IIIIIINDEX

05:たかが名無しが。

2004
part 05/1/naming rghts

ネーミングライツ売り出し構想

2004/01/31、大阪近鉄バファローズは赤字解消策の一つとして、球団名から「近鉄」を外して命名権(ネーミングライツ)を売り出す構想を発表した。親会社近畿日本鉄道は、バブル期の事業拡大策が裏目に出て、2003年3月期連結決算では有利子負債が1兆3000億円に達した。北勢線の三岐鉄道への譲渡、都ホテルや近鉄百貨店の不採算店舗の閉鎖、大日本土木に対する民事再生法適用申請、OSK日本歌劇団への援助打ち切りなどのリストラ策を打ち出す中、年間40億と言われる赤字を抱える近鉄球団の保有の是非がグループ内で問われるようになった(Wikipedia)。

命名権、という言葉はこの件で初めて一般的になったが、すでに2003年、「東京スタジアム」の命名権を味の素が5年12億という契約で買って「味の素スタジアム」となった前例がある。味の素スタジアムの場合、買ったのは味の素で、売ったのは株式会社東京スタジアム。近鉄のこの計画は他球団からの一斉反発に会い、すぐに撤回された。なんであんなに反対されたのか、その時はよくわからなかったが、いま考えてもやっぱりよくわからない。いやまあ、わかるような気もするが。

part 05/2/amalgamation

合併電撃スクープ

06/13 sun、日本経済新聞の朝刊一面で、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併交渉進行中、の記事が出た。

▼合併合意を発表

同日、近畿日本鉄道の山口昌紀社長、大阪市内の天王寺区のホテルで記者会見。プロ野球近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブを合併させることで合意したと発表した。同社長は「回収の見込みのない経営資源を野球に投入するのは会社の性格上、無理」と話し、オリックス側が合併の主導権を握る見通しだ。
山口社長はオリックスの宮内義彦オーナーの呼び掛けで5月に会談し「一本化しようということで合意した」と言う。合併後の経営参加、本拠地球場などについては「これからの問題」。宮内オーナーは「問題が片付いてお話しできるようになれば、発表したい。新しい段階になるまで待っていただきたい」。球界に強い影響力を持つ巨人の渡辺恒雄オーナーは「7月7日のオーナー会議で議長としてオーナーの皆さんの見解をうかがいたい」と話した。(共同通信)

▼球団合併で球界に衝撃 プロ野球、曲がり角に

近鉄とオリックスの球団合併が表面化した13日、球界に衝撃が走った。記者会見は近鉄側の首脳だけが出席する形で行われ、近畿日本鉄道の山口昌紀社長は、5月に合併でオリックスと合意していたことを明らかにした。 長く続いてきたセ、パ両リーグ6球団の体制から球団が一つ減ることで、球界再編は避けられない情勢。日本のスポーツ界をリードしてきたプロ野球は大きな曲がり角に立った。(共同通信)

▼近鉄は球界の中心を訪問する

06/16、渡辺恒雄オーナー78歳(以下ナベツネと略記)は「おれはセの人間だからセの利益も考えてあげないといけないが、巨人本位、セ本位では野球界全体が沈没してしまう」「選手の失業対策を考えないで勝手に再編だ、1リーグ制だと言っても現実的ではない」と力説した。この日昼、渡辺オーナーは山口近鉄本社社長、小林球団社長の訪問を受けた。リーグの枠を超え、オリックスとの合併が円満に実現するよう、理解と協力を求める近鉄側に対し「強いチームをつくってください」と激励。パ・リーグ緊急理事会を前に、球界の中心がどこにあるかを如実に表す、近鉄幹部の動きだった。(nikkansports.com)

06/18、日本プロ野球選手会声明。「議論が十分尽くされていないにも関わらず、球団数減少止むなしとのムードが作られている。本当に近鉄球団の買い手はいなかったのか」

▼嫌ならストライキでも何でもすればいい。

06/18、ナベツネは都内のホテルで土井誠球団社長(61)、三山秀昭球団代表(57)と会食後、持論を展開した。「パはパなりに努力しなきゃいかん。たまたま1つ吸収合併されたからといって、セがパ以上に犠牲を払って救済しなければいけないというのは無茶な話。オレはセの人間だからセを裏切ってパの利益に奉仕するわけにはいかない」と力説。近鉄とオリックスの合併後、11球団のまま1リーグ制へ移行する考えには反対した。目指している球界再編を実現させるためには「巨人が一番、犠牲を払う。10球団になったら、巨人は9球団のエースを相手にしなければいけないのだから。今なら5球団でいいんだ」と説明した。「10球団」という具体的なチーム数を挙げたことから、10球団による1リーグ制への移行を目標にしていることをうかがわせた。
合併2球団が双方の主力クラスを集めてのチーム構成を希望していることについて「他球団に救済を頼む以上は優先権は合理的に制限されるべきだ。いいとこ取りは許されない」。
プロ野球選手会の古田会長(ヤクルト)がプロ野球実行委員会に特別委員会の招集を申し入れたことについては「選手会の要求とオーナー会議は次元が違う。嫌ならストライキでも何でもすればいい」と一蹴した。(ウェブ報知)

