭/[一]ウッズ/[二]森野/[中]平田/[左]井上/[捕]谷繁/[投]チェン
[中]赤星/[二]平野/[遊]鳥谷敬/[左]金本/[右]林威助/[三]関本賢/[一]高橋/[捕]矢野/[投]杉山

練習一番乗りで張り切っていた荒木は練習中に眩暈を訴え、宿舎に帰った。疲労による体調不良とか脱水症状とかの情報あり。オリンピックで胃が痛くなって二キロ弱痩せたらしい。試合前に府内の病院に向かい、「人生初」の胃カメラを含む精密検査の結果、診断は急性胃炎。「でも、思い出したんです。WBCから帰ってきた孝介(福留)も胃が痛いって言ってたなって。あいつが痛くなるんですから、誰だってなるんですよ」。五輪組の故障による戦列離脱はソフトバンク・川崎(左足疲労骨折)、阪神・新井(腰椎疲労骨折)に続いて3人目となった。

阪神は4-4で迎えた7回裏、関本が適時打を放ち勝ち越しに成功。9回に守護神・藤川が同点打を許すも、その裏、1死一三塁から林がサヨナラ犠飛を放ち、試合に終止符を打った。一方、敗れた中日は打線が終始粘りを見せるものの、あと一歩及ばず勝率が5割に戻った。

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112//08/29fri. ナゴヤドーム18:00開始/◆36,377人

田中大輔、六回一死二三塁で連続3球三振を奪う攻めのリード。デラロサ決勝打。

広島 000002010 篠田/シュルツ/ブラウワー − 石原
中日 02000011X 川井/浅尾/平井/高橋/岩瀬 − 田中/小田
○高橋1勝1敗1S/S岩瀬3勝3敗29S/●ブラウワー0勝2敗
[中日]ウッズ2回26号ソロ
[二]東出/[中]赤松/[右]アレックス/[一]栗原/[左]嶋重宣/[捕]石原/[遊]梵英心/[三]小窪/[投]篠田
[遊]井端/[二]荒木/[右]李炳圭/[一]ウッズ/[三]中村紀/[中]森野/[左]和田/[捕]田中/[投]川井進

荒木はきのう休んだだけでスタメン復帰。お粥しか食べてないらしいが、盗塁も決めた。中日は2回裏、ウッズのソロなどで2点を先制する。同点で迎えた8回には、2死一二塁からデラロサが適時打を放ち、勝ち越しに成功した。最後は守護神・岩瀬が締め、4番手の高橋が今季初勝利を飾った。一方の広島は、相手を上回る11安打を放つも、9残塁と拙攻が響いた。デラロサヒーローインタビュー:「アリガトウゴザイマス。レッツゴー、ドラゴーネッ!」

右ひざ負傷…退場の井端が登録抹消も

中日・井端弘和内野手(33)が三回、東出の二盗でベースカバーに入った際に右ひざを負傷した。担架でベンチ裏に運ばれ、試合途中に松葉杖をついて車に乗り込み名古屋市内の病院で検査を受けた。右ひざ靱帯を痛めたもよう。3日間の安静が義務づけられ、30日の広島戦は欠場。今季2度目の登録抹消の可能性も出てきた。

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113//08/30sat. ナゴヤドーム18:00開始/◆38,103人

マサ初回に痛恨被弾、7連勝でストップ、三たび貯金ゼロ。

広島 200001010 斉藤/岸本/青木勇/梅津/ブラウワー/永川 − 石原
中日 000002010 山本昌/浅尾/小林/中里 − 谷繁/小田
○斉藤1勝0敗/S永川4勝1敗27S/●山本昌10勝4敗
[広島]アレックス1回12号2ラン
[中]赤松/[二]小窪/[右]アレックス/[一]栗原/[左]嶋重宣/[三]シーボル/[捕]石原/[遊]梵英心/[投]斉藤
[中]森野/[二]荒木/[右]李炳圭/[一]ウッズ/[左]和田/[三]中村紀/[遊]デラロサ/[捕]谷繁/[投]山本昌

