IIIIIINDEX

06.東北楽天ゴールデンイーグルスの誕生

2004
part 06/1/threat of the strike

ストライキへ(1)

2004/08/12、労働組合・プロ野球選手会(古田敦也会長=ヤクルト捕手)は近鉄とオリックスの球団合併が強行された場合に向け、ストライキ権を確立したことを、日本プロ野球組織に通告しました。選手会の松原徹事務局長によると、7月27日から8月8日までの間にセ、パ両リーグ12球団の一、二軍選手を対象にスト権投票を無記名で実施し、現時点で752人中661人からの投票を回収。賛成は648票(98%)、反対7票(1.1%)、その他6票(0.9%)でした。(08/13(金)付「しんぶん赤旗」)

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ストライキ権

団体行動権とも呼ばれ、労働者の生活と権利を守るために行使する手段で、団体交渉権、団結権とともに労働三権といいます。これは憲法二八条に保障されている労働者の権利です。全組合員を対象にストの賛否を問う批准投票を行い、多数決で確立されます。スト権を確立すれば、いっせいに就業を拒絶する行動は処罰されないことなどが保障されます。この日までの開票で組合員752人中賛成648、反対7、無効扱い6(未開票91)という結果だった。(同「しんぶん赤旗」)

▼ナベツネ突如辞任

08/13 fri、巨人が記者会見。「今年秋のドラフト会議で獲得を目指していた明治大学の一場靖弘投手に対し、『栄養費』などの名目で数回にわたり裏金合計約200万円を渡していた。外部からの告発を受けて調査した結果わかった。これ以外にも同様の不正がなかったのかどうかについては調査する意志はない」と発表。この「外部」とは、週刊誌では「右翼団体」とされている。当然「読売内部の反ナベツネ派がリークした」、みたいな観測もある。イヤむしろ本人が作戦上、いったん表舞台から引っ込んだってだけでしょ、という観測もある。とにかく工作に関わった土井誠社長、三山秀昭球団代表、高山鋼市・球団副代表はクビ。吉田編成部長も編成部長職を解任。さらに「道義的責任を取って」ナベツネオーナーと堀川吉則会長は辞任。ナベツネは読売新聞グループ本社の会長、主筆などの役職は続ける。一場の裏金問題では、阪神と横浜も相次いでオーナーが辞任した。一場本人は「そういうことはいけないと断っていたが、置いていかれた」「押しつけられたような感じで渡された」「断り切れなかった」みたいな懺悔。裏金の実態もナベツネ辞任の真相も謎のまま。選手会もことあるごとに「裏金撲滅のためにも完全ウェーバー制を」とキレイなことは言うが、裏金の実態解明に率先して動く、なんて気配はまったくない。

▼合併差し止め仮処分申し立て

08/26、「近畿日本鉄道」の株主2人が、合併差し止めを求める仮処分を大阪地裁に申し立てた。申立書で株主らは、不採算部門の整理統合には高度な合理性が求められるのに、山口社長らはライブドア社への売却などの手段を十分に検討していないと指摘。拙速な合併選択は取締役としての注意義務に違反すると主張。仮処分の決定前に合併した場合には、株主代表訴訟も検討するとしている。(スポニチアネックス)

この申し立ては結局却下され、株主側は大阪高裁に即時抗告、9月7日にこの抗告も棄却された。

▼合併ついに正式契約

08/27、近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブが球団統合に関する正式契約を締結。また近畿日本鉄道は、一部で報道された「近鉄が3年後に野球事業から撤退する」という事項は契約に含まれていないとし、全面的に否定した。

▼合併差し止め仮処分申し立て2

同日、労働組合・日本プロ野球選手会と古田敦也会長らは両球団合併差し止めや、選手契約に関する事項を経営者と選手間で議決する特別委員会の開催などを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。(共同通信)
この仮処分申請は結局9月3日に却下され、選手会は東京高裁に即時抗告、しかしそれも9月8日に却下された。

08/30、プロ野球実行委員会が行われたが、オリックスと近鉄の合併の正式承認は先送りされた。27日に正式契約を締結したオリックスと近鉄の合併はこの実行委で承認され、9月8日の臨時オーナー会議で了承されるはずだった。しかし、労働組合・日本プロ野球選手会が27日に球団合併の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申請した。この日午前、東京地裁で行われた審尋で「仮処分手続き係属中につき、本日の実行委員会ではオリックスと近鉄の合併の承認は行わないように」と、東京地裁がNPBに要請し、この要請を受け入れたもの。(asahi.com)

▼巨人がパに行ってもいい。

09/03、なぜか毎日新聞 がナベツネ独占インタビューを掲載。「パでもう1つの合併が成立して10球団になれば、1リーグ制を考えていた。けれども1 リーグにしてしまうと連盟事務局の整理も必要になってくる。しかし退職金引き当て分を積んでいない」「4―6で2リーグはバランス悪いから5―5だろう」「セ・リーグからどっかの球団がパ・リーグに行ってもらうことになる。どこも行かんということになればね、言い出しっぺだから、巨人がパ・リーグ移籍ということもあるでしょう」「セは反巨人5球団連合を作ったんだから。巨人を排斥しておいて、巨人に出て行くなっていう理由はない」「規約には球団の連盟間移動を禁止する条項はどこにもない。オーナー会議や実行委員会での審議を必要とする重要事項には該当しない」。パは一斉に歓迎ムード。セは困惑或いは反発。「第二の合併はダイエーとロッテだろう。それがダメなら西武とどこかもう 1 チームの合併もあるだろう」

part 06/2/threat of the strike

ストライキへ(2)

09/05 Sun、近鉄球団の選手会会長・磯部公一は「試合前にミーティングをし、最後まで戦う姿勢でいたいという意思統一を行った」として選手会主導による無期限のストライキ発動を提案。 翌6日、神戸市で選手会の会合が行われ、8日に開かれるオーナー会議の内容によっては11、12日の公式戦の選手会主導のストライキを実施することが決定された。

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09/06 mon、労組プロ野球選手会臨時運営委員会。オリックスと近鉄合併の一年間凍結が10日午後5時までに認められない場合、9月中の週末(土日)ストライキ決行を決議した。
この日、主な議題となったのはストの日程。近鉄を始めパの大勢は無期限スト、中日井端弘和会長は「無期限だけは避けたい」と主張。一方、パ・リーグ連覇を狙うダイエーの松中信彦会長は「短期間よりも(毎週)土、日のような強い姿勢を見せないといけないと伝えた」と言う。「優勝争いより大きなことがある」と話す背景には、親会社の存続危機で「もう一つの合併」候補に挙がる事情がある。古田敦也会長(ヤクルト)も「期間については(意見が)いろいろあった」と認める。その中で何とか見いだした妥協点が、「11日以降、9月中の毎週土、日曜日」。「断続的にやった方が、その間に向こうの考えが変わる可能性がある」「できるだけストをしない方がいいというのが全員の意見だが、しなくていいという意見はなかった」「最後は全員が納得した」(Mainichi INTERACTIVEなど)

