病院に行く前にできる喘息の対処法

病院に行く前にできる喘息の対処法

喘息が出たときに、病院へ行くべきかどうか迷った時はありませんか?もちろん、立てなかったり話せなかったりしたらすぐ病院へ行くべきですが、「そこまでではないな」という時にいくつか自分でできる対処法があります。

 

1、まずは早めに処方薬(常用薬と頓服薬)で対処する。

 

結局薬か、と思われるかもしれませんが大切な事です。薬を我慢しても症状は激しくなるばかりで何もメリットはありません。まずは頓服として処方されている薬を服用して様子を見て、良くならなければ以下の事を試しましょう。(逆の手順でも可です)

 

2、飴をなめたり、水分を取ったりして喉を潤す(できればその後マスクをする)。

 

喉の刺激が元で喘息が出ている場合に有効です。喉が乾燥していると咳が出やすいので喉を潤すことによって刺激が減り、発作も落ち着くことがあります。

 

3、環境が原因だと思われる場合はそこから遠ざかったり、マスク等をして防ぐ。

 

文章にしてみると当たり前の事かもしれませんが、案外見落としている所かもしれません。例えば朝の冷たい空気は気管を刺激して喘息発作を起こしやすくさせます。また、季節が春になるにつれて埃や花粉も増えます。カビのアレルギーが原因の喘息がある方は、室内に観葉植物を置いていませんか?それが喘息悪化の原因になることがあります。発作が起きていない時に自身の生活環境を今一度見直してみましょう。

 

3、できれば会社や学校を休んで休養する

 

仕事や学校も大事ですが、自分の体が一番大事です。喘息は疲労やストレスによっても引き起こされます。体力の限界まで働き喘息で倒れて1週間休むより、1日だけたっぷり休んで喘息を良くしてから働いた方が長い目で見ると生産性が高いです。病院に行かなくても休養するだけで体力が回復し、喘息の発作が軽くなる場合があります。もちろん治らない場合は病院へ行きましょう。

 

季節の変わり目に喘息は悪化しがちです。普段から医師と「この症状にはこの薬を服用し、この行動をする」という「ボーダーライン」を決めておくと、いざ症状が出たときに早く対処できるので一度相談してみてはいかがでしょうか。

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