広島は初回にアレックスの12号2ランで先制すると、1点リードで迎えた8回表には、2死満塁から石原が四球を選び、押し出しで貴重な追加点を挙げた。今季初登板となった先発・斉藤は5回2安打無失点の好投で2年ぶりの白星。3位・中日とのゲーム差は再び1に縮まった。井端抹消、岩崎昇格。

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114//08/31sun. ナゴヤドーム18:00開始/◆35,243人

2年目清水昭信24歳プロ入り初先発まさかの初勝利。

広島 000000300 前田健/青木高/上野/岸本/青木勇 − 石原
中日 32000011X 清水昭/小林/高橋/平井 − 田中/谷繁
○清水昭1勝0敗/●前田健5勝2敗
[中日]ウッズ1回27号2ラン7回28号ソロ/森野8回12号ソロ
[二]東出/[中]篠田/[右]アレックス/[一]栗原/[左]嶋重宣/[三]シーボル/[捕]石原/[遊]梵英心/[投]前田
[中]森野/[二]荒木/[右]李炳圭/[一]ウッズ/[左]和田/[三]中村紀/[遊]デラロサ/[捕]田中/[投]清水

中日は初回、ウッズの2ランなどで3点を先制。2回裏にはウッズの適時打で2点を追加し、試合を優位に進めた。その後、広島に3点を返されるも、7回に再びウッズ、8回には森野のソロが飛び出し、試合を決めた。プロ初先発の清水昭は7回途中を3失点の好投でプロ初勝利。

プロ初先発の大抜擢を受けた2年目の右腕・清水昭がプロ初勝利だ。「夢のような感じです。目に映る景色が、実感がないというか。味は…、ちょっと難しいです」「きのうはすごく緊張してドキドキしたけど、球場に入ったら普通にできました」4回までは無安打。6回までは無失点。7回途中、1点を失い、なお2死二、三塁で降板。「全部投げようと思ってました」。田中との同期バッテリーも息ぴったり。夏休み最後の本拠地で、若い力がチームに活を入れた。

苦しい台所事情から転がり込んだチャンスだった。先発陣は朝倉と中田が離脱中。北京五輪に出場した川上は体調が万全ではなく、まだ1軍合流していない。先発3本柱が不在。8連戦という厳しい日程まで重なった。その8戦目は、完全な谷間。29日に1軍再昇格したばかりの清水昭に白羽の矢が立った。新人だった昨季は二軍暮らし。プロ初登板は今年7月3日の阪神戦。そこからリリーフで5試合に登板しただけで、7月13日に再び二軍落ちしていた。二軍でも目立つ成績を残しているワケではない。今年のウエスタン・リーグで5勝4敗、防御率3.69。チーム最高の数字は90イニング1/3という投球回数だ。とにかく頑丈。「それが取り柄なので」。肩、ひじの故障はほとんどない。けが人続出を背景に、元気者がチャンスをものにした。

昨オフ、鳥取市内のトレーニングジム「ワールドウィング」で一緒に自主トレをしていた山本昌と、食事に同席する機会があった。「たくさん話をしていただきました。ものすごく勉強になった。そんな風に考えているのか、と」。鳥取の料理屋で胸に刻み、持ち帰った。同ジムでの自主トレも、球団や誰かの紹介ではなかった。名城大2年生のとき、自分でインターネットを使って探し、門をたたき、自腹で飛び込んだ。当初はトレーニングする山本昌や岩瀬を、遠めに「すごいな…」と、眺めた。ようやく、貴重な飯の種まで話してもらえるようになった。一歩ずつ、自分で道を切り開いてきた男。負ければ、広島に3位で並ばれ、借金生活という窮地の谷間にたくましく咲いた。(生駒泰大)