▼ストなら損害賠償請求も

09/06 mon、日本プロ野球組織(NPB)実行委員会はオリックスと近鉄の合併を承認した。実際は合併問題よりもスト対策に多くの時間が費やされた。会議後、豊蔵セ・リーグ会長は、ストが行われた場合、選手会に対し損害賠償請求もあり得る、と発言した。

同日、大阪近鉄社長の小林哲也は、合併後の球団名は「オリックス・バファローズ」に内定している事を明らかにした。また。西武堤オーナーがロッテ重光オーナー代行らと面談するも、「西武とロッテの合併」は否定した。

▼ストならペナントレース無効も

09/06 mon、巨人の桃井恒和球団社長(57)が6日、スト回避が間に合わなかった場合でも「日程的に可能であれば再試合を考えている」ただし「2試合だったらカバーできるが6試合がなくなったらペナントレースは成り立たたず、優勝は決められない状況になる」「対戦相手にばらつきが生まれることで公平さが失われる」と代替開催でのカバーは2試合をリミットとし、ストが2試合を超えた場合には優勝チームを決定しない可能性が高いことを強調した。(スポニチアネックス)

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しかしもしペナント無効なんて宣言したらそれ以降の試合がすべて無意味な消化試合になるわけで、現実的に球団経営を考える立場から言っても、この発言には無理があるのだった。

09/07、中日西川球団社長(72)は前日の桃井発言に対し、「ここまで何のためにやってきたのか。(無効では)ファンも納得しないでしょう。優勝が決まらなければ日本シリーズもできない」「巨人さんが首位を走っていたら、そんなことを言うでしょうか。試合数が足りなくても優勝になるはずだと主張していく」と対決姿勢を明確にした。(大阪日刊スポーツ・なにわWEB)

中日、白井文吾オーナー(76=中日新聞社会長);「ストは極めて重大な事態だ。選手会は交渉してくれと言っているのだから、応じるべき。ケンカをすれば双方に犠牲が多過ぎる。8日のオーナー会議で、合併は直ちに承認はしないということだ。今後ずっと否認するわけではないが」。西川球団社長と会談、スト回避を最優先課題として、今後の対応などを確認しあった。(大阪日刊スポーツ・なにわWEB)

井端は前日の桃井発言に「巨人が何を言おうが結果を出せばいい。優勝という文字にこだわっているわけじゃない。ストで無効と判断されれば仕方ないけど、10ゲーム差以上をつけていればファンもどこが強いか分かってくれる。本当に良い野球ができているから」(トーチュウ)

中日監督落合博満語る:「134試合で終わるのか、最後までやるのか・・・。優勝がなくなっちゃったとしても、選手と球団がよくよく考えてそれでいいというなら仕方がない。ここまで戦ってきたことがゼロになるわけではないんだから」「オレたちがとやかくいえる問題じゃない。一番の被害者は選手と野球ファン。選手たちも考えた上でのこと。ストをやめろとはいえないよ」(トーチュウ)

part 06/3/owners meeting

09/08オーナー会議

09/08 wed、プロ野球オーナー会議が開かれ、大阪近鉄とオリックスの合併が正式に決定・承認された。またもう1つの争点であった「もう1組の合併」については、堤から対象球団が千葉ロッテと福岡ダイエーであった事が明らかにされたものの、自主再建・球団単独保有に固執するダイエー本社の拒否で「何の進展もなかった」と、計画が頓挫した事が報告された。2005年シーズンは11球団(セ・6チーム、パ・5チーム)で開催されることが確認された。 またた、セパ交流試合や加盟権料引き下げの問題などについては今後検討課題として話し合いが持たれることになった。選手会は8日の会議内容を受けて、ストライキの実行を示唆した。(Wikipedia)

井端:「もっと早い時期に話し合いの場があれば。ストライキをやる事も含めて、選手会幹部でいくつか想定していたので、今後詰める事になる」。

▼世の中には、それ以上に大切なことがある。

このころ落合博満は選手会長・井端弘和を呼び、「選手会として徹底的に戦って来い。優勝や日本シリーズがなくなってもかまわない。世の中には、それ以上に大切なことがある」と激励したという。ソースは10/02 朝日新聞スポーツ面、西村欣也の署名コラム。および、それを引用した10/29日の天声人語。アツいぜ博満。

落合博満:「合併するのは分かった。それでいい。選手会はストをやるだろう。それもいい。ただ、その先どうなるのかを知りたい。どういうシーズンになるのか。ドラフトだってある。悠長なことを言ってられるのか?」

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中日、白井文吾オーナー(76=中日新聞社会長)の発言
7日:(オリックス、近鉄の合併に関して)「明日(8日)は承認しないだろうな。(今後ずっと)否認するわけではないが」。西川球団社長と会談、スト回避を最優先課題として、今後の対応などを確認しあった。
8日:「着地点はだいたい予想した通り。スト回避のため、合併の承認先送りを冒頭主張した。だが、2リーグ維持や加盟料見直しなど選手会側も納得できる線に近付いたので、先送り不要と判断した」

東京高裁は選手会の、合併差し止め仮処分申請の即時抗告を棄却する決定を下した。 しかし同時に、「日本プロ野球選手会には団体交渉権がある」「団交で誠実交渉義務を尽くさねば不当労働行為にもなる」「日本プロ野球組織の対応は誠意を欠いており、今後は誠実な交渉を求める」とも指摘した。

part 06/4/labor-management negotiations:1

労使交渉:1

09/10 読売新聞・社説
超高額所得者たちの労働組合
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 プロ野球の「労使交渉」が大詰めを迎えている。あすからストに突入するのか、それとも回避されるのか。
8日の協議・交渉委員会では、ストの行方は見えずじまいだった。きょう改めて話し合われる。(中略)

 労組とはいっても、一般の労組とはだいぶ違う。まず”組合員”の収入が格段に高い。選手会の調査では、今季、選手の平均年俸は3804万円だ。推定5億円を最高に1億円以上の選手は74人いる。(中略)

 選手会は数年前から、性格を変え始めた、といわれる。 売名目的など安易な気持ちで参入をもくろむ企業には注意が必要だ。 過去には、七三年に東映を買収した日拓ホームが、わずか一シーズンで球団を放り出すという悲劇も起きた。球団は、マネーゲームのおもちゃではない 九四年の大リーグストでは、ビリオネア(億万長者=選手)が、ミリオネア(百万長者=オーナー)相手に強行したストと、多くのファンにあきれられた。日本でも、ストが迷走すれば、ファンの心は離れていくだろう。そうならないよう願う気持ちは、選手会も経営側も同じはずだ。