▼古田君はバカだと思うよ。

06/18、ナベツネは都内のホテルで会食後、取材に応じ、特別委員会の開催を要請する方針の労組・プロ野球選手会(古田敦也会長)に対し、「古田君はバカ」と一喝した。そもそも古田は、近鉄・オリックスの合併問題について「球団数を減らすことが球界発展につながるとは思えない。早急に(機構側と)話し合う場を作ってもらわないと」とし、特別委員会の開催を求める意向を示していた。これに対して「古田君はバカだと思うよ。球界全体の活性化を考えることに抵抗しているんだから。今、考えているのは選手の救済だ。できれば(80人枠を)撤廃して、選手を全員救いたいんだ」渡辺オーナーは「選手会に左右されることはない。オーナー会議で自由にやるよ」と強気なだけに、バカ呼ばわりされた古田の次の一手が見物だ。(ZAKZAK 2004/06/19)

この「古田君はバカだと思うよ」発言はあまりにも有名になったし、ネット上でもじつに多く取り上げられているが、2004年9月現在、一次報道ソースらしきものはZAKZAKしか発見できなかった。また、取り上げてる中で、ソースとしてZAKZAKを挙げてるものも多く、そしてそれ以外のソースを挙げてる例は見つからない。ZAKZAK情報なのか? もしかするとナベツネはこうは言ってないのかも知れない。有名な1989年近鉄加藤哲郎の「『巨人はロッテより弱い』とは言ってないという先例もあることだし。(先例と言えばちなみに石田純一も、「不倫は文化だ」なんて発言した事実はない。「不倫は悪い」「不倫は悪い」とみなさん連呼するけど、そういうものがいろんな、その、文学とか、あの、文化を、豊かにして来たという面だってあるわけだし、とかなんとか、モゴモゴ言っただけである)

▼有志連合でいくしかないね。新リーグだよ。

06/21、ナベツネは遅々として進まない球界再編に「つぶれる野球と心中するのは嫌だな。野球をどう考えているんだ。企業の宣伝手段としてだけ考えているのかよ、と。そういうケツの穴の小さい人たちといつまで話したってキリがない」「9月に(1リーグが)できなきゃ、何もできない。システムを変えられないときはどうするか。国連が機能しないなら、有志連合でいくしかないね。新リーグだよ」。ロッテなど1リーグを希望する声が強くなってきていることに「極端なこといえば10(球団)でも難しいんだよ、1リーグは。だからセはみんな損だ損だというけど、巨人のほうがもっと損すんだよ。だからオーナーもだね、長期的視野を立てて、先の先を考えてだね、プロ野球の底辺を広げないと」「40近い県が球団を持っていないわけで、マスカット(倉敷)とか坊っちゃん(松山)とかいたる所に球場がある、遊んでいるわけだ。三軍まで作って、二軍、三軍の試合をだな、地元のマスコミと協力してやれば成り立つ」「巨人だって25年間赤字を続けてきた。1年や2年も努力しないで、儲かってないから今やめるよとね。かつてのクラウンライターとかああいうものが乱立しちゃいかん、というのだよ。(参加料の)30億、(加盟料の)60億というのは、無理に作ったんじゃないんだ。そういういい加減なものが入ったらおかしいだろうと、障壁を作ったんだ」(SANSPO.COM)

▼エースとホームランバッターがいれば、あとはどうでもいい。

06/21、ナベツネは都内のホテルで開かれた中曽根元首相の出版記念パーティーに出席後、詰めかける報道陣に対して、またしても熱弁を振るった。「セが6、パが5球団なら2リーグでやるしかない。10球団になれば1リーグを考える。理想は8」。巨人が他球団を買収することは?「そんなこと許されるか? キミたちにこれだけぼろくそに朝から晩まで悪口いわれて。善意であろうとな、悪意にいわれてだよ」。7月7日のオーナー会議後は「9月はじめに緊急のオーナー会議を招集する。そこまでで決めなければ全部(合併、球界再編)来年送りだ」。新球団のプロテクト選手について「最大で一軍(登録数の)28人、最少で5人。エースとホームランバッターがいれば、あとはどうでもいい」(SANSPO.COM)

これも有名な発言だが、「エースとホームランバッターを寄越せ」という意味なのか「エースとホームランバッターあたりをプロテクトしとけ。それで文句ないだろ」という意味なのかよくわからない。まあどっちでもいいが。SANSPO.COMは何故かこの記事を「私案を熱く語る渡辺オーナーの姿には、揺るがぬ決意が表れていた」「巨人自らが血を流す覚悟で問題解決にあたる」「球団も選手も自ら血を流し、球界の再建に取り組む」「オーナー会議議長として強い決意で改革に取り組む覚悟だ」と、格調高くまとめている。

06/21、プロ野球実行委員会が開かれ、セ・リーグ6球団を含めた10球団は合併を「了承」。しかしこの時点では、選手に対する救済措置や保護地域(フランチャイズ)をどこにするかなど未確定の部分が多く、合併に必要な手続である「承認」は得られなかった。

