Hitoshi Watarida & Hiromitsu Ochiai in DRAGONS vs GIANTS at tokyo dome
9回、渡田 均球審の肩をもみながら笑顔で選手の交代を告げる落合監督
2005/07/30:9回、渡田球審の肩をもみながら笑顔で選手の交代を告げる落合監督



<中日10−7巨人>◇30日◇東京ドーム

5年ぶりの10連勝が決まった瞬間、中日落合監督は、思わず苦笑いしていた。最大7点差のリードが終わってみれば3点差…。9回には3点を奪われ、あわやの場面もあった。楽勝のはずだった試合で、最後は守護神・岩瀬投入を余儀なくされただけに「みんな、岩瀬にセーブをつけたいんじゃないのか。反省? 何を反省するっていうんだ。各自が自分の仕事をやってくれればいいだけ。それだけのこと」。試合後は、ぶっきらぼうに話した。

2回、腰痛からこの日復帰した井上が巨人先発野間口から2ランを放ってあっさり逆転。「使えない選手がベンチに入っていて、申し訳ないと思っていましたから」。ベテランの1発で流れを引き戻すと、4回には打者10人で5点を奪った。結局、先発野手全員安打で10点を奪い、力で巨人をねじ伏せた。

連勝中の11試合で118安打、70得点を奪っている。1試合平均10安打以上を放ち、6点以上を奪っている。4打点を挙げたアレックスは言う。「いい球を待って、バットを強く振っていったよ。最近、チームもいい感じになってきているね」。

貯金は今季最多の12まで増え、首位阪神とのゲーム差は4。負け数の差は3となった。「僕たちは追う立場。阪神が少しでもスキを見せれば、いきたいと思っています」と福留が話したように、逆転Vへ日に日にムードは高まっている。そんな中、落合監督はあくまでも冷静だ。「負けない自信? そんなものはない。負ける時もあるさ。全部勝てるわけがないんだから」。だが、今のチーム状態なら負ける気はしない。次の狙いは99年、開幕から突っ走って以来の11連勝だ。【伊藤馨一】

[2005/7/31/09:38 日刊スポーツ 紙面から]