9月9日-10日、オーナー会議の結果を受け、NPB ・球団側と選手会との労使交渉(団体交渉)が大阪市内にて行われ、 以下の暫定合意点が発表された。
1:近鉄・オリックス両球団の合併の1年間の凍結については交流試合など2005年シーズンの日程のシミュレーションを立てた上で改めて検討する。
2:NPBは加盟料(新規参入60億円、譲渡の場合は30億円)を撤廃し、保証金制度を設置する。 3:ファンの心配を払拭するため、2005年度についてはセ:6(以上)、パ:5(以上)のチーム数を確約する。
4:ドラフト制度改革などの専門委員会を設置する。
5:これらの回答期限を9月17日17時とし、それによって合意がなされた場合には9月18日以降のストライキを中止する。

少なくとも来期の2リーグ制が確約され、加盟料の撤廃も受け入れられた。さらに1について古田は「合併凍結の可能性が見えてきた」と発言、この見方を大きな根拠として、 11-12日のストライキはひとまず回避された。

part 06/5/Sudden Rise of "Rakuten"

楽天電撃参入

楽天(本社・東京)がプロ野球に新規参入を表明。今週中にも日本プロ野球組織(NPB=日本野球機構)に加盟申請する。社会人野球チームを持つシダックスの志太勤会長も14日に収録したテレビ番組で前向きな姿勢を明らかにしている。楽天とライブドアとはチームの運営方針や取得が想定される選手らが重なるため、加盟申請後もさまざまなつばぜり合いが予想される。(asahi.com)

ライブドアの参入はじつは選手会の画策だ、という見方が週刊誌を中心にあった(オリックス宮内オーナーが「ライブドアからの買収提案は、日本プロ野球選手会の顧問弁護士から出てきた話」と語った)けど、楽天の唐突な参入についてもいろいろウラの事情が噂になった。真相はわからない。楽天の三木谷浩史社長(39)は、ホリエモンと好対照をなすコンサバ・リッチな折り目正しいストロングスタイルで、瞬く間に日本の有名人になった。

part 06/6/labor-management negotiations:2

労使交渉:2、決裂

09/16-17、労使交渉が東京で行われた。この1週間の小出しのやり取りの繰り返しで、選手会も「合併はもう、しょうがない」という感じ。なんとなく徐々にそういう雰囲気になった。17 日付のトーチュウでは古田が事実上合併を前提に「新規参入」を求める感じの記事。落合博満も「だって合意して調印して承認されちゃったもんは止めようがないじゃん」と発言。焦点は、合併によってひとつ減るぶん、ひとつ増やそう、ライブドアも楽天も名乗りを挙げてくれている、シダックスも可能性がある、いいじゃないか、というところに移っている。

選手会:「新規参入を来年から認めよ」
経営側:「審査には時間がかかる。新規参入は2006年以降の話」

結局このまま平行線で、18、19 日のストライキ実施が決定。読売新聞社説などの特殊な例外を除くと、世論は圧倒的に選手会側を支持。っぽい雰囲気。しかし、「来年からの新規参入で来年も6―6、それ結構じゃないか」という意見は、じつは経営サイドにも多かったらしい。09/19付トーチュウによると、来年からの新規参入容認について

積極賛成派:ダイエー/中日/阪神/ヤクルト/横浜/広島
消極反対派:巨人
強硬反対派:オリックス/西武

ということみたい。根来泰周コミッショナーは選手会によるスト決行の結論を受けて辞意を表明。古田「戦う選手会長」敦也39歳に対する野球ファンの支持はまさに圧倒的で、甲子園でもナゴヤドームでも東京ドームでも、古田が登場すると万雷のOvation。

part 06/7/09/18 sat.

ストライキ (土曜日)

09/18 読売新聞・社説
プロ野球 ファン裏切る“億万長者”のスト
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 「本日の試合は中止となりました」。各地の球場には、今日一斉に、こんな看板が掲げられているだろう。
 プロ野球の選手会は「スト決行」を決めた。プロ野球史上、初めての事態だ。試合を楽しみにしているファンへの裏切り行為である。
 1週間前、双方が歩み寄りを見せ、ストの延期を決めたばかりだ。その後の話し合いは何だったのか。
 選手会は、最後まで近鉄の存続にこだわった。だが、これはそもそも球団の経営事項に関することである。実現が難しいとみると、今度は新規球団の来季からの参入に固執した。
 経営側も、そこまでは譲れなかった。新規参入には、きちんとした審査が必要だからだ。
 中立的立場にいたコミッショナーが、最終局面で出した調停案も、結果的に選手会に踏みにじられた。コミッショナーは「ストに入れば球団がさらに疲弊し、解散、倒産に至ることもあり得る」と警告していた。
 今後、ストの違法性が議論されることになるだろう。試合の中止で経営側は相当の損失を被る。経営側も、当然賠償請求を検討している。
 入場料収入や放映権料など、球団側の被る損失は数十億円という試算もある。球場周辺の交通機関や店舗、旅行会社の売り上げなどにも影響するはずだ。
(中略)
 野球界が今後、「労使対決」のイメージに染まってしまうことを恐れる。選手会が、ストの「引き際」を心得ていると信じたい。
 ずるずる続けば1994年の米大リーグの二の舞だ。高額年俸の抑制制度導入を図る経営側に選手会が反発し、ストは232日に及んだ。多くのファンが離れ、翌年、リストラや年俸カットが選手たちを待ち受けていた。
 ファンの期待を思えば、正常なペナントレースに戻す努力を選手会、経営側双方までぎりぎりまで続けるべきだろう。スト中止もまた英断である。

part 06/8/09/19 sun.

ストライキ (日曜日)

09/19 読売新聞・社説
プロ野球スト「何が選手たちの真の望みなのか」
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 不毛なストに突入した。(中略)「来季から(球団を)増やす」「最大限努力する」。この文言を選手会は合意文書に入れたがった。 経営側は、これでは来季に十二球団の態勢で臨むことが前提となってしまい、「新規参入球団の公正な審査にタガをはめてしまう」と、受け入れなかった。 この点を「かたくなだ」として、ストの責任を経営側に転嫁する声がある。そうだろうか。新規参入を目指す球団の「審査」は、慎重の上にも慎重を期す必要がある。経営側がこだわるのは、過去にいくつもの失敗例を知っているからだ。

 一九五四年、奇数球団を嫌ったパ・リーグは、財界に働きかけて、強引に「高橋ユニオンズ」を参入させ、八球団にした。手続きは三か月で完了させた。しかし、経営難から同年暮れ、別会社の支援を受けるようになり、三年後には大映に吸収合併されてしまった。 その後も、一年で経営を放り出した日拓ホームの例や、太平洋クラブで四年、クラウンライターで二年と、目まぐるしくユニホームが変わったライオンズ(現西武)のケースなどがある。プロ野球界の一翼を担う責任感と自覚が経営者にあるのか、そのための経営基盤は盤石か、これらの点に、慎重な見極めが必要だ。コミッショナーが提案した「新規加入球団審査委員会」に、来季から、公平で透明な審査を託そう。経営側の考えは一致していた。