▼その数字で肝心な人には了解をとってある。

06/29 tue、近鉄側がプロテクトする選手数を28人より多く要望していることについて、ナベツネは「ダメだ。余ったカスだけ各球団が引き受けるというのか。そんなことだれがやるか」と声を荒らげて否定した。 ナベツネははかねて、5〜28人を主張している。「その数字で肝心な人には了解をとってある。28人より多くなることはないよ。合理的なだれでも納得する数字で妥協するしかない」と語った。 また、1リーグ制への移行については「急いでいるけれども、11球団なら2リーグでやるしかない」と見通しを示した。(asahi.com)

part 05/3/Here Comes The "LiveDoor"

ライブドア電撃参入

06/29 tue、テレビ東京のニュース番組ワールドビジネスサテライトが、「インターネット関連企業のライブドアが近鉄球団の買収を近鉄本社に申し入れる」と報道。この時点ではライブドアなんて会社は知らない人の方が多かったし、知ってる人は「無料プロバイダやってる会社だっけ」という認識だった。実際は2002年10月、「無料プロバイダやってたライブドア」が行き詰まって、「オン・ザ・エッヂ(なんの会社か知らないが、ユードラ日本版を扱ってたことは知ってる。その前にユードラの総販売代理店権を持ってたのは、クニリサーチ)」がそれを引き受け、その後「オン・ザ・エッヂ」は「エッヂ」に社名変更、さらにその後2004年2月に「ライブドア」に社名変更、という感じらしい。
06/30 wed、近鉄バファローズの買収に向けて交渉していると、ライブドアが正式発表。「現段階ではいまだ確定的な合意に至っておらず、何も決定されていない」と説明。近鉄はライブドアによる買収について「明確にお断りしている。今後ともオリックスと球団合併する方向で手続きを進めたい」とのコメントを公表。
ライブドアの堀江貴文社長(31)は、金持ちのくせにもうちょっとなんとかならんのか的な髪型にTシャツ1枚、という特異なセンスと、愛嬌ある体形とトリッキーな語り口で、瞬く間に日本の有名人になった。

▼おれが知らない人は入るわけにはいかない。

ナベツネはライブドアについて「加盟できないんだよ。おれが知らない人は入るわけにはいかない。プロ野球というのは伝統がそれぞれ(の球団に)ある。カネさえあればいいというもんじゃない。サラ金だって同じだよ。今度の人はサラ金じゃないから比較はできないけどな」(共同通信)

▼パ・リーグ会議

07/01、パ・リーグ会議。以下の案を公表。
1. 新設合併とし、新会社の出資比率はオリックス本社80%、近鉄本社20%とする。
2. フランチャイズは兵庫県(オリックス球団)と大阪府(近鉄球団)を併用。
3. 新球団が優先的に確保(プロテクト指定)できる選手は両球団あわせて28人。

▼12球団代表者会議

07/02、12球団代表者会議。セ・リーグ側の同意が得られず、球団の合併や破産時の選手救済策である支配下選手枠の臨時拡大(1球団当たり70人を80人に)と、新球団の日本プロフェッショナル野球組織への加盟料(30億円)免除を決めただけで終わった。特に阪神タイガースは2フランチャイズ制に強硬に反対、28人枠についても新人選手・フリーエージェント選手・外国人選手の扱いを巡って紛糾した(Wikipedia)。

4時間弱もかかった会議の議長を務めた豊蔵一セ・リーグ会長は疲労感をにじませながら「もうちょっと話がまとまると思っていたが、そこまで行かなかった」と話した。「小異を捨てて大同につく」よう求めていた根来コミッショナーは、「何も決まっていない。僕は聞いていただけだ」とぶぜんとした顔で会議の行われた会場を後にした。
ナベツネ「球団代表レベルの会議じゃ無理だよ。だからオーナーの間で、妥協すべきことは妥協する。合併する球団にはある程度メリットを与えないと気の毒すぎるわな。だからといって限度がある。どっかで妥協しなきゃしょうがないじゃないか。(合併を)このまま立ち腐れにするわけにはいかない。おれも久万さん(阪神オーナー)と相談したいと思ってるよ。そこでどうケリをつけるかがヤマだな。(Mainichi INTERACTIVE)

ナベツネ「自分の考えでは、強い球団を作ることに意義がある。だから合併する球団にはメリットを与えたい」と話し、新球団の選手の優先確保(プロテクト)枠を28人とする両球団の案に一定の理解を示した。また、球界の将来像について、「12球団より10、できれば8球団。みんな強くして、メジャーに伍するだけの強力球団を作る」と持論を展開した。 (asahi.com)

▼ロッテヤクルト合併説

7月2日付スポーツニッポンは千葉ロッテマリーンズとヤクルトスワローズが極秘裏に合併交渉を行っている、と報道。共に5球団がフランチャイズを置く首都圏の球団である事から、横浜ベイスターズを含めて合併対象になるのではないかとの憶測が飛び交う中での記事だったが、両球団及び親会社は報道を否定した。(Wikipedia)

▼大阪ドームに堀江コール

07/02、ライブドアの堀江社長が近鉄オリックス戦(大阪ドーム)を観戦。ライブドアのHPで観戦を宣言しての来場、猛牛の角、赤いTシャツでメガホンを両手に声援を送り、試合中盤にはドーム内に「堀江コール」が沸き起こった。試合後ドーム前の歩道で約1000人のファンに囲まれ大混乱。ファンの1人から拡声器を受け取り「すごい感動しました。僕のできることがあったらできるだけ頑張ります。ナベツネさん渡辺さんも宮内さんも1度試合に来れば、合併なんて気持ちは起こらないでしょう!!」買収への気持ちが固まったか、との問いかけに「固まりまくりです」。鳴り止まぬ堀江コールを背に意気揚々と引き揚げた。
「バファローズ存続を願う会」はホームページで球場観戦を呼びかけ、大阪ドームにファン3000人が集結、「合併反対」の大合唱。「買ってくれるとこあるんやから買収させるのが筋やろう!」「合併だけは勘弁して!球団が残るなら大歓迎」。近鉄の存続を熱く訴えた。(スポニチアネックス)

「ライブドアの堀江社長(31)」は自らの所有する馬の名前を公募、「ホリエモン」と名付けて話題となり、すぐに彼自身が「ホリエモン」として世間的に認知されるのだが、「ドーム内に『堀江コール』が沸き起こった」とある通り、それはこの時点より後のこと(たぶん8月)である。

part 05/4/Mr.Yamaguchi said

プロテクトされへんよ。

▼合併反対署名計画

07/03、近鉄バファローズの選手会がミーティングを開き、球団存続を求める考えで一致した。今後、大阪ドームでの試合前に署名集めに協力。礒部を筆頭に中村、岩隈ら主力も参加する意向。礒部「球団からの圧力? 今のところ、そこまで考えてない」。

▼署名に加わったら? プロテクトされへんよ

07/05、近鉄の親会社、近畿日本鉄道の山口昌紀社長(68)は5日、本社前でスポーツ報知の取材に対し、前日の礒部選手会長の署名活動への参加表明について、「署名に加わったら? プロテクトされへんよ」「気に入らないなら、チームを出てくれて構わない」と語った。
この日の記者会見で同社長は、ライブドアが持ちかけた売却案について「(可能性が)1%もない」と、譲渡する意思がないことを改めて強調。7日のオーナー会議後には、小林哲也球団社長(60)が全選手に初めて事情説明を行う予定だが、今回の“山口発言”も含めて選手からの反発が起こるのは必至だ。(ウェブ報知)

▼信用のない企業。調べてみれば分かる

07/05、プロ野球協議・交渉委員会が東京・港区のホテルで約2時間行われ、選手会は1年間の合併凍結、さらに特別委員会の開催を再び要望。古田「せめて1年くらいは延ばしてくれと。命名権を売って何とか近鉄さんにバファローズを持っていただき、1年の間に大切な球界の未来をいろんな方面から考え直す時間は必要だと提案させてもらいました」。ライブドア社への売却の可能性についても問いただしたが「信用のない企業。調べてみれば分かる」と一蹴された。
ライブドア社の堀江貴文社長(31)は「近鉄、オリックス両球団には交渉のテーブルについてくれるよう粘り強くお願いしていく」とコメントした。(スポニチアネックス)

▼12球団代表者会議

07/05、12球団代表者会議が東京・港区の新高輪プリンスホテルで開かれ、「大阪、兵庫のダブルフランチャイズ案を3年間暫定で認める」「阪神にも同様に3年間両府県のダブル本拠を認める」「合併新球団が優先的に契約する選手数(プロテクト)を25人とする」ことで了承した(スポニチアネックス)。

どこにもはっきり書いてないけど、どうもこの代表者会議は上記の労使交渉の後で行われたらしい。で、労使交渉で出た選手会の要求について、代表者会議では議題にものぼらなかった模様。

▼オリックス宮内オーナー「何を言うか」

オリックス・宮内義彦オーナー(68)は、きのうのライブドア堀江貴文社長(31)の「宮内さんも一度球場へ来て応援してみたら」発言について「私は十数年も球場に行っている。そんなこと言われる筋合いはないし、何を言うかという話」と、厳しい口調で反論した。近鉄との合併がセ・パ両リーグで大筋で認められ、順調に進んでいた矢先に入った“横ヤリ”。同オーナーは「例えばウチが阪急を買収した時には何の問題もなかった。そういう流れで入ってきたらウエルカム。話がついた後で出てくるのは社会通念上、無理な話」「たとえ(社会通念が)分かっているとしても、何かほかに意図があるのでしょうか」と、ライブドアの強引な交渉方法も痛烈に批判した。(ウェブ報知)

▼古田「あまりにひどい」

近鉄山口社長(68)の「プロテクトされへんよ」発言について日本プロ野球選手会の古田敦也会長は6日、ナゴヤドームでの中日戦後、「あまりにひどい」と憤りをあらわにした。「近鉄も事情があって球団を手放したいんでしょうけど、選手にも家族がいるわけで…。適切じゃないし、悲しい言い方ですね」「大阪ドームというわけにはいかないですが、僕も署名したい」 怒りを増幅させる“事件”も。試合中、中堅右最上段の観客席で「合併反対! 選手、ファンを無視するな!」のプラカードが、球場警備員に撤去された。ナゴヤドームは「最上段だけ横断幕の類は禁止している。内容が問題ではない」と説明したが「あれはないんじゃないか」と古田。
日本プロ野球選手会・松原徹事務局長「あきれ返るしかない。野球をバカにしている。選手を商品としてしか扱っていない悲しい発言です。口をすべらせたというより、本音でしょう」(ウェブ報知)

part 05/5/

オーナー会議・もう1組の電撃合併構想

07/07、オーナー会議。5日の代表者会議でまとめられた具体案を大筋了承。9月に開催予定の臨時オーナー会議で正式承認する見込みとなった。

オリックスと近鉄以外に、もう1組の合併構想が進んでいることが電撃的に分かった。西武ライオンズの堤義明オーナーがオーナー会議の最後に報告した。新たな合併が実現した場合、パの4球団は来季からセ・リーグ6球団と合流して10球団による1リーグ制に移行する見通しで、9月8日の臨時オーナー会議で正式承認を目指す。(Mainichi INTERACTIVE)