 選手会の希望で“密室”の中、続けられた交渉は、時間切れ寸前に一度合意に近づいた。新規参入について「最大限誠意をもって審査する」という妥協案だった。だが、「二〇〇五年」の挿入にこだわる選手会の弁護士と一握りの選手によって、議論は振り出しに戻った。「勝ったのは弁護士だけ。第三者を介在させたのは間違いだった」と、パの元球団代表が分析していた。

 選手一人一人に聞いてみたい。来季、絶対にパが六球団でないとダメなのか。それが実現しない限り、ストを続けるつもりなのか、と。

 交渉の後、横浜の三浦大輔選手が言っていた。「子供たちが将来、野球をやりたいと思うようにしていかないと」。同感だ。プロ選手が実現した夢を、野球少年たちにも追いかけてほしい。だからこそ、試合を拒む選手の背中など、子供たちに見せたくないのだ。

▼落合監督 古田を激励「6・6(球団数)を貫け」

09/21 tue、中日の落合博満監督(50)がヤクルト21回戦の試合前、労組・日本プロ野球選手会・古田敦也会長(39)から、先週末のストが優勝争いに水を差す格好になってしまったことを謝罪されると、グラウンドで約10分間の会談。内容については明かさなかったが、ストに理解を示した上で「選手会の言い分の方が筋が通ってる。とことん戦えばいい」と後押しした。
来季からの新規参入に難色を示す機構側を批判した指揮官は「落としどころは来年から6と6の12球団しかない。経営者が折れるしかないと思う」「05年の新規参入に賛成だけど、06年からなら反対。手を挙げている企業があるんだから来年から6-6でやるべき。新球団に選手が必要なら2、3人協力したっていい」「再試合とか、順位をどうするかとかを(機構側は)話し合っているみたいだけど、そんなヒマがあるなら、なぜ新規参入の検討をしない」。ストのためシーズンが無効となる可能性があることには「シーズン(優勝)が決まらないのであれば、その瞬間からオレは選手を試合に出さない。今までの試合が練習試合となったら、ファンも見に来ないだろ」「シーズンがなくなれば、清原の2000本も工藤の200勝もなくなるんだぜ」と語った。(スポニチアネックスとSANSPO.COMとnikkansports.comより)

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▼こっちとしてはいくらでも協力するよ。

(選手会は、新規参入によるセ6、パ6の存続を主張)
俺:「セ6、パ5ではうまくいかないということは小学生でも分かること。もしそうやっていったらプロ野球は衰退する。今回の件に関しては選手会の方が筋は通っている」
(新規参入が必要ということか)
俺:「来年から入れないといけない。経営者サイドは来年のセ6以上、パ5以上と言っているけど、2006年については何も言っていないわけだから。それに、来年新規参入をした方がチームをつくるのに時間はかからないんだ。(合併で)選手も余ってくるし、選手を集めやすい状況にあるんだから。もし、来年から1つ増やすというのであれば、こっちとしてはいくらでも協力するよ。(拡張ドラフトなどで)2、3人持っていかれてもいい」
(ストによって優勝が無効になる場合も考えられるが)
俺:「そうなったらなったで仕方ない。ただ、決まったその瞬間に、試合には選手を出さないよ。公式戦じゃないのなら、練習試合みたいなもんということでしょ。そんなものを誰が見に来るの。もしそうなれば(今季達成された)清原の2000本安打、工藤の200勝も消えるんだよ」
(代替試合は?)
「再試合をやるのであれば、ストをやった意味がなくなるんじゃないか。18、19日に球場に来れなかった人の感情はどうなるんだ。鉄道会社がストをしても、別の日に代わりの電車を走らせることはないでしょ。消化試合を誰が見に来るの」(大阪日刊スポーツなにわWEB・落合監督語録)

拡張(エクスパンション)・ドラフトとは:
球団拡張の際、新球団が既存球団から選手を随時指名していく方式。大リーグでは1960、61、68、76、92、97年と6度行われた。ダイヤモンドバックス、デビルレイズの2球団が新規参入した97年11月には35人ずつ計70人が指名されている。その際、既存28球団はプロテクト選手各15人を指定、1、2巡目終了時にさらに3人ずつを保護。また、FA資格を有する選手、移籍できない契約を結んでいる選手、18歳以下で契約した4年未満の選手、19歳以上で契約した3年未満の選手は自動的にプロテクトされる方式がとられた。

▼楽天vsライブドア、仙台競合へ
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09/22、楽天・三木谷が2東京・港区の楽天本社で記者会見。当初希望していた神戸、大阪を断念し、宮城・仙台市をフランチャイズとして来季参入を目指す方針を明らかにした。すでにライブドア(堀江貴文社長=31)も仙台をフランチャイズとする加盟申請を行っている。このニュースを読み上げるアナウンサーも基本的に困惑の顔。楽天は、24日に日本プロ野球組織(NPB)に対し加盟申請を行う。(ウェブ報知)

ネット商店街最大手の楽天(東京)が県営宮城球場を本拠地に日本プロ野球組織(NPB)に加盟申請する方針を表明した22日夕、球団の受け入れ窓口となる県庁内部に、驚きと戸惑いが広がった。ご当地球団誕生の可能性は一段と高まったが、ライブドア(東京)への全面支援を表明していただけに、素直には喜びにくいムード。楽天を意識し、県がライブドア一辺倒からどう軌道修正を図るかが当面の焦点だ。(河北新報)

ライブドアは海外出張中の堀江社長に代わり熊谷史人副社長(26)が都内で会見、「楽天側は神戸、大阪、長野と本拠地候補が出たのに、仙台とはどういう気持ちなのか。若干の不信感を覚えます」とコメントした。

part 06/9/labor-management negotiations:3

労使交渉3・妥結

09/22-23日、労使交渉が名古屋市内のホテルで行われ、来季の新規球団参入に向け、NPBが加盟申請の審査を速やかに進めることなど7項目で合意書を交わし、妥結した。今週末のストライキは回避された。

新球団参入により来季、セ・リーグ6、パ・リーグ6球団で運営されることが確実になった。NPB側は週明けにも「審査小委員会」を立ち上げ、ライブドア、楽天の2社について審査に入る。合意書にはこのほか、「審査過程を可能な限り開示する」方針や、新規球団と既存球団の「戦力均衡を図るための協力」など、参入受け入れに積極的な文言が盛り込まれた。また、合併する近鉄、オリックス球団の選手について、合併後の球団に移る希望があるかどうかなど、本人の意思を確認した上で、来季の所属球団を決めることも、NPB側が了承した。