▼「衝撃」「頭が真っ白になった」

議事が終わりに近づいたころ、堤オーナーがおもむろに手を挙げて発言を求めた。「パ・リーグでもう1組、合併の話が進んでいます」

中日白井オーナー「衝撃」、広島松田オーナー「頭が真っ白になった」、と受け止められ、会議は結局、3時間近くに及んだ(Mainichi INTERACTIVEによるこの書き方だと、堤発言の後、それを巡って長いやり取りがあったように読めるけど、そうだったっけ。違うような気がする)。具体的な組み合わせは明らかにされなかっただけに、憶測が広がった。ダイエーの中内オーナーは「びっくりした」とコメント。ロッテは夕方、本社で重光オーナー代行が「特定の球団との話はない」と説明した。この日、代行が出席した日本ハムの大社会長は「持ちかけられたことも、するつもりもない」と全面否定した。しかしオリックス、近鉄合併で来季、1球団減るパ・リーグには、収益のシミュレーション結果などから「単純に20%減収では済まない」(ロッテ重光オーナー代行)との危機感が浸透。「5球団では難しい」との認識で一致しており、あとは各論をどうするかという状態だった。
1リーグ制について最も積極的な発言を続けてきたのが巨人の渡辺恒雄オーナーだった。これまでもしばしば「非公式発言」を繰り返すことで、球界の流れを作ってきた。先月末には消極的な球団を批判した上で、「小異を捨て大同についてもらわないと。それが嫌だったら有志連合。新リーグだよ」とぶちあげた。(Mainichi INTERACTIVE)

▼堤オーナー「10球団にすればすべてうまくいく」

実に26年ぶりにオーナー会議に出席した西武の堤義明オーナーは、会議後、単独会見を行った。「近鉄とオリックスの合併問題が紙面で取り上げられるようになったころから、パ・リーグの残り4球団の間で、もう一つの合併の話が持ち上がった。5球団でやって、もう一つのチームが脱落したら、壊滅的になる。先手を打ってセ・リーグと合併し、1リーグになった方が賢明。10球団にして密度を濃くした方が、ファンも喜ぶのではないか。10球団にすれば、すべての球団が黒字になり、うまくいくと思う。渡辺オーナーからの『3軍を作ってはどうか』という提案には賛成。3軍を作れば、24チームが30チームになり、チーム数は逆に増える。将来的には、3軍と社会人などを合わせた新しいリーグを作りたい」(スポーツナビ)

▼ナベツネ、語る。

7日のオーナー会議で議長を務めた巨人の渡辺オーナーは記者会見で、1リーグ制支持の持論を展開した。 「マスコミの皆さんも含めて交流試合をやれ、と盛んに言われていたでしょ。1リーグということは完璧な交流試合。いろいろな新しいカードができることで、おもしろみが増える。例えば、巨人がダイエー戦をたくさんやりたくてもペナントレース中はできない。オールスターは東西に分け、ペナントレース後に東西に分けたリーグ戦をやり、そのチャンピオン同士が戦う試合を作ってもいい。前、後期制もあり得る」
(プロ野球を含めた野球界について)「2軍、3軍がアマチュアとやって全国のプロ野球のない都道府県に広めていけばいい。球界が下り坂にならないよう、新しいアイデアを出さなければいけない。自分の球団のことだけ考えていたんでは、プロ野球全体は興隆しないという点では、すべてのオーナーは一致した意見を持っている」
(選手会が議論の時間が短すぎるのではと主張しているが)「100年議論すれば十分だと言うんですか。1年かける必要はない。2カ月あれば十分」。そう答え、「朝日新聞の論調に迎合するような方向に引きずられる必要はひとつもない」と付け加えた。(asahi.com)

▼すべては「渡辺・堤タッグ」のシナリオ通り

会議に出席した各球団のオーナーさえ知らされていなかった『もう1つの球団合併』−。巨人・渡辺恒雄(78)、西武・堤義明(70)両オーナーの描いた通りに進行したオーナー会議。そしてシナリオ通りに実現しようとしている1リーグ制。球界再編は、パワーゲームでまさる2人の思惑が、そのまま反映される形となった。

2人のオーナーの行動はあまりにも象徴的だった。直前にガッチリと固い握手を交わして会議場に向かったシーン。そして会議後、舞台を変えてほぼ同時刻に開いた会見で、球界の将来像を語る姿。渡辺・堤の両オーナーのシナリオ通りに、すべては進行した。 1リーグ制移行は西武にとって、球団創設時からの悲願。経営的にも頭打ちの状態から脱却する、最後の一手だったともいえる。 オリックスと近鉄が合併し、この機を逃しては1リーグ制はあり得ないと判断した西武は一気に球団削減に着手。しかも、ロッテなど他球団に合併をうながし、自らは手を汚さずに球界再編を進めるという手段。進行中の合併話をわざわざ明かし、しかも「古株の私がパの話を集約しました」(堤オーナー)などとうそぶいてみせた。

一方の渡辺オーナーも、驚くセ各球団オーナーをヨソに「もうワンペアができれば9月のオーナー会議で(来季の)1リーグ制について取り決めしたい」。その動きはあまりにも急。雇用の確保などを理由に、選手会の唱える異議、抵抗にも取り合う素振りさえない。「10球団なら1リーグにした方がいいという意見が多かった。十分、協約を改定するに足る数字になる。いろんな意見が出たが、最終的な決定には反対はしないということになった」(SANSPO.COM)

▼「オーナーと話し合う場があればいいんだけど」

プロ野球選手会の古田敦也会長は「オーナーと直接、話が出来ればいい。開かれた感じでいいのではないか」と話し、トップとの直接対話を要求した。ヤクルトの真中満選手会長も「ストは場合によっては仕方がない。選手の権利ですから」「こちらの意見を伝えたいが、それがオーナーの耳に入るかどうか。代表って、決定権のない人たちだからね…。オーナーからも“ここから先はしゃべるな”って言われているだろうから、形だけになる可能性がある」「オーナーと話し合う場があればいいんだけど」(ウェブ報知)

▼「たかが選手が」

07/08、ナベツネは都内のホテルで会食後、新たな合併球団について「知らんねえ。それは(西武オーナーの)堤さんに聞いてくれよ。堤さんがやっていること」。また、ヤクルト・古田が各球団オーナーとの話し合いの場を希望していることに「無礼なことを言うな。分をわきまえないといかんよ。たかが選手が。たかがと言っても立派な選手もいるがね。オーナーと(選手会が)対等に話す協約上の根拠は一つもない」と一喝。選手会としてスト権の行使もちらつかせていることに「どうぞ、どうぞ、やったらいい」と突き放した。(ウェブ報知)

ロッテ球団オーナー代行の重光昭夫は、「来期のパ・リーグを5球団で運営した場合、球団の赤字が5億〜10億円程度増加する」との試算結果を明らかにし、1リーグ10球団化の必要性を強調した。

07/09、大阪市内のホテルで12球団選手会長と12球団代表者による合同会議(意見交換会)が行われた。選手会側はネーミングライツ導入による合併の1年凍結や、プロ野球の将来像を話し合う第3者機関設置などを再度提案したが、代表者側は完全無視。
(ネーミングライツを認めない理由)「それはコミッショナーに聞いてくれ」、(第3者機関を設置してくれ)「…(黙秘)…」、(近鉄の赤字の内容について情報開示を)「できません」、(特別委員会招集は)「それは豊蔵議長(セ・リーグ会長)の判断」。(堤オーナーが語ったもう1つの合併については)「(オーナー会議で)正式な議題として話し合われたわけではない」。選手会の古田敦也会長(38)は3時間20分に及んだ話し合いを終えて、「何を言っても門前払い。聞く耳も持っていない。そういうことが続けば誰だって納得できませんよ」(スポニチアネックス)

「日本プロ野球選手会公式ホームページ」の『合併問題に関する球団側との交渉のご報告』に、この日の各選手会長発言集がある。「新聞記者の取材に応じてこうコメントした」というものではなく、実際の交渉の中での発言をまとめたものらしい。高橋由伸の発言が熱い。

高橋選手会長(巨人):「この前(5日)話し合った後の会議で、すぐプロテクト枠だなんだってのが決まっていく。僕らが伝えて話したことはなんだったんだって気持ち。プロ野球のオーナーがどれほど強いか知らないけど、プロ野球はオーナーのものなのか? 仮にオーナーの意向で決まっちゃってどういう方向で進もうとしているのか?どう思っているのか?(代表の)みなさんに聞きたい」「(合併は他球団の経営の問題だから、ああだこうだと言うわけにはいかない、という代表の意見に対して)命名権のときは、ああだこうだおっしゃったでしょ」

選手会公式HPには、「会議の冒頭で、7月7日に行われたオーナー会議の報告があり、(報道されていることとは若干ニュアンスが違いますが)、オーナー会議としては、合併に伴う様々な問題が解決するまで、合併を承認するものではないとの決議だったとの報告を受けました」、という記述もある。

part 05/6/

「最後の球宴」とミサンガ

07/10、選手会は臨時総会を行い。以下四点を決議した。

1)近鉄球団に対し、合併交渉の1年間凍結を要求する。
2)野球機構に対し、その間、近鉄のネーミングライツ導入許可を要求する。
3)合併承認に至る手続として、日本プロフェッショナル野球協約第19条に定める「特別委員会」(実行委員会の審議事項中、選手契約に関する事柄について、実行委員会への上程の前段階として設けられる機関。両連盟会長、球団代表4名、選手代表4名で構成)の招集を要求する。特別委員会の招集がないまま合併が決定されるようであれば、コミッショナーへの提訴などの法的手段を講じる。
4)あらゆる手段を尽くしても来シーズンからの合併が強行されようとした場合、ストライキ権行使もあり得る。但し、ストライキ実施に当たっては、ファンへの配慮を十分に行う。