すでに方針が固まっていた新規参入企業に課される加盟料60億円の廃止、それに伴う「預かり保証金制度」の導入、球界全体の課題を労使で話し合う「プロ野球構造改革協議会」(仮称)、2006年以降に向けた加盟申請を想定した第三者機関「新規加入球団審査委員会」(仮称)の設置も、正式に合意した。(asahi.com)

交渉後、選手会は18、19日のストで中止になった12試合の代替開催について「考えていない」との意思を改めて明らかにした。これについては「やっぱりやりたい」という経営側の未練が強く(特にナゴドでの土日の巨人戦を失った中日に強かった。2試合分の中日の損失は5億円を超えるそうだ)、正式に代替試合ナシが決定したのは09/27のプロ野球実行委員会であった。

09/24 読売新聞・社説
スト問題収拾「プロ野球再生に前向きの論議を」
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 プロ野球の週末スト問題が収拾されることになった。労組・日本プロ野球選手会と経営側に当たる日本プロフェッショナル野球組織(NPB)の労使交渉が、ようやく妥結した。今度の土曜、日曜は、球場に球音とファンの大歓声が戻ってくる。喜ばしいことだ。

 交渉は2週間にわたって断続的に行われてきた。当初は近鉄とオリックスの統合の是非が争点だったが、途中から新規球団参入問題に議論の中心は移った。

 溝は埋まらなかった。参入時期をめぐって、「来季」の確約を望む選手会と、「来季以降」としたい経営側が、譲らなかったためだ。先週の土、日曜にはプロ野球史上初のストが決行され、計12試合が中止になった。

 残念なのは、選手会も経営側も、それぞれプロ野球の将来を真剣に考えているのに、理解し合えなかったことだ。

 選手たちは、球団数が減ることで球界が衰退し、雇用にも影響が出るのではないか、と懸念した。パ・リーグ6球団を維持するため、参入申請したIT関連企業などが来季から加われるよう、経営側に求めた。かなりのファンが、こうした考えを支持したことは確かだ。

 一方の経営側は、この問題に、より慎重に対処する必要があると主張した。新たに球団経営に乗り出した企業が、わずか1年、あるいは3、4年でチームを放り出してしまった例が、過去いくつもあったからだ。

 まじめに球団経営と取り組む覚悟はあるのか、財政基盤や準備状況は万全か、などをきちんと審査する制度作りが先決だ、と考えたわけだ。

 ただ、NPBに、自分たちの主張を正しく選手たちに理解してもらい、ファンにもアピールする努力が不足していた感は否めない。それが「かたくなだ」といった批判を浴びる結果となり、最後は譲歩する形で妥結に至った。

 今後、新規参入については、選手やファンを納得させられる、公正で透明な審査を、心がけてもらいたい。

 今回の労使交渉は、球界関係者やファンだけでなく、ふだん野球にあまり関心を示さない人たちの注目も集めた。

 赤字経営や観客数の伸び悩みに苦しむ球団が多いこと、テレビ視聴率も頭打ち状態にあることなど、球界の危機的状況も広く知られる結果となった。

 プロ野球「再生」のためには、選手と経営側の“対決”ムードを払拭し、前向きな議論に転換する必要がある。

 一方で、この間のもやもやを吹き飛ばすような面白い試合、はつらつとした選手のプレーを見せてほしい。

part 06/10/Sudden Rise of "Rakuten"

楽天vsライブドア、対決篇

ライブドアがNPBに提出した参加申請書は、▼選手の成績をコンピューターで一元管理し、「透明な査定制度」を確立する。▲年俸の一部を同社の自社株購入権で支給、株価の変動で受取額が変わる仕組みにする。金融の専門家が資産運用について選手に助言する。▲インターネットで試合を中継する。運営はライブドアが手がけ、広告収入の8割を球団に支払う形にする。ネット配信による収入は参入5年目で約5億円を見込み、この時点でテレビの放映権収入(約3億3000万円)を上回ると予想。・・・と、いう、まあじつにホリエモンらしい内容であった(朝日新聞による)。

09/24、楽天とライブドアの両社社長が相次いで宮城県・浅野史郎知事を訪問。ライブドア堀江社長は会談後の会見で「(楽天とライブドアの)申請書の内容は似たようなもの」、楽天が仙台を本拠地に加盟申請したことについて、「意外な選択だと思った。12球団が維持される方向で妥結し、一段落と思ったら楽天も仙台という話になって、あらら、という感じ」「真意は三木谷社長に聞いてみないとわからない。ひとことくらい言ってくれればいいのに。本社は同じビルなんだし」などと語った。(朝日本紙など)

堀江社長は、この日英国出張から戻った直後の成田(つまり宮城行き前)では「楽天は3年連続500億円の赤字を出してるんですよ、みなさん知ってました?」と語った。(スポニチ本紙)

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楽天三木谷社長のここ数日の主な発言は、「本拠地は、40キロ圏内に人口100万人ないと難しい。仙台は東北の中心だが球団がないエアポケットで、マーケットとして魅力があった」「(ライブドアに6日遅れての申請だが)期限を守ってないわけでもない。早い者勝ちではない。勝算がなかったらそんなことはしない」みたいな感じ。

09/24、楽天も仙台市を本拠地として正式に日本プロ野球組織への加盟申請を終えた。2社に対する審査は27日のプロ野球実行委員会で新設が承認される実行委の下部組織「審査小委員会」が担当する。
審査小委員会は実行委メンバーのうちセ、パ各2、3人ずつの構成となる見込み。合意書では審査開始後1カ月をめどに実行委、およびオーナー会議に答申することになっている。 審査基準は27日の実行委で議論されるが、巨人の清武英利球団代表は23日の協議・交渉委員会で選手会側に(1)参加申請書の妥当性(2)専用球場施設能力(3)野球協約との整合性(4)地元の観客事情(5)選手、コーチ陣らの確保(6)親会社と球団の経営状況―などと説明している。
野球協約では新規参入の最終承認は11月30日と明記されている。しかし、新規参入球団の選手確保問題や、審査が通らず来季セ6、パ5球団となった場合のオリックス、近鉄合併球団の選手救済手続きなどを考慮すると審査結果はオーナー会議が行われる11月2日が事実上の最終期限となる。(神戸新聞)

09/25、ライブドアの堀江社長は、楽天の三木谷社長に会談を申し入れたが、拒否されたと明らかにした。番組出演のため訪れた仙台市内のテレビ局前で記者団に対し、「なぜ楽天も仙台なのか、三木谷社長に会って話をしたいと楽天側に申し入れたが、『会いたくない』とのメールがつい先ほど届いた。なぜ会ってくれないのか」と話した。楽天グループ広報部は「事実関係を確認したい」としている。(09/25 12:29 asahi.com)