さらに検討事項として、

1)メジャーリーグが導入している「ラグジュアリー・タックス」(贅沢税)導入
2)高額年俸選手を対象とする年俸減額制限の緩和
3)ドラフト会議の完全ウェーバー方式化
4)フリーエージェント選手の移籍にかかる補償金の廃止
5)新規参入球団に課せられる加盟金(新規参加60億円、譲受参加30億円)の見直し
6)テレビ放映権のコミッショナー一括管理

などを提案した。また、この日より始まったオールスターゲームより、選手たちは12球団のチームカラーを織り込んだミサンガを着用して、「両球団の性急な合併と議論を尽くさないままの1リーグ化反対」の意思表示を開始した。

▼合併凍結は困難−プロ野球12球団代表者会議

プロ野球の12球団代表者会議が10日、ナゴヤドーム内で開かれ、労組・日本プロ野球選手会から出されている要望についての対応を協議した。
選手会側の要望は(1)合併の1年間凍結(2)野球協約に定める特別委員会の開催(3)第三者の意見を聞く−の3点。これに対し、同代表者会議では(1)近鉄、オリックス両球団が「いろいろなプロセスを経て合併の結論を出した」として凍結はできない(2)実行委員会の豊蔵一議長(セ・リーグ会長)が「現状より内容が固まった」時期を判断して特別委開催を検討(3)「野球界の人間で知恵を絞っていく」として、第三者を入れる考えはない−ことを確認した。
同代表者会議では、9月8日のオーナー会議までに4回ほど会合を開き、合併に向けた具体的な問題を解決していくこととした。(時事通信)

07/11、オールスター戦が終わった。「マリンブルーの風」さんによる、翌日のスポーツ新聞レポート。

●日刊スポーツ:
「最後となるかもしれない球宴」
●スポーツニッポン:
「球界再編が進めば今年で最後になる可能性もある夢の球宴」
●東京中日スポーツ:
「これが球宴の最終戦かもしれない」
●デイリースポーツ:
「もし球界が再編されれば、セ、パでの球宴はこれが最後になる」
●サンケイスポーツ:
「最後となることが濃厚な現行の球宴」
●夕刊フジ:
「パの人気が急上昇すれば、すべて丸く収まる。たとえ、リーグが消滅しても、付加価値が上がっているからだ」
●報知新聞:
「セパ12球団による最後の球宴が終わった」

ナベツネ(1リーグ制について)「そもそも、1リーグにしてくれなんて、おれの方から言ったことは一度もないんだよ。6−5じゃ、2リーグでやるしかない。そんなこと当たり前だ。おれが頼んだんじゃない。危ないところを助けようとしているんだ」(ZAKZAK)

part 05/7/

讀賣不買運動?

07/15、阪神が巨人を除く他4球団との共闘路線を敷く方針を表明。ナベツネは夕食後詰め掛けた報道陣に対し「聞いてるよ、そういうことは。オレがいたら話しにくいんだろ」「だからさ、こっちにも考えがあるんだから、まあ、いいんだよ。それはそれで」(スポニチアネックス)

07/16、2リーグ制維持を求め、巨人以外のセ4球団との意見交換を表明していた阪神の野崎勝義・球団社長は16日、広島の松田元オーナー、中日の西川順之助・球団社長、伊藤一正・球団代表と会談。「野球界のために2リーグを維持すべきだ」との認識で一致したことを明らかにした。(Mainichi INTERACTIVE)

これについて西武の星野好男・球団代表は同日、「話を聞いていないのでわからない」とした上で、「1リーグが理想。パの各球団とも1リーグで、という話で調整している」。オリックスの小泉隆司・球団社長も「近鉄との新球団は採算の取れないパに属しており、今の形では経営問題は解決しない。1リーグ希望? そうです」と話した。(Mainichi INTERACTIVE)

近鉄選手会が合併反対の署名募集運動を開始。23日、中日選手会が参加したことで運動は当事者2球団外にも拡がり、7月29日には、オーナーとの関係で動向が注目されていた巨人選手会もこの日だけではあるが加わった。8月5日には広島球団の選手会が参加し、12球団選手会全てが足並みをそろえた。

▼巨人パ・リーグ移籍論

07/23。ナベツネ語る。「仮にパ・リーグが 4 チームになった場合は巨人のパ・リーグ移籍も視野に入れる」

▼あんまり馬鹿馬鹿しいから聞く必要がない

07/26、都内のホテルでプロ野球実行委員会が開かれ、1リーグ制移行か2リーグ制維持かを話し合うも結論は出なかった。実行委員会後に駆けつけた三山秀昭球団代表から報告を受けたナベツネ語る:「報告は受けたが、バカバカしい。あんまり馬鹿馬鹿しいから聞く必要がない。聞く必要がないから途中で出てきた。意味のないことを延々と議論してもしょうがない」

実行委員会後の12球団代表の談話 [共同通信社 2004年7月26日 21:42]