09/27、プロ野球実行委員会が東京ドームホテルで開かれた。▲ストの代替試合なしが決定。▲合併による選手配分について。オリックス近鉄合わせて現状133選手から、まず合併球団が25人をプロテクト。その後新規参入球団が20人(10人ずつ2度)を指名→合併球団が20人(10人ずつ2度)を指名→新規参入球団が再び20人(10人ずつ2度)を指名する。余った選手は合併球団がすべて引き受ける。これにより、オリックス、近鉄の選手は合併球団か新規参入球団のどちらかに必ず所属することになった。支配下枠は合併球団は当面80人、それ以外は参入球団を含め70人という考えで一致した。▲新規参入の可否を審査する「審査小委員会」が正式に発足。メンバーは実行委の豊蔵議長(セ会長)が委員長、横浜・山中球団専務、巨人・清武、西武・星野、ロッテ・瀬戸山の各球団代表で構成される。「速やかな審査が必要なため、在京球団の皆さんにお願いした。週2度程度、小委員会を開催し、11月2日のオーナー会議で最終的な可否を決定する」と豊蔵議長は説明した。(スポーツ報知)

part 06/11/sexually explicit content

エロは有害か

10月6日と14日、ライブドアと楽天のヒアリング(聴聞会)が行われた。以下はスポニチの記事。

(10/14)ライブドアのヒアリングが始まり30分が経過したときだった。豊蔵委員長が「ライブドアには健全育成に妨げとなるコンテンツはありますか?」と質問。堀江社長は「われわれがサービスの場を提供することはあっても、製造、販売はありません」と冷静に答えたが、その直後、清武委員(巨人球団代表)がアダルトゲームソフトのパッケージを取り出すと、低い口調で堀江社長に質問した。

清武「ここに1つソフトがあるんですけど、製作・販売、ライブドアと表記されています。実際に製作などは行っていないんでしょうか?」
堀江「製作する会社は小さい会社で、資金力がない。われわれが窓口となっているだけです」
清武「基本的に販売しかしないんであれば、そう表記すべきでは?」
堀江「そういう形にしないと、流通に乗せられないですから…」

堀江社長の“苦しい弁明”を聞いた出席者たちの表情は曇り、会場は重苦しい沈黙に包まれた。

この日のヒアリングでは財務関連の質問に加え、両社の主要事業であるインターネット関連で、アダルトサイトなどについて時間が費やされた。審査基準の1つである「公共財としてふさわしい企業、球団か」は、審査小委員会が重点項目として位置づけていたものだ。野球協約の第3条にも「野球が社会の文化的公共財となるよう努める」と記されており、清武委員は「公共財としての役割があるので尋ねないわけにはいかなかった」と説明した。

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業務に関する係争中の案件の有無も問われた。楽天が「全く係争中のものはありません」と答えたのに対し、ライブドアは「民事、刑事ともにあります」と回答。金融機関との間で民事で係争中であるほか、同じ相手から名誉棄損訴訟も起こされていることを明らかにした。

ヒアリングはこの日でほぼ終了。審査小委員会は26日の実行委員会に審査結果を答申する。11月2日のオーナー会議で参入球団が正式に決まる見込み。(スポニチ)

エロの何が悪いんだ、と聞きたいが、「公共財としての役割があるので尋ねないわけにはいかなかった」というのなら、中日スポーツやスポーツ報知のエロ記事についてはどーゆー見解なのか明らかにすべきだろう。

アダルトソフトが問題なら報知の風俗面はどうなのか、と突っ込んだ記者がひとりもいないのは不思議だし、残念だ。ちなみにこの頃のスポーツ報知の風俗面から、目立つ見出しとその本文の一部を正確に引用しておく。10/18(月)付の14面。一面大見出しは「松坂沈めた 落合中日1勝」である。

【店長イチオシ マン点娘】ふやけちゃう おしゃぶり中毒
「ホテルの一室で2人きりになると恥じらう姿がかわいらしい。バスルームでは胸と股間を手で隠していたけど、ベッドでのプレーに突入すると淫らな女に大変身。チロチロと焦らしながらの全身リップの後は、唾液ジュルルのバキュームフェラ。タマタマから菊門まで、ふやけるほどしゃぶりつくされたら騎乗位素股。亀頭を包み込む柔らかな感触に、たまらずドピューンと大量発射!」
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【ふだん着フードル(五反田編)】桃色の美マン 締り最高
「チロチロと彼女の舌先が記者の全身をはい回る。そしてジュッポジュッポとフェラが始まった」「クリちゃんを舐めながら、指を入れると『アァ〜ン』と吐息をもらしながらも、ギューっと締めつけて来る感触がたまらない。フィニッシュは騎乗位素股で、美しく悶える彼女のお顔を楽しみながら、極上発射だ〜」「『スポーツ報知見た』で入会金、写真指名料無料」

【体験告白 スッピンの私】OL高木紗英さんの場合 妹のカレとエッチ
「私たち姉妹は子供の時から、よく似てるし美人だねと言われて育ちました」(中略)「大人というのは不思議ですね。アウンの呼吸で、どちらからともなく、寝てしまったんです。お酒の力もあったんでしょうけど、久しぶりに思いっきり抱かれて、私はセックスの悦びに溺れてしまいました。こんなにイイモノだったなんて!」

【風俗TODAY】変態M女を浣腸攻め
だれにも言えない秘密の性癖…共通の秘密を持った者同士の禁断の出合いは「虜(とりこ)」で。調教願望のある人妻や男をいたぶることに快感を見い出すOLなど、変態女性の宝庫だ。携帯電話からhttp://t-ko.net/?20. にアクセス。

【巨乳がいっぱい】AYAの口技よだれまみれ
「猥褻リップ3」=ドリームチケット(03-5366局9903)、発売中 = お椀型巨乳のAYAちゃんが、よだれをベチョベチョとたらしながら男の恥ずかしいところを舐めまくりッ! 大きな乳を振り乱しながらおいしそうにち○ぽを貪るさまがエロすぎる」

報知はよだれが好きなんだろうか。たまたまこの日だけ唾液ネタが重なったんだろうか。「ジュルジュル」偏重を除けば、トーチュウの風俗面もまあ似たような感じである。ホリエモンも清武英利に「スポーツ報知にも『唾液ジュルルのバキュームフェラ』とかふつうに載ってるじゃないですか、アレと同じですよ」と返して欲しかった。

part 06/12/Sendai Jenkins

仙台ジェンキンス、浦和レッズ、楽天

ライブドアはチーム名を公募だか人気投票だかで決めると発表したが、この方針は途中経過を見て一方的に破棄された。Googleで探したら、破棄直前の球団名人気投票ベスト100の記録を、とあるブログで見つけたので載せておく。100位ノミネートの「仙台どこでもドアーズ」ってのはなかなかいいと思うんだが。

1位 仙台ジェンキンス
2位 浦和レッズ
3位 楽天
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■さっきライブドア球団募集のページみたら・・・
October 01, 2004

1位 仙台ジェンキンス
2位 浦和レッズ
3位 楽天
4位 確かに女は金で買えるけどもう少し空気読め
5位 能登かわいいよ能登
6位 仙台VIPS
7位 マンコ
8位    _  ∩
9位  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
10位   ⊂彡
11位 カントリー娘。に堀江貴文(ライブドア)
12位 したらばメンテナンス
13位 水橋かおりんズ
14位 仙台(゜л゜)フンヌさん
15位    /  ●   ● | クマ──!!
16位 京ぽん
17位 ほっちゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!
18位 田代まさし
19位 【中3】これが1位になったら妹の縦スジうpします【仙台】
20位     ∩___∩
21位 仙台ホーリーエンジェルス
22位 仙台ギャラクシーエンジェルズ
23位 仙台TBC小田和正新番組「月曜組曲」 放送おながいします
24位    |    ( _●_)  ミ
25位 仙台・オブ・ジョイトイ
26位     | ノ      ヽ
27位 仙台ライブドアーズ
28位 佐藤琢磨
29位 山梨デンパーズ
30位 もし1位の球団名採用しなければ会社倒産するよ
31位 阪神タイガース
32位 ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
33位 球界に参入したら負けかなと思ってる  ニート(24・男性)
34位 メイドさんしぃしーズ
35位   彡、   |∪|  、`\
36位 ライブドアが負けそうになったら堀江が出て行って楽天をやつける
37位 ライブドア(゜∀゜)ラヴィ!
38位 平壌金正日ニダーズ
39位 ジョルジュ長岡
40位   | /    )  )
41位 カントリー娘。に堀江貴文(ライブドア)
42位 仙台イレグイズ
43位 仙台ヌルポース
44位 能登ライブドアだよ能登
45位  ⊂彡
46位  (___)   / (_/
47位 ひろゆき2ちゃんねらーず
48位  / __  ヽノ /´>  )
49位 埠貞治eノシ〜天生扉
50位 抜天
51位 東北メガネッシュ
52位   |       /
53位   |  /\ \
54位         \_)
55位   _  ∩
56位 ID:LwQKdPKt
57位 仙台超気持ちイイーズ
58位         __o______
59位 仙台包茎BOYS
60位 曾我サターン
61位   ∪    (  \
62位 ↑不当な行為による順位 ↓ワロタ、もうやめとけ
63位 【ν速】1位になったらおっぱいうpします【ν即】
64位 ベガルタ仙台
65位 巫女みこナース
66位 仙台マーシーズ
67位 (・∀・)コリ(・∀・)コリ(・∀・)コリ
68位 ライブドア仙台
69位 やあ(´・ω・`)  ようこそ、バーボンハウスへ
70位 仙台義春ロリコンズ
71位 ジェンキン寿司
72位 |゚w゚|<どうした、球団名が決まらないのか?
73位 仙台ライブドアフォレスターズ
74位 仙台楽天市場
75位 水曜どうでしょう
76位 金曜ロードショー「コマンドー」
77位 首ё雑談本社
78位 バカ!バカ!まんこ!!
79位 仙台ダディクール
80位 あ、ぽこたんインしたお!
81位 仙台ドアーズ
82位 あ!ライブたんドアしたお!
83位 仙台ウド
84位 σ゚o゚)ぼにょ!
85位 ライブドアもこうなることわかってやってるんだよね
86位 仙台ホリエモンズ
87位 仙台イーグルス
88位 仙台ティターンズ
89位 副社長が不細工な件についてin仙台
90位 カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)
91位 仙台tanasinn|∵∴(・)∴∴.(・)∴|
92位 仙台ライブドアスターズ
93位 東北ライブドアーズ
94位 ν速からきますた
95位 仙台フェニックス
96位 ナベツネのバター犬ズ
97位 仙台ブレーブス
98位 ⊂彡
99位 仙台ライブドアーズ
100位 仙台どこでもドアーズ

結局チーム名「仙台ライブドアフェニックス」、監督は元阪神/元ヤクルトのトム・オマリー、と発表。一方楽天はチーム名「東北楽天ゴールデンイーグルス(通称楽天イーグルス)」、GMにマーティ・キーナート、監督には田尾安志、と発表。トウホクラクテンゴールデンイーグルス、って長過ぎると思うが、仕方ないのか。

part 06/12/settlement

楽天に決定

11月2日、プロ野球のオーナー会議が都内のホテルで開かれ、来季からのパ・リーグ新球団として楽天を全会一致で正式承認した。 ▼more...

1954年にパ・リーグへ加盟した高橋ユニオンズ以来、半世紀ぶりの新規参入球団が誕生した。三十九歳で十二球団最年少のオーナーとなる三木谷社長は「東北の方々に喜んでもらえるチームをつくり、プロ野球全体を変えることがわれわれのミッション。最低四年で黒字にする」と抱負を述べた。

両社の加盟申請に対して、日本プロ野球組織(NPB)は審査小委員会を設置し、二度の公開ヒアリングなどで両社を比較する報告書をまとめた。この日の十二球団代表者による実行委員会で楽天に内定し、オーナー会議で正式承認した。楽天を選んだ理由について、滝鼻卓雄オーナー会議議長(巨人オーナー)は「財務状況で勝っており、より赤字に耐え得る企業体力を持っている。収益構造もネット通販と金融事業の二本柱で安定的と判断した」と語った。仙台市で会見したライブドアの堀江社長は「われわれにも十分、体力はある。オーナーには認めてもらえなかった」と話した。楽天の監督には中日などで活躍した田尾安志氏が就任し、選手はオリックス、近鉄の合併球団「オリックス・バファローズ」に移らない選手らが中心となる。(神戸新聞)

審査なんて出来レース、100%楽天で決まっている、という憶測が世間には多くあり、いやオレのは憶測じゃなくて確かなネタだ、詳しくは言えないが、とか発言する者もけっこう多く、そして審査の結果は実際に楽天に決まった。真相はわからない。鉄道やってます、とかヤクルト売ってます、とかいうのに比べ、ライブドアは知名度が上がった割に何をしている会社なのかほとんどの人はいまだに全然知らないという不思議な存在で、私のアタマではなんだかわからない。(※てなことを書いてるうちに、2006年1月、ホリエモンは逮捕されてしまった。)

part 06/14/kokudo

堤義明、帝国の崩壊

10/13、堤義明コクド会長が有価証券報告書の虚偽報告の責任を取り、グループ企業の役職を辞任しただけでなく、日本シリーズ終了後にプロ野球西武のオーナーからも退く意向を明らかにした。
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日本オリンピック委員会の名誉会長や全日本スキー連盟会長などの役職についても辞意を表明した。 堤氏は同日付でコクド及びグループ各社のすべての役職を辞任したが、オーナー職については「日本シリーズ直前で選手に動揺を与える」と辞任時期を日本シリーズ終了後にした。球団の今後については「西武鉄道経営陣の判断になる。社長はドライで、どう判断するかわからないが、私自身は持ってもらいたいと思う」とした。 続いて会見した西武鉄道の小柳皓正社長は「(球団を)どうするかは何も考えたことがない。宣伝効果は非常に大きい。グループ内でどういう位置づけにするか考えたい」と話したが、「球団はコクドの子会社。まず、コクドでどうするのかというのがあると思う」として明言を避けた。(asahi.com)