ダイエー・佐藤賢二球団代表:「パ・リーグが4つになって1リーグでやろうとセ・リーグにお願いした」
西武・星野好男球団代表:「10チームになれば、オールスターや日本シリーズをどうするかを話した」
近鉄・小林哲也球団社長:「もう一つの合併については、ある球団から粛々と進めていると報告があった。10球団で1リーグ制が自然な形だと思う」
▼more...
ロッテ・瀬戸山隆三球団代表:「阪神さん以外は基本的に1リーグになったということを仮定していろんな提案をした。日本シリーズに代わるものとして東西でプレーオフをやるとか、前後期制とか案が出た」
日本ハム・小嶋武士オーナー代行:「各球団が真剣に検討し、1リーグ制の方向に向かって動き始めたと感じた」
オリックス・小泉隆司球団社長:「パの全チームは1リーグをお願いしているので平行線に終わった感じです」
阪神・野崎勝義球団社長:「セ6、パ4でも2リーグ制を次回検討することになった。これは大いなる収穫でした。各球団が出された1リーグ制でのアイデアは2リーグでも採用できると思う」(流れを止められた印象か?)「そうですね」
中日・伊藤一正球団代表:「1、2リーグのメリット、デメリットについて今後たびたび会合で検討しようということになった。パは6、4を前提にしていたが、ファンの目に見えるよう、じっくり検討していくことが大事だと言った」
巨人・三山秀昭球団代表:「1リーグに移行した場合のオールスター戦や日本シリーズの開催案を持ち寄った。阪神からパが4球団になっても2リーグ制維持という提案があり、それぞれのケースを議論していこうということになった。阪神の提案にはパから相当な反対論があった」
ヤクルト・倉島今朝徳球団常務:「セ6、パ4でも1リーグじゃなく、2リーグでできないか平行して話し合っていこうということ。(オールスターなどの代替案は)専門的な機関に考えてもらった方がいいんじゃないか」
広島・鈴木清明球団副本部長:「スタンスとしては野崎案。1リーグの道しかないという雰囲気だったけど、議論を尽くしていきましょうということ。(広島の)議論すべきという主張の中ではよかったのでは」
横浜・山中正竹球団専務:「(1、2リーグ制)双方にどういうメリットと問題点があるのか十分に審議を尽くし、一番望ましい方向に進むべきだと訴えた。(横浜としては)1リーグ制でも理解できる内容があれば、論議は尽くす」

これ見ると、パはどこも「1リーグ制移行は既定路線」という雰囲気、セは阪神を筆頭になんとか止めたい、って感じ、巨人、三山代表の発言はまあ、どっちつかずか。

▼高橋君もバカ。

07/27、巨人選手会は東京ドームで会合を開き、オリックスと近鉄の球団合併や1リーグ制移行に反対する署名活動を行うことを決めた。球団側にも伝えており、高橋由選手会長がこの日の試合後に明らかにした。高橋由は「いま段取りを考えているところ。日にち的にやれる日がなかなか無いので、その(29日)あたりになるかな。12球団の選手会で話し合って決めた方向性だから」と行動を起こす理由を説明した。

ナベツネ:「高橋君は若いし、まだものを知らないのも無理はない。おれも学生時代は共産党だったが、彼の年(29)には共産党は卒業していた。まあ、高橋君は共産党じゃないが」「おれが話をする時間があれば、そんなバカなことはせんだろうが…。(選手会と対話する)そのヒマがない。そういう大衆迎合的な真似はやめた方がいい。

ヤクルト選手会はこの日、神宮球場のクラブハウス付近で球団合併などに反対するファンから署名を集めた。選手会による署名活動は近鉄、中日、横浜に続いて4球団目。宮本内野手ら主力選手が入れ替わりながら30分ほど活動し、若松監督も署名に協力した。(nikkansports.com)

▼「不買運動?どこが」

07/28、全労連の熊谷金道議長は東京都内での定期大会あいさつで、巨人の渡辺オーナーの「たかが選手が」などの発言を「極めて危険で人間蔑視の発言」と批判。選手会への全面支持、発言撤回要求と、読売新聞不買運動を含めた抗議活動の提案を表明。すでに選手会と意見交換しており、支援要請を受けたという。同日東京ドームで巨人−広島戦を観戦した読売グループ本社内山斉社長は「不買運動? どこが。全然聞いてないし、それは全然違う話。野球界のことを考えてない話だよ。新聞戦争やってるんじゃないんだから。まじめに野球のことを考えろ」と語気も荒く話した。一緒に観戦したナベツネは、終始無言で引き揚げた。(asahi.com等)

▼合併の基本合意書に調印

08/10、近鉄とオリックスは7月1日のパ・リーグ代表者会議で提案した内容を盛り込んだ合併の基本合意書に調印。ただこの時点では球団名や本拠地会場についての明言は避けた。

▼古田「こんな勝手許されない」

日本プロ野球選手会の古田敦也会長(ヤクルト)は、オリックスと近鉄が合併に関する基本合意書に調印したことに、怒りをあらわにした。
「テレビの映像を見たけどニコニコしていた。たくさんのファンや選手が犠牲になるのに楽しいことですか。強い憤りを感じました」と強い口調で不満をぶつけた。
選手会としての今後の対応については「どういう手を打つかこれから考えたい」と明言しなかったが、一方で「全然あきらめる気はない。こんな勝手が許されてはいけない」と怒りを隠さなかった。(共同通信社 2004年8月10日 23:21)