2005年10月に判決が出て、懲役2年6ヶ月、執行猶予4年、罰金500万円、西武鉄道とコクドは求刑通りそれぞれ罰金2億円と1億5000万円、だそうだ。

▼ソフトバンク、ダイエー球団買収に名乗り
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10/18、ソフトバンクの孫正義社長は福岡市と東京都内で記者会見し、プロ野球球団の福岡ダイエーホークスの買収に名乗りを上げ、来シーズンからプロ野球参入を目指す考えを正式表明した。孫社長は、球団買収の目的に関連し「ブランドイメージや名前の認知度を高めることができれば、大きなプラス」と説明。「手持ちの現預金は数千億円、保有株式の含み益は約2兆円ある」として、十分な買収資金を保有しており球団は長期保有する考えを強調した。
ただ親会社のダイエーは、産業再生機構に経営支援を要請。球団の佐々木博茂会長はダイエーが継続保有するとの方針を示すが今後、球団保有は、ダイエーの支援企業の判断が強く反映される。参入にはオーナー会議の承認が必要でソフトバンクの球団買収が早期に実現するかは不透明だ。

孫社長は会見に先立ち同日、福岡県の麻生渡知事と会談し球団買収への協力を要請。麻生知事に「福岡で球団運営をする強い気持ちを持っていることを知ってほしい」と述べ、買収が可能になった後も本拠地は福岡のままとする考えを示した。会見で孫社長は王貞治監督の続投を求める方針を強調。02年からホークス経営に意欲を持ち、関係者に打診していたことも明らかにした。孫社長は佐賀県出身で、福岡県の小中学校を卒業。「福岡はソフトバンク創業の地」(孫社長)で、地元とのつながりは深く、協力は得やすいとの判断がある。(nikkansports.com)

10/25、ドラゴンズとの激闘日本シリーズを制し、西武ライオンズが12年ぶりの日本一に輝いた。

▼再び球界激震、西武身売り200億円
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日本シリーズから二週間後、50年ぶりの新規参入球団を迎えて、わずか4日後。西武の親会社コクドがIT企業ライブドアに西武球団の売却を打診し、断られていたことが11/06、明らかになった。西武グループは鉄道株価の急落から財務状況が悪化。球団譲渡の方針を固め、都内に拠点を持つ外資系投資企業を介して10月下旬に打診したが、200億円とされる売却額や本拠地問題などで折り合わなかった。コクドは放送会社など複数企業に打診しているが交渉は難航している。球界新規参入には「落選」したが、今日7日、帰国するライブドア堀江貴文社長(32)の発言が注目される。 条件次第で球団売却の方針を西武が固めた。コクドがライブドアに売却を申し入れたのは10月下旬とみられる。まだ楽天とライブドアが新規参入を争っている真っ最中に、売却額200億円、本拠地・西武ドームの継続使用を条件に提示したとされる。しかしライブドアも新規参入に望みを残していた時期で、関係者によれば「あまりにも高額だった」と交渉を見送った。すでにソフトバンクが名乗りを上げているダイエーの売却額は100億円前後とされる。ダイエーは今季も307万人の観客動員を記録したのに対し、西武は165万人と動員力は明らかに劣るなど、球団の「資産価値」はダイエーが上回る。

しかし、インサイダー取引疑惑で株価が急落、財務体質が悪化したコクドとすれば、200億円の売却額と、運賃収入を確保できる西武鉄道沿線の球団維持ができなければ、球団を手放す意味がなくなる恐れがある。コクドは来年3月までに譲渡を完了したい意向だが、まとまらなければ来季も球団経営を継続する見込みだ。(nikkansports.com)

結局西武の売却話は流れ、一方ダイエーホークスはソフトバンクホークスとなった。堤義明は2005年3月3日、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載、インサイダー取引)容疑で逮捕された。「コクドは長年にわり、保有する西武鉄道株を元社員らの個人名義に偽装。西武鉄道はコクドの持ち株比率を実際より少なく記載した有価証券報告書を関東財務局に提出してきた」んだそうだ。「持ち株比率を実際より少なく擬装する」ことがどの程度悪いことなのかそうでもないのか、私にはまるでわからないが。その後10月、懲役2年6ヶ月、執行猶予4年、罰金500万円の判決を受けた。

西武とソフトバンクはそういうわけでオーナーが交代した。近鉄バファローズは消滅し、巨人、横浜、阪神はドラフトを巡る裏金問題でオーナー交代、と、2004年オフには大量6球団のオーナーが交代した。オリックス・ブルーウェーブはオリックス・バファローズと名を変えた。例えば中日ドラゴンズが「広島カープを吸収合併します。チーム名は中日カープとします」と発表したら、不買運動で中日新聞は潰れるんじゃなかろうか。見方によってはオリックス・ブルーウェーブも消滅したのである。(もちろん見方によっては「名門阪急ブレーブスの命脈は、オリックス・バファローズとして今も生きている」とも、言えるわけだが)

▼岩隈、入団拒否貫く オリックスも強硬崩さず
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オリックス入りを拒否し、楽天へのトレードを求める前近鉄の岩隈久志投手とオリックスの小泉隆司球団社長が17日、神戸市内で4度目の会談を行い、岩隈は最終結論としてトレードを要求したが小泉社長はこれを受け入れず、話し合いは平行線をたどった。会談後の記者会見で岩隈は「どうしてもオリックスでやる気持ちにはなれなかった。(近鉄、オリックスの)合併を引きずったまま野球はできない。新しい気持ちでやりたい」と話した。これに対し小泉社長は、「オリックスの姿勢は変わりない。(野球)協約にのっとって正論を吐いていく」と語り、トレードは認めない意向を示した。
また会見の中で岩隈が「小泉社長は今すぐ楽天には出せない。考えて年内には決めたい、と言っていた」と話したが、小泉社長は「(年内決着という話は)していない」と否定した。
小泉社長は「オリックス側としては考えを曲げることはない。何度でも会いたいし、引き続き説得したい。期限は設けない」と今後も岩隈と話し合いを続ける意向を示したが、岩隈は「自分の結論は出た」と語り、オリックス側との交渉を労働組合・日本プロ野球選手会に一任するという。(神戸新聞)

この問題は結局オリックスが折れ、岩隈は楽天へ金銭トレードとなった。こういう出方ができるのは2003年15勝、2004年15勝を挙げた実績があればこそで、自由契約スレスレの選手なら不可能なわけだが、そういうことも含めて、まあ良かったような